映画「スカイライン-奪還-」はフランク・グリロ主演、リアム・オドネル監督の2017年の映画です。
この映画「スカイライン-奪還-」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末、見どころを紹介します。
青白い光とともにエイリアンが侵略しに来た2010年映画「スカイライン-征服-」の続編、「スカイライン-奪還-」をご堪能ください。
「スカイライン-奪還-」あらすじ
停職中のロサンゼルス市警の刑事である主人公マーク(フランク・グリロ)は傷害事件を起こしで拘束されている息子トレント(ジョニー・ウェストン)を迎えに行きます。
電車で自宅へ戻るマークら。
その途中、何かにぶつかったように電車が急停止しました。
停電したようです。
運転手は無線で連絡しようと試みますが、なかなか繋がりません。
乗客もパニックを起こしていましたが、そこへ無線から連絡が来ます。
「絶対に光を見るな」
その意味に戸惑いながらも。
再び電車に強い衝撃がきたため、マークら乗客は電車から外へ出て地下鉄の線路内を歩きました。
外では不気味な音とともに青白い光が街へ落ちてきていました。
前回作「スカイライン-征服-」でも現れた青白い光がロサンゼルスに再び出現したのです。
大勢の人がその光を見てしまい、形相を変え、現れた宇宙船に吸い込まれていきます。
そして・・・
「スカイライン-奪還-」ネタバレ
マークら乗客は再び地下鉄内を歩き警察署へと向かいます。
その途中マークの同僚のガルシア(ジェイコブ・バルガス)と出会い、彼らはともに海兵隊の助けを乞うため、水辺の方へと向かいました。
夜通し歩いた彼らは休憩を取りますが、外を見るとそこでは米軍の戦闘機が宇宙船とエイリアンが争っていたのです。
無線で連絡を取った彼らは、「早く市街地から出ろ」と指示を受けました。
米軍によるミサイルの攻撃により、地下鉄内は崩れ落ちてしまいます。そこに1体のエイリアンがやってきました。
ガルシアがエイリアンによって吞み込まれてしまいますが、マークが銃で反撃したことにより彼は助かります。
しかし別の警官が襲われ、エイリアンは彼女の脳をもぎ取ったのです。
生き残ったのはマーク、トレント、ガルシアを含む5人。
しかし出血がひどいガルシアは、限界だと思い銃1本でエイリアンに立ち向かい時間稼ぎをしようとしますが、すぐに吞み込まれてしまいました。
4人が向かった先では、救助隊のヘリが向かっていました。
ヘリを見つけ一安心するマークら。
しかしその行く手に再び巨大なエイリアンが現れ、ヘリを破壊してしまいました。
さらにそこに宇宙船がやってきてしまい、マークら4人は宇宙船に吸い込まれていきます。
宇宙船の船内では、触手のようなロボットが人間の脳のみをもぎり取り、次々と襲っていました。
トレントが襲われそうになったのを見たマークは銃で触手を攻撃しますが、それに気づいたエイリアンは、マーク以外を別の場所へ吸い込みます。
他の吸い込まれた人間とはぐれた彼は、宇宙船を見てまわる途中、エイリアンに見つかってしまいました。
銃で反撃していましたが、その後1体のエイリアンがマークを助けたのです。
そのエイリアンを追いかけていたマークはある妊婦に出会いました。
彼女は出産予定日まで半年あるというのに生まれそうだと言うのです。
彼女はエレイン(「スカイライン-征服-」より)でした。
エイリアンは人間から奪った脳をロボットたちに移植しており、青白い光を妊婦が見てしまうと、赤ちゃんは急成長するようです。
ということはその助けてくれたのは、ジェロッドの意識を持っているエイリアンだったのです。
無事女の子を出産したエレインですが、亡くなってしまいます。
赤ちゃんを抱きかかえたマークはジェロッドと「息子を探してくれ。俺は命を懸けてこの子を宇宙船から出す」と取引をします。
マークはエイリアンの装備を身につけ武装し、息子のトレントのもとへと向かいました。
マークは、トレインと残りの2人と出会うことができましたが、トレントは犠牲となって死んでしまいます。
残されたマークと生き残りのうち1人のオードリー(ボヤナ・ノバコビッチ)は赤ちゃんを必死に守ります。
一方ジェロッドは、宇宙船を爆発、そして墜落させました。
墜落した場面に遭遇した女性、カンニャ(パメリン・チー)は宇宙船の中にあったエイリアンの卵を持って帰ります。
カンニャに遭遇したマークらは彼らと協力し過ごすこととし、宇宙船であったことを彼らに話しました。
「本物のエイリアンは1体だけで、残りは奴隷のようだったが、彼らの脳はまだ人間だ」
「まだ救う手はある」と言います。
赤ちゃんは生まれてから1日もたたないこの短期間で3歳くらいの子どもにまでに成長していました。
マークらはシヴァ神の寺院に到着します。
その地下壕では数十人が暮らしていました。
家のようです。
そこに住む科学者ハーパー(カラン・マルヴェイ)が赤ちゃんの身に何が起きているのかを探るため、検査を始めました。
DNAが変化していて、人間でない様子があるようです。
たゆまない成長によって身体全体の機能が消耗し、命が止まってしまうかもしれないと言います。
それを止めるためマークは輸血をしました。
ハーパーはカンニャが持って帰ってきた卵の血液を調査しある結果が得られました。
この血液は人間のDNAと共生でき、エイリアンが以前地球に来たどころか人間を地球に送ってきたというのです。
数千年ごとに人間をまるで作物のように、収穫に来ていると言います。
そしてあの子どもの血清はエイリアンへの洗脳を解くことができるようで、あの子どもだけがエイリアンから助かるための希望であるようです。
「スカイライン-奪還-」最後のラスト結末は?
宇宙船に居場所がばれてしまいマークは1人で子どもの血清をエイリアンに打ちに行こうとします。
宇宙船に侵入したマーク。
光に放つ直前でエイリアンに襲われます。
揉み合いの中、マークの持つ指輪をそのエイリアンは見つめました。
その指輪はマークの家族の思いでの品だったのです。
マークはそのエイリアンがトレントだと分かりました。
その後マークはエイリアンの卵に子どもの血清を注射し、光に投げ入れます。
その瞬間、赤い光を放ち、エイリアンたちの洗脳が解け始めました。
地下壕からでたオードリーと住民らは、エイリアンと争っていました。
しかし四方八方をエイリアンによって囲まれて絶体絶命となってしまいます。
そこに1体のエイリアンは子どもを狙ってきました。
しかし、エイリアンの身体でありつつも自我を取り戻したトレントが、その1体に反撃します。
トレントも住民も必死に反撃しますが、勝ち目がないように思われます。
するとあの子どもがあるエイリアンの武器に触れたのです。
するとその武器は赤く光りました。
それを取りあげたトレントは、もう1体エイリアンに放ち、倒すことに成功します。
マークらはエイリアンによる侵略から生き残っただけではなく、進化したのです。
そして、オードリーは子どもにマークの亡き妻の名である「ローズ」と名付けました。
10年後、
成長したローズ(リンゼイ・モーガン)は地球の救世主、そして宇宙船の艦長としてトレントらとともに軍備を備えていました。
地球を守るだけでなく、こちらからエイリアンの宇宙船に向けて攻撃を始めたのです。
To be continued ・・・
「スカイライン-奪還-」見どころ
ただひたすらエイリアンによって侵略された前回作「スカイライン-征服-」の続編。
前半の30分で前回作の復習のようなエイリアンによる侵略のシーン。
そしてそこから捕らえられた主人公らが逃げ出す、そして大事な家族を守るために立ち向かいます。
前回と主人公のキャラクターやキャストもガラッと変わりましたが、映画の中盤から「スカイライン-征服-」とのつながりが見られ、ワクワクしました!
またエイリアンは以前地球に来たどころか人間を地球に送ってきたという設定は新鮮で面白く、「数千年ごとに人間をまるで作物のように、収穫に来ている」という表現など、前回作よりも増して面白みがありました。
人間が意外にもエイリアンに対抗している、倒せているシーンが多くあるところが「スカイライン」シリーズの楽しめるポイントだと思います。
そして完結編となる「スカイライン-逆襲-」が2020年に公開されています。
今回の映画のラストには艦長として活躍するローズの姿が見られ、次回作で彼女の物語が続いていくでしょう。
まだご覧になってない方は、「スカイライン」シリーズの第1作目「スカイライン-征服-」、そして完結編「スカイライン-逆襲-」お見逃しなく!!
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