「ルイスと不思議の時計」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「ルイスと不思議の時計」ネタバレ あらすじ
SF/ファンタジー

映画「ルイスと不思議の時計」は、 オーウェン・ヴァカーロ主演、イーライ・ロス監督の2018年の映画です。

この映画「ルイスと不思議の時計」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころについて紹介します。

子供から大人まで楽しめるファンタジー作品「ルイスと不思議の時計」をお楽しみください。

 

「ルイスと不思議の時計」あらすじ

10歳の少年ルイス(オーウェン・バカーロ)。

ルイスは不慮の事故で両親を失い、ミシガン州ミューゼベディに住む母親の兄であるジョナサン(ジャック・ブラック)の家に引き取られることになります。

ジョナサンは少し変わった男で、住んでいる屋敷も古めかしく怪しい雰囲気でした。

ルイスは尻込みしながら屋敷に入ると、無数の時計が置かれた室内にまた驚くのです。

この屋敷から自分の冒険が始まるとも知らずに・・・

 

「ルイスと不思議の時計」ネタバレ

屋敷の中には何故だか隣人のフローレンス(ケイト・ブランシェット)が居て、ジョナサンと悪口の言い合いをしています。

ようやく部屋へ案内されたルイスでしたが、両親の形見である魔法の占いボールをジョナサンにけなされ涙をながしてしまうのです。

慌てたジョナサンは手品を使って涙をふくハンカチを次々と取り出すのでした。

 
食事の後、ポーカーをして遊ぶルイス、ジョナサン、フローレンス。

ルイスは、ジョナサンとフローレンスは恋人なのかと尋ねますが、フローレンスは「違うわ。友達よ。いつも憎まれ口ばかりだけど辛い時に何度も助けてもらったの。それで悟ったわ。人生を生きていくのに良い友達が一人いれば十分なんだって。」と答えるのです。

その夜、部屋で一人眠りについたルイスでしたが、変な物音で起きていしまいます。

廊下の様子を伺うとジョナサンが何かを調べる様にうろついているのを目撃してしまうのです。

 
翌日、転校先の学校へ登校するルイス。

しかし運動神経があまりないルイスは初っ端の体育でいい所を見せられず中々友達が出来ませんでした。

放課後、落ち込んでいたルイスは一人でボールを撃っているクラスメイトのタービー(サニー・スリッチ)に声を掛けられます。

ハイストリートの古い屋敷に住んでいるとルイスが話すとタービーに「あのおばけ屋敷?呪われた屋敷だって噂だけど幽霊をみたかい?」と言われ益々屋敷を不気味に感じてしまうのでした。

 
その夜、亡くなった母親の幻がルイスの前に現れます。

ルイスは母親の幻に「この家ちょっと怖いよ。叔父さんも何か隠している気がするんだ。」と訴えるのです。

母親の幻は「そうよ。叔父さんはあなたに隠しているの…。あなたに危険が迫っているわ。勇気をもって進むのよ。本と鍵を探して。」そう言って消えてしまいます。

目を覚ましたルイスは母親に言われた通り勇気をもって屋敷をうろつくジョナサンの後をつけてみることに。

ある部屋にたどり着いたルイスはジョナサンが斧で壁を壊している所を目撃しその部屋から逃げ出します。

荷物をまとめて屋敷から出ていこうとするルイスでしたが、ステンドグラスの絵が動き出したりオルガンが勝手に鳴ったりイスが動き出したりと奇妙な光景に思わず叫び声をあげてしまうのです。

 
その様子を見たジョナサンは自分が魔術師だと自分の正体をルイスに告げます。

良い魔術師か悪い魔術師か問われたジョナサンは「悪いの意味にもよるが、俺は凄腕の魔術師ではない。せいぜい手品師に毛が生えたくらいのレベル。だけどフローレンスは優秀な魔術師だよ。」と答えるのです。

ルイスは疑問に思って居たことをジョナサンに質問することに。

「なぜ夜中にうろついているの?壁から聞こえる音は何?」そう問いかけるルイスにジョナサンは「この屋敷は相棒だったアイザック(カイル・マクラクラン)とその妻セリーナ(レネイ・エリース・ゴールズベリイ)が住んでいた。アイザックが亡くなる前、壁の中に魔法の時計を隠したんだ。」と答えるのでした。

 
ルイスは自分の魔術師になりたいとジョナサンに訴えます。

子どもには無理だと反対されますが、どうにか頼み込んで魔術師の勉強を始めることに。

特訓を受けるにあたって、ジョナサンからルイスにひとつだけルールが与えられます。

それは魔除けの呪文がかけられた戸棚を決して開けてはいけないという事でした。

 
その夜、フローレンスは全てルイスに話すべきだとジョナサンにアドバイスします。

実は、アイザックは危険な魔術師だったのです。

しかし、隠された時計の在処も、その意味もしらないからあの子を守るために嘘をつくのだと言うジョナサン。

フローレンスはそんなジョナサンを呆れ顔で眺めるのでした。

 
学校では周りのクラスメイトがゴーグルをつけているルイスの姿を、ルイスに気付かれないようにからかっていました。

それを見たタービーはゴーグルを外した方が普通だとアドバイスします。

中々呪文を上手く操れないルイスでしたが、ジョナサンとフローレンスに自分らしく魔術を使いなさいと言われ、ジョナサンが披露した魔法に心をときめかせるのです。

すっかり仲良くなったルイスとジョナサン。

ジョナサンが父親から煙たがられていたことを知り、自分のことを黒鳥だと言うジョナサンに「叔父さん、僕もたぶん黒鳥だよ。」と声を掛けるルイス。

そして「僕たちは黒鳥コンビだね。」とジョナサンを励ますのでした。

 
それからルイスはジョナサンとフローレンスの指導の下、魔術の特訓を開始します。

特訓の成果は少しずつ現れ、学校でも水道の水を独り占めする生徒を懲らしめるため、呪文を呟き水を噴出させその生徒を撃退することに成功するのです。

学校では生徒会の選挙が行われ、見事タービーが当選します。

お祝いを言うルイスでしたが、何故だかタービーはルイスにそっけなく接するのです。

ルイスはタービーの気をひくため屋敷へ招待し魔術を披露することに。

 
その頃、ジョナサンは秘密の部屋の入り口を見つけ、アイザックが残したメモを見つけます。

タービーを招待したルイスは野球が上手くなる魔術所を探しますが、タービーの興味をひいたのは開けてはいけないと言われていた戸棚でした。

やめてと言うルイスの言葉を無視したタービーは棚の引き出しから鍵を見つけ勝手に戸棚を開けてしまいます。

戸棚の中にあったのは降霊術という本でした。

ジョナサンの足音を聞いたルイスは急いでその本を棚に戻しタービーを帰らせます。

ジョナサンはメモを調べることで頭がいっぱいなのか、ルイスの様子がおかしいことに気付かずフローレンスとメモについて話し合うことに。

 
その夜現れた母親の幻にタービーに嫌われたかもしれないと弱音を吐くルイス。

母親の幻は「大丈夫よ。ママが探せと言った本、あれがあれば仲直り出来るわ。見つけたでしょ?あの本を使って本物の魔術を見せたら友達に戻れるわ。」そうルイスに告げるのです。

学校で一人寂しくタービーを眺めるルイス。

そんなルイスにローズ(ヴァネッサ・アン・ウィリアムズ)という生徒が「タービーは嫌な奴なの。選挙で当選するまでは優しいけど当選した後は本当のタービーに戻るの。」と言われますが、ルイスは「僕の事は放っといて。」とその場から去ってしまいます。

 
ルイスはまたタービーと友達に戻る為、降霊術の呪文を使う決心をしました。

ある墓地で待ち合わせをしたルイスとタービー。

どの死者を蘇らせるか考えていたら、降霊術の本がある墓を指し示します。

その墓の前で、本に書かれている儀式を行うルイス。

何も起こらないため失敗したのだと思ったその時、墓から死者の手が伸びてきたのです。

驚いたルイスとタービーはその場から走り去ります。

 
どうにか屋敷に着いたルイスは本を元に戻しベッドへと潜り込むのです。

翌朝、部屋が散らかっていることを疑問に思いながら学校へと向かいます。

屋敷では「彼が帰って来る。」と家具や人形が騒ぎ始めていました。

ジョナサンは嫌な予感がしてアイザックの墓へ向かいますが、その墓は開けられアイザックが蘇っている事が分かります。

アイザックが屋敷に入れないようにするため、ジョナサンはフローレンスに協力してもらい屋敷の入り口に蹄鉄を打ち付けることに。

学校から帰ったルイスはその様子を見て自分のしたことを話そうとします。

しかし、フローレンスから、蘇ったアイザックは悪い魔術師だと言う事、そして蘇らせた奴を後悔させると聞かされ本当の事が言えなくなってしまうのです。

 
しばらくの間フローレンスの家に預けられることになったルイス。

ルイスはフローレンスからジョナサンとアイザックの過去の話を聞きます。

ジョナサンとアイザックは親友だったが、戦争中に黒い森に迷い込んだアイザックは悪い魔術師になって戻ってきたのだと言うフローレンス。

その森で悪い魔術師に出会ったアイザックは危険な本を手にしていたのです。

その中でもいちばん危険だったのが降霊術の本でした。

あまりにも危険だったため、ジョナサンが棚に入れて封印したのです。

 
その後、アイザックは邪悪な魔女セリーナと出会い結婚して屋敷に引きこもって暮らしていたが去年のある夜、セリーナを殺してその骨でカギを作る為に行った血の儀式でアイザックは命を落としたのだと説明するフローレンス。

ルイスはフローレンスに「叔父さんはあなたのことを最強の魔女だって言ってた。だから僕たちを助けて。」と訴えます。

しかし、フローレンスは「私はある事でとても深い傷を負って、心の傷はまだ癒えていないの。大きな魔術を使おうとすると失敗してしまうの。」そう答えるのでした。

 
ルイスはタービーに今回の事を話そうとしますが、変人扱いされて話を聞いてもらうことが出来ませんでした。

タービーに殴りかかったルイスでしたが、逆にタービーに殴られてしまいます。

その時落とした辞書が開いているページに「不屈」の文字を見つけたルイス。

不屈のヒーローに憧れていたことを思い出したルイスはジョナサンと共に戦う決心をします。

 
屋敷へ戻ったルイスはアイザックが残したメモを見てその暗号を解くカギを思いつくのです。

それはテレビの中のヒーローが謎ときに使った方法でした。

ジョナサンとフローレンスはそんなことで暗号が解けると疑問に思いますが見事暗号を解いたルイス。

屋敷に隠されている時計は全ての時間を戻し人類を滅亡させるものだったのです。

 
今夜アイザックがやってくると確信した三人は急いで屋敷に戻りますが、屋敷の中は荒らされ、アイザックが何かを探した痕跡が残っていました。

ジョナサンとフローレンスは時計の鍵を壊そうとあらゆる手段を試みますが中々鍵が壊れてくれません。

ルイスはその夜ジョナサンとフローレンスに本当の事を打ち明けます。

ルイスが約束を破って穢れた儀式を行ったと知ったジョナサンはルイスを引き取ったのは間違いだったと呟き部屋に引きこもってしまいます。

そんなジョナサンを説得するフローレンス。

フローレンスはルイスの面倒を見ることから逃げ出そうとするジョナサンに「24時間子供を見守り育てるのが親の仕事なのよ。私だって娘を取り戻せるならなんだってするわ。あなたは臆病者よ。」そう言って叱るのです。

 
その頃、ルイスは前の家に住むハンチェット夫人(コリーン・キャンプ)の家にアイザックがいるのを目撃し屋敷を飛び出します。

ハンチェット夫人を連れて屋敷へ戻ったルイスでしたが、アイザックがその後を追ってくるのです。

ハンチェット夫人はルイスの制止を聞かず、屋敷の戸を叩くアイザックを招き入れてしまいました。

屋敷へと入る事が出来たアイザックは不気味な顔でルイスに挨拶をし、ハンチェット夫人へと近づきます。

じつはアイザックの妻セリーナがハンチェット夫人に化けていたのです。

セリーナの骨で作られていたと思って居た鍵はハンチェット夫人の骨でした。

そして、母親の幻もセリーナが化けていたのです。

ルイスが本に近づくよう仕向けていたのでした。

 
ルイスの悲鳴を聞いたジョナサンとフローレンスが玄関へ向かうと、ルイスは連れ去られていました。

隠し部屋へと向かったジョナサンとフローレンス。

アイザックによってルイスは籠に閉じ込められ、ジョナサンとフローレンスは鎖で拘束されてしまいます。

鍵が取り出されそうになった時、フローレンスの魔力が戻りルイスが閉じ込められている籠が落ちそうなところを空中で止め、呪文を放つセリーナを撃ち返すことに成功するのです。

しかし、鍵は奪われてしまいました。

 
アイザックの魔術で支配された屋敷から逃げ出した三人はフローレンスの家で対策を練ります。

ルイスは、両親の形見である魔法の占いボールを使って秘密の時計の在処を探してみることに。

するとボイラーの下に隠されていることが分かります。

再び屋敷に戻り反撃を開始する三人。

フローレンスの魔法で、騒がしい人形を眠らせることに成功した三人はボイラーの下にある地下室へと急ぎます。

やっとボイラーまでたどり着いたとき、モンスター化した蛇に捕まってしまったフローレンス。

フローレンスはジョナサンとルイスを地下室へと送り込みます。

 
そこには魔術を実行しようとするアイザックとセリーナの姿が。

ジョナサンはどうにか動き出した時計を止めようとしますが、時計の魔力が跳ね返され赤ちゃんになってしまいます。

赤ちゃんになったジョナサンを抱え、どうすることもできないルイス。

頼ったのは両親から貰った魔法の占いボール。

ボールに話しかけると「さよならを言え」という言葉が浮かび上がります。

ルイスはその言葉を理解し、時計の歯車の中へとそのボールを投げ入れるのです。

 

「ルイスと不思議の時計」最後ラストの結末は?

その頃、町では不思議な光景に野次馬が出来ていました。

その人たちめがけて放たれる魔法。

魔法を浴びた人たちは次々に若返っていきます。

その様子を見てほくそ笑むアイザックでしたが、ルイスが投げ入れたボールによって時計の歯車が止まってしまうのです。

ルイスは、外に放出できなくて溜まってしまった時計の魔力をアイザックとセリーナめがけて放ちます。

魔法を浴びたアイザックとセリーナはこの世に存在しなくなりました。

時計は完全に止まり、赤ちゃんになったジョナサンは元の姿に戻ります。

そしてモンスター化した蛇も元に戻りフローレンスも無事でした。

 
時計を止めることが出来たルイスをジョナサンとフローレンスは褒め称えます。

そして、ルイスはフローレンスに「黒鳥の仲間になって。」とお願いをすると「紫色でもいい?」と言ってフローレンスは微笑むのでした。

 
翌日、学校でのバスケの時間。

ルイスに向かって変わり者は嫌だと言うタービーとその仲間。

「僕だってバスケはしたくない。」と言ってバスケットボールに呪文をかけるルイス。

ルイスが放ったボールは見事にタービーとその仲間の顔面にヒットし、バスケットゴールに入るのです。

それを見たクラスメイトはルイスの取り合いを始めるのでした。

 
そんなクラスメイトを冷めた目で見たルイスは、少し離れたところで本を読んでいたローズに話しかけ仲良くなります。

学校が終わると学校の前にはジョナサンとフローレンスの迎えが待っているのでした。

THE END

 

「ルイスと不思議の時計」見どころ

児童小説が原作ということもあって、子供から大人まで楽しめるファンタジー作品でした。

程よいドキドキとハラハラが詰まっていて、最後まで飽きることなく視聴できます。

ホラー要素もありますが、子供が見れるようなユーモアのある怖さなのも見やすかったです!

 
また、ジョナサン役のジャック・ブラックと、フローレンス役のケイト・ブランシェットの共演が見れるのも見どころのひとつです!

かなり豪華ですよね!

ジャックのコミカルでチャーミングな演技と、キリっと凛々しくもあり、謎めいた所も繊細に演じたケイトの演技は見ごたえがあります!

 
ルイスとジョナサン、そしてフローレンスの絆も描かれていてほろっとさせられるシーンもあります。

家族で見るのにおすすめの作品です。

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