映画「居眠り磐音」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末は?

居眠り般若 ネタバレ
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映画「居眠り磐音」は松坂桃李主演、本木克英監督の2019年公開の作品です。

この映画「居眠り磐音」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

昼間はうなぎ屋、夜は用心棒として働く心優しき浪人の活躍を描く「居眠り磐音」をお楽しみください。

 

「居眠り磐音」あらすじ

豊後関前藩の中老である坂崎正睦(石丸謙二郎)の嫡男、坂崎磐音(松坂桃李)は江戸での剣術修行を終え、河出慎之輔(杉野遥亮)、小林琴平(柄本佑)と共に故郷へ帰ってきました。

慎之輔は琴平の妹、舞(宮下かな子)を嫁にもらっています。

そして磐音(松坂桃李)にも琴平の妹である奈緒(芳根京子)が許嫁として帰りを待っているのです。

明日、磐音と奈緒は祝言をあげる予定です。

 
一方、河出慎之輔(杉野遥亮)は叔父から、嫁の舞(宮下かな子)が不貞をしていると教えられます。

激高して家に帰るなり、舞を斬ってしまう慎之輔。

琴平(柄本佑)が舞の遺体を取りに来ます。

そこで慎之輔は叔父にそそのかされた事を知るのですが、琴平はそんな慎之輔を容赦なく斬ってしまうのでした。

 
この事件を受けた家老の宍戸文六(奥田瑛二)は琴平(柄本佑)を断罪します。

それを知った琴平は逆上し、暴徒と化します。

しかしこれは巧妙に仕掛けられた罠でした。

それを知った磐音(松坂桃李)は琴平を止めようと真実を話しますが時すでに遅し、斬りかかる琴平を磐音は斬ってしまうのでした・・・

親友ふたりを失った磐音は、奈緒(芳根京子)を置いて脱藩してしまうのでした。


 

「居眠り磐音」ネタバレ

半年後、磐音(松坂桃李)は江戸に戻っていました。

身分を隠し、昼間はうなぎ屋で働いていましたが、用心棒の仕事を紹介され、両替屋の今津屋に行きます。

しかしすでに用心棒は決まってしまったとのこと。

帰ろうとすると、いきなり盗賊が現れます。

そこへ先に雇った用心棒4人が加勢にきますが、あっけなくやられてしまいます。

その盗賊達を磐音(松坂桃李)はいとも簡単にあしらいます。

磐音は今津屋の主人、吉右衛門(谷原章介)に見込まれ正式に用心棒となったのでした。

 
盗賊の雇い主は同じく両替屋の阿波屋有楽斎(柄本明)でした。

盗賊は吉右衛門(谷原章介)の命を狙っています。

そしてさらに裏で操る黒幕が・・・

吉右衛門は故郷での磐音(松坂桃李)の一件を知っていました。

そしてこれには裏があるのではと・・・

 
ある夜、吉右衛門と磐音は盗賊と刺客に襲われますが撃退します。

しかしケガをした磐音は大家の娘、おこん(木村文乃)に介抱され身の上話を明かすのでした・・・

 
磐音(松坂桃李)の策で阿波屋有楽斎(柄本明)の悪だくみを未然に防ぐことができましたが、逆恨みをした阿波屋有楽斎が刺客を連れてやってきます。

刺客を倒し、阿波屋有楽斎も亡くなりました。

一件落着です。


 

「居眠り磐音」ラスト最後の結末は?

ある日、磐音(松坂桃李)はこれまで避けていた佐々木道場へ向かいます。

そこで師匠である佐々木玲圓(佐々木蔵之介)から手紙を受け取ります。

それは吉原に身を落として花魁になった奈緒(芳根京子)からでした。

その手紙には磐音(松坂桃李)への想いと、花魁として生きていく覚悟が書かれていました。

吉原に駆け付る磐音。

そこには花魁行列で堂々と闊歩する奈緒がいました。

磐音は奈緒に呼びかけますが、奈緒には届きません。

ようやく奈緒が振り向き微笑みます。

しかし奈緒はそのまま去っていくのでした。

 
磐音(松坂桃李)は未だに貧乏浪人のままです。

今日はおこん(木村文乃)に今津屋の主人、吉右衛門(谷原章介)から呼ばれていると言われ、一緒に向かうのでした。

 

「居眠り磐音」見どころ

ここのところ、イカレた役やちょっと変わった役が多かった松坂桃李がストレートな青年剣士を演じたこの作品。

個人的には松坂桃李はこういう心優しく物静かな役が一番合うと思います。

イカレた松坂桃李が見れる作品。

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完全なハッピーエンドではありませんでしたが、原作は小説でシリーズ化されているロングラン作品なので、ぜひ続編もと期待してしまいます。

 
それぞれの登場人物の心理がうまく描かれていて、アクションというよりはヒューマンのジャンルに入りそうな作品ですね。

やはり曲者、柄本明が良い味を出していましたし、息子の柄本佑も出演していましたので、親子共演ということになります。

どんな状況でも毅然とした態度の吉右衛門(谷原章介)も、おちゃらけた役の大家、中村梅雀もいい味だしています。

 
ひとつ難点を言えば刺客がもっと個性があっても良かったかなと思いました。

もっと悪党で豪快な悪役なら、また違った心境になったかな・・・

冒頭から重苦しい展開ではありましたが、最後は磐音(松坂桃李)のくったくのない笑顔ですべて帳消しです。

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