映画「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」はダリル・ハンナ主演、アーマンド・マストロヤンニ監督の2001年の映画です。
この映画「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
大統領暗殺計画を阻止すべく、女性シークレットサービスが立ち上がる「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」をご堪能ください。
「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」あらすじ
大統領の警護を担当しているシークレットサービスの女性チーフ、アレックス・マグレガー(ダリル・ハンナ)。
どんな場面でも対応できるよう、チームの強化を図るためチームのスタッフに厳しい訓練を課しています。
そんな中、アメリカ大統領(グレゴリー・ハリソン)の暗殺をほのめかす脅迫メールが送りつけられるのです。
アレックスのチームは警護の強化を図っていましたが、その矢先大統領の側近が暗殺されてしまいます。
彼の遺品の中にあったカメラに、犯人らしき女ニーナ・スタール(ナオ・グローア)が写っていました。
脅迫メールの犯人を突き止めたアレックスとライアン・ニコルソン(ゲイリー・ベイクウェル)は犯人の家へと向かいます。
しかし、そこにはアレックスたちを裏切ったブリンクマン(ロバート・ウィズデン)がいました。
ブリンクマンは脅迫メールの犯人とライアンを殺害するのです。
そして・・・
「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」ネタバレ
アレックスの恋人グラント・コールマン(ダグ・サヴァント)はアレックスにプロポーズをしようと考えていましたが、アレックスが多忙でそのチャンスを失っていました。
大統領は、以前グラントに娘の命を救ってもらった恩があり、グラントの状況を聞き協力することに。
上院議員のジャック・ハンター(トム・バトラー)に依頼されて山頂に掛かるロープウェイの完成祝いで演説をするためシアトルに向かいます。
アレックスたちシークレットサービスも同行しますが、大統領はグラントも同行させるのです。
シアトルで大統領らを出迎えたのは、最近昇進して責任者になったばかりのスチュワート・マッコール(ピーター・フレミング)。
かつてアレックスの恋人だった男性です。
前の責任者だった男性は海難事故で不審な死を遂げましたが、事故死として処理されていました。
この時、既に秘密裏で大統領暗殺の計画が着々と遂行されていましたが、アレックスらはそれに気付きません。
完成披露式典当日、ロープウェイに盛り込んだ大統領とそのシークレットサービスたち。
そのロープウェイは制御不能になり山頂へと向かいます。
明らかに様子がおかしいことから暗殺者の仕業だと気づいたアレックスは、恋人でリバーガイドをしているグラントが山頂付近にいることを知り連絡を取る事に。
山頂付近には、大統領の命を狙うニーナの姿がありました。
グラントがニーナに遭遇し、大統領の暗殺を阻止することに成功しますが、ニーナに反撃され危険な目にあってしまいます。
一方、大統領たちから遅れて山頂にやってきたアレックスはロープウェイに閉じ込められていた大統領を保護します。
しかしそこには裏切り者のブリンクマンが。
シークレットサービスたちを片っ端から射殺しいていくブリンクマンに気付いたアレックスは、怪我をしたふりをして油断させます。
その隙に大統領がブリンクマンに銃を向け射殺するのでした。
暗殺者であるニーナもシークレットサービスによって射殺されますが、そこに駆けつけたスチュワート。
スチュワートは大統領をその場から連れ出そうとします。
「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」最後ラストの結末は?
しかし、アレックスはそんなスチュワートに銃を向けるのです。
スチュワートも大統領暗殺計画に関わっていた人物でした。
その事に気付いたアレックスはスチュワートを殺します。
その混乱の中車で逃亡を図ろうとした犯人の一人であるハンター。
しかし、ハンターは上空に飛ぶヘリコプターからの爆撃を受け車ごと爆破されてしまいます。
この事件の主犯は副大統領でした。
口封じのために生き残っていたハンターを殺したのです。
アレックスは、マッコールが副大統領と直接通じる携帯電話を持っていたことを思い出し、副大統領が全ての黒幕なのだと気づきます。
副大統領は、自分の思い通りにならない大統領を始末しようとこの計画を企てたのです。
アレックスは副大統領が愛人のニーナを使って大統領暗殺を計画していたことを暴き事件は無事に収束します。
帰りのロープウェイの中、アレックスにプロポーズをするグラント。
アレックスはそのプロポーズを受け熱いキスを交わすのでした。
THE END
「バーティカル・ターゲット 大統領狙撃計画」見どころ
殺し屋の女性とそれを追う女性のシークレットサービス。
まわりはとにかく裏切り者だらけ・・・という作品。
そして女性同士の闘いが多い作品ですが、とても迫力があるアクションシーンです。
特に後半のアクションシーンは見応えがあります!
主演のダリル・ハンナは、今作の数年後にタランティーノ監督の「キル・ビル」で強烈な殺し屋を演じて話題になりますが、そのキャスティングにはこの作品の影響が大きかったのでは?と個人的に推察しています。
また、アクションだけでなく主人公の恋愛模様も描いているのでストーリーも楽しめますよ。
少々B級感は否めませんが、スカッと爽快感を得られる良作です。
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