「トレイン・ミッション」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「トレイン・ミッション」ネタバレ あらすじ
ミステリー/サスペンス

映画「トレイン・ミッション」はリーアム・ニーソン主演、ジャウマ・コレット=セラ監督の2018年の映画です。

この映画「トレイン・ミッション」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

通勤電車を舞台にしたノンストップ先の読めないノンストップ・サスペンスアクション「トレイン・ミッション」をご堪能ください。

 

「トレイン・ミッション」あらすじ

元警察官のマイケル(リーアム・ニーソン)は10年前に転職し保険会社の営業として働いていましたが、突然解雇通告を受けてしまいます。

定年まであと数年、息子の大学入学も控え物入りの時でしたが、退職金は出ないと言われてしまいどうやってこの事を家族に伝えようかと悩む日々。

警察官時代の相棒、マーフィー(パトリック・ウィルソン)に愚痴をこぼします。

そんなマイケルにマーフィーは過去の恩返しもかねて自分が力になると申し出ますが、マイケルはマーフィーにも生活があるのだからとそれを断るのです。

 
規則正しく生活していたマイケルは、タリータウン駅からニューヨークの職場まで同じ時刻の電車で通う日々を送っていました。

その電車には顔なじみのような客が多くいます。

マーフィーと会った後、いつもの電車で帰宅しようとしたマイケルは、電車に乗り込んだ後に携帯電話が盗まれてしまった事に気付き、慌てて電車を降りようとしますがドアは閉まり電車は発車してしまうのです。

 
どうにもできず携帯電話を諦め空席に座ったマイケルにジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)という女性が話しかけます。

人間行動学者だというジョアンナはマイケルに、「今この電車に盗品を持ったプリンという偽名の人間が乗っている。もしあなたが、プリンが降りる終点のコールドスプリング駅に着く前にプリンのことを見つけられたら10万ドルをあげる。ただし、この事を他人に口外してはいけない。」そう言うのです。

最初は相手にしていなかったマイケルでしたが、ジョアンナが前金として2万5千ドルを2号車のトイレに隠したと言って86丁目の駅で降りると、ジョアンナが言った場所へ移動してみるのです。

そこにはジョアンナが言ったように現金が置かれていました。

 
しかし、この電車に乗っている乗客は結構な人数がいます。

見つけられるはずがないと考え、金だけ持って電車を降りようとするマイケル。

その時乗り込んできた子供に渡された封筒の中を見て驚きます。

封筒には妻のカレン(エリザベス・マクガヴァン)がしているはずの結婚指輪が入っていたのです。

こうしてマイケルは従わざる得なくなったのです・・・

 

「トレイン・ミッション」ネタバレ

家族の身の危険を感じたマイケルは、自分の携帯電話が盗まれてしまったため、電車で顔見知りの青年トニー(アンディ・ナイマン)に携帯を借りてカレンに電話してみます。

しかし地下で電波が通じないため、また顔なじみの老人ウォルト(ジョナサン・バンクス)が読んでいた新聞に隠れながら「警察に通報をしてくれ」と伝えるのです。

地上に電車が出たことで携帯がつながるようになったため、アレックスに電話し自宅を調べて欲しいということ、折り返し電話が欲しいということを留守番電話に残します。

 
ウォルトは125丁目駅で電車を降り、その後トニーから借りた携帯に連絡が入りますがその相手はジョアンナでした。

ルール違反はダメだと怒るジョアンナはそこから交差点を見なさいと言い電話を切ります。

交差点では信号待ちをしていたウォルトがバスに轢かれてしまうのです。

次は妻と息子だと脅されプリン探しをすることになったマイケル。

電車の座席に乗客が買った切符が立てかけられていて、その中からコールドスプリング駅で降りる乗客を6人に絞り少しずつ接触していきます。

 
マイケルは最初に怪しいと思ったタトゥーをした男と格闘になりますが、この男はFBI捜査官で、この後何者かによって殺害されてしまいます。

そんな中アレックスから連絡が入り、数日前に政府関係者が大金を抱えたまま飛び降り自殺をしたという事件があったと聞かされるのです。

しかもそれは自殺ではなく殺人の可能性がありその事件の目撃者が、ジョアンナが探すプリンなのではないかとアレックスは話します。

 
注意深く乗客を観察するマイケルは、対象者を絞る為電車の冷房装置を壊し、一車両だけ冷房を効かせて乗客を集めることに。

その中の一人の男性が怪しい行動を取ります。

マイケルはその男を追いかけますが、その男はジョアンナが用意したプリンを殺害するための殺し屋だったのです。

FBIの男を殺害したのもこの男でした。

マイケルはその男と格闘し、揉み合った末に電車の外へと落として殺害します。

 
残りの駅は終点のコールドスプリング駅のみ。

マイケルはソフィア(エラ=レイ・スミス)という女性が読んでいた本の主人公の名前がヘスター・プリンという名前だったのを思い出し、ソフィアがプリンだと確信します。

 
マイケルの元にジョアンナからまた着信が入ります。

殺し屋から奪った銃でプリンを今すぐ殺害しろというものでした。

躊躇するマイケルにジョアンナは家族や他の乗客を危険にさらすのかと言いますが、マイケルはジョアンナの指示を拒否するのです。

ジョアンナは、あらかじめ電車に細工をしており、それを作動させると電車のブレーキが壊れ暴走してしまいます。

マイケルは乗客らに最後尾の車両に逃げるよう言い、車掌のサム(コリン・マクファーレン)と協力して前車両を切り離し停車させることに成功するのです。

 
この事で、危険な人物と思われていたマイケルは乗客から信頼されていきます。

マイケルは他の乗客の前でソフィから詳しく話を聞くと、ソフィは亡くなった政府関係者がいた事務所で勉強をしていた学生で、亡くなった職員が突き落とされるのを目撃していたと言うのです。

そのことを証言する為コールドスプリング駅に向かっていました。

警察に通報すればよかったじゃないかと言うマイケルにソフィは、「警察官が犯人だから通報なんてできない」そう話します。

そして、その犯人が「善人ぶったって死ぬだけ。崇高な精神は古臭い」と話していたと言うのです。

 
停止した車両を取り囲む警察官たち。

そこにはかつての相棒マーフィーもいます。

サムが、銃を持ってソフィアと話すマイケルを目撃し人質事件だと勘違いして、車両を止める前に警察に通報していたのでした。

 
マーフィーは電車に乗り込み人質と自分を交換するようマイケルに話し、マイケルは乗り合わせた乗客らを車両の外へ解放します。

しかし、車両にはマイケルの行動に心打たれた数名が残りました。

 

「トレイン・ミッション」最後ラストの結末は?

マイケルを説得しようとするマーフィーがある言葉を発し、マイケルとソフィら残った乗客らはマーフィーが今回の犯人なのだと確信します。

「善人ぶったって死ぬだけ。崇高な精神は古臭い」そうマーフィーが口にしたからです。

マーフィーは、誰がプリンなのか言うように銃でマイケルを脅します。

しかし、ソフィ、そして他の乗客が、自分がプリンだと主張し、本物のプリンが誰か変わらずマーフィーが混乱している時マイケルはマーフィーに掴みかかりもみ合いに。

外で待機していた特殊部隊が狙いを定め、銃を発射します。

その弾はマーフィーに当たりました。

マイケルはマーフィーと格闘している時に誤射防止の装置を奪い取っていたのです。

 
マイケル、そして車両に残された乗客らは無事保護され、マイケルの家族も無事が確認されます。

現場の指揮官だったホーンソーン警部(サム・ニール)もマーフィーを疑い捜査していました。

危険な目に遭わせたことを謝罪し、また警察に戻ってこないかとマイケルに話します。

 
それから少しして。

電車で読書をするジョアンナの前にマイケルが現れます。

君がすべての黒幕だろ?とマイケルが問い詰めます。

すると「あなたに何が出来るの?」と聞くジョアンナ・・・

マイケルは身じろぎもせず警察バッジを見せるのでした。

THE END

 

「トレイン・ミッション」見どころ

ラストの大どんでん返しに興奮してしまう作品です。

最初の序盤は必要だったのか疑問ですが、電車に乗ってからはノンストップのスリル感を味わえます。

走る電車内でのアクションや推理はハラハラとさせるシーンも多く、手に汗握りながら一緒に推理を楽しむことができました!

よく練られた謎解きサスペンスで時間があっという間ですよ。

 
乗客から怪しいと思われていた主人公がヒーローのようになっていく過程も面白かったですね。

このシチュエーションは同じくリーアム・ニーソン主演の「フライト・ゲーム」に似ています。

こちらもかなり面白くおすすめです。

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すべて巧妙に仕組まれてた事件でしたが、黒幕のジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)の唯一の失敗は、対象者にマイケル(リーアム・ニーソン)を選んでしまったことですね。

いっしょに推理しながらご覧ください。

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