「ザ・セイント」のネタバレ!あらすじや黒幕とラスト最後の結末は?

映画「ザ・セイント」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「ザ・セイント」は、アダム・レイナー主演、アーニー・バーバラッシュ監督の2017年のアメリカ映画です。

この「ザ・セイント」のネタバレ、キャスト、あらすじ、黒幕、最後ラストの結末を紹介します。

1997年にヴァル・キルマー主演で一度、映画化されています。

 

ザ・セイントのキャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: アーニー・バーバラッシュ
製作: エイミー・クレル他
脚本: ジェシー・アレクサンダー他

■ 主要キャスト
サイモン・テンプラー:アダム・レイナー
パトリシア・ホルム:エリザ・ドゥシュク
アーノルド・ヴァルクロス:ジェームズ・レマー

 

「ザ・セイント」あらすじ

大泥棒サイモン・テンプラー(アダム・レイナー)は、通称“セイント”=聖者と呼ばれる神出鬼没の正義の怪盗。

ナイジェリアの支援金の25億ドルを巡って、FBI捜査官に追われながらも大きな陰謀に巻き込まれていきます。

誘拐、そして両親を殺した敵との遭遇・・・

巨大な組織との戦いはどうなる?

 

「ザ・セイント」ネタバレ

ロシアにて兵器の売買を密かに行う2つの組織…

そこに潜り込んでいたサイモン・テンプラーは飲み物に睡眠薬を混ぜて全員眠らせ、そのスキに金塊を袋に詰めていると敵の一人が襲ってきます。

そこにFBIのクーパー捜査官が現れて銃の応戦に…

潜入捜査をしていたFBIも無線で様子を伺っていたのでした。

 
サイモンはクーパーをうまく騙し、敵の目も欺いて近海の奪取に成功。

空っぽのケースには「セイント」と書いたカードを置いてその場を去ります。

そうして盗みを繰り返しては慈善事業に送金を続ける彼には、有能で美人な相棒のパトリシア(エリザ・ドゥシュク)により助けられていました。

 
そんなサイモンは子供の頃、「嫌われ者の金持ち一家」と言われていたことから負い目を感じ、他の生徒に好かれようと盗みを働いたことがあったのです。

それを知った父親は彼にテンプル騎士団のシンボルが入った指輪を見せ一家について話をし、稽古相手としてザンダーを雇って戦い方を教えました。

サイモンは「敵から目を離さないこと」や「この世界は弱肉強食、それに備えておくことだ」ということを学んだのです。

 
世間では大統領が25億もの大金をナイジェリアの支援のために集めたという報道で賑わっていましたが、その大金をとある依頼人から任務を受けたヴェルクロス(ジェームズ・レマー)が密かにコンピューターを経由して盗んでいました。

そのまま彼は依頼を遂行したかと思われましたが、罪悪感に苛まれていたこともありFBIのクーパーに通報。

「依頼主の元にあった大金を追跡不可能な口座に移し替えた」と説明して身柄の保護を頼みます。

 
それを知った依頼主は18歳になるヴェルクロスの娘のゾーイをさらい、48時間の猶予を与えて口座に金を戻すよう指示。

電話先ではゾーイの「パパ助けて!!」という叫び声が…

ヴェルクロスは選択の余地は無いと言われて覚悟を決めます。

 
その頃、サイモンは大統領のお金が盗まれたというニュースを見て、25億の行方を調べあげてヴェルクロスの元へ。

ホテルに着いてFBIのフリをして彼に近付きますが、「FBIに通報したのは間違いだった」と言われて追い返されてしまいます。

 
サイモンは部屋の金庫から口座の情報を盗むため、301号室へ行って護衛を気絶させて金庫を開けると中には指輪が…

それはサイモンが子供の頃に見たモノだったことから驚きますが、ヴェルクロスがそこに駆けつけました。

 
彼は娘がさらわれた経緯を説明しますが、サイモンは「これまでのマネーロンダリングで得た利益の報いだ」と突き放そうとしたその時、敵のマリウスがヘリコプターで襲撃。

銃で応戦してなんとかヘリコプターの無力化に成功することができましたが、ヴェルクロスは瀕死に…

「口座番号は指輪に、鍵はノーマドだ」そう言い残して息絶えました。

 
サイモンはその場から逃げ、仲間のノエルを呼んでパトリシアと共に大金のありかの解析に移ります。

ヴェルクロスのヒントを元に指輪を調べると人工ダイヤモンドがあり、正しい周波数で解読せねばならなかったため、ヴェルクロスの家に他の情報を集めに…。

 
家では彼の妻のキャサリンが出迎え、娘の身を案じつつもお金の行方を心配していました。

彼女は「夫は以前から心変わりし、盗んだお金を返そうとしていた」と語って協力を惜しまなかったのです。

 
次にサイモンたちはヴェルクロスの利用していた施設へ向かいますが、FBIのファーナックが尾行しているのに気付いて車を降りて走って逃走。

その間にパトリシアはノーマドファイルが施設のサーバールームにあると突き止めたことで、6つのサーバーを再起動させる作戦を立てることに…

 
装置の売買を行うソナリを頼りますが彼女は以前、サイモンに裏切られたことがあったため怒りをあらわにしました。

借りを返すためにサイモンは痛い目にあいつつも装置の入手に成功。

準備が整ったサイモンたちは協力し、施設の非常出口から潜入してサーバールームまでの道のりにある仕掛けを難なくクリアして目的を果たしたのです。

 

「ザ・セイント」ラスト最後の結末

そこに追跡してきたファーナックが現れたため、サイモンは車まで逃げますがパトリシアがマリウスに捕まったと知り、取引のため彼の船まで来るよう言われます。

サイモンはファーナックを説得して、2人で船へ忍び込んで捕まっていた娘を助けますがキャサリンが妨害。

彼女は金目当てで結婚していたと知り驚きますが、さらに驚くことにマリウスはパトリシアの元夫だったということ…

 
そんな動揺の元、パトリシアは指輪の解読とサイモンが操作したサーバールームの情報を合わせて大金を送金する前に、サイモンはマリウスを捕えるのに成功したのです。

彼は依頼主が誰かを明かさないまま、ファーナックによって逮捕され、ヴェルクロスの娘は無事に保護。大金も大統領の元へ返されました。

 
サイモンは今回の依頼主が子供の頃に両親を殺した人間と同一人物だと知り、その人物を3週間かけて突き止めます。

その人物は恩師だったザンダー…

 
テンプラーの血筋を断つために両親を殺したと知ったサイモンは彼を追い詰めて銃を構えますが、殺さずにクーパー捜査官に身柄を引き渡すのでした。

こうしてサイモンは両親の死と向き合い、再び元の生活に戻り物語は幕を閉じます。

THE END

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