「まほろ駅前狂騒曲」ネタバレ!あらすじや最後のラスト結末と見所!

映画「まほろ駅前狂想曲」ネタバレ あらすじ
ヒューマン

映画「まほろ駅前狂騒曲」は、 瑛太・松田龍平主演、大森立嗣監督の2014年日本映画です。

この映画「まほろ駅前狂騒曲」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

今回はある宗教団体との絡みを描く「まほろ駅前狂騒曲」をお楽しみください。

この映画「まほろ駅前狂騒曲」は、「まほろ駅前多田便利軒」の続編です。

原作は三浦しをんの小説シリーズです。

■ スタッフ
監督: 大森立嗣
製作:2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
脚本: 大森立嗣、黒住光
撮影: 大塚亮
音楽: 岸田繁(くるり)

■ 主要キャスト
多田啓介:瑛太
行天春彦:松田龍平
星:高良健吾
柏木亜沙子:真木よう子
岡力雄:麿赤兒
三峯凪子:本上まなみ
曽根田菊子:奈良岡朋子
飯島幸三:新井浩文
シンちゃん:松尾スズキ
山田:大森南朋
山田の娘:石村志乃
早坂刑事:岸部一徳
小林(HHFA代表):永瀬正敏

「まほろ駅前狂騒曲」あらすじ

まほろ駅前で便利屋を営む多田啓介(瑛太)。

子供を亡くし離婚した経験を持つ彼は、ひょんなことから同級生・行天春彦(松田龍平)を雇い入れ、共に住むことになりました。

中学時代、自分の不注意から彼の小指を飛ばしてしまった事のある多田(瑛太)は、処置が早かったおかげで指は繋がりましたが、今でも残る傷跡を見るたび複雑な思いを抱いてしまいます。

掴みどころのない行天(松田龍平)ですが、多田(瑛太)の元に来て二年・・・。

今日も一緒に便利屋の仕事を手伝っています。

そんなある日、多田(瑛太)に舞い込んだ依頼が穏やかだった毎日に事件を巻き起こしてしまい・・・。

果たして彼らはどうなってしまうのでしょうか?

 

「まほろ駅前狂騒曲」ネタバレ

一年を終えようとする今日もこ汚い事務所兼自宅で過ごす二人。

すると多田(瑛太)の電話が鳴り、彼は困惑した様子で話しています。

断りの言葉を口にしていますが、電話は相手から一歩的に切られてしまったようで・・・。

その様子に行天(松田龍平)の野性的勘が働きます。

何隠してない?と。

その言葉にかぶせる勢いで、隠してない!と答える多田(瑛太)は明らかに挙動不審で・・・。

多田(瑛太)を困惑させた電話の相手は三峰凪子(本上まなみ)でした。

彼女は、同性のパートナーとの間に子供を授かる為、行天(松田龍平)との間に子をもうけた女性です。

彼女からの電話は、その時の子・はる(岩崎未来)を預かって欲しいというものだったのです。

 
こうして迎えた新年。
正月早々、二人は常連客の岡(麿赤兒)からのいつもの依頼、バス会社の間引き運転チェックの為一日中バス停に張り込むことに。

そこから見える岡(麿赤兒)の土地には、周囲から目隠しするように白い幕が貼られていました。

岡(麿赤兒)はHHFAという無農薬野菜を作る団体に土地を貸していたのです。

一日中バス停に張り付く仕事を終え、岡(麿赤兒)に報告に向かいます。

何度調べたところで間引き運転は行われていないことに行天(松田龍平)は軽くイラついているようです。

結果報告に渋い表情で、まさかお前らバス会社から金を貰ったりせんだろうな?とまで言い出すほどバス会社の運行状況に不信感でいっぱいの岡(麿赤兒)。

その言葉に行天(松田龍平)はこの仕事の限界を伝え、バス会社は真面目にやってますよ、と。

それを聞いて力なく、もう終わりにするか・・・という岡(麿赤兒)に多田(瑛太)は、生きがいをなくした高齢者の行く末を心配してしまうのでした。

しかしそんな彼に岡(麿赤兒)は、儂には儂の戦い方がある、と筋肉質な肉体をくねらせます。

彼の目のちからはまだ失われていないのです。

 
凪子(本上まなみ)との約束の一月四日。

行天(松田龍平)の目を盗むようにして会いに行った多田(瑛太)は駅前でチラシを配るHHFAを見ました。

彼らのリーダーらしき男性がスピーカー片手に、外食や出来合いおかずの危険性を声高に訴える様を、こっそり張り込んでいる刑事二人が見つめています。

男の名は小林(永瀬正敏)。

小林(永瀬正敏)の両親はHHFAの前身である天の声という宗教団体にのめり込んでおり、彼は相当な虐待を受けていたようなのです。

そんな生い立ちの彼の動向を刑事たちは警戒しているのでした。

喧騒を離れて向かった事務所で、結局多田(瑛太)は凪子(本上まなみ)の子供を預かる事になってしまいます。

仕事の都合で一ヶ月半日本を離れるが子供を預ける先がないこと、そして彼女は幼少期辛い思いをしたとはいえ行天(松田龍平)が子供嫌いだとは考えていないようなのです。

彼女と話したことで、行天(松田龍平)も親なのだからちゃんと話す、と言い切った多田(瑛太)でしたが、とはいえ彼の反応が怖くて、なかなか口に出せません。

そんな多田(瑛太)を不審げに見ている行天(松田龍平)は、彼が隠し事をしていたらブチのめさなきゃならなくなるが出来ればそんな事はしたくない、と不敵な笑みを見せるのです。

ますます怖くなって言うタイミングを見つけられない多田(瑛太)ですが、そんな彼にまた面倒な相手からの依頼が飛び込んできました。星(高良健吾)です。

 
星(高良健吾)はクスリの仕入先である岡山組若頭・飯島幸三(新井浩文)との密談により、HHFAの粗を探し出し潰そうという計画を引き受けたのです。

学校給食に野菜を卸して利益を得ようとするHHFAと組もうとする現組長が目障りであり、いっそ組長に取って変わろうとする飯島(新井浩文)にとって、HHFA自体を潰すことが近道だと考えたのでした。

そこで星(高良健吾)が提案したのは、無農薬をうたっている彼らの野菜は本当にそうなのか?という疑問です。

本当は断りたかった星(高良健吾)からの依頼。

しかし人の弱みをうまく利用する術に長けている星(高良健吾)が現れたタイミングが最悪でした・・・。

やっとの思いで子供を預かると行天(松田龍平)に告げたものの、想像以上の過剰反応にまさか娘だとも言えず、弟の子だと嘘をついたところにやってきたのです。

 
多田(瑛太)に弟などいないことをバラされそうになり即答で引き受けた仕事。

HHFAに張り込んで彼らが農薬散布する姿をカメラに収めた多田(瑛太)は、それを星(高良健吾)の部下に渡し報酬を得て任務完了です。

するとそこに話しかけてきたのが早坂(岸部一徳)。

多田(瑛太)は彼から行天(松田龍平)の過去を聞く事になってしまいました。

母親が信者だった事で幼少期を宗教団体で過ごしていた行天(松田龍平)は、HHFAのリーダーを務める小林(永瀬正敏)と天の声時代とても仲良しだったというのです。

 
はる(岩崎未来)が来たのはそんな頃でした。

必要なものを説明し、やがて出発の時間が迫ったことで行ってしまった凪子(本上まなみ)。

母親と離され見知らぬ男と取り残されたにしては落ち着いているはる(岩崎未来)に、多田(瑛太)の方が落ち着きません。

ぎこちなく距離を縮め話しかける多田(瑛太)。

ここでの暮らしを説明した上で、はるちゃんもここで暮らすんだ、と行った瞬間でした。背後から、今なんて言った?との声が・・・。

いつの間にか帰っていた行天(松田龍平)です。

彼はそこにいる小さな女の子が自分と凪子(本上まなみ)との間に出来た子供だという事を悟ると、表にでろ、と多田(瑛太)に凄みます。

珍しく大声を出し、自分がここからいなくなればいいんだ、と出ていこうとする行天(松田龍平)に多田(瑛太)は焦りますが、その空気を一転させたのははる(岩崎未来)でした。

行天、という名前を聞いて無邪気に、変な名前、と言うはる(岩崎未来)。

これで緩んだ空気の隙を掴むようにして話を切り替えた多田(瑛太)は、なんとか行天(松田龍平)を逃がさずに済んだのでした。

 
こうして三人の共同生活が始まります。

はる(岩崎未来)は母親を恋しがって泣くこともありますが、根気強く宥める多田(瑛太)にはよく懐いているようです。

しかし、はる(岩崎未来)が話しかけてきてもスルーしてしまう行天(松田龍平)のことが気になる多田(瑛太)。

彼は行天(松田龍平)にはる(岩崎未来)と向き合うようにと話しかけます。

そんな彼に、熱烈な天の声信者だった母親から受けた痛みを口にしながらも、それでもそれは母の頭がおかしかったからではなく彼女なりの愛だった、だとしたら狂気だよね、と自嘲気味に笑う行天(松田龍平)。

それでも多田(瑛太)は諦めません。

行天(松田龍平)は自分がされて嫌だったことを子供にしたりしない、と信じている彼は自分が出ていくことで一晩親子二人きりの状況を作ったのです。

強制的に二人きりにされた行天(松田龍平)は、眠るはる(岩崎未来)からは距離をとってソファーに横になっています。

すると夜中にはる(岩崎未来)が目覚めてしまいました。

話しかけてくるはる(岩崎未来)にぶっきらぼうではあるものの言葉を返す行天(松田龍平)。

するとはる(岩崎未来)は行天(松田龍平)の布団に潜り込みんで来たのです。

驚く仰天(松田龍平)ですが、二人はこうして朝まで過ごしたのでした。

 
その頃の多田(瑛太)は柏木亜沙子(真木よう子)と一緒にいました。

お互い惹かれ合っている二人は今夜、ついに次のステップに進むべく亜沙子(真木よう子)の家へとやってきたのです。

ところが・・・。
うまくいかなかった多田(瑛太)。

落ち込む彼に亜沙子(真木よう子)は優しく声をかけます。
気にしないで、と。

乳児期の我が子を亡くし前妻と酷い別れ方をしたと呟く多田(瑛太)に、前の夫の事が忘れられない亜沙子(真木よう子)は、それでも良いじゃないか、と言うのでした。

 
この夜を経て、行天(松田龍平)の表情に柔らかさが出てきます。

仕事にもはる(岩崎未来)を連れて行く為、朝から晩まで三人で過ごす彼らは、軽トラに乗れなくてひとり自転車移動の行天(松田龍平)とか、人からパパさんと呼ばれた事で頬を緩める多田(瑛太)など、関係性がいい形で固まってきたのです。

そんな頃でした。多田(瑛太)に由良(横山幸汰)から電話がかかってきたのは・・・。

以前便利軒を利用したことで多田(瑛太)達と知り合った小学生の由良(横山幸汰)は今、親がHHFAに加入していることで畑作業や駅前でのビラ配りに駆り出されていました。

そのことが苦痛でならない由良(横山幸汰)。

彼は多田(瑛太)に、自分を攫って貰ってでもビラ配りに参加したくないようなのです。

その願いを聞いた多田(瑛太)は、何か作戦を考えるよ、と請け負うのでした。

 
由良(横山幸汰)との約束の日。

我が子のお墓参りに行った多田(瑛太)に変わり、由良(横山幸汰)のもとに向かったのは行天(松田龍平)とはる(岩崎未来)です。

なんとか親子に見えるようにと珍しくスーツを着た行天(松田龍平)は、由良(横山幸汰)が作業に駆り出されているHHFAの畑へとやってきました。

こんにちはー、と明るい声音で声をかけサラサラと身分を詐称し塾の講師を名乗る仰天(松田龍平)は、受験が迫っているというのに悠長に野菜の世話をしている場合ではない、と言って由良(横山幸汰)を連れ出そうとします。

しかしスタッフの一人が彼の顔を見ていつかの写真を撮った男だと気付いてしまいました。

 
慌てて由良(横山幸汰)の手を引き、タイミング良く現れたバスに乗り込んで逃げることに成功した行天(松田龍平)ですが、しかしこのバスは決して安心して良い場所ではなかったのです。

なんとそこに乗り込んでいたのは岡(麿赤兒)。

仲間と結束してバス会社の間引き運転をとっちめてやろう!と息巻いている彼は、バスをハイジャックするつもりでいたのです。

包丁を片手に仲間とシュプレヒコールを上げる岡(麿赤兒)を行天(松田龍平)はそれほど気にしていませんでしたが、後部座席載っていたシンちゃん(松尾スズキ)は慌てています。

まずいよまずいよ、とバッグを抱え込む彼はしきりに、警察沙汰はやばい、と言いますが行天(松田龍平)はそれに対して笑うだけ。

全く緊張感のない行天(松田龍平)はシンちゃん(松尾スズキ)から携帯電話を借りると多田(瑛太)に現状報告をしました。

が、要領を得ない説明に全く状況が飲み込めない多田(瑛太)。

分からないながらも、何か良くない事が起きていることは察知した多田(瑛太)は、急いでバスを追いますがしかし渋滞にはまり思うように動けません。

岡(麿赤兒)の要望により進路をまほろ駅前に変えたバスは、ハイジャック中とは思えないようなほのぼのとした空気のまま走っています。

ところが、そこに小林(永瀬正敏)が乗っていた事で空気が変わってしまうのです。

 
彼は静かに行天(松田龍平)に話しかけます。

昔一緒によく遊んだよね、と。

懐かしそうに昔話をする小林(永瀬正敏)に、だんだん思い出してきた行天(松田龍平)。

どこに行くにも俺の後をついてきてたのに途中でいなくなっちゃうんだもん・・・と話す小林(永瀬正敏)の目は、幼い頃の思い出を共有しているような暖かな色をしてはいません。

その時でした。
シンちゃん(松尾スズキ)が無理やりバスから降りたのです。

窓から身を乗り出しているシンちゃん(松尾スズキ)に思わずバスが停車すると、ボトリと落ちる形で車外にでたシンちゃん(松尾スズキ)。

逃げ出すことには成功した彼ですが、やばいやばいと言っていたカバンを置き去りのまま・・・。

 
そのバッグを覗いた由良(横山幸汰)が見たのは、なんと拳銃でした。

動揺する由良(横山幸汰)には気付かず、話し続けている小林(永瀬正敏)に行天(松田龍平)は、まだ自分が神様の子だって信じてる?と問います。

本当は気付いてるんでしょ?と。

行天(松田龍平)との会話がうまくいかないことに苛立ったのか、今日は作業の日、一緒に帰るんだ!!と由良(横山幸汰)を大声で呼び寄せる小林(永瀬正敏)。

子供に大声を出すことに不快感を示す行天(松田龍平)は、はる(岩崎未来)を神様の子供にしようか?と言い出した小林(永瀬正敏)を思わず殴ってしまいました。

バスの中で殴り合いをする二人。

それを見て由良(横山幸汰)は、殴り合う二人を制止しようと銃を手にします。

その時バスが急停車してしまい、その弾みで発泡してしまいました。

縦断は行天(松田龍平)に命中。

警察にも発砲の知らせは入りパトカーに取り囲まれてしまったバス・・・。

 
投降を呼びかける警察の声が聞こえる車内では行天(松田龍平)にすがりついて由良(横山幸汰)が泣いています。

早く彼を降ろして病院へ連れて行きたい由良(横山幸汰)ですが、その頃外の警察は小林(永瀬正敏)の存在に気づいていました。

ぐるりとバスを取り囲んだ警官たちは手に拳銃を構えています。

そこへようやく到着した多田(瑛太)はその光景に驚き怒りながらバスの前に立ち塞がりました。

何してんだ!と怒号を上げる多田(瑛太)ですが、丸腰な上に多勢に無勢・・・。

あっさり数人の警察官により取り押さえられ場所を空けさせられます。

 

「まほろ駅前狂騒曲」最後のラスト結末

そんな表の騒ぎとは反対に、静かな車内では腹部から血を流す行天(松田龍平)に小林(永瀬正敏)がマフラーを押し付け止血を試みようとしていました。

そんな彼に、生きていれば何度でもやり直せるよ、という行天(松田龍平)。

しばし彼と見つめあった後、小林(永瀬正敏)は一人バスを降りていきます。

突然現れた小林(永瀬正敏)の姿に緊張を走らせる警察。

 
両手を頭の後ろで組んで医者を呼べ、と叫ぶ小林(永瀬正敏)の後ろからは、子供たちに支えられるようにして血まみれの行天(松田龍平)も降りてきます。

しかし足に力が入らない彼は途中滑るようにして崩れ落ちてしまいました。

その姿に慌てて駆け寄る小林(永瀬正敏)。

ところがその瞬間、何を思ったか刑事が小林(永瀬正敏)を撃ってしまったのです。

あっという間に確保される小林(永瀬正敏)。

結局岡(麿赤兒)と老人たちは厳重注意で済み、小林(永瀬正敏)は九死に一生を得るもHHFAは解散、由良(横山幸汰)は事件ショックを引きずりながらも見事志望校に合格し、シンちゃん(松尾スズキ)は未だ指名手配中、という結末を迎えました。

 
そしてはる(岩崎未来)とのお別れの日です。

帰ってきた凪子(本上まなみ)に嬉しそうに駆け寄るはる(岩崎未来)達を連れて、入院している行天(松田龍平)のもとを訪ねた多田(瑛太)でしたが、彼は隠れて姿を現しません。

結局、行天(松田龍平)にサヨナラを言えないままの別れとなってしまったはる(岩崎未来)は去り際、多田(瑛太)をお父さんと呼び、一緒行こう?と誘います。

その言葉に優しく微笑みながら彼女を抱きしめる多田(瑛太)。

それでも彼は一緒にはいけないのです。

またいつでも遊びにおいでよ、とはる(岩崎未来)の背中をそっと押すのでした。

 
そのあと行天(松田龍平)がいなくなってしまいました。

入院先の病院から忽然と姿を消したのです。

行天(松田龍平)が消えてしまっても多田(瑛太)の日常は変わりません。

亜沙子(真木よう子)に会いお互いの気持ち再確認したり、便利軒の仕事に精を出したり・・・。

そうして迎えた春の桜が散り始めた頃、ひょっこり行天(松田龍平)が帰ってきました。

タバコある?とさっきまで一緒に仕事をしていたのと変わらないテンションで現れた彼に、一瞬面食らうも素直に煙草を差し出す多田(瑛太)。

またいつもの【まほろ駅前多田便利軒】の毎日が始まります。

完。

 

「まほろ駅前狂騒曲」見所ポイント!

ぷっと笑ってしまうシーンと 少し考えさせられる言葉で紡ぐ小説家・三浦しをんの世界観をきっちり実写化してくれた作品です。

本作は【まほろ~】シリーズ第二弾として作られました。

小説が原作ということで漫画やアニメと比べ、登場人物たちのイメージが十人十色のところ、この作品は多田と行天をそのまま切り取って見せてくれたような、実写化の成功例の一つのような気がします。

実写化でコケている人気作品って多いですからね・・・

 
整った顔立ちをしているのに薄汚れた姿に違和感がない瑛太さんと、纏っている雰囲気が唯一無二な松田龍平さん。

どうしても「探偵はBARにいる」のコンビとダブってしまうのですが、こちらの方が親近感がわきます。

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この二人の間合いや掛け合いがとても楽しいので、ぜひ前作から二作続けて見て欲しい作品ですね。

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