映画「ミュータント・タートルズ」は、ジョナサン・リーベスマン監督の2014年のアメリカ映画です。
この映画「ミュータント・タートルズ」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末について紹介します。
悪党を撃退する謎の4人組の活躍を描く「ミュータント・タートルズ」をお楽しみください。
■ スタッフ
監督: ジョナサン・リーベスマン
製作: マイケル・ベイ
脚本: ジョシュ・アッペルバウム他
音楽: ブライアン・タイラー■ 主要キャスト
レオナルド:ピート・プロゼック
ラファエロ:アラン・リッチソン
ミケランジェロ:ノエル・フィッシャー
エイプリル:ミーガン・フォックス
ヴァーン:ウィル・アーネット
エリック・サックス:ウィリアム・フィクトナー
シュレッダー:トオル・マサムネ
スプリンター:トニー・シャルーブ
「ミュータント・タートルズ」あらすじ
犯罪組織フット団が悪事を働くニューヨーク。
しかし、そのフット団を妨害する、謎の正義の集団の存在が・・・
テレビ局「チャンネル6」で働くエイプリル(ミーガン・フォックス)は、その集団を目撃していました。
その集団の正体を掴みたいエイプリルでしたが、実は彼女とその集団には深い関わりがあったのです。
一方、フィット団は、ニューヨークに毒を流し、その解毒剤で大儲けをたくらんでいました。
さて、エイプリルと謎の集団は、ニューヨークの街を守ることができるのでしょうか?
「ミュータント・タートルズ」ネタバレ
ニューヨークのテレビ局「チャンネル6」で働くエイプリル(ミーガン・フォックス)は、遺伝子研究に使う薬品が盗難事件の取材をしていました。
彼女は4年間ジャーナリズムを学んできて大きな事件を扱えず、「あぶくネタ」のような軽い取材ばかりに嫌気がさしていたのです。
カメラマンのヴァーン(ウィル・アーネット)は彼女の頑張りを褒めつつ食事に誘いますが、エイプリルは断って夜の港へ。
そこでニトロエタンを積んでいた犯罪組織のフット軍団を見つけ、動画に保存しようとしますが光量不足で撮影できませんでした。
そこに何者かがフット軍団を叩きのめし、コンテナには「家門」という漢字を残して去っていったのです。
エイプリルは会社の上司に事件のことと正義の味方がいることを話しますが、証拠の写真が無かったためニュースには取り上げてもらえませんでした。
夜になり、科学者だった亡き父と研究をしていたエリック・サックス(ウィリアム・フィクトナー)の講演会に赴きます。
そこで演説された内容は、科学者の時にフット軍団に研究所を焼かれて仲間を失ったこと、そして今は街の建築や研究を発展させて貢献するということでした。
エイプリルは彼と挨拶を交わして会場を後にします。
フット軍団の長であるシュレッダー(トオル・マサムネ)は部下の任務失敗を叱り、市民を人質にして邪魔者をあぶりだせと命令。
そのためフット軍団は地下鉄の利用者を大勢人質にとって邪魔者が来るのを待ちましたが、ミュータント・タートルズは照明を落として姿を隠しつつ彼らを拘束して去っていったのです。
タートルズは存在を知られないようにしていましたが、事件に巻き込まれていたエイプリルが彼らの写真を撮影したためデータを消すよう迫りました。
しかし、間近に現れた彼らの姿はまるでカメを擬人化したような見た目…
エイプリルは驚いて失神してしまいます。
彼女が目覚めるとレオナルド、ラファエロ、ドナテロ、そしてマイキーと呼ばれるミケランジェロが挨拶をします。
ティーンエイジャーであり忍者である彼らは、写真のデータを消したことを伝えて去っていくのでした。
「ミュータント・タートルズ」誕生の秘密
タートルズの名前に聞き覚えのあったエイプリルは、父が15年前に宇宙から来た別の物質をカメやネズミに投与していたルネサンス計画の記録を家から探し出します。
そしてエイプリルが彼らにルネサンス期の芸術家の名前を付けたのを思い出すのでした。
エイプリルは再び上司にタートルズのことを話しましたが、またもや信じてもらえず今度はクビを言い渡されます。
計画に従事していたサックスになら信じてもらえると思い家へ行くと、ルネサンス計画は万能薬を真似たミュータジェンの開発だったと話すのでした。
そして彼は名刺を渡していつでも相談にのると言います。
その頃タートルズは師であり育ての親であるスプリンター(トニー・シャルーブ)から罰を受け、勝手に地上に出て何をしていたかを問われます。
そして99種のチーズが入ったピザの誘惑に負けたマイキーが白状し、スプリンターはエイプリルを探して連れて来るよう指示するのでした。
エイプリルは下水道の秘密基地に連れてこられ、スプリンターから研究所の火事の際に彼女が動物たちを逃がしてくれたことで生き延びたことを聞くのでした。
彼らは実験の作用により姿や形が大きくなって力も強くなり、下水道に落ちていた格闘の本を元に武術や戦い方を学んだと言います。
「ミュータント・タートルズ」黒幕の正体
話の途中、侵入者を知らせる警報が鳴り響きフット軍団がやってきたことを知ります。
実はサックスは裏でシュレッダーに協力しており、ミュータジェンの開発を再び進めるため名刺の追跡装置をたどってきたのでした。
タートルズは手下たちを一掃し、武装したシュレッダーはスプリンターと戦います。
健闘したスプリンターですがシュレッダーは強く、人質にされてしまったためタートルズの3人が捕まってしまうのでした。
戦いの中で、壁の崩落に巻き込まれて死んでいたと思われていたラファエロは無事であり、エイプリルと一緒に捕まった兄弟を追います。
雪山内の研究所で待っていたサックスはタートルズを容器に閉じ込めました。
そしてミュータジェントの元となる血を抜いている間に、サックスは自社のビルの屋上にあるタワーから猛毒をニューヨークに散布する計画を話します。
解毒剤であるミュータジェントでないと人々は助からず、それを利用して高値で取引して儲けると言うのでした。
そして1本分の血を得たことで先にニューヨークへ向かうためヘリコプターに乗り込みます。
そこにエイプリルに頼まれて車を運転してきたヴァーンがラファエロを乗せて到着しますが、シュレッダーに行く手を阻まれてしまいます。
エイプリルはタートルズにアドレナリンを投与し、力が強化されたことで容器を破壊して脱出。
なんとか基地からも出て、大型のトラックに乗り込んで雪道を走ります。
雪道を駆け降りて追ってくる3台の車をタートルズは飛び乗って走行不能にし、雪崩を起こしてその勢いで走り抜けます。
そして崖が迫っていたため、車に乗っていたエイプリル達を救出しようとしますが、最後の1台が銃撃を放ってきたためラファエロが体当たりで倒すのでした。
崖から落ちかけたエイプリルを助けて、そのまま下水道を甲羅で滑ってタワーに向かいます。
36階の研究室に向かったエイプリルとヴァーンは解毒剤を回収しようとしますが、守っていたサックスに撃たれかけます。
エイプリルは囮になり、ヴァーンと協力してスプリンクラーを作動させて意表を突き、サックスを倒して解毒剤を得ます。
タートルズたちは屋上へ辿り着き、散布用の機器を守るシュレッダーと対峙。
彼の武者のような鎧は力が強く動きも早くなるため、タートルズは屋上から投げ出されたりして敵いません。
そこで、「バケツ落とし」と言う馬跳びの要領で一人がシュレッダーに攻撃し剣で防御させ、続けざまもう一人が顔を蹴り、そして棒でアタック、最後にラファエロがとどめの一撃をくらわして屋上から落とすのでした。
「ミュータント・タートルズ」ラスト最後の結末
タートルズは機器の作動を止めましたが、鉄骨が傾いてタワーごと屋上から落ちそうになります。
そこにシュレッダーが戻ってきて腕に装備していた無数の剣を飛ばして追い打ちを掛けるのでした。
必死に機器を支えるタートルズの元にエイプリルがやって来ます。
シュレッダーは解毒剤を奪おうと彼女を襲い、機器と鉄骨のタワーも落ちそうになりますが、隣の建物のおかげで一時的に止まりました。
そして、タワーに捕まっていたシュナイダーをタートルズは蹴り落としますが、彼らもタワーごと落ちていき何度か建物にぶつかっていきます。
落下の衝撃が和らいだことで、無事に地上へ到着。
機器から毒が漏れることなく一件落着です。
エイプリルは新車に乗ったヴァーンと待ち合わせをしており、そこに改造した車に乗ってタートルズもやってきます。
彼らは自身の存在を秘密にしてくれたことにお礼を言い、歌いながら去っていって物語は終わります。
THE END
「ミュータント・タートルズ」見どころ
しょせん亀でしょ?と思ったら大間違い。
アメコミ風の冒頭からなんかかっこいい!
亀がでてくるまでは普通のリアル映画です。
VFXなどを駆使した実写なのですが、違和感なく実にキャラクターたちがリアルです。
このVFXは見どころのひとつですね。
カメたちはどうしてもアベンジャーズのハルクに見えてしまうのですが、敵のシュレッダーがメチャかっこいいです。
トランスフォーマーみたい!と思ってたら製作はトランスフォーマーのマイケル・ベイでした。
シュレッダー、最後で死んでしまったのでしょうか?
明確に描かれていませんね・・・
続編はこちらです。
リアルでユーモア溢れるカメたちの活躍をお楽しみください。