映画「ジュラシックワールド 炎の王国」は、クリス・プラット主演、J・A・バヨナ監督の2018年の作品です。
この映画「ジュラシックワールド 炎の王国」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末と見どころを紹介します。
恐竜の楽園の島に火山噴火が!「ジュラシックワールド 炎の王国」をお楽しみください。
■ スタッフ
監督: J・A・バヨナ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ他
製作: フランク・マーシャル他
脚本: デレク・コノリー他
撮影: オスカル・ファウラ
音楽: マイケル・ジアッキノ■ 主要キャスト
オーウェン・グレイディ:クリス・プラット
クレア・ディアリング:ブライス・ダラス・ハワード
イーライ・ミルズ:レイフ・スポール
フランクリン・ウェブ:ジャスティス・スミス
ジア・ロドリゲス:ダニエラ・ピネダ
ベンジャミン・ロックウッド:ジェームズ・クロムウェル
エヴァーソル:トビー・ジョーンズ
ケン・ウィートリー:テッド・レビン
イアン・マルコム:ジェフ・ゴールドブラム
ヘンリー・ウー:B・D・ウォン
アイリス:ジェラルディン・チャップリン
メイジー・ロックウッド:イザベラ・サーモン
「ジュラシックワールド 炎の王国」あらすじ
「ジュラシック・ワールド」の惨劇から3年。
舞台は前作と同じイスラ・ヌブラル島にあるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」
クレア(ブライス・ダラス・ハワード)は島に残された恐竜たちを「絶滅危惧種」として保護するための運動に参加していました。
それは、島の休火山が活性化し噴火間近と迫っていたためです。
そんな折、ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)からの電話を受けて、クレアは屋敷へ赴きます。
年老いて車イス生活をしてたロックウッドに迎えられ、彼は恐竜の保護のために協力したいと申し出たのです。
クレアは感激し、助手のミルズ(レイフ・スポール)に詳しい話を聞きました。
ミルズは他の島へ恐竜を移すべく、11種の保護を目的としていると話します。
中でもヴェロキラプトルの生き残りである「ブルー」と名付けられた恐竜を確保したいと言いますが、クレアはラプトルの鋭い嗅覚もあるため捕まえられないと言いました。
しかし、捕まえられるとしたら・・・
そこで、飼育係だったオーウェン(クリス・プラット)に頼むことになったのです。
そして・・・
「ジュラシックワールド 炎の王国」ネタバレ
クレアは湖のほとりに家を建てていたオーウェンの元に行きます。
事情を話して、同行を求めましたがオーウェンは相手にしませんでした。
その後、オーウェンはブルーを育てていた時のことを思い出します。
気が変わったオーウェンは次の日の朝、クレア達の乗る飛行機で待っていました。
島に着くとウィートリー隊長(テッド・レビン)に迎えられ、山の麓にあるコンピューター室へ向かいます。
ITのスペシャリストであるフランクリン(ジャスティス・スミス)は装置を起動させてブルーの居場所をつきとめました。
オーウェンと獣医のジア(ダニエラ・ピネダ)がそこへ向かいます。
オーウェンはブルーを見つけました。
そしてブルーに自分を思い出させようとします。
「俺を見ろ」と呼びかけるとブルーは近寄ってきたのです。
その時、同行していた隊長が強力な麻酔弾を撃ちました。
ブルーは彼の兵の一人に襲いかかりましたが、兵は銃で撃ってブルーの動きを止めました。
怒ったオーウェンは隊長に殴りかかろうとしましたが麻酔弾を撃たれて倒れてしまいます。
ジアはブルーを死なせたくなければ治療させるようにと言って一緒に連れ去られてしまいました。
そんな時、火山の噴火が起き始めます。
麻酔が解けたオーウェンはクレア達と合流しました。
恐竜達が逃げ回る中、乗り物のジャイロスフィアにクレアとフランクリンが乗って崖下へ…
オーウェンも追って、クレア達を引き上げて浜へ泳ぎました。
隊長たちは捕らえた恐竜を連れて船を出そうとしており、オーウェン達はこっそり忍び込んでジアと合流。
ブルーの銃弾の処置のために他の恐竜から輸血用の血を入手して何とか治療を終えました。
その頃、屋敷ではロックウッドの孫娘であるメイジー(イザベラ・サーモン)が館内にある動物の骨や模型の展示室で隠れたりして遊んでいるうちに、ミルズが捕らえた恐竜を競売にかけようと秘密裏に動いていることを知ってしまいます。
地下の研究室で恐竜の再生に関する実験を行っており、競売のための打ち合わせをしている…
メイジーはロックウッドに言いに行きますが、「今日はもう寝なさい」とたしなめられたため、研究室へ。
そこでメイジーは、ブルーを調教していたオーウェンの録画映像を見て、恐竜との関りを微笑ましく見守るのでした。
ですが、ミルズがやって来たためメイジーはさらに地下へ逃げていき、たくさんの檻があるうちの一つに閉じ込められていた”何か”を見てしまいます。
メイジーは思わず叫んでしまい、ミルズに捕まって自室に閉じ込められました。
ロックウッドはミルズを呼び出し、彼の財源の使用を恐竜の売買に使うことに怒りを表します。
後がなくなったミルズは、病死に見せかけてロックウッドを殺してしまいました。
そして、運ばれてきた恐竜たちを屋敷に迎え入れます。
オーウェンはクレアと共に恐竜を運ぶ車を運転して紛れ込もうとしましたが見つかってしまい、2人は檻に閉じこまれてしまいます。
ミルズは騙したことを打ち明けますが、「クレアだってお金のために恐竜を見世物にしたのと変わらない」と開き直って去っていくのでした。
競売が始まって捕らえられた恐竜の買い手が次々と決まっていく中、オーウェンは隣室にいたパキケファロサウルスを口笛で気を引いて脱出することを決断。
パキケファロサウルスは壁に頭突きを繰り返したことで破壊し、オーウェンはさらに口笛を吹いて頭突きをさせて牢の鍵を開けることに成功して、そのまま恐竜を連れて競売場所へ乗り込みます。
メイジーが見たのはミルズ達が作り出した恐竜の「インドラプトル」だったのです。
その試作品の紹介に沸いていた会場に現れたのがオーウェンとパキケファロサウルス。
客たちは驚いて全員屋外へ逃げ始め、騒ぎが起こったため研究者のウー博士(B・D・ウォン)がジアにブルーの血液を採取するよう要求しに行きます。
そこに研究員に紛れていたフランクリンが麻酔針を博士に撃ち込み気絶させ、ブルーを解放しました。
そして、ブルーに他の追手を攻撃させているうちに脱出するのでした。
客のいなくなった会場に、隊長が麻酔銃を持ってインドラプトルの元に現れ、弾を撃ち込んで寝入った隙に歯を折ろうと近寄ります。
ペンダントのコレクションになることを喜びましたが、賢いインドラプトルは寝たふりをしていたただけ…
隊長を食い殺して館内を回り始めました。
その頃メイジーは自室の窓から屋根づたいにロックウッドの部屋に行き、死んでいることに気付いて地下へ逃げてきており、そこでオーウェン達と合流して助けを乞いました。
そこにミルズが現れて彼女はロックウッドが娘を事故で亡くした際に作ったクローンだと言うのです。
メイジーは驚く中、競売から逃げてきた恐竜が襲いに来たことでオーウェンに連れられて展示室へ。
再び恐竜に襲われそうになりつつも、電気を消してうまく逃げようとした所にインドラプトルが襲撃しクレアは足を負傷してしまいます。
メイジーは走って上階の自室のベッドに隠れますが、追って来たインドラプトルは屋根からバルコニーの窓に移り、忍び寄ってきます。
あわやの大ピンチのところで、オーウェンが麻酔銃を持って助けに入ります。
しかし、麻酔銃が効きません。
ピンチとなる中、ブルーがインドラプトルを奇襲して気を逸らします。
オーウェン達はその間に窓の外に出て、屋根づたいに展示室の上まで逃げてきました。
「ジュラシックワールド 炎の王国」ラスト最後の結末
クレアは機転を利かせて銃のレーザーサイトをオーウェンに向けて音を放ちます。
インドラプトルはその指示に従って敵を襲うようプログラムされていました。
オーウェンが囮となり、襲われる寸前に逃げ、展示室へ落下させることに成功しました。
インドラプトルは飾ってあったトリケラトプスの骨の模型に突き刺さり息絶えます。
館内ではガス漏れのせいで残された恐竜にも危機が訪れていました。
クレアは恐竜たちを解放するための扉のスイッチを押そうとしますが、オーウェンに「本当にいいのか?」と問われ止めます。
しかし、メイジーは「自分と同じクローンだから助けたい」と言って扉を開け放ち、逃げようとしていたミルズは喰われて死亡。
多くの恐竜たちが街へ逃げ出しました…
そしてブルーがオーウェンの元にやってきます。
オーウェンに撫でられるブルー・・・
オーウェンはブルーと一緒にいようと問いかけますが、ブルーは名残惜しそうに去っていくのでした・・・
場所が変わり、最後にイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)が「これからの人類は恐竜と共存することになる」と語ります。
次への物語への予感を感じさせて幕を閉じます。
THE END
「ジュラシックワールド 炎の王国」見どころ
とにかく凄まじいクオリティの恐竜達で圧倒されます。
アニマトロニクスと呼ばれる特殊撮影による映像はリアル!
これにスピード感が加わって、圧倒的な迫力がこの作品の最大の見どころです。
これは初期作の「ジュラシックパーク」シリーズと比較すると一目瞭然です。
そしてこれまでの恐竜=恐怖から、恐竜と人間との絆のような関係も描かれるようになってきました。
ブルーとオーウェンの関係は次回作でも重要な役割になるハズです。
で、ここからは個人的な推測ですが、このシリーズには黒幕が存在している気がしています。
それはズバリ、メイジーです。
クローン人間であることが今作で明かされましたが、ラストで恐竜を逃がしたのはメイジーでした。
そしてラストシーン、去っていくブルーを見ながら妙に意味ありげなメイジーの顔のドアップ。
一瞬、ニヤリと笑ったようにも見えたのは私だけでしょうか?・・・・
早く次回作の完結編が見たいですね。
こちらのクリス・プラットもかっこいいです。
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