映画「S.W.A.T 闇の標的」はガブリエル・マクト主演、ベニー・ブーム監督の2011年の映画です。
この映画「S.W.A.T 闇の標的」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
特殊部隊・SWATの活躍を描いたアクション「S.W.A.T 闇の標的」をご堪能ください。
「S.W.A.T 闇の標的」あらすじ
ある夜、ロサンゼルスの豪邸に人質を取った立てこもり事件が発生します。
その事件を解決したのはロサンゼルス市警の特殊部隊S.W.A.T。
銃を持った犯人の身柄を一気に確保するのです。
部隊率いるポール(ガブリエル・マクト)は元軍人で、部隊でもとても優秀な隊員です。
この事件を解決したポールは上司のサイモン警部(デニース・ノース)から、デトロイトのS.W.A.Tを指導して欲しいと頼まれます。
ポールはその頼みを断ろうとしますが、昇進と昇給を条件に出され、それを受け入れるのです。
デトロイトのS.W.A.T隊員であるウォルポート(ジノ・アンソニー・ペシ)に出迎えられ部隊の教官となったポール。
まずは部隊の能力を知るため、わざと爆弾のようなものを持った不審な人間がバスターミナルにいると通報をします。
通報から15分以内に現場へ到着したS.W.A.T部隊と警官。
ポールは抜き打ちテストは合格だと隊員たちを褒めます。
デトロイトS.W.A.T部隊を指揮しているホランダー捜査官(ジャンカルロ・エスポジート)から決められた期間のみ指揮権を譲り受けたポールでしたが、隊員たちの勤務態度に疑問を感じ、今までよりも厳しい訓練を課するのでした。
そして・・・
「S.W.A.T 闇の標的」ネタバレ
そんな中、高層ビルで立てこもり事件が起こります。
人質はローズ(クリスタナ・ローケン)という女性で、彼女を人質に取った犯人はローズのストーカー、ウォルター(ロバート・パトリック)という男でした。
ウォルターの説得を試みたポールでしたが、埒が明かないため突撃に踏み切るS.W.A.T部隊。
ポールから狙撃手に指名されたのはワターズ(クリスタナ・ローケン)でしたが、失敗してしまいます。
どうにかローズを無事に保護し、ウォルターを拘束した部隊でしたが、自分に付きまとうウォルターを殺してくれとポールに頼むローズ。
しかしそれは叶わず、ローズは隊員の銃を奪って自らの頭部を撃ちぬき自殺してしまうのです。
ポールは隊員として活躍してきたこの10年、担当した事件の被害者をだれ一人として死なすことなく事件を解決に導いてきました。
今回ローズが自殺してしまった事で相当なショックを受けるポール。
その夜、元々ポールとそりが合わなかった部隊のケロッグ(ニコラス・ゴンザレス)は酒に酔ってポールに絡みます。
負けた方がこの町を出ていくという賭けをした二人。
勝ったのはポールでした。
翌日街から出て他のチームに異動したケロッグの代わりにポールが呼び寄せたのは、イラク戦争時代の同僚だった狙撃手のロリ(シャノン・ケイン)。
美人で優秀なロリが加入し色めき立つ隊員たち。
そんな和やかな雰囲気もつかの間、ポールの元に人質事件の犯人ウォルターから電話が入ります。
ウォルターはポールのせいでローズが死んだのだと非難するのです。
保釈金で外に出てきたウォルターは、部隊の訓練に紛れ込み隊員たちの個人情報が掛かれた資料を盗んでいきます。
ポールの元へやって来た精神科医のキム(カーリー・ホープ)はウォルターの資料を見て、危険だから気を付けるようポールに警告するのです。
意気投合したポールとキムは酒に酔いそのまま体の関係に。
そんな二人の様子をウォルターが見ていました。
それからもウォルターからの嫌がらせは止まず、それは次第に過激になっていきます。
ある日、車に爆弾を仕掛けられてしまったポール。
すぐに気づいて大事にはなりませんでしたが、キムはウォルターがポールに執着しているから気を付けないと危険だと警告するのです。
署に乗り込んできたウォルターに我慢ならなくなったポールは彼を殴ってしまいます。
ポールは、駆けつけたホランダーからロスへ帰るよう命令されてしまうのです。
しかし、その夜ウォルターは国務省の職員を銃殺し逃走します。
その後、キムを護衛していたマンディ(マイカー・A・ハウプトマン)を撃ちキムを誘拐するのです。
一連の事件の責任を全てポールに押し付けようとしたホランダー。
そんなホランダーに反発したチームはポールを守るのです。
そこへ、自殺をほのめかす人物がいると通報が入り現場へ向かった部隊。
しかし、この通報はウォルターの罠でした。
「S.W.A.T 闇の標的」最後ラストの結末は?
ポールがいない部隊は、ロリを含め4人で現場へと向かっていましたが、隊員の一人がウォルターに撃たれ皆人質に取られてしまいます。
ポールはウォルターからの電話で今回の事を知り、署から武器を盗んで現場へ向かおうとしましたが、ケロッグの協力で武器を調達。
ウォルターから指定されたチームが訓練に使っている廃ビルへと向かったポールは、そこで怪我を負ったワターズを助けます。
しかし、ワターズはウォルターの仲間に射殺されてしまうのです。
どうにかロリたちが監禁されている場所にたどり着き救助することに成功したポールはキムが監禁されている場所を探します。
やっとキムを見つけますが、キムには爆弾付きのベストが着せられそのスイッチはウォルターの手に。
ウォルターはポールを挑発し脅しますが、隙をついてロリがキムを繋いでいる鎖を狙撃し、キムは爆弾が付いたベストを脱ぎウォルターに投げます。
ポールはその爆弾を撃ち抜きウォルターを爆死させるのです。
事件を解決したポール率いるS.W.A.T部隊。
ポールは生き残った隊員たちを合格に、他のチームに移ったケロッグを今のチームに復帰させるようホランダーに頼みます。
任務を終えたポールはキムに、一緒に来て欲しいと言い二人でロスへと戻るのでした。
THE END
「S.W.A.T 闇の標的」見どころ
映画「S.W.A.T」の続編ということですが、前作と繋がりはありませんので単品で楽しめる作品でした。
ドラマ「SUITU」でハーヴィーを演じたガブリエル・マクトが主演を務め、見ごたえのある激しいアクションシーにも挑戦しています。
ガブリエルファンは新しい一面を魅せていますのでお楽しみに!
中々新しいチームの隊員と打ち解けない関係にハラハラさせられますが、最後はスッキリと終わるラストが良かったですね。
もう少しチームプレイが見たかった…とも思いましたが、ストーリー展開は面白かったです!
同じ「S.W.A.T」を題材にしたこちらの作品もおすすめです。
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