映画「キャプテンハーロック」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末は?

アニメ

映画「キャプテンハーロック」は、ジム・スタージェス主演、ロバート・ルケティック監督の2013年のアニメ映画です。

この映画「キャプテンハーロック」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末について紹介します。

原作漫画やテレビアニメの「宇宙海賊キャプテンハーロック」とは異なり、オリジナルストーリーとなっています。

■ スタッフ
監督: 荒牧伸志
製作: 東映アニメーション
脚本: 福井晴敏他

■ 主要キャスト
キャプテンハーロック:小栗旬
ヤマ:三浦春馬
ミーメ:蒼井優
ヤッタラン:古田新太
トリさん:福田彩乃
イソラ:森川智之
ナミ:坂本真綾
ケイ:沢城みゆき

 

映画「キャプテンハーロック」あらすじ

遥かなる未来…あるいは、遠い過去のことかもしれない。

宇宙に広がった人口は5000億を超え、地球に住める数は限られていたため、地球居住権を巡る戦争が起きていました。

人類はこの戦争を調停する為、地球は【永遠の聖地として、何人たりとも立ちいることは許されない】聖域とし、封印したのです。

そんな時代に宇宙海賊として政府に反旗をひるがえす、ハーロック。

彼の本当の目的は・・・

 

映画「キャプテンハーロック」ネタバレ

地球への帰還を望み、宇宙を漂う5000億の人間たち。

しかし、カム・ホーム戦争により地球への不可侵条約ができたことにより、その願いは叶わず…

そんな中、不滅の肉体をもったキャプテン・ハーロックと海賊の一味はアルカディア号に乗って宇宙を旅していました。

その宇宙船を見かけたヤマは廃れた町を出て乗り込み、自由を求めて来たと伝えることでハーロックに船員となることを許可されます。

 
ヤマは船員からアルカディア号のことを聞きました。

100年前のカム・ホーム戦争の遺産であるダークマター機構、つまり永久機関が搭載されているため自己修復機能を持っているというのです。

そして、ニーベルング族の最後の一人であるミーメだけが操作できると知りました。

実はヤマは指名手配されているハーロックの元に忍び込んだガイア軍の者であり、任務を知られぬよう情報を集めていました。

ハーロックの目的は次元振動弾を各惑星に設置し、100基終えたら同時に爆発させて流れの結びを作って時間の流れを戻すこと。

既に98基は設置が完了しており、99基目を惑星トカーガに設置するためヤマは志願して赴きます。

腐食ガスに覆われた惑星で順調に作業が進めましたが、急な揺れにより命が危ぶまれました。

 
―ヤマは過去に温室でイソラと彼の妻のナミと共に、母が研究していた植物の改良時のできごとを思い出します。

研究が上手くいかず、ヤマは危険を顧みずバルブを操作したせいで爆発が起き、イソラは車椅子生活を与儀なくされてナミは身体の機能を失い生命維持装置に…

助かった脳を頼りにホログラムで実体化する存在となりました。

ガイア軍の上官となったイソラは弟のヤマに「自身の手足の代わりに任務を行え」と言いました―

 
ヤマは回想から意識を戻し、間一髪のところでハーロックに助けられ惑星を脱出。

その際に兄であるイソラから命じられていた「ハーロック殺害」を実行しようとしたのです。

しかし、「自分を縛るものと戦って自由を求め、その上で殺すかどうかを決めろ」とハーロックに言われたヤマは考え始めました。

 
イソラはヤマが失敗したと思い、カレイドスターシステムの使用許可を得てアルカディア号を追います。

移動可能な中性子星を潰して強力な光源に変えて1点集中させる光線と、3,6万の敵に狙われるハーロック…

しかし、ホログラムを使用して同士討ちをさせ、アルカディア号を隠すことでうまく逃げることができました。

実は、ナミがあらかじめイソラの極秘計画をヤマに伝えていたことで対応できたのです。

そのことを知ったイソラはヤマにハーロックと地球の秘密を語るのでした。

 
カム・ホーム戦争の際にガイア軍のデスシャドウ艦隊を率いていたハーロック。

彼は無二の親友であるトチローやミーメの仲間と協力して地球を守っていたのです。

不可侵とされた地球に降り立とうとする宇宙に散らばった人間を追い払うのでしたが、各為政者たちは権力を利用して地球へ…

そこでハーロックはダークマターで地球を覆って不可侵を守ろうとしたのですが、暗黒物質は地球を食いつぶしてしまったのです。

その際にハーロックたちも消えたかと思われましたが、呪いによってハーロックはアルカディア号と共に蘇りました。

 
アルカディア号の船員も100期目の次元振動弾を設置しに地球へ向かい、これまで青く見えていた地球は実はホログラムだったことを知ります。

そしてハーロックの真の目的は爆発を起こして全てを生まれ直すこと…

ヤマはそのことを知ってアルカディア号にガイア軍を招き入れ、ハーロックと一味を捕えます。

イソラは彼らの死刑執行の準備を整え始めるのでした。

 
軍に戻ったイソラはナミの裏切りを言及し、自分ではなくヤマが好きなのだろうと言い放ちます。

その言葉でナミの存在がイソラを苦しめていたと気付き、わざとイソラを愛したことは無いと言うのでした。

イソラは思わず彼女の生命維持装置を切って、ナミは「ウソよ」と言い残して絶命…

イソラは彼女の遺品をヤマに渡し、ナミの残したホログラムを見て地球へ降り立ちます。

そして木々も無く荒廃したその地には花が咲いていたのを発見するのでした。

 
ヤマは死刑の執行が迫るハーロック一味を助けるため、給油ユニットを爆発させて「地球で見たものを話したい」と言って助け出します。

そして、地球のホログラム衛星を破壊して本当の姿を人々に対して中継し始めます。

ヤマはガイアによって隠されていた事実を伝え、絶望せずに地球が自ら再生するのを待とうと語るのでした。

 

映画「キャプテンハーロック」ラスト最後の結末

ガイアの総官は、ジョービアン・ブラスターという未完成の最終兵器を使うことを許可。

真実をバラされたからには地球もろともアルカディア号を消滅させる気でした。

全艦撤退命令が出される中、イソラの指揮する艦がアルカディア号に突撃して白兵戦を仕掛けます。

ヤマはイソラの元へ向かい、車椅子のイソラは姿を消した状態でヤマに発砲。

そして無重力空間にしてヤマの自由を奪い、イソラは車椅子の機能により自由に動き回ってヤマを殺そうとするのでした。

そこにハーロックがやって来てイソラを撃って行動不能にしますが、その時ジョービアン・ブラスターのテスト照射が行われたのです。

 
狙われたアルカディア号はダークマター機構を解放することで危機を逃れ、イソラの艦が地球への照射線をずらしたことで両者は救われたのです。

「呪いと恐怖も繰り返される一瞬の一つ」…

そう言ってハーロックはヤマに地球用の次元振動弾を渡し、人間が過ちを起こそうとしたら任せることにします。

地球に止まったアルカディア号を、ケイはハーロックに代わって舵を取り、再び発進させるのでした。

THE END

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