映画「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」はスティーヴ・オースティン主演、アダモ・パオロ・クルトラロ監督の2011年の映画です。
この映画「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
ギャングの抗争に巻き込まれたS.W.A.T.チームの死闘を描く「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」をご堪能ください。
「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」あらすじ
ある日スーパーに人質を取った強盗入ったと通報があります。
その現場に向かったロス市警のSWATチーム。
隊長のテイト(スティーヴ・オースティン)をはじめ、ハント(マイケル・J・ホワイト)、ブランコ(スティーヴ・ベーシック)、シャナード(レクサ・ドイグ)の4人は、優秀な人材ばかりなのに、事件を解決するスタイルは型破りで知られています。
今回の強盗事件も、解決はしたものの、店の設備は壊し、人質に怪我を負わせ、挙句の果てには犯人を銃殺してしまい、損害ばかりが大きくなってしまいました。
それを見かねた上司は、テイトたちに再訓練をするよう命令するのです。
まずはFBIの講習を受けることになったテイトたちでしたが、その講習はテイトたちには無駄でした。
こういう事件にはこういう方法が正しい、そんな講義は彼らにとってつまらないもので、テイトたちが答える内容に講師も呆れてその場を後にしてしまうのです。
その後、訓練場所としてある倉庫に向かったテイト達。
しかし、そこでは抗争を続けるマフィアたちがあるものを巡って取引を行っている場所でした。
そんなことも知らず呑気に倉庫で訓練を始めます。
警察が来たことを察したマフィアたちは一旦隠れることにしますが、物音に気付いたテイトは、他に訓練している者がいるのだと思い、ブランコに今は使用禁止だと伝えにいかせるのです。
マフィアたちが居ると知らずに様子を見に来たブランコは銃殺されてしまいます。
撃たれた反動で持っていた訓練用の銃を連射したブランコ。
その音に気付いたテイトたちは何事かとブランコを捜しに向かいます。
そして・・・
「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」ネタバレ
その頃、ブランコの死体を隠したマフィアたちは、ブランコが放った銃の弾が実弾でないことに気付き、訓練中のS.W.A.Tだから全員殺してしまおうと話し合うのです。
ブランコを捜しに来てマフィアと対峙したテイトたちは銃を向け降参するよう命令しますが、マフィアたちはテイトたちが持っているのが殺傷能力のない訓練用の銃だと知っているので屈しません。
マフィアたちが実弾を持っていることから、テイトはハントとシャナードに合図し後ろにある扉の奥へと逃げます。
すべての武器、そして携帯も車の中に置いてきてしまった為、作戦を練る事に。
その頃、マフィアたちはS.W.A.Tの車から武器を奪い、更に応援もやってくるのです。
楠間を奪われた事に気付いたテイトは、車の中の武器も奪われ、梯子を使ってマフィアたちが攻めてくると見立てそれを踏まえてまた作戦を練り直します。
テイトたちが二階へ逃げた扉はとても頑丈ですぐに壊すことが出来ないため、テイトの読み通り梯子を使って侵入してきたマフィアたち。
テイトはその隙に扉から車までダッシュし武器を調達します。
しかし、そこにはマフィアの一人、ケニー(マイケル・エクランド)が縛られていました。
ケニーを見張っていた男を倒し、ケニーを連れて扉の奥へと逃げ込むテイト。
しかし、マフィアたちは武器を持って侵入している場所です。
テイト、ハント、シャナードはマフィアたちと格闘し一旦は制圧します。
外にはまだマフィアたちが待機している為、新しい作戦を練るテイトたちでしたが、その隙にケニーが逃げ出します。
それに気づいたテイトはケニーを追い詰め、マフィアたちと交渉する為にケニーが持っていたスーツケースを回収するのです。
ケニーが逃げ道を知っていると言い、隠れ通路で外に脱出を図ったテイトたちは、分かれ道を二手に分かれて進むことに。
しかし、建物に侵入してきたマフィアたちに隠れ通路を知られてしまい結局全員マフィアに捕まってしまうのでした。
ハント、シャナード、ケニーを捕まえたランポーニ(エイドリアン・ホームズ)は、スーツケースを手に入れて上機嫌になりますが、ハントはスーツケースの中を見ろと言います。
スーツケースは空でした。
ハントが中身を隠していたのです。
ケニーを問い詰めるランポーニでしたが、中身の行方をケニーが知らないと分かり、用済みとばかりにケニーの頭を銃で撃ち抜くのでした。
ランポーニは、シャナードも撃ち殺そうとしますがハントが中身がある場所を教えるから彼女を解放しろと言ったため、見張りを着けてハントに中身を回収に行かせます。
隠れ通路の中に中身を隠していたハントはそれを回収し、見張りの男を倒すのです。
一方、ディミトリアス(マイケル・シャンクス)に捕まったテイトはスーツケースの中身について取引しようと持ち掛けられます。
ランポーニ側のマフィアに追い詰められたテイトたちは、一旦手を組みS.W.A.Tの車で逃走することに。
車で追われながら銃撃戦を繰り広げたテイトたちはまた倉庫へと戻りハントとシャナードと合流します。
そのまま、再び激しい銃撃戦になりますが、ハントが車に積んでいた武器が相当の殺傷能力を持つもので、その一撃で敵を一掃するのです。
ようやく終わった銃撃戦でしたが、今度はディミトリアスに捕まってしまいます。
ケースの中身を奪いイリヤ(キャンディス・エレイン)にテイトたちやランポーニらの始末を頼んだディミトリアス。
しかし、一向に銃声がしません。
不審に思い倉庫の中に戻ると、逆にランポーニに捕まってしまうのです。
イリヤもその場に倒れていました。
万事休すという時、テイトはランポーニに耳栓をさせてくれと頼みます。
死ぬのに難聴の心配かと馬鹿にしますが、テイトの頼みを承諾するランポーニ。
テイト、ハント、シャナードは耳栓をし、そしてテイトはあるものを床に転がします。
その瞬間ものすごい爆音が鳴り響きランポーニやディミトリアスらマフィアが混乱している隙に武器を手にしたテイトはマフィアたちを制圧するのでした。
「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」最後ラストの結末は?
再訓練だったはずが、とんでもないことになりクビを覚悟するテイトチームでしたが、上司からはよくやったとお褒めの言葉が。
しかし、FBIからは苦情が入っていると言われます。
そこへやって来たのは死んだはずのケニーでした。
ケニーは潜入捜査班で、ずっとマフィアが関わる今回の事件を追っていたのです。
テイトたちは目の前で死んだはずのケニーが生きていることが信じられず困惑します。
実は、ランポーニはケニーの仲間でした。
ケニーを撃ったように見せかけただけだったのです。
ケニーは、今回の事件の全てについてテイトチームに口を噤むよう命令します。
そして、現場でケニーと会ったことは忘れるよう言われるのです。
ブランコが欠けてしまいましたが、テイトチームはそれからもまた事件の現場へと向かうのでした。
THE END
「スティーヴ・オースティン S.W.A.T.」見どころ
破天荒なチームのやり取りの笑えるアクション映画でした。
ストーリーはシンプルで、時間も一時間半程度なので、サクっと見られてしまうのも良かったですね。
銃撃戦など、派手なアクションシーンも沢山あるので見ごたえは十分!!
犯人と手を組むという展開も中々面白かったです。(結局は裏切られてしまいますが…)
実はSWAT系の映画はたくさんあります。
どれがお好みかは意見が分かれると思いますが、今作は狙う方ではなく狙われる方としてS.W.A.T.が描かれる珍しい視点の映画です。
まあ屁理屈抜きに楽しむ映画ですね。
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