映画「サイレント・ワールド 地球氷結」は、マイケル・シャンクス主演、ブライアン・トレンチャード=スミス監督の2010年のカナダ・オーストラリア合作映画です。
この映画「サイレント・ワールド 地球氷結」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
マイナス70度の超低温大気が地球を襲うSFパニック「サイレント・ワールド 地球氷結」をお楽しみください。
■ スタッフ
監督: ブライアン・トレンチャード=スミス
製作総指揮:ピエール・デヴィッド他
脚本: ジェイソン・ボルク
撮影: マーク・ウィンドン
音楽: マリオ・セヴィニー■ 主要キャスト
ジャック:マイケル・シャンス
エマ:アレクサンドラ・デービス
ナオミ:インディアナ・エヴァンス
ウォルター:ブルース・デビッドソン
「サイレント・ワールド 地球氷結」あらすじ
国際気象研究所(ICRO)の職員であるジャック(マイケル・シャンクス)。
彼は仕事に邁進するあまり法医学者の妻・エマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)と娘・ナオミ(インディアナ・エヴァンス)との家庭崩壊の危機に陥っています。
離婚調停にまで話が進み困惑しているジャックでしたが、そんな彼に地球が凍る恐ろしい気象状況が飛び込んできました。
彼は世界を救う救世主となれるのでしょうか―――?
「サイレント・ワールド 地球氷結」ネタバレ
地球で一番寒いのは南極や北極ではない・・・
そこは地上から約55キロも上空の中間圏。
マイナス95度にもなる信じられない冷気をまとう空間ですが、それらは通常オゾン層などによって地球には届かないよう守られています。
ジャック(マイケル・シャンクス)は日々気象状況のデータを集め、地球の天気を見守る仕事を生業としていました。
仲間の乗る気象調査船[ノース・スター]とも連携を取りながら熱心に仕事している彼ですが、その熱心さゆえに妻のエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)から三行半を突きつけられています。
彼女は、彼の仕事のために世界中を転々とする生活に耐えられないというのです。
やっと故郷のオーストラリアに帰ってこられたかと思ったらまた北京への赴任と聞かされ、ついに彼女の堪忍袋の緒は切れてしまったのでした。
日食が観測されたその日もジャック(マイケル・シャンクス)は研究所にいました。
相変わらず深刻なオゾン層破壊は続いていて、最新データでは上空85キロ地点の中間圏の気温低下が観測されています。
日食の影響かも、と思案するジャック(マイケル・シャンクス)ですが、彼には今日とても大事な用があったはずなのです。
それは協議離婚のための話し合い。
離婚したくない彼は行きたくありませんが、なかなか現れない彼にしびれを切らしたエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)から電話を受けてしまっては向かうしかありません。
彼は同僚のゾーイ(サスキア・ハンペル)に中間圏の気温低下を監視していてくれと言い残し研究所を後にしたのでした。
気温22度の晴天、研究所のあるホバートから車を走らせているジャック(マイケル・シャンクス)に電話がかかってきました。
フィラデルフィアにいるウォルター(ブルース・デイヴィソン)から気象データの催促です。
しかしジャック(マイケル・シャンクス)は分析に時間が必要だというと携帯の電波状況が悪い芝居をして無理やり電話を切ってしまいます。
彼のこういうところがウォルター(ブルース・デイヴィソン)は気に入りません。
ICROで一番優秀な男だけれど扱いにくい、と顔をしかめて部下に漏らすのでした。
ジャック(マイケル・シャンクス)が、協議の場で離婚の決意を固めているエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)に打ちのめされている頃、[ノース・スター]を異常が襲っていました。
空から何か白い霧のような物が降ってきたかと思うと、急激な寒さに襲われたのです。
その寒さはあっという間に臨界点を越し、白い霧に覆われた船はそこにいる船員たち丸ごと冷凍してしまったのでした。
翌朝目覚めた彼に、緊急対応センターのブレントから電話がかかってきます。
顔色を変えたジャック(マイケル・シャンクス)はそのままゾーイ(サスキア・ハンプル)と一緒に海岸へ。
そこには思い切り座礁した[ノース・スター]の姿が・・・。
もともと設定されていた航路に従って自動操縦で帰港したらしい船ですが、生存者はおらず遺体には組織損所が起こっていると聞かさたジャック(マイケル・シャンクス)。
もしかしたらデータが残っているかも、とハードを取りに船内に入った彼らは、船内の異様な光景に驚くのです。
湿気に満ちて水浸しの船内では見つけたデータも濡れていましたが、それでもジャック(マイケル・シャンクス)はそれを持ち帰ったのでした。
ウォルター(ブルース・デイヴィソン)にも事故の報告をし、船員の遺体解剖はエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)に頼んだジャック(マイケル・シャンクス)。
乾かしたデータを復旧して見てみると、ほとんど消えている中に気象衛星の画像が残されていました。
そこに映し出されていたのはオゾン層の亀裂―――。
全データをコピーして更なる検証を、と考えていた時エマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)から電話が・・・。
とにかく来て欲しいという彼女のもとに駆けつけたジャック(マイケル・シャンクス)はそこで、鼻の先が黒くなり全体的に白っぽく荒れた遺体を目にします。
体内に水晶形成が見られ、一瞬で体が凍ったと考えられると話すエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)。
信じられない事だが、実際体内から見つかった物質はそうとしか考えられない症状を残しているのです。
言葉を失うジャック(マイケル・シャンクス)に今度はゾーイ(サスキア・ハンプル)から電話が・・・
見つかった寒冷前線の位置が[ノース・スター]の座標と重なるという報告でした。
ジャック(マイケル・シャンクス)は、オゾン層に日食など全てのデータを組み合わせて重なる部分をさがすようにと指示を出すと、その足で研究所へととんぼ返りしたのでした。
研究所に戻ったジャック(マイケル・シャンクス)はデータをもとにシュミレーションをしています。
その結果が出ないことには、ウォルター(ブルース・デイヴィソン)も会議を開けないのです。
ジャック(マイケル・シャンクス)はオゾン層の亀裂についての事実をつかみました。
日食が中間圏に予期せぬ影響を及ぼした事で気温が急激に低下、これにより空気密度が高まって汚染で層が薄くなっていたオゾン層に亀裂が入ってしまったのだと―――。
[ノース・スター]を凍らせるほどの寒冷前線は、冷えた中間圏の空気が亀裂から太平洋に降りてきて出来たもので、局地的な寒さを地上にもたらしています。
しかしウォルター(ブルース・デイヴィソン)は、証拠もなしに発表はできないとジャック(マイケル・シャンクス)の言葉を受け止めようとしません。
彼は専門家チームを作ってデータを競技すると言って電話を切ったのでした。
証拠を、と言われたジャック(マイケル・シャンクス)は違法ギリギリの行為に手を出します。
軍事衛星を使って亀裂を調べだしたのです。
あっという間にデータの中に入り込むと、あとの観察をゾーイ(サスキア・ハンプル)に任せて席を立ったジャック(マイケル・シャンクス)。
彼は緊急対応センターのブレントに会いに行ったのです。
しかしブレントもまた、その驚異的な寒気を信じようとしません。
ウォルター(ブルース・デイヴィソン)と同じく、推論ではなく証拠を出せというのです。
ここで押し問答をしても仕方ないと考えてか、ジャック(マイケル・シャンクス)は一言残して席を立ちました。
推論は人を殺さない、と―――。
そのまま車に戻ったジャック(マイケル・シャンクス)は、高校にいるはずのナオミ(インディアナ・エヴァンス)を迎えに行きながら、エマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)に電話をかけました。
圧倒的な寒気が襲ってくる、両親をつれて研究所に来いと言ったのです。
その声音に彼の真剣な思いを感じたエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)は、その指示に従うことを決めたのでした。
ところが、迎えに行った高校でナオミ(インディアナ・エヴァンス)がいない事に愕然とするジャック(マイケル・シャンクス)。
彼女は友人と授業をサボって海に行っていたのです。
慌ててライアンビーチへと車を飛ばすのでした。
焦るジャック(マイケル・シャンクス)に更なる心配な情報がゾーイ(サスキア・ハンプル)によってもたらされます。
なんと寒冷前線がライアンビーチに向かっているというのです。
ジャック(マイケル・シャンクス)がビーチに到着したのと、寒冷前線の氷霧が浜辺を襲おうとしたのがまさに同時でした。
逃げるよう声を上げるジャック(マイケル・シャンクス)。
しかしそんな彼の前でナオミ(インディアナ・エヴァンス)の友人カップルは霧に触れたとたんカチコチに凍ってしまいます。
目の前のことにショックを受ける娘を、ジャック(マイケル・シャンクス)は必死で車に乗せ、二人はなんとか逃げ切ることに成功したのでした。
車で逃げ切ったジャック(マイケル・シャンクス)は、たった今若者が氷霧に触れて一瞬のうちに凍ったことをブレントに知らせます。
そして今度はエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)に電話をかけました。
それは彼女が両親を迎えに実家に戻っていた時のこと。
今から研究所に来るのでは間に合わないと判断したジャック(マイケル・シャンクス)は、実家に残って出来るだけ火を焚いて暖をとるよう指示します。
氷霧はものすごい速さで進んできているのです。
事態の重大性を実感したブレントにより、緊急対策センターのバーカーに連絡が入ります。
前代未聞の寒冷前線が上陸する、緊急警報をの発令を、と求めたブレント。
バーカーはすぐにテレビ局に連絡を取り緊急ニュースを流しました。
大惨事を防ぐためには人々が危機感を持つことが大切なのです。
ニュースを見ていた人々は、異常な寒冷前線が街に迫ることを知り、足早に行動を始めます。
買い込みに向かう人待ちから出ていこうとする人・・・
パニックとまで放っていませんが、誰もが笑顔を失い来る寒冷前線に怯えていました。
その頃、フィラデルフィアのウォルター(ブルース・デイヴィソン)にもデータの検証が届いています。
寒冷前線の温度はマイナス70度、それがオゾン層の亀裂から入り込み、すべてを凍らせる氷霧が地球を襲っているというジャック(マイケル・シャンクス)の推論は正しかったのです。
しかし彼は、対策をねる作戦メンバーにジャック(マイケル・シャンクス)を選びませんでした。
この状況を一番分かっているはずの彼を外してしまうくらい、ウォルター(ブルース・デイヴィソン)はジャック(マイケル・シャンクス)を疎ましく思っているのです。
一人研究所でデータを集めているゾーイ(サスキア・ハンプル)でしたが、ここで大切な事に気付きます。
インスリンを切らしてしまっていたのです。
糖尿病の彼女にとっては命に関わる危機。
しかし、ついに上陸した寒冷前線は逃げ惑う人々を次々に凍らせていき、街はあっという間にゴーストタウンのような有様に・・・。
氷霧からなんとか逃げ切ったジャック(マイケル・シャンクス)とナオミ(インディアナ・エヴァンス)が研究所に戻ってきた時、ゾーイ(サスキア・パンプス)は自分の状態のことを彼らに話さないでいるのでした。
研究所には発電設備が整っています。
これにより、氷霧により各地で停電が起こっていても、ジャック(マイケル・シャンクス)達は暖房設備の中でデータのまとめに勤しめるのです。
ジャック(マイケル・シャンクス)はゾーイ(サスキア・ハンプル)の病状に気付く事なく作業を進めるのでした。
その頃、暖炉に薪をくべて氷霧に備えていたエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)の実家ドアを叩く者がありました。
助けてという声にドアを開けると、ひとりの少女が・・・。
ぎりぎりのタイミングで氷霧を避けて家に助け入れられた少女ですが、その顔はあちこちが爛れ寒さに震えています。
氷霧に覆われながらも暖炉の火を焚いて少女を温めるエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)ですが、感覚がないと泣く彼女に他に為すすべがありません。
弟とはぐれてしまったと後悔して涙する彼女を慰める事しか出来ないのでした。
結局、緊急の退避指示は間に合わなかったのです。
ブレントは現地の街・ホバートの現状を訴えますが、死者数などはっきりした数字は未だ分かっていません。
街には至る所に凍った死体が転がっているような状態なのでした。
ジャック(マイケル・シャンクス)は、この寒気を解消するにはオゾン層の亀裂を塞ぐしか手立てがない、と考えていました。
彼は中間圏の電磁放射レベルを調べて、これが点火装置として使えると考えたのです。
これを使えば亀裂が塞げるかもしれない、とウォルター(ブルース・デイヴィアン)に連絡しますが、彼は彼で作戦チームが出した方法をジャック(マイケル・シャンクス)に話し始めました。
曰く、マグネシウム粒子を積んだ気象観測気球を飛ばし、亀裂部分に差し掛かったところでミサイルを発射して爆発を起こさせるというのです。
これによりオゾン層がイオン化して亀裂がふさがるはずだと話すウォルター(ブルース・デイヴィソン)ですが、ジャック(マイケル・シャンクス)は真っ向から反対しました。
亀裂を塞ぐのは自然に頼るべきだと訴えたのです。
中間圏を刺激して雷を作ればいいと具体案まで示しますが、全く取り合わないウォルター(ブルース・デイヴィソン)。
彼は一方的に電話を切ってしまったのでした。
しかしそれでも諦めないジャック(マイケル・シャンクス)は、ゾーイ(サスキア・ハンプル)と共に、独自にデータを集めて解析を進めています。
するとゾーイ(サスキア・ハンペル)が大変な事に気付きました。
オゾン層の亀裂は一箇所だけでなく増えているという事実に・・・。
アメリカとオーストラリア合同の作戦として指揮を執るウォルター(ブルース・デイヴィソン)は、気象観測気球をクイーンズランドから空軍基地に集めています。
気流予測からも成功率は90%、ほかの亀裂についても今回の作戦がうまくいけば応用が効くと、彼は考えていました。
しかし氷霧の流れの速さは予想を大きく上回り、準備が整う前からシドニーも凍りつき始めてしまいます。
新たに発見された氷霧は、ミサイルを積んだ戦闘機を乗せた空母から80キロしか離れていません。
このままでは目標地点まで気球を飛ばせるかどうかすら危ぶまれます。
そこで緊急対策センターのバーカーは、急いで気球を発射させました。
空母もまた氷霧に襲われあっという間に凍りついていきますが、その少し前に戦闘機を飛ばす事を成功させています。
気球が目標地点に到達するのを待って、ミサイルを発射。しかしウォルター(ブルース・デイヴィソン)の作戦は机上の空論でしかありませんでした。
マグネシウムの散布範囲が広く、彼らは失敗してしまったのです。
亀裂はふさがることなく、寒冷前線も消滅することなくアチコチを凍らせていきます。
作戦の失敗を聞き、再度ウォルター(ブルース・デイヴィソン)に連絡を取るジャック(マイケル・シャンクス)。
彼は、硝酸アンモニウム搭載ロケットを飛ばす事を訴えたのです。
中間圏の雷を利用して、亀裂の上で硝酸アンモニウムに点火すれば雷が連鎖反応を起こし亀裂は自然の力で塞がると考えたジャック(マイケル・シャンクス)。
それを聞いて、最初から彼のいう事を聞いておけばとウォルター(ブルーズ・デイヴィソン)は後悔するのでした。
なるべく早く目標地点を割り出してくれと頼まれたジャック(マイケル・シャンクス)は、研究所で作業に取り掛かりますが突然ゾーイ(サスキア・ハンペル)が倒れてしまいます。
彼女がインスリンを切らしていることを知ったジャック(マイケル・シャンクス)は、街に薬を取りに向かうことに決めました。
あとはパソコンが数値を出すのを待つだけ、という状態まで検証をすすめ一人研究所の外に飛び出していきます。
車を走らせ向かった街は、一切人気がない街で、凍った遺体を目の端に捉えながらも薬局を発見したジャック(マイケル・シャンクス)。
店主に襲われつつも反撃してインスリンを手に入れた彼は、一目散に研究所へ車を走らせるのでした。
「サイレント・ワールド 地球氷結」最後のラスト結末
やっとはじき出された数値を、発射準備を整えたウォルター(ブルース・デイヴィソン)から急かされナオミ(インディアナ・エヴァンス)が転送し始めた時のことです。
発電機に不具合が起きたのか、急に停電に襲われてしまった研究所。
そこへジャック(マイケル・シャンクス)が帰ってきました。
彼はゾーイ(サスキア・ハンペル)にインスリンを打つと、そのまま発電機に向かいます。
そしてあっという間に不具合を直したかと思うと電力を復旧させ、再びデータの転送に取り掛かったのです。
ヴァンデンバーグ航空基地でロケットを待機させていたウォルター(ブルース・デイヴィソン)は、データが転送されるやいなやそれらを一気に発射させました。
固唾を飲んで見守る緊急対策センターの面々・・・。
ロケットは亀裂部分で爆発し、雷を起こします。
すると徐々に亀裂が塞がり始めました。
作戦は成功したのです。
オゾンレベルも80%にまで上層し、人々は歓喜に湧きます。
この成功により、世界各地でも同じ方法が取られ、亀裂を塞ぐことに成功した人類は、地球凍結という危機から脱する事が出来ました。
迎え入れた少女は助からなかったけれど、不安を抱えたまま一夜を明かしたエマ(アレクサンドラ・デイヴィーズ)は、氷の溶けた庭にやっと到着したジャック(マイケル・シャンクス)を見て涙ぐむのです。
彼らは夫婦の危機をも乗り越える事が出来たのでした。
THE END
「サイレント・ワールド 地球氷結」見所ポイント!
地球存亡の危機を題材にした映画にしては珍しく、大統領などのトップクラスの人材が出てこない珍しい作品でした。
全てを一人の気象研究学者が解決していきます。
合成感も満載で、知名度の高い俳優が一人も出ていない映画でしたが、氷霧に触れると一瞬のうちに凍るという設定は面白かったです。
途中、凍った街に繰り出したジャックは全く固まらないんだなぁ、という疑問が残るなど、突っ込みどころも少なくありませんでしたが、今作に続いて[2012][2013]バージョンとつくられたこの【サイレント・ワールド】シリーズの中では一番丁寧に作られているんじゃないかと思います。
あまり深く考えず、単純にパニックムービーとしてお楽しみください。
地球の磁場によるディザスター映画「ザ・コア」もおすすめです。