「虐待の証明」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「虐待の証明」ネタバレ あらすじミステリー/サスペンス

映画「虐待の証明」は、ハン・ジミン主演、イ・ジウォン監督の2018年の映画です。

この映画「虐待の証明」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

心に傷を負った女性と少女がたどる過酷な運命を描く「虐待の証明」をご鑑賞ください。

「虐待の証明」あらすじ

これは、韓国で実際に起こった児童虐待事件を基に、ある女と少女の再生と希望を描いた物語です。

母親から虐待されて育ったペク・サンア(ハン・ジミン)

レイプ事件に巻き込まれ、犯人に代わって刑に服すことになりました。

出所後も彼女はすさんだ生活を続けていましたが、ある日、道路の片隅で震える少女・ジウン(キム・シア)と出会います。

ペクは過去の自分を重ね、ジウンに手を差し伸べるのですが・・・

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「虐待の証明」ネタバレ

あるマンションの一室で、チョン・ミョンスクという高齢女性の死体が見つかりました。

死後1か月、孤独死です。

彼女の部屋に残る一枚の写真に目をやる刑事・ジャンソプ(イ・ヒジュン)。

写真には若い頃の死んだ女性と、娘と思しき少女が遊園地を訪れた姿が写っていました。

 
ミス・ペクと呼ばれる女──

ペク・サンア(ハン・ジミン)は、実の母親から虐待を受けた壮絶な過去がありました。

父は早くに亡くなり、施設で暮らした少女時代。

その記憶は消える事なくサンアを苦しめ、彼女の目に未来への希望が映る事はありません。

 
サンアとジャンソプは、ある事件をキッカケに出会いました。

正当防衛のはずが、権力に押し潰され前科者となったサンアに手錠をかけたジャンソプ。

そして、絶望の底にいる彼女に寄り添ったのも彼でした。

一緒にはいる…
でも、決して彼に寄り掛かろうとはしないサンア。

 
ジャンソプは幾度となく結婚を口にしますが、彼女には全く受け入れられません。

家族を知らない自分が妻、母になれる訳が無いと顔をしかめるサンア。

彼女は笑う事を忘れ、ジャンソプもやり切れない悲しい表情。

重い空気がながれる二人に、この日は更に怒りが混じります。

それは、ジャンソプが勝手にサンアの母を捜し、あの死体の女性が彼女の母でした。

 
季節は冬、寒空の下で凍える少女・キム・ジウン(キム・シア)、9歳。

薄着でサンダルの彼女に近づき、サンアは暖かいダウンコートを着せます。

店で夕食に有り付いたジウンは貪るように食べ、水の入ったコップを落としてしまいます。

それを見たサンア…
するとジウンは、叩かれる事を恐れるように身構えるのでした。

 
近所に住むジウンを見掛けていたサンアは、虐待されていると気づいていました。

接し方も上手くない彼女、ただ食事をさせジウンの隣に座る事しか出来ません。

まわりから「ミス・ペク」と、呼ばれているサンア。

それは、彼女を揶揄した呼び名。

しかし、サンアはジウンに「ミス・ペク…そう呼びなさい」と、ぶっきら棒に伝えます。

前科のせいでろくな仕事にも就けず、何者にもなれない自らを卑下してきたサンア。

しかし “ミス・ペク” は、二人にとってチカラを持つ言葉となります。

 
閉ざされた家──

実父・キム・イルゴン(ペク・スジャン)そして、内縁の妻・チュ・ミギョン(クォン・ソヒョン)と暮らすジウンは、親の愛を知りません。

イルゴンとジウンが居なくなれば天国だ…と、言った実母。

父・イルゴンはアル中、家でゲームばかりするクズ男でした。

ミギョンは表の顔は愛想の良い女性ですが、母性の欠片もない残忍な女です。

サンアとジウンが店に居たあの晩、ジウンの姿を見つけ家へ連れ帰ろうとしたミギョン。その時、サンアの指をジウンの小さな手が握っていました。

風呂場の隅で、隠れるように身体を震わせるジウン。

「見るんじゃない」と、ミギョンはいきなり叩きつけ、血を流すジウンに水を掛けるのでした。

 
サンアの母──

夫を亡くし酒に溺れた母・ミョンスクは、酔っ払うたびに幼い娘・サンアに手を上げていました。

目覚めた朝、血を流し意識の無いサンアを抱きかかえ、病院に走ったミョンスク。

自分の手に付いたサンアの血…このまま娘と居たら殺してしまうと恐怖に駆られます。

 
遊園地を訪れ母と二人、嬉しそうに笑っているサンア。

娘を見て目を滲ませるミョンスクは、さいごの写真を撮るのでした。

「私から逃げて…遠くへ」と、言った母・・・

ジウンに握られた手の感触を、忘れられないサンア。

路上に立ち尽くすジウンは、ミギョンから虐待され生傷だらけでした。

その姿を見つけたサンアは、怒りに震えています。

 
「どこも、行く当ては無いの?」

サンアに買ってもらった暖かい服を着たジウン、二人は遊園地に行きました。

海に沈む夕日を見ていると、ギュッとサンアの手を握るジウンは「ありがとう」と、言いますがサンアは言葉が出ません。

二人は、静かに遠くを見ています。

母の顔が浮かぶサンアは、どうしてもジウンの全部を受け止める事が出来ないのです。

 
サンアがジウンを連れ出した事で、警察沙汰になります。

ジウンの身体に残る傷で、児童相談所の目が実父・イルゴンと内縁の妻・ミギョンに向けられるようになりました。

しかし、ジウンは「転んじゃった」と言い、サンアはジウンから離れる決意をします。

 
ジウンの父──

あの日以来、両手足を縛られ水を飲むことも許されないジウン。

20歳でジウンを授かったものの、彼らには望まれない子でした。

夜、酒に酔いジウンの首に手をかける父・イルゴン。

そこに、サンアが訪ねて来ますが会えず、ジウンは去って行く彼女を小さな窓から見下ろしていました。

「…ミス・ペク …ミス・ペク」

ジウンが呼んでいる・・・車を降りたサンアは走り出しました。

 
窓から身を乗り出した小さな身体は、必死に壁にしがみ付きあの家から逃げ出します。

そして、抱きしめて欲しかったサンアを見つけたジウン。

ボロボロの身体で彼女のもとへ一歩ずつ、ゆっくりと歩き互いを抱きしめるのでした。

ジウンに逃げられた父・イルゴンは内縁の妻・ミギョンの企みで、娘を誘拐されたと警察に嘘を吐きサンアを追い詰めようとします。

 
執念深い女──

サンアの恋人でもある刑事・ジャンソプは、姿を消したサンアとジウンを捜し出し、どじょう汁店を営む姉・フナム(キム・ソニョン)のところへ連れて行きます。

虐待の犠牲となった子供の死体を目の当たりにしたジャンソプは、サンアの思うようにやらせると決めました。

そして、虐待の証明をすべく動き出します。

 
ジウンの父・イルゴンを捕まえ嘘を暴こうとしたその時、あの夜のジウンを映した証拠が見つかったのです。

これで、サンアは誘拐していないと証明されイルゴンを逮捕する事は出来たのですが、事態を察した内縁の妻・ミギョンが行方を晦ませます。

 
ジャンソプの姉・フナムの家で、ぐっすりと眠るジウン。

傍らに座るサンアに、フナムは「罪は無い…」と、言ってくれました。

ジウンが熱を出していると気づいたサンアは薬局へ行き、はじめて子供用の風邪薬を買います。

 
サンアの姿が無く不安なジウンが外へ捜しに出ると、そこに現れたのはミギョンでした。

ジウンが居なくなったと知ったジャンソプは慌ててサンアに伝え、ジウンの命を守るため二人は走り出します。

 
必死に逃げようとするジウンを押さえ付けたミギョンは、ガラス瓶を振り上げます。

ためらったその一瞬、うしろからサンアがやって来てジウンを救い出しました。

ジウンを車に乗せたサンアは、逃げるミギョンを追います。

すると「ミス・ペク…」と、サンアを呼び止め彼女のもとへ裸足で進むジウン。

「一歩でも動けば、もう会わない」と、サンアは告げます。

 

「虐待の証明」最後ラストの結末は?

ミギョンと対峙するサンアに、怖いものなどありませんでした。

しかし「あの子が欲しいのね?…絶対に手放さない」と、サンアを挑発するミギョン。

どちらかが死ぬまで、そんな思いを込めた最後の戦いで起き上がったのはサンアでした。

そして、ミギョンに留目を刺そうとしたその時、ジャンソプが止めに入ります。

「数日だけでも、母親のように接してやれ」

そう言って、ジャンソプはジウンのもとにサンアを行かせます。

 
止められたあの場所で、動かずに待っていたジウンの手を取り、サンアは聞きました。

「こんな私でも…一緒に来る?」

「一緒に行く」

 
一年後、ジウンはジャンソプとフナムと一緒に暮らしていました。

テレビニュースは、ミギョンに懲役15年、イルゴンに懲役10年の判決が出たと伝えます。

朝ご飯をしっかり食べ、学校に通う。

勉強や遊びを楽しみ、良く笑う元気な女の子・ジウンに成長しています。

 
下校時刻、風に乗り花びらが舞う校門のそばに、一人の女性が居ました。

その後ろ姿で、サンアだと分かったジウン。

振り返った彼女は、ジウンを見て少し微笑みました。

THE END

 

「虐待の証明」見どころ

目を背けたくなるシーンばかりで、みどころと言う言葉が適切かは分かりませんが、胸に留めておくべき実話が基となる作品です。

「早く、気づいて!早く、助けて!」と、身体が強張る98分。

 
この作品で、韓国最大の映画祭・青龍映画賞で主演女優賞を受賞したハン・ジミン。

『虐待の証明』(原題『ミス・ペク』)は、低予算映画だったにも関わらず韓国内で口コミによって広がり、日本も含め世界中に衝撃をあたえ高く評価されました。

女優として、新境地を切り拓いたハン・ジミン。

今作がデビューとなった、子役・キム・シアの今後が更に期待されます。

 
主人公・ペク・サンアそして、少女・キム・ジウンが一番欲しかったものは温もり。

親の愛を知らない9歳のジウンに、手を差し伸べたサンア。

サンアの背中に残る傷跡を見て「守ってあげる」と、抱きしめてくれたジウンの小さな手。

しかし、自身が受けた壮絶な虐待の記憶に “私が母親になれるの?” と、サンアが悶え苦しむ姿に胸が詰まります。

重く息苦しい中ほんの少し安堵するのは、サンアとジウンが遊園地へ行って二人がお揃いのミッキーマウスのカチューシャを付けているところ。

二人の逃避行に光が射す事を、誰もが願わずにはいられないでしょう。

 
今作で、監督デビューを果たしたイ・ジウォン。

“救われてほしい” と、彼女の願いが込められたラストシーン。

長い長い暗闇を抜けサンアがジウンに見せた微笑みに、全身から熱いモノが溢れ出る感覚に陥ります。

この世界から、虐待という負の連鎖を生まないために多くの方に観て頂きたい作品です。

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