「アウトレイジ」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「アウトレイジ」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「アウトレイジ」は、ビートたけし主演、北野武監督の2010年の日本映画です。

この映画「アウトレイジ」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見どころについて紹介します。

生き残りを賭けたヤクザ同士の闘いを描く「アウトレイジ」をお楽しみください。

「アウトレイジ」シリーズの第一作となります。

 

「アウトレイジ」スタッフ・キャスト

■ スタッフ
監督: 北野武
製作: 森昌行他
製作総指揮 : 北野武
脚本: 北野武
撮影: 柳島克己
音楽: 鈴木慶一

■ 主要キャスト
大友(大友組組長):ビートたけし
水野(大友組若頭):椎名桔平
石原(大友組組員):加瀬亮
片岡(刑事):小日向文世
関内(山王会会長):北村総一朗
木村(村瀬組若頭):中野英雄
小沢(池元組若頭):杉本哲太
村瀬(村瀬組組長):石橋蓮司
池元(池元組組長):國村隼
加藤(山王会若頭):三浦友和

 

「アウトレイジ」あらすじ

関東一円を支配する暴力団・山王会に属する池元組の配下に位置する大友組組長・大友(ビートたけし)が巻き込まれる、騙し騙されのヤクザ社会。

兄弟盃を交わしている池元(國村隼)と村瀬(石橋蓮司)の仲に巻き込まれることで、大友(ビートたけし)は破滅への道を進むこととなってしまいます。

誰も彼もが自分の利を追求する中で、果たして彼は生き残ることができるのでしょうか―――?

 

「アウトレイジ」ネタバレ

強面の男ばかりが集まっている昼下がり。
今日は山王会で幹部連の集まりがあるのです。

会食を終え、会長(北村総一朗)が席を外したのを合図に、全員が立ち上がり今回の会合が終わりました。

ところが、池元組組長・池元(國村隼)だけはあとに残されます。

山王会・若頭の加藤(三浦友和)が話しかけてきたのです。

人払いをして加藤(三浦友和)が口にしたのは、村瀬組組長・村瀬(石橋蓮司)と池元(國村隼)の密着具合。

山王会の盃を受けていない村瀬(石橋蓮司)との仲を疑う加藤(三浦友和)に池元(國村隼)は、若かった頃に兄弟盃を交わしているので仲が良いんですよ、と答えたのでした。

 
とはいえ、加藤(三浦友和)の言葉は会長(北村総一朗)の言葉。

実際会長(北村総一朗)は池元(國村隼)の行為が自分たちをコケにしていると腹を立てています。

村瀬(石橋蓮司)との事で不興を買うのを恐れた池元(國村隼)は、下部組織の大友組組長・大友(ビートたけし)を呼び出して、ある指示を出しました。

ちょっと揉めてるように見えればいいんだ、と言って。

 
その数日後。
夜の街で客引きに捕まった男がいました。

客引きに言われるがまま連れて行かれた店で彼は、60万という金額の請求を受けてしまいます。

拒否しようとすると大声で恫喝されるぼったくりバーに捕まってしまったのです。

ここは村瀬組が経営する店で、店員は皆構成員でした。

そこで男は、近くに事務所があるからそこで払います、と言って店の男・飯塚(塚本高史)を連れて店を出ます。

薄ら笑いを浮かべながらついていった飯塚(塚本高史)ですが、大友企画と書かれた事務所のドアを開けた瞬間、表情が固まってしまいました。

そこには明らかに堅気ではない男たちがいたからです。

正面には【池元 大友組】の代紋が・・・。

 
窮地に陥った飯塚(塚本高史)はすっかり顔色をなくし、ソファーに座らされます。

向かいに座った大友組若頭の水野(椎名桔平)は、金庫番の石原(加瀬亮)に百万円を出させて飯塚(塚本高史)の目の前に置きました。

そしてにこやかだった表情を一変させ、持って帰れ!と怒鳴りつけたのです。

慌てて掴み、一目散に逃げ出した飯塚(塚本高史)。

これが、大友組破滅への始まりでした。

 
この事実を知った村瀬(石橋蓮司)は、流石にそれはマズいと大友組への侘びを入れるよう、若頭の木村(中野英雄)に指示します。

そこで二百万と飯塚(塚本高史)の指を持って大友組事務所を訪れた木村(中野英雄)ですが、大友(ビートたけし)はそれを受け取ろうとしません。

水野(椎名桔平)を始めとした組員たちも、なぜ親分が来ないんだと難癖を付け、指を詰めるならせめてお前だろうと木村(中野英雄)に詰め寄ったのです。

売り言葉に買い言葉で指を詰める事になった木村(中野英雄)ですが、彼に用意されたのは普通の文具用カッターだけでした。

 
こんなもので、と文句を言いかけたものの、それすらも馬鹿にされ意地になってカッターで自分の指を切り始めた木村(中野英雄)。

しかしそんなもので骨が断ち切れるはずもなく・・・

中途半端に自分を傷つけただけで終わってしまいます。

それでも、お前らなんか、と罵倒しようとした木村(中野英雄)ですが、そんな彼の顔をカッターで切りつけた大友(ビートたけし)。

顔に大きなバッテンの傷を作った木村(中野英雄)は、憎々しげに大友(ビートたけし)を睨みつけながら、飯塚(塚本高史)に抱えられて帰ったのでした。

顔に間抜けな包帯をまいて帰ってきた木村(中野英雄)を見て、村瀬(石橋蓮司)は呆れるやら困るやら。

結局自分が出張って、直接池元(國村隼)に会いに行きます。

諍いの種を撒くよう指示したのは自分なのに、平然とした顔で村瀬(石橋蓮司)の前で大友(ビートたけし)に電話する池元(國村隼)。

電話の向こうで、全て責任を負わされる形となった大友(ビートたけし)は怒っていますが、池元(國村隼)は気にも止めません。

会長(北村総一朗)にしても、怒っているのではなく何とかして村瀬(石橋蓮司)のシマを奪い取れないかと画策しているだけだとわかっている大友(ビートたけし)は、貧乏くじばっかりだ、と自嘲するように笑うのでした。

 
そんな事とは知らない村瀬(石橋蓮司)は、自分が出てきて池元(國村隼)と話した事で、この一件は片がついたと思っています。

彼の関心は、会長(北村総一朗)からの盃はいつもらえるのか、という事。

しかし村瀬(石橋蓮司)の災難は続きます。

あのボッタクリバーには大友組の構成員がやってきては、無銭飲食をした上に店員兼組員を馬鹿にしてくるのです。

率先してイヤミをいうのは、最初にこの店に引っ掛けられた岡崎(坂田聡)。

その態度にプライドを傷付けられた飯塚(塚本高史)達は我慢が出来ませんでした。

屋台で深酔いしている岡崎(坂田聡)を見つけると、頭をブロックで殴りつけ車で拉致したのです。

リンチされ、事務所前に打ち捨てられた岡崎(坂田聡)・・・。

これが本部の耳に入ってしまったことから、事態は更に大きく膨らんでしまいます。

 
会長(北村総一朗)に呼び出された池元(國村隼)とその若頭・小沢(杉本哲太)。

岡崎(坂田聡)がやられた事で、これを放置するわけじゃないだろうな、とどやしつけられているのです。

大友(ビートたけし)にけじめを付けるよう言っておけ、そう怒鳴る会長(北村総一朗)の怒りはそのまま加藤(三浦友和)にも向けられます。

どういう躾してんだ!!
そう言って彼の頭を叩くのでした。

 
会長(北村総一朗)の剣幕を聞かされた大友(ビートたけし)は、ぼったくりバーに江本(柄本時生)らを行かせ、飯塚(塚本高史)らの居場所を吐かせます。

暴力と頭に突きつけられた拳銃に耐え兼ねた一人がそれを暴露・・・

その頃飯塚(塚本高史)は、オンナの財布からカードや有り金を奪い取ると一人逃げていました。

新幹線に乗り込み、ホッと一息ついたのも束の間、隣に座った男が拳銃を取り出します。

そのまま飯塚(塚本高史)は、トンネル走行する音に紛れて撃ち殺されてしまったのでした。

 
コトが大きくなりすぎた事に怖気づいた村瀬(石橋蓮司)は、池元(國村隼)と一緒に会長(北村総一朗)に直接謝罪に訪れます。

札束を積み土下座して謝る村瀬(石橋蓮司)に、会長(北村総一朗)は思いの外朗らかに対応してくれました。

肩に手をおいて村瀬(石橋蓮司)を助け起こすと、優しく声をかけ彼を帰したのです。

しかし村瀬(石橋蓮司)が帰った直後、今度は加藤(三浦友和)が口を開きます。

会長(北村総一朗)はああ言ったが、チンピラ一人殺ったくらいじゃケリはつかねえんだよ!!と・・・。

 
こうなっては池元(國村隼)も引くに引けません。

再び大友(ビートたけし)に指示を出したのです。
村瀬(石橋蓮司)を襲え、と―――。

そこで今度は大友(ビートたけし)が自ら動きます。

歯医者で治療中に襲われた村瀬(石橋蓮司)。

治療器具で口の中を滅茶苦茶に削られ大怪我を負った村瀬(石橋蓮司)は、大きなマスクで口元を覆い顎を支える器具をつけて会長(北村総一朗)宅を訪れます。

 
ところが彼はここで思わぬ展開に持ち込まれてしまうのです。

池元(國村隼)の言う事を聞かない大友(ビートたけし)を責めるのではなく、再度池元(國村隼)に侘びを入れて引退しろと言い出した会長(北村総一朗)。

当然村瀬(石橋蓮司)に飲み込める話ではありませんでしたが、口が開けず喋れない彼は抗弁も出来ません。

こうして池元(國村隼)を仲介に、村瀬(石橋蓮司)と大友(ビートたけし)が会う事になったのでした。

 
村瀬(石橋蓮司)のシマを引き受ける代わりにアガリを収める形となった池元組。

相変わらず口が開けない村瀬(石橋蓮司)は、顔を真っ赤にして震えるほど怒り狂っていますが、抵抗もできないままシマを取り上げられ無理やり引退させられてしまったのでした。

そしてその場をあとにした村瀬(石橋蓮司)。
しかしその車を見ている者がいました。

個人的に大友(ビートたけし)に恨みを抱えた木村です。

彼は、続いて池元宅を出てきた大友(ビートたけし)を尾行し始めました。

その事にすぐさま気付く大友(ビートたけし)の運転手。

追いかける木村(中野英雄)から逃れるがごとくスピードを上げながらも、逆襲の機会を伺っていた大友(ビートたけし)。

カーブで待ち構えると少しスピードを落として追いかけてきた木村(中野英雄)にバックで車をぶつけたのです。

 
突然の出来事に思い切りぶつかった木村(中野英雄)の車。

クラッシュして動けなくしたそこへ降りてきた水野(椎名桔平)は木村(中野英雄)を引き摺り出し、拳銃を取り出すとそのまま躊躇なくまず運転手を撃ち殺しました。

それを見て肝を潰したように逃げ出した木村(中野英雄)・・・

水野(椎名桔平)はその背中に向けて適当に発砲するのでした。

 
この事件は、加藤(三浦友和)が刑事・片岡(小日向文世)に金を掴ませて大友(ビートたけし)を引っ張るよう根回ししています。

片岡(小日向文世)はヤクザから金を貰うような汚職刑事ですが、直接の繋がりは大友(ビートたけし)との方が深い男です。

大友(ビートたけし)を先輩と呼んで付き合いを続ける片岡(小日向文世)は、一応彼を呼び出して取り調べます。

しかし確たる証拠もない上に、片岡(小日向文世)も大友(ビートたけし)を捕縛しようとは考えていません。

これはあくまで署内、山王会へのパフォーマンスなのです。

 
池元(國村隼)にいいように使われながら、大友(ビートたけし)は新たな儲け口を探し始めました。

それはクスリ。

もともと村瀬組に収められていたクスリのアガリを今度からはこちらに収めるよう密売人に詰め寄り、更には大使館でのクスリパーティーの話を聞くと新たな商売を思いついた大友(ビートたけし)。

治外法権である大使館内でカジノを開けば、警察の目から逃れながら更なる大金を得られると考えたのです。

 
彼らが目をつけたのは、どこにあるのかも分からないような小さな国・グバナン大使館。

女性を使って大使(ハーシェル・ペッパー)をハメると、これを警察に知らされたくなければカジノを開け、と無理やり迫ります。

小さな大使館では出来ないと抵抗する大使(ハーシェル・ペッパース)に、わざわざ広めの倉庫を借りてそこを大使館にしてカジノをオープンさせた大友(ビートたけし)。

これが大当たり。

客が大勢やってきて金を落としていきます。

 
しかし誤算もありました。

池元(國村隼)が入り浸りになってしまったのです。

好き勝手にチップを奪い、金をせびる池元(國村隼)にカジノを任されている石原(加瀬亮)も面白くありません。

カジノでの売り上げは上納金として会長(北村総一朗)にも収められています。

 
石原(加瀬亮)を連れて会長宅を訪れた小沢(杉本哲太)は、そこで会長(北村総一朗)から声をかけられました。

20年も池元組の若頭をやっているのなら、もうしばらくしたら池元(國村隼)を引退させてお前が組を継げというのです。

クスリを取り扱う池元(國村隼)を信用できないと吐き捨てる会長(北村総一朗)。

カジノを軌道に乗せたい大友(ビートたけし)ですが、相変わらず遊びに来る池元(國村隼)には頭を悩ませます。

明らかに堅気ではない彼の空気に、ほかの客も怯えてしまい客足が伸びないのです。

ついに大友(ビートたけし)が、来ないでくれと頼むも池元(國村隼)は聞く耳を持ちません。

帰る様子もなく、相変わらず好き勝手に楽しんでいくのです。

 
更にカジノでは勝手なことをしているのがもう一人・・・
金庫番の石原(加瀬亮)です。

彼は大使(ハーシェル・ペッパース)にアガリの30%を払っていると計上しながら、本当は20%しか払っていなかったのです。

危険なわりにギャラが20%ではやってられないと言い出した大使(ハーシェル・ペッパース)。

しかし英語で言い募る彼に答えるのは、同じく英語が喋れる石原(加瀬亮)。

彼はこの「英語」という武器も生かして浮いた10%を懐に入れていたのです。

 
おとなしく引退したかに思われた村瀬(石橋蓮司)ですが、実は水面下でコソコソと商売していました。

やけにクスリの売り上げが悪いことから探りを入れていた江本(柄本時生)達は、とあるラーメン店でクスリが売られていることを突き止めたのです。

店に向かい店主(マキタスポーツ)に、誰から仕入れているのか詰め寄る水野(椎名桔平)。

とぼける店主(マキタスポーツ)ですが、いきなり耳に菜箸を刺され中華包丁で指を落とされたから堪りません。

必死で言い募るようにして履いた名前が「村瀬」でした。

 
この事実に苛立ったのは池元(國村隼)です。

あいつがいると俺の出世が遅れる、と言って大友(ビートたけし)に村瀬(石橋蓮司)のタマを取るよう指示します。

しかし好き勝手に使われてきた大友(ビートたけし)は、うちの若いもんばかり使えない、と。

それでも、親の言うことが聞けないのか!と怒鳴られては、渋々ではあれども指示に従うしかないのでした。

 
こうして村瀬(石橋蓮司)は殺されます。

サウナにいるところを狙って襲撃をかけた大友(ビートたけし)。

一緒にいた子分含め四人の命をあっさりと奪ったのです。

この事件でも警察に引っ張られた大友(ビートたけし)ですが、証拠不十分にて釈放されます。

それを聞いた会長(北村総一朗)は、池元(國村隼)に大友(ビートたけし)を破門するよう言い渡しました。

こうすれば池元(國村隼)も、村瀬(石橋蓮司)か大友(ビートたけし)の子分に殺されるだろう、と考えたのです。

それを嫌味たらしく頭を叩かれながら聞かされた加藤(三浦友和)。

周りに人がいようがお構いなしに罵倒し手を出してくる会長(北村総一朗)に、一瞬笑顔を見せながらも目は死んでいるのでした。

 
この決定に驚いたのは当然大友(ビートたけし)です。

池元(國村隼)の指示でやったにもかかわらず破門などと、到底納得できるはずがありません。

破門の上にシマまで奪われることになった大友(ビートたけし)は遂にキレてしまいます。

勝手にしろバカやろう!

と怒鳴りつけ電話を切ると、会長(北村総一朗)宅に向かったのでした。

 
しかしここでも会長(北村総一朗)はタヌキです。

対応していた加藤(三浦友和)に席を外させると、村瀬(石橋蓮司)の時と同じ様に、優しげな顔をして言い出します。

池元(國村隼)を殺して小沢(杉本徹平)を舎弟にしたら、また山王会を盛り立ててくれ、というのです。

その言葉に背中を押されてしまった大友(ビートたけし)。

波紋を言い渡しながらも未だカジノに遊びに来る池元(國村隼)を奥へと引っ張り込みます。

共にいた小沢(杉本哲太)の事は水野(椎名桔平)がそっと抑えると、小沢(杉本哲太)は何食わぬ顔して池元(國村隼)を取り返すことなく帰ってしまいました。

奥の事務所で殴られた池元(國村隼)。

どんなに凄んでも懇願しても大友(ビートたけし)の怒りは収まりません。

銃で撃たれ殺されてしまったのでした。

 
こうして池元(國村隼)を殺した大友(ビートたけし)ですが、親を殺すなどとあってはならないと、会長(北村総一朗)は彼を許しません。

小沢(杉本哲太)に大友(ビートたけし)の始末を言い渡すのです。

そうすれば池元組の跡を継がせてやる、そう囁いて小沢(杉本哲太)を焚きつける会長(北村総一朗)。

彼の言葉で池元(國村隼)を殺ったにも関わらず、今度は命を狙われる側になってしまった大友(ビートたけし)は、舎弟を集めてこれからの事を考えます。

とりあえず水野(椎名桔平)には逃げろ、と言った大友(ビートたけし)。

全員殺されたら結果が分かんなくなっちまう、そう言って笑みを浮かべながら・・・。

 
八方塞がりの大友(ビートたけし)は片岡(小日向文世)を呼び出しました。

事態の収拾はつかないと判断した片岡(小日向文世)は大友(ビートたけし)に自首をすすめます。

そして大友(ビートたけし)と別れると、外の車に待機していた加藤(三浦友和)に、中の様子を伝えたのでした。

それを聞いて手榴弾を取り出した加藤(三浦友和)。

彼の指示で投げ込まれた手榴弾により、大友組の構成員が何人も死んでしまいます。

生き残ったのはたまたまトイレにいてなんを逃れた大友(ビートたけし)。

 

「アウトレイジ」ラスト最後の結末

同じ頃、事務所には小沢(杉本哲太)がやってきて、留守番役の子分たちを一網打尽に撃ち殺しています。

これにより大友組は、先に店を出て会長(北村総一朗)宅へ向かった石原(加瀬亮)、そして逃がされた水野(椎名桔平)と大友(ビートたけし)しかもう残っていません。

しかしその水野(椎名桔平)もまた、潜伏先のオンナの自宅を張られたことで捕まってしまいます。

車に乗せられ、顔に綱のついた袋をかけられた水野(椎名桔平)。

その綱の先を鉄柵に結びつけ、車を走らせるという残忍な方法で彼は殺されてしまったのでした。

 
その知らせを大友(ビートたけし)は片岡(小日向文世)から受け取ります。

体育館裏に呼び出された片岡(小日向文世)は、大友(ビートたけし)を会長(北村総一朗)に売る事なくやってきました。

最後まで自分に忠実だった水野(椎名桔平)の死を聞かされた大友(ビートたけし)は遂に観念したかのように両手を差し出します。

彼は警察に捕まってでも命を守る方法を選んだのでした。

 
大友組を壊滅させたと報告に向かった小沢(杉本哲太)。

海のすぐ側にある別荘にいる会長(北村総一朗)はその知らせを受け取ると、小沢(杉本哲太)を褒め、浜辺でBBQしている手下共とお祝いしてやれ、と加藤(三浦友和)を促します。

これで自分も組長だと嬉しそうな小沢(杉本哲太)。

しかし加藤(三浦友和)は彼を呼び止めると、振り返った彼に躊躇なく銃弾を叩き込みました。

唖然とした表情で撃たれ倒れる小沢(杉本哲太)。

その様子を会長(北村総一朗)は嬉しそうな表情で身を乗り出してみています。

 
ところが加藤(三浦友和)の狙いは小沢(杉本哲太)だけではなかったのです。

そのまま拳銃を会長(北村総一朗)に向けると、そのまま引き金を引き、お付きの青年もろとも会長(北村総一朗)をも殺してしまったのでした。

そうしておいて、銃声に異変を感じた舎弟が駆けつけた時には、拳銃を小沢のそばに置いて会長を抱き起こし、あいつが撃ってきたんだ!とひと芝居打ったのでした。

 
警察につかまり服役することで寿命を伸ばした大友(ビートたけし)でしたが、ここにも敵がいました。

晴天の下、のどかな空気で行われた野球大会。

全員が受刑者とは言え楽しいレクリエーションの日に、ベンチに座っていた大友(ビートたけし)は殺されてしまったのです。

彼を恨み続けていた木村(中野英雄)によって―――。

この事は、山王会の会長職についた加藤(三浦友和)にも知らされます。

悠然とした態度で話を聞く加藤(三浦友和)の側には、山王会の金庫番としての石原(加瀬亮)がいるのでした。

完。


 

「アウトレイジ」見どころ

騙し騙されのヤクザ映画。

二枚舌・三枚舌のヤクザが入り乱れ、正直者が馬鹿を見るような作品で、物語の至るところで人が死にます。

前半は主に石橋蓮司さん演じる村瀬が痛い目を見て、後半はもう屍累々の様相。

けれど合間合間にちょっと笑えるシーンが挟まれ、緩急がきっちりしていたのでとてもテンポよく見られました。

 
見るからに顔の怖い役者ばかりでなく、三浦友和さんや加瀬亮さんを配役したのも素敵でした。

特に!特に椎名桔平さん!!ものすごく色っぽいです。

普通に立っているだけ、ニヤニヤ笑っているだけなのに色気が漂うというのは凄いですね。

画面に映るたび目が離せませんでした。

椎名さんのキャラクター・水野は鑑賞された多くの方の印象に強く残ったらしく、続編で彼の姿が見られない事がとても残念だとの感想が多いですね。

今作は、北野映画定番の役者さんではない俳優が多く使われており、続編が決まった時には「実は水野は双子だった」という設定で出たい、と椎名さんご自身も希望されていたそうです。

実現はしませんでしたが、出来ることならそんな無茶苦茶な設定を作ってでも、椎名桔平をスクリーンで楽しみたかったなと思ってしまいます。

 
公開当時は続きがあるものではありませんでしたが、作品を見て続きがあることを知ると先が見たくなる良作です。

あからさまに「続き」として終わるラストじゃないのに・・・
これも作品の持つ力なのでしょうね。

北野作品につきものの「ヤクザ」と「暴力」の映画ですが、きっちりエンターテイメントになっていますのでぜひ多くの方にご覧頂きたい作品です。

世界のキタノになる前の北野武出演映画である「戦場のメリークリスマス」もおすすめです。

「戦場のメリークリスマス」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末は?
映画「戦場のメリークリスマス」はデヴィッド・ボウイ主演、大島渚監督の1983年公開の作品です。この映画「戦場のメリークリスマス」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。ジャワの捕虜収容所を舞台に異国籍の男達の人間模様を描く「戦場のメリークリスマス」をお楽しみください。

みんなの感想

テキストのコピーはできません。