映画「ソードフィッシュ」は、ジョン・トラヴォルタ主演、ドミニク・セナ監督の2001年の映画です。
この映画「ソードフィッシュ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、無料動画や見どころについて紹介します。
二転三転する豪華スター共演の犯罪サスペンス「ソードフィッシュ」をご堪能ください。
「ソードフィッシュ」あらすじ
ある銀行で大掛かりな強盗事件が起きます。
犯人はガブリエル(ジョン・トラボルタ)という男。
銀行では、多くの人質が体に爆弾を巻かれ監禁されています。
ガブリエルはスタンリー(ヒュー・ジャックマン)を側に置き警察が銃を向ける中堂々とした姿で取引を提案するのです。
ガブリエルは警察に条件を付けて人質を解放すると話しますが、警察側はその要求をのまずに行動に出ます。
しかし、人質には爆弾が巻かれています。
それは銀行の敷地から出たらセンサーが反応して爆発するというものでした。
この事件を担当するFBI捜査官のロバーツ(ドン・チードル)は勝手な行動をする仲間を注意しますが、聞く耳を持たない仲間の捜査官は一人目に解放されるはずだった人質の女性を勝手に保護しようと指示するのです。
その結果、敷地内から出てしまったその女性の体に付けられた爆弾が爆発し辺り一面その爆発に巻き込まれてしまいます。
実はガブリエルとスタンリーは・・・
「ソードフィッシュ」ネタバレ
その事件の4日前。
空港で入国審査に通らなかったトーバルズ(ルドルフ・マーティン)。
空港から逃走しようとして警察に逮捕されます。
トーバルズは腕利きのハッカーで依頼を受けてアメリカへとやって来たのです。
ロバーツ捜査官が取り調べにあたりますが、口を割ろうとしないトーバルズ。
取り調べの最中ロバーツ捜査官に電話が入ったと言われ、ロバーツ捜査官が席を外している最中にトーバルズは暗殺されてしまうのです。
その頃、スタンリーが暮らすトレイラーハウスにジンジャー(ハル・ベリー)という女性が訪ねてきます。
ジンジャーはスタンリーに仕事の依頼をしにきたのです。
スタンリーは世界一と言われたハッカーでした。
逮捕され、仮釈放された今はトレイラーハウスで自由気ままな生活を送っています。
最初はジンジャーをあしらっていたスタンリーでしたが、別れた妻が引き取っている娘を引き取りたいなら金が必要だろうと10万ドルを渡されジンジャーの依頼を受けることに。
FBIが空港内の監視カメラを調べているとジンジャーの依頼でガブリエルに会うために空港にいたスタンリーが写っていました。
スタンリーはハッカーとしての実力をテストされることに。
ガブリエルは手下を使ってスタンリーに銃を向けさせ、一分以内に国防省のシステムをハッキングしろと指示するのです。
銃を向けられたスタンリーは殺されるかもしれない恐怖の中、見事それを成功させます。
その後ガブリエルのアジトではパーティーが開かれ、そこで最新型高性能のパソコンを目にしたスタンリー。
ガブリエルはそのパソコンを使って、かつて計画されていた“ソードフィッシュ”で作られた95億ドルもの闇資金を奪うために、システムをハッキングするよう指示するのです。
翌日、スタンリーはジンジャーに車を借りて娘に会いに行きます。
そこへやって来たロバーツ捜査官は逃げるスタンリーを追いかけ、何故ロスに来たのだと問うのです。
口を割らないスタンリーを泳がせることにしたロバーツ捜査官。
ハッカーが暗殺されている事件にスタンリーも関わっているのではないかと踏んだのです。
自分に盗聴器が仕掛けられていたことを知ったスタンリーはジンジャーを問い詰めます。
するとジンジャーは、“麻薬取締局の捜査官(DEA)”だと白状するのです。
ガブリエルを見張るため潜入しているのだというジンジャーの言葉をスタンリーは信じることに。
ガブリエルは組織を支援してくれているリーズマン上院議員(サム・シェパード)から今回の闇資金強奪の計画を一旦中止にするよう指示されますが、それを聞き入れません。
リーズマンは邪魔になったガブリエルを始末するよう部下に指示するのです。
暗号を解読するためのプログラムを作成しているスタンリーは、順調に進む仕事に気分を良くし、新しいワインを開けるためワインセラーに向かいます。
そこでガブリエルそっくりの死体がある事に気付き驚いてその場からすぐに立ち去ろうとします。
そこでガブリエルと鉢合わせし、そのことを話そうとするのです。
ガブリエルは車でその話を聞くと言ってスタンリーをドライブに誘います。
夜の街を走るガブリエルの車。
ガブリエルは「人は見たのもや聞いたことに騙されやすい。先入観だよ。」と話をします。
そこへガブリエルを暗殺しようとやって来た暗殺者たちに狙われてしまうのです。
激しいカーチェイスと銃撃戦の末、暗殺者を始末して逃げることに成功します。
その後、ガブリエルはリーズマンとその部下を暗殺するのでした。
スタンリーはプログラムが完成したことをガブリエルに報告します。
それを聞いたガブリエルはすぐにスタンリーの口座に1000万ドル振り込むのです。
金が振り込まれたことを知ったスタンリーはもうこれでおしまいだろうとガブリエルの元を去ろうとしますが、ガブリエルは自分の思い描いている計画をスタンリーに話します。
スタンリーにはその計画に乗る気はないため、ガブリエルの隙をついてその場から逃走し娘に会いに行くのです。
しかし、別れた妻の家に行くと、そこには妻とその夫の死体だけが残されていて娘の姿はありませんでした。
咄嗟にガブリエルが仕組んだことだと気づいたスタンリーは、彼の元へと戻る事に。
そして爆発を起こした銀行強盗事件へとつながるのです。
一度大きな爆発を起こしたため、ガブリエルの要求を呑むしかないロバーツ捜査官たち。
ガブリエルはヘリコプターを要求します。
スタンリーは早く娘に会わせろとガブリエルに要求しますが、ガブリエルはきちんと最後まで仕事をしたら二人とも無事に帰してやると脅すのです。
95億ドルの金を全て引き出すことに成功したスタンリーはやっと娘と再会します。
しかし、スタンリーはその金が何か所もの銀行に振り分けられる罠を仕掛けていたのです。
バレずにその場を去ろうとしたスタンリーでしたが、逃げ切る前にそのことがバレてしまいます。
どうにか娘だけは外に逃がすことが出来たスタンリーでしたが、自身は捕まってしまうのです。
スタンリーは、金を全てもとに戻すようガブリエルに命令されますが、人質の解放と交換でその要求を飲むと話します。
しかしガブリエルはジンジャーをロープで釣ってスタンリーを脅すのです。
ジンジャーが首を釣られて生きていられるのはせいぜい50秒から60秒くらいの僅かな時間しかありません。
その時間内に自分の仕掛けた高度な罠を解くスタンリー。
ジャンジャーの命を守ったスタンリーでしたが、ロープから降ろされたジンジャーはガブリエルの部下によってスタンリーの目の前で射殺されてしまうのです。
「ソードフィッシュ」最後ラストの結末は?
スタンリーはそのまま人質たちと一緒にガブリエルが用意したバスに乗せられることに。
そのバスは飛行場へと向かいますが、そこには警察が先回りしていました。
しかし、そんな事には目もくれず警備を突破しバスを走らせるガブリエル。
そのバスはヘリのワイヤーで釣られて運ばれるのです。
空を飛んでいたバスでしたが、釣っていたワイヤーの片方が切れバランスを失ったまま宙刷りにされるバス。
乗っていた人質やガブリエルの部下が数人バスから転落してしまいます。
なんとかバスをビルの屋上に着けることができ、そこに用意したヘリで逃走を図ろうとするガブリエル。
しかし、スタンリーはガブリエルの部下が持っていたミサイルを使いガブリエルらが乗ったヘリを狙い撃つのです。
その爆発でガブリエルの死亡が確認されます。
ロバーツ捜査官に連れられガブリエルの死体を確認にきたスタンリー。
爆発によって遺体は損壊していましたが、それはガブリエルでした。
しかし、捜査官らがジンジャーという捜査官がDEAにはいないと聞いて、ガブリエルが話していたことを思い出したスタンリー。
『人は見たことや聞いたことに騙される。錯覚だ。』その言葉とワインセラーで見たガブリエルそっくりの死体を思い出し、死んだのはガブリエル本人ではないかもしれないと思うスタンリーでしたが、そのことは捜査官らには伝えず娘と二人生きていきます。
その頃、死んだはずのガブリエルとジンジャーは闇資金を取り出すことに成功し、船で逃走を図るのでした。
THE END
「ソードフィッシュ」見どころ
伏線が散りばめられていて、とても見ごたえのある作品です。
劇中にも、人は錯覚に騙されるとありますが、まさにその罠に嵌ってしまいます。
そういった意味でも何度も見れる映画になっていますよ。
そして、ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマンという大物俳優の共演というのも見どころのひとつです。
二人の緊迫した演技は見ているこちらもどんどん惹きこまれてしまいました。
特にジョン・トラボルタは悪役で存在感がより際立つ俳優だと思います。
伏線を回収できたときのスッキリ感と、派手なアクションシーンの気分爽快感を味わいたい方にお勧めの作品です。
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