「エンド・オブ・デイズ」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「エンド・オブ・デイズ」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「エンド・オブ・デイズ」はアーノルド・シュワルツェネッガー主演、ピーター・ハイアムズ監督の1999年の映画です。

この映画「エンド・オブ・デイズ」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

サタンの野望に立ち向かうタフガイのSFアクション大作「エンド・オブ・デイズ」をご堪能ください。

 

「エンド・オブ・デイズ」あらすじ

1979年のバチカン市国。

彗星が月の真上を通り過ぎます。

それはサタンの花嫁が生まれた合図でした。

それから6時間後のニューヨークでサタンの花嫁が産み落とされます。

腕にはサタンのマークが刻まれており、産み落とされた女の子クリスティーン・ヨーク(ロビン・タニー)は母親の元からこっそりと連れ去られ、蛇の血を飲まされる怪しげな儀式を受けた後母親の元へと返されるのです。

 
それから20年後の1999年12月28日。

ニューヨークの人々は2000年のミレニアムを目に前に盛り上がっていました。

新たな世紀を待ち望む中、おかしなことも起き始めます。

地下工事が行われているニューヨークタイムズスクエアでは工事現場で原因不明の爆発事故が起き、その中から透明の物体が飛び出します。

その物体は街中を移動し、あるレストランの中へと入り込みます。

そして、そこで商談を行っていた株屋の男(ガブリエル・バーン)へと襲い掛かり、しばらくもがいた株屋でしたが、透明の物体はその男に乗り移ったのです。

その物体の正体はサタンでした。

商談相手の妻にいきなりキスをした株屋は、相手の男性が声を上げても素知らぬ顔でキスを続け、何食わぬ顔で店を後にします。

そして株屋が店を出た後、その店は大爆発を起こすのでした。

サタンの目的はいったい?・・・

 

「エンド・オブ・デイズ」ネタバレ

1999年12月29日

元刑事で、現在は警備会社で護衛の仕事をするジェリコ・ケイン(アーノルド・シュワルツェネッガー)。

現役時代、留守にしていた家に強盗が入り、妻と娘が殺されてから毎日死にたいと思い銃口を自身に向ける日々を送っていました。

その日も頭に銃を向け自殺を図ろうとするも、相棒のボビー・シカゴ(ケヴィン・ポラック)が自宅にやって来たことで思いとどまります。

その日の仕事は株屋の護衛をする事。

上空にはヘリが用意され、厳重な警護が敷かれています。

何事もなく進んでいたその時、車から降りた株屋を狙う銃が。

それを庇いジェリコが撃たれてしまいます。

しかし、防弾チョッキを着ていたおかげで傷はありませんでした。

 
上空に待機していたヘリに乗り、暗殺者を追うジェリコとシカゴ。

ジェリコはヘリから命綱を着けて飛び降りビルにいる暗殺者をどうにか追い詰め捕らえますが、暗殺者は暴れた挙句落下して重傷を負ってしまいます。

それでも逃げ惑う暗殺者は、地下へと逃げ込みます。

そしてジェリコに向かって「神の目だ!千年が終わった。サタンが解き放される」そう言って気絶してしまうのです。

ジェリコが身元を確認すると、その暗殺者は神父でした。

 
現場に駆け付けた元同僚の女刑事マージ(CCH・パウンダー)は、ジェリコとシカゴに、気になる事があると言い「あなたが言ったことは本当?彼には舌がなかったのよ。」そう告げます。

不可解な事件が気になり、シカゴと二人で事件を追うことにしたジェリコ。

神父の財布に入っていたマッチにあった店『バー・スポタ』を探し始めます。

その店の店主から話を聞き、神父が暮らしていたであろう場所を突き止めます。

そこに赤い文字で「生まれた事を悔いるのは罪か。千年の時は今過ぎた。20-7」と書かれているのを見つけたジェリコ。

そして瓶に詰められた舌と血の付いたはさみを見つけ、神父が自分で舌を切ったのだろうと推測します。

更に、冷蔵庫の中から少女の写真も見つけるのです。

 
マージから捜査がどうなっているのかを聞いたジェリコとシカゴ。

暗殺者はバチカンでも一流の預言者トマス・アキナス神父だと教えてもらいます。

その頃、サタンの娘として生まれたクリスティーンは地下鉄で変な男に絡まれ「あのおかたがお前と交わる」と言われます。

そしてクリスティーンの目の前で粉々に崩れ落ちました。

悲鳴を上げるクリスティーンを見る周囲の目。

崩れ落ちた男はクリスティーンにしか見えていませんでした。

 
クリスティーンは昔から幻覚を見ていたため、またこれも幻覚だろうと薬を飲みます。

クリスティーンの両親は他界していて、今クリスティーンと暮らしているのは父親の再婚相手の女性でした。

継母のメイベル(ミリアム・マーゴリーズ)は看護師で、幻覚に苦しむクリスティーンに「あなたは特別なのよ。じきに良くなるわ。」そう言って慰めるのでした。

 
ジェリコは教会へ行きトマス神父のことを訪ねます。

コバック司祭神父(ロッド・スタイガー)はジェリコを追い返そうとしますが、トマスの悪事を話すジェリコ。

そしてなぜ自ら舌を切ったのかを司祭に問うと「数日たてば分かります。」そう答え地下へと消えていきました。

コバック神父を追い地下へと向かうと、ある女性がベッドへと縛り付けられ拘束した場所から大量の血を流している姿を目撃します。

コバック神父はジェリコに気付き、今見たことは忘れる様にと追い返すのです。

 
1999年12月30日

株屋は警備が配置されているトマス神父が入院する病棟を訪ね、警備を何かの力で自在に操り中へと入り込みます。

その後、トマス神父の聴取にやってきた、マージ、そしてジェリコとシカゴは、トマス神父が無残な姿で殺されているのを発見します。

その体にはラテン語で「この千年が終わるとサタンはその牢から解放される。キリスト・ニューヨーク」と刻まれていました。

トマスから事情が聴けなくなってしまったジェリコは写真の娘から話を聞こうと、その娘の居場所を探すことに。

トマスの体に刻まれていたキリスト・ニューヨークがその娘の名前、クリスティーン・ヨークなのではないかと予想して調べてみると、クリスティーンの身元が判明するのです。

 
その頃、家の浴室で使用人の死体を見つけてしまったクリスティーン。

思わず声を上げると、謎の男たちがクリスティーンを捕まえにやってきます。

必死に逃げようとするクリスティーンでしたが、追い詰められベッドへと押し付けられ胸にナイフを突き刺されそうになります。

しかし、間一髪、クリスティーンを訪ねてきたジェリコとシカゴがクリスティーンを助けだしました。

 
クリスティーンを殺そうとした男とつかみ合いになった時に咄嗟に掴んだネックレス。

そこに記されたマークがクリスティーンの家から拝借した本の中に描かれていました。

それはかつてのバチカンの騎士修道会のものだったのです。

クリスティーンを殺そうとした男たちは悪ではなく、神父たちでした。

そのことをクリスティーンに説明しに戻ったジェリコでしたが、そこへ株屋がやってきます。

車で待機していたシカゴは、株屋が放ったガソリンに火をつけられ爆発に巻き込まれてしまうのです。

 
部屋にいたジェリコは外の様子を見てクリスティーンと逃げようとします。

しかし、メイベルはそれを阻止しようとします。

「やっとその時がきたの」と言ってクリスティーンを離さないメイベルと揉みあうジェリコ。

どうにかメイベルを倒し、クリスティーンを連れ屋敷から逃げ出します。

 
やっと外にでると、マージと警察官が向かってきたので助けを求めると、二人はジェリコたちに向かった発砲してきました。

銃を捨てろというマージに従うふりをしてマージたちを銃殺したジェリコは、そのままクリスティーンを連れて逃げることに。

株屋は、メイベルを殺し、銃で撃たれたマージを生き返らせ操るのでした。

 
逃げる途中、ジェリコは株屋の事をクリスティーンに尋ねます。

株屋はクリスティーンを知っていました。

そしてクリスティーンも株屋を知っている反応をしていたからです。

しかし、知らないとしらを切るクリスティーン。

ジェリコは、親友も無くし、同僚だった刑事も撃ってしまったとクリスティーンに訴え、話を聞ききだします。

 
クリスティーンは夢であの男を見たと話します。

夢の中であの男にセックスを共用される恐ろしい夢を何度も見たのだと。

ヨハネ教会へと向かったジェリコは、コバック司祭に、クリスティーンがバチカンの騎士たちに殺されかけたと訴えます。

コバック神父は「聖書によればあの人はここには入れないはずだ。ここは安全です。」と言い以前ジェリコが見たあの縛り付けられていた女性がいる部屋へと案内します。

 
その女性は数週間前に突然意識を失い、目が覚めたら知らない言葉で滅亡の日の預言を話し始めたと説明するコバック神父。

獣の数字を知っているかとコバック神父に尋ねられたクリスティーンは「666?」と答えますが、コバック神父は「夢の中では反対に現れることが多い。」と言って、666を裏帰した999、すなわち、1999年最後の日がサタンの蘇る日なのだと説明します。

そしてこのマークを見たことはないかと言って見せたマークがクリスティーンの体にある痣と同じマークでした。

コバック神父は、クリスティーンがサタンの為に選ばれし者で、教会はクリスティーンが生まれたときからずっと探していたと言います。

ミレニアム最後の日、サタンが人間の体を借り自分の子供を産む女性を捜しに来る、そしてそのサタンと交わる花嫁がクリスティーンで、大晦日の夜その花嫁と交わる事で闇の世界を作り出そうとしているのだと説明するのです。

 
ジェリコは神への信仰をとっくに止めている為、神父の言うことに納得できないでいました。

信仰だけではクリスティーンを救えないと。

自分の持っている銃で助けてやるというジェリコに対して、クリスティーンはコバック神父の言葉を信じ、教会に残ることを選択するのでした。

 
バチカンでは、クリスティーンが見つかった事が教皇に伝えられ、必ずクリスティーンを助けなさいと神父たちに伝えます。

ジェリコが部屋に戻ると、そこには株屋に憑りついたサタンが居たのです。

サタンはジェリコに、亡くなった妻と娘の幻覚を見せます。

そして、クリスティーンの居場所を教えさえすれば、大きくなった娘とも会わせてやると提案するのです。

しかし、ジェリコは、これは幻覚で現実ではないと言い返します。

するとサタンは妻と娘が強盗に押し入られた時の辛い幻覚を見せるのです。

 
それでもなびかないジェリコに暴言を吐き続けるサタン。

ジェリコはそんなサタンともみ合い戦いますが、銃を撃っても再生し、不死身の姿であるサタンに勝てません。

窓から落とされそうになったジェリコは必至で柵を掴みます。

サタンはそんなジェリコに、「私の手を掴めば全てもとに戻してやる。本当は死にたくはないのだろう。さあ掴みなさい。」そう言ってジェリコに手を差し伸べます。

ジェリコはサタンに手を伸ばすふりをして、サタンの襟を掴み窓から落下させます。

 
どうにか窓から這い上がったジェリコ。

すると激しくドアを叩く音が。

扉を開けると、そこにいたのは死んだはずのシカゴでした。

ジェリコはシカゴが爆発に巻き込まれていると思っているので、目の前にいるシカゴはサタンが乗り移っていると思い、それを確かめるために発砲します。

銃弾が当たったシカゴの腕は血も流れ再生もしませんでした。

いきなり撃たれたシカゴはジェリコに怒鳴り散らしますが、ジェリコは本物のシカゴだと知ってホッとします。

ジェリコはクリスティーンを助けに行くと言い、一時間後に聖ヨハネ教会でシカゴと待ち合わせることにしました。

 
その頃、聖ヨハネ教会にはクリスティーンを殺そうとした騎士修道会の神父たちが乗り込み、止めるコバック神父を取り押さえクリスティーンを殺そうとします。

ナイフを振り下ろすその瞬間、ジェリコが撃った弾がそのナイフを貫きます。

しかし、その直後、サタンも教会に現れました。

教会の中にいたほとんどの神父たちはサタンに全て殺されてしまいました。

 
クリスティーンを連れて外に出たジェリコは複数の男たちに襲われますが、そこへシカゴがやってきてクリスティーンを車に乗せます。

しかし、ジェリコを乗せないまま車を発進させるシカゴ。

シカゴややはり死んでいて、このためにサタンが生き返らせたのです。

ジェリコはサタンに捕まり、最後まで見届けさせてやると言われビルに磔にされてしまいます。

 
1999年12月31日

コバック神父はひっそりと、磔にされたジェリコを助け傷の手当てを施します。

助けられたジェリコは務める警備会社に行きあらゆる武器を手に、シカゴの居場所をGPSで検索しサタンの居場所を突き止めます。

クリスティーンは閉館したビルの地下に監禁されていました。

そこでは悪魔を蘇らせる儀式が行われ、祭壇にはクリスティーンが寝かされていたのです。

ジェリコはその中にこっそりと侵入しますが、マージがジェリコに気付いてしまいます。

しかし、マージが側にやって来たことに気付いたジェリコはすぐに発砲しマージを射殺します。

その銃声で儀式は一度中断し、ジェリコが連射したことでクリスティーンの催眠も解けるのです。

 
ジェリコはわざとクリスティーンを人質に取りサタンにここから出すよう要求します。

しかし、サタンはシカゴを使ってジェリコを殺そうとします。

ジェリコに銃を向けたシカゴでしたが、ジェリコを撃つことができませんでした。

サタンは「契約は終了だ」と言って、シカゴが死んだ時のように火をつけシカゴをもう一度殺すのでした。

 
外に逃げ出したジェリコは、地下から繋がる道で地下鉄の線路に飛び出し、そこを走る回送電車に乗せてもらうことに。

しかし、その電車の前にはサタンが立ちはだかります。

運転手は電車を止めようとしますが、ジェリコはそのまま勧めと指示します。

電車に惹かれたサタンでしたが、電車の下から手を突き出しクリスティーンの足を掴みます。

どうにか振り切って地下から出た二人、時刻は23時51分。

一般の信者たちが集う教会へと逃げ込んだジェリコたちは、ミサに参列している人たちを外へと避難させました。

 

「エンド・オブ・デイズ」最後ラストの結末は?

株屋の体から抜け出したサタンは、また透明な物体になって移動を始めます。

ジェリコは、キリストの像を前に「どうか助けて下さい。私に力を。」と強く祈りを捧げます。

その瞬間、教会が激しく揺れ、キリスト像たちが燃え始めます。

天井は崩れ、ボロボロと崩れる教会のステンドグラスを破りサタンがやってきました。

 
新年まであと3分。

サタンはジェリコに憑りつき、クリスティーンと無理やり交わろうとします。

クリスティーンは、サタンに憑りつかれたジェリコに「あなたは強いわ!悪魔に勝って!」そう必死に語り掛けます。

憑りつかれた中で自我と戦うジェリコ。

サタンに支配されながら、何か策はないかと周りを見渡します。

その目線の先には騎士の像が持つ聖剣が。

ジェリコはどうにか力を振り絞って「逃げろ」とクリスティーンに叫びます。

クリスティーンが逃げたのを見届けたジェリコは、その聖剣に向かってダイブし、自らその剣で胸を貫くのでした。

その瞬間、2000年になります。

 
サタンは消滅しました。

そしてジェリコの目の前には、死んだ妻と娘が。

ジェリコを迎えに来たのです。

息絶えたジェリコに涙を流すクリスティーン。

感謝の気持ちをジェリコに伝えます。

外はミレニアムを祝して市民たちが大いに盛り上がっていました。

THE END

 

「エンド・オブ・デイズ」見どころ

ホラー要素の強い作品ですが、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演ということもあって、アクションシーンも盛りだくさんです。

でも個人的にはミスキャストだと思います。

この設定はシュワちゃんのイメージには合わないよ・・・

シュワちゃんはやっぱりこういうのが似合います。

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さすがのシュワちゃんでも相手がサタンなんて・・・勝てっこないでしょ。

登場人物のほとんどがサタンの手下だし・・・

人間弱いし・・・

それでも無理くり収めた感が否めません。

まあ、もともと自殺願望があった主人公が、最後に自己犠牲で守る。というエンディングはバッドエンドのようでハッピーエンドなのかもしれませんね。

とにかく、息つく暇なく進んでいくので、飽きも来なく最後までハラハラドキドキを楽しめる作品になっていますよ。

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