「DENGEKI 電撃」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「DENGEKI 電撃」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「DENGEKI 電撃」はスティーヴン・セガール主演、ベニー・ブーム監督の2001年の映画です。

この映画「DENGEKI 電撃」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

警察内部が関与するヘロイン強奪事件に挑むアウトロー刑事の活躍を描いた「DENGEKI 電撃」をご堪能ください。

 

「DENGEKI 電撃」あらすじ

上司のフランク(ブルース・マッギル)に、こっぴどく叱られるボイド(スティーヴン・セガール)。

「無鉄砲で、法律も守らん!」と、長い付き合いだけどスッカリ呆れた様子。

刑事として正義感が強いのは結構だけど、ボイドは毎度のごとく無茶し過ぎなんです。

ヒンジス本部長(ビル・デューク)も、頭痛の種になるボイドに懲り懲り。

いま居る、デトロイト警察21分署から15分署への、異動命令を叩きつけます。

 
無法地帯で、悪党が毎日のように連行される15分署は、いわゆる“ゴミ溜め”。

不服だけど、ボイドは新たな上司マルケイヒー(ジル・ヘネシー)の元へ。

マルケイヒー署長は凛とした女性で、苛々しているボイドにも決して負けません!

 
異動して早々、知り合ったのは、TV 番組の人気MCヘンリー(トム・アーノルド)。

どうやら彼は、悪党をやっつける型破りで勇ましい刑事ボイドを気に入ったようです。

ボイドがこの街に来て、真っ先に目を付けた男がTK(アンソニー・アンダーソン)。

彼には、何やら隠し事があり、これから長い付き合いになりそう。

 
15分署には、ボイドにも劣らない腕っぷしの強い刑事がいっぱい。

ソレをまとめるのは、人望が厚いストラット巡査部長(マイケル・ジェイ・ホワイト)です。

だけど、同僚になるはずの奴らは、スタンガンを使った手荒い方法でボイドを歓迎。

実は、麻薬取引を嗅ぎ付け現場に向かったボイドが逮捕したのは、潜入捜査中の同僚刑事モンティーニ(デヴィッド・ヴァディム)。

肝心の取引相手は逃走してしまい、とんでもない失態から15分署勤務が始まりました。

そして・・・

 

「DENGEKI 電撃」ネタバレ

新聞でボイドの武勇伝をよく目にしていた、同僚刑事ジョージ(イザイア・ワシントン)。

15分署に飛ばされたボイドを快く歓迎する彼は今、“ラトレル”という男を捜査中です。

あの日、潜入捜査していた同僚刑事モンティーニの、麻薬取引相手こそラトレル(DMX)。

郡刑務所に服役中の“ショーン・ロリンズ”という男とも繋がるけど、ラトレル自身に犯罪歴は無く真っ白。

高級車を乗り回す彼のそばには、あのTKに美女トリシュ(エヴァ・メンデス)も居ます。

 
一体、ラトレルとはどんな男なのか考えるボイド。

そんな時、警察の証拠品保管庫から、大量の麻薬が盗み出される事件発生!

逃走した犯人を許さないボイドは、度々見かけるTKを相棒のジョージと尾行します。

ボイドはTKが経営するクラブの中へ入り、ジョージは外で待機。

そのオフィスでは、ラトレルが大金を数えていました。

厄介な男ボイドに気づいたラトレルとTKは、大暴れの末に見事逃走してみせます。

 
空になったオフィスで、証拠探しをするボイドとジョージですが、怪しいものはゼロ。

本当に強引なボイドの捜査に、殺されかけたジョージは早くも疲れていました。

諦めないボイドは、郡刑務所の面会証を見つけ、服役囚ショーン・ロリンズの元へ。

何を聞いても「ラトレルなんて知らねぇ、無駄だ」と言うショーン。

「お前は、何も分かってねぇ」と、反抗的でどこか悲し気です。

 
麻薬蜜売人ショーンを逮捕したのは、潜入捜査を得意とする同僚刑事モンティーニでした。

しかし、潜入捜査は表向きの顔だったモンティーニ、裏の顔は麻薬の売人です。

そのモンティーニの前に姿を現したのは、身の危険を案じるラトレル。

銃を突き付けられたモンティーニは「ボイドとは、仲間じゃない」と、否定します。

モンティーニの言葉を信じたラトレルは、銃を下ろし去って行きました。

次に会う時は、これまでで最高のブツを見せると約束して。

そんな二人の様子を、ボイドはしっかりと見ていました。

 
裏社会にも精通している、TV 番組のMCヘンリーを頼ったボイド。

未だに正体が掴めないラトレルが、どんな男なのか調査してもらいます。

同僚刑事モンティーニとの怪しい関係は、もしかしたら警察組織を揺るがすかも!

 
一方、ボイドの存在が邪魔になって来たモンティーニも、動き出していました。

「ボスに会わせる」と、ラトレル(DMX)を連れ出すモンティーニ(デヴィッド・ヴァディム)。

待っていたのは、人望が厚い15分署のストラット巡査部長(マイケル・ジェイ・ホワイト)です。

大量の麻薬を売りさばくその技は、実に巧妙。

ストラットを筆頭に、15分署の刑事たちは真っ黒に汚れきっていました。

 
同じ頃、ボイド(スティーヴン・セガール)は、ラトレルの正体を知ります。

ラトレルは偽名(本名はリオン)、郡刑務所に服役する、ショーン・ロリンズはラトレルの弟。

いわゆる“コンピューターの天才”のラトレルは、正当なネット販売で成功した資産家。

そんな彼が、次の商売で麻薬に手を出すなんて、ボイドの心は複雑です。

 
車で走行中、突然暴走車に襲われたボイド。

車中で意識を取り戻すと、両腕を上げたまま手錠で拘束されていました。

目出し帽を脱いだ犯人は、モンティーニと15分署の同僚刑事です。

ボイドを殺そうとする彼らとの決死の戦いが始まり、街は大パニック!

一人、暴走車から飛び出したボイドは、ラトレルの元へ急ぎました。

 
そして、やっとコトの真相に辿り着いたボイドは、ラトレルを見直します。

TK(アンソニー・アンダーソン)に、美女トリシュ(エヴァ・メンデス)。

ラトレルの仲間が集まる部屋に案内されると、彼らは腐り切った刑事の調査中でした。

これまで、麻薬の買い手のフリをして15分署の悪党刑事たちと接触した理由は、証拠映像を捉えるため。

奴らにハメられて、無実の罪で服役するラトレルの弟を助け出すためです。

もちろん、以前起きた麻薬強奪事件の犯人も悪党刑事でした。

犯罪に手を染める奴らを許せないボイドは、ラトレルと手を組み一掃する事を約束します。

 
その晩、追い詰められる悪党刑事は、ボイドたちが乗る車を銃撃!

一般市民の車も巻き込みながら、カーチェイスが始まります。

助手席から投げ出されたボイドはバイクに乗り換えると、超絶運転テクニックで悪党刑事を振り切りました。

そして、腐れ切った15分署の実態を、元上司のフランク(ブルース・マッギル)に伝えます。

 
相棒刑事ジョージ(イザイア・ワシントン)と一緒に、悪党のアジトとなっているクリーニング工場へ急行するボイド。

深夜、そこでラトレルとTKが“最後の大掃除”となる、麻薬取引を行うのです。

 

「DENGEKI 電撃」最後ラストの結末は?

異動先の15分署でも、街中をパニックに陥れる逃走劇をやらかした無鉄砲なボイド。

連絡を受けクリーニング工場にやって来たのは、元上司のフランクだけでした。

「警察の応援は呼んでいない、お前は信用できん!」

防弾チョッキを着た二人だけで、麻薬取引現場に突入。

ボイドは、15分署の悪党刑事たちに銃口を向けます。

ところが、隣に居るフランクの銃は、ボイドを狙っていました。

ずっと仲間だと思っていたフランク、その正体は悪党に染まったクソ野郎だったのです。

 
だけど「ボイドを殺せ!」と言われても、引き金を引く事は出来ないフランク。

すると爆音が鳴り、アジトに突入して来たのはヒンジス本部長(ビル・デューク)!

ボイドの相棒ジョージや、正義感あふれる刑事が駆け付けます。

そして、悪党刑事VSボイド&ヒンジス本部長たちの激し銃撃戦が始まりました。

 
早々に負傷したTKは、大きな体を大量の服で覆い隠し戦線離脱。

悪党刑事モンティーニをラトレルが追い、ボイドは敵ボスのストラット巡査部長を!

ナイスコンビの相棒刑事ジョージとヒンジス本部長は、ガスボンベ大爆発作戦で敵を吹き飛ばします。

長年信じてきた部下のフランクに、まさか裏切られていたヒンジス本部長。

「クビだ!」と、フランクを撃ち抜きました。

激闘の末、悪党刑事モンティーニを仕留めたラトレル。

ボイドは、ヘリコプターで逃げようとする、悪党巡査部長ストラットを亡き者にします。

こうして、ボイドたちは無法地帯に蔓延る、悪党刑事の大掃除を終えました。

 
やり過ぎ感はありますが、ヒンジス本部長は「21分署にも戻っても構わんぞ!」と、活躍を称えます。

始めは嫌だった15分署への異動ですが、今はスッカリ気に入ってるボイド。

「15分署に残る」と、相棒刑事ジョージの手をガシッと握りました。

 
これまで集めた、腐れ切った15分署の実態を収めた証拠をヒンジス本部長に渡すラトレル。

奴らにハメられて服役する弟ショーンは、もちろん無罪放免!

この街でボイドは、とんでもない無鉄砲だけど勇敢な刑事として人気者になりそうです。

THE END

 

「DENGEKI 電撃」見どころ

アンジェイ・バートコウィアク監督による、いわゆるヒップホップ・カンフー三部作。

『ロミオ・マスト・ダイ』(2000年)、

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『ブラック・ダイヤモンド』(2003年)。

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主演を務めたのは中国・香港映画界から世界進出し、アクションスターとして名を馳せたジェット・リーでした。

三部作の第二作目にあたる本作『DENGEKI 電撃』は、スティーヴン・セガールが主演。

そして、セガールと共に悪党退治するのは、全三作に出演を果たしたラッパー・DMXです。

 
同様に全三作に出演し『ロミオ・マスト・ダイ』では、ハン(ジェット・リー)に“肉団子”と呼ばれる、お調子者の敵役を演じたアンソニー・アンダーソン。

『ブラック・ダイヤモンド』で、武器商人・アーチーを演じたトム・アーノルドも出演。

この二人と言えば、止まらないエンディングでのお喋り(下ネタ)!

第三作目の『ブラック・ダイヤモンド』では「“電撃”って観たか?」ってあーだこーだ言ってたような!?

安定のお調子者ぶりはここでも健在で、エンディングも相変わらず好き勝手やってます。

 
本作では、セガール演じるボイドの相棒という位置づけの、ジョージを演じたイザイア・ワシントン。

ですが、出演した第一作目『ロミオ・マスト・ダイ』よりも、存在感が薄まってる!?

ラトレル(DMX)が悪じゃないってのが、相棒の重要性を消した気がしてもったいないです。

一歳の子供のジョージパパは、ボイドも好きだけど死にかけた一件で、あんまり無茶な捜査はしたくない気分。

でも、ボイドに誘われて、アジトに向かい悪党の大掃除を決意!最後は活躍しました。

彼の奥さんが多くを言わずに送り出すのは、僅かなシーンですが個人的に何か好きです。

 
さて、本作のセガールといえば、冒頭は副大統領の演説するなか堂々の遅刻。

警護の怪しい動きに、あぁ絶対ドンパチが起きると展開を予想していると、テロ事件勃発!

早速、副大統領を狙う奴らを次々仕留めて…はい!やり過ぎで異動決定です。

やる気みなぎる加減知らずは、悪気が無くてもイカれ野郎の烙印を押されちゃいます。

上司の命令で、規律を守る刑事になれるよう、ある克服プログラムに強制参加!

そこに集まるのは、自分を見つめ直し、怒りを抑制できる精神を養おうとしている人々。

だけど「俺はハッピーな男」と、机を壊して退場するボイドは、やっぱりイカれ野郎!?

うるさい上司の命令なんて無視して、いつも通り悪党をバッタバッタと倒しますよ。

ここまで本編開始から、およそ15分はセガールの準備運動にお付き合いください!

 
15分署に異動したボイドは、初っ端からヘマをやらかして刑事課から用なし扱い。

あたえられた仕事は道路の真ん中に立って交通整理、だけど向いてなくて交通事故に発展。

一般市民に大ヒンシュクを買うボイドは、職務放棄!

そんな、どうしようもない困った姿もお楽しみに。

 
本作では、素手に拳銃、刀もブンブン振り回すしカーチェイスもして大暴れのセガール!

バイクの爆走シーンも、大迫力で見応えたっぷり!だけど…。

「バイクが似合う刑事は、舘ひろしだろ」と、頭をよぎってしまいます。(個人の感想です)

ラスト20分、いよいよ悪党と最後の決戦!

クリーニング工場に全員が顔を揃えると「裏切り者キター!」って、お約束感ありますが、ワクワクの展開。

更に「動くな!」と、ビル・デューク(ヒンジス本部長)の突撃に胸熱!もう聞いてないよ~!!

ボイドVS敵ボスのストラット巡査部長の戦いは、キレッキレで良いです。

でも個人的に、見事な“技あり”を魅せるラトレルVS悪党刑事モンティーニの方が好み。

悪党二人のやられっぷりは「ああ、痛いーー!」と、体がブルッとするビビリの私。

そうは言っても、最後まで戦って生き残った正義の刑事たちにスカッと気分は爽快!

超気楽に観れて満足感を得られるアクションは、やっぱりセガールが一番かもしれません。

 
だけど一つ解せないのは、なぜ“あの人”が死ぬ事に?

死亡フラグが立つ場面があったかなんて、記憶にございません。

セガールの隣に居ると危ないとは思っていましたが、まさか…。

物語の進行に支障はないのでここではネタバレしませんが、もしかしたら本作で一番の衝撃映像かもしれません。

もしこの展開を知らないという方は、是非情報を入れずに鑑賞して頂きたいです!

 
雨の日も晴れの日も、年がら年中いつ観ても構わない映画『DENGEKI 電撃』。
(軽~く馬鹿にしているのではなく、オールマイティーって事ですよ。)

何度でも、楽しんじゃって下さいね!

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