映画「ベガスの恋に勝つルール」はキャメロン・ディアス主演、トム・ヴォーン監督の2008年公開の映画です。
この映画「ベガスの恋に勝つルール」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
振られた女性が勢いで結婚、さぁ離婚というところで夫がスロットで大儲け。
このお金は誰のもの?という「ベガスの恋に勝つルール」をお楽しみください。
「ベガスの恋に勝つルール」あらすじ
大手証券会社のブローカー、ジョイ・マクナリー(キャメロン・ディアス)。
ジョイは恋人の誕生日にふられてしまいます。
傷心のジョイはプレゼントに用意したチケットで親友と共にラスベガスへ。
そこでジョイはジャック・フラー(アシュトン・カッチャー)と出会います。
意気投合したジョイとジャックはそのまま勢いで結婚しますが、朝起きて猛烈に後悔します。
離婚の話をしている最中、ジャックはジョイの小銭でスロットを回し300万ドルを当てます。
そこで結婚しているからとお金の権利を主張するジョイ。
さぁ300万と離婚の行方は?・・・
「ベガスの恋に勝つルール」ネタバレ
ニューヨークウォール街で働くキャリアウーマンのジョイ・マクナリーには恋人のメイソン(ジェイソン・サダイキス)がいます。
メイソンの誕生日、朝からハイテンションのジョイは夜にお祝いしながら結婚の話をしようと言います。
そんなジョイをメイソンは、段取り魔が出たとからかいます。
その日の夜、ジョイは友人たちを巻き込んでサプライズパーティーを計画します。
プレゼントはラスベガスへの旅行。
メイソンの帰宅に合わせてジョイも暮らすメイソンの部屋に隠れる友人たち。
ジョイは玄関でメイソンを迎えますが、メイソンは部屋に入る前に話したいことがあるとジョイに言います。
そしてメイソンはうちに帰ったらくつろぎたい、でもできてないと訴えます。
「やたら疲れるんだよな、いつもハイテンションだし段取り魔で仕切り魔で。結婚できない、別れたい。」
メイソンはハイテンションなジョイの相手をするのに疲れてしまったのです。
ジョイが泣き出し、戸惑ったメイソンが明かりを付けると気まずそうに隠れていた友人たちが出てきました。
「サプラーイズ」と元気のなく言うジョイの親友、ティッパー(レイク・ベル)。
ショックでティッパーと飲みに出かけたジョイですが、振られてショックながらも指輪を外せません。
そんなジョイにティッパーは、プレゼントに用意したラスベガスへ行こうと言います。
その頃、とある工場で働くジャック・フラー(アシュトン・カッチャー)。
女遊びが激しく仕事も適当なジャックは次期社長の自覚もなく、仕事中もテレビに夢中。
今まで何回もチャンスを与えたのに、とついに社長である父親からクビを言い渡されます。
どうやったらあいつを訴えられる?とジャックは親友の弁護士、スティーヴ(ロブ・コードリー)に父親を訴えられるか相談します。
そして一皮むきたいとふたりでラスベガスへ気分転換に出かけることにします。
ホテルでシャワーを浴びるジョイ達。
その頃、ホテルのフロントでは、システムダウンのトラブルが起きていました。
チェックインしたジャック達が部屋に入ると、そこには裸のジョイ達の姿が。
なんとジョイ達の部屋はジャック達とダブルブッキングされていたのです。
驚いてジャック達に襲い掛かるジョイ達。
ジャックはフロントへ交渉に行こうと提案します。
ホテルのミスということで一番いい部屋を2部屋要求し、見事ゲットしたジョイ。
さらにジャックの交渉でVIP扱いとなった4人は、リムジンに乗って出かけられることになりました。
予定通りに行動しようとするジョイに「段取り魔?」と声をかけるジャック。
それでジョイの心に火が付きます。
バーに行った4人、ジョイとジャックはそれぞれ身の上話をします。
アルコールも入り、ベガスの雰囲気に酔ったふたりは夜の街を楽しみます。
そして翌朝、ドアが閉まる音で目覚めたジョイ。
指にはジャックの名前の刺青、さらに指にはメイソンからとは別の指輪が。
昨日意気投合したふたりは、そのまま酔った勢いで結婚してしまったのです。
ジャックに結婚を無効の手続きをするようスティーヴは進めます。
スロットマシーンの前で気まずく昨日は楽しかったねと作り笑をするふたり。
お互い別れる気があると意思確認したがふたりでしたが、ジャックはジョイに君って面倒くさそう、結婚なんてと言いだしそのまま口論になります。
そんなときジャックが適当にジョイの小銭を入れたスロットが見事当たりなんと300万ドルが当たります。
派手に光るスロットマシーンに周りの客も騒然とします。
賞金の小切手を渡されるジャック。
ジョイはジャックにかけより小銭は自分のものだった、自分たちは結婚していると主張します。
ジョイは「僕のものは君のもののはずよ、私たち夫婦なんだから」と指輪を見せます。
ニューヨークに戻ったジョイとジャックは300万ドルの行方をめぐって裁判所へ。
ふたりは出会って4時間で結婚し、3時間半は酔っていたと主張するスティーブ。
ジョイは自分たちの結婚は納得してのものだと主張します。
裁判官は結婚の神聖さを壊している、結婚とは愛と責任だとふたりに言います。
そしてまずは自分を納得させてみろ、と裁判官は賞金の受け取りを停止しこれから6か月間夫婦生活を送るよう言います。
そしてメイソンの部屋を出ることになったジョイはジャックの部屋で住むこととなり、週に一度夫婦カウンセリングを受ける事を命じます。
最後に「ふたりを正式な夫婦と認める」という裁判官。
半年後にお金を折半すればいいとそれぞれ意見をまとめたジョイ・ティッパーとジャック・スティーヴ。
6か月の我慢で大金が手に入ると、ジョイはジャックの家へ引っ越します。
しかし汚く散らかった家に前途多難のジョイ。
最初のカウンセリング。
ふたりは愛し合ってるふりをしますが、すぐにカウンセラーに見破られえてしまいます。
結婚生活に不満がたまり嫌がらせをしあうふたり。
そしてふたりはそれぞれ相手に不貞行為をさせてお金をすべて自分のものにして別れようと計画します。
その夜、早速部屋に女たちを送り込むジョイ、ジャックもジョイに男友達をけしかけます。
そんな結婚生活にお互いストレスを感じ、次のカウンセリングでふたりは思いきり不満をぶちまけます。
さらにその次はアザを付けてカウンセリングに参加し、ジョイに暴力を振るわれたと主張します。
しかしジョイはジャックが友人たちに傷をつけられる動画をカウンセラーに見せます。
さらにその次のカウンセリングの日、ジャックは女友達にジョイに時間が変更になったと言う電話をかけさせ、カウンセリングに遅れるよう仕向けます。
あるときジャックの家へやってきたジャックの両親。
ふたりはすっかりジョイを気に入ります。
結婚を喜ぶ両親の姿に、結婚が偽装だとばらさないでほしいと頼むジャック。
ジョイは便座をきちんと下げるならと言います。
自分の不利を感じたジャックはジョイの元カレ、メイソンに会いに行きます。
そして指輪を返しメイソンをそそのかします。
ジョイの前に現れたメイソン、しかしいざふたりの姿を見たジャックは嫉妬してしまいます。
いつの間にかジャックは、ジョイに好意を持っていたのです。
職場で上司に結婚したことを言ってしまい、社員旅行に夫を連れて行くと約束してしまったジョイ。
この旅行にはジョイの昇進がかかっています。
スティーヴはジャックにジョイの上司と仲良くなり、嘘が嫌いな上司にばらされたくなければ金は放棄する契約書にサインをさせろと言います。
ついに結婚生活も残り1週間となっていました。
ジョイの職場のみんなと打ち解け、場を盛り上げるジャック。
上司にすっかり気にいられたジャックに、ジョイはお礼を言います。
そしてパーティーが始まりました。
ドレスアップしたお互いの姿に見とれるジャックとジョイ。
その席でジャックは盛り上げてくれたからと賞をもらい、スピーチをすることになりました。
そこでジャックは「出会いは特殊だが今は本当に愛している」と言います。
そしてまだしていなかったファーストダンスを踊ることに。
踊りながらふたりはみんなの前で熱いキスを交わします。
夜の散歩に出たふたり、そこでジャックはジョイのロマンティックな思い出は何か聞きます。
その夜、別々の部屋で眠るも眠れないふたり。
ジョイに会いに来たメイソン。
そこでメイソンはジョイにやり直したいと言います。
指輪を差し出したメイソンにジョイはジャックが返したのだと悟ります。
「ベガスの恋に勝つルール」最後のラストの結末は?
裁判にやってきたジョイに違和感を覚えたジャック。
ジョイは300万ドルの分与権を辞退し、離婚さえできればよいと言います。
ジャックに失望したジョイは「あなたの勝ちよ、私は何もほしくない」とメイソンの指輪を渡します。
会社に行ったジョイは昇進を知らされますが、辞退しさらに仕事もやめてしまいます。
ジャックは両親に出会いではどうであれ、ふたりを見れば相性最高だとわかると言います。
ジャックはティッパーにジョイの居場所を尋ねますが、ジョイとは音信不通だと言います。
ジョイとのやりとりを思い返えしたジャックは、あの夜に言っていた灯台ではと気付きます。
その灯台前の海岸でジョイを見つけたジャック。
そこでジャックはジョイに「もう一度結婚してください」プロポーズをします。
「あなたともう一度結婚したい」と答えるジョイ。
仕事を辞めたと言うジョイにジャックは「ふたりには大金がある」と答えます。
THE END
「ベガスの恋に勝つルール」見どころ
振られたジョイと仕事をクビになったジャック。
最高に盛り上がり結婚したものの、起きたとたんに後悔します。
離婚でもめている時に大金を獲得したら、訴訟に発展するのもうなずけますね。
有能で働き者のキャリアウーマンながら空回りするジョイを演じたのは『マスク』『メリーに首ったけ』でかわいいヒロインを演じてきたキャメロン・ディアスでした。
今作でもキャメロンの魅力がいっぱいです。
最初は最悪な結婚生活の始まりでしたが、最後には自分の本当の気持ちに気付き幸せをつかみました。
結婚から始まる恋というものも、あるのかもしれませんね。
ふたりの関係の変化はもちろん、ふたりの間に広げられるトイレの使い方の攻防戦というのも面白いポイントです。
最後に仕事を辞めてしまったジョイですが、働き者になったジャックと手元のお金で幸せになっていることでしょうね。
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