「マスク・オブ・ゾロ」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「マスク・オブ・ゾロ」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「マスク・オブ・ゾロ」は、アントニオ・バンデラス主演、マーティン・キャンベル監督の1998年の映画です。

この映画「マスク・オブ・ゾロ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

悪徳政治家に立ち向かう英雄の活躍を描いた「マスク・オブ・ゾロ」をご堪能ください。

 

「マスク・オブ・ゾロ」あらすじ

かつては民衆の英雄・ゾロと呼ばれた男、ドン・ディエゴ(アンソニー・ホプィンス)。

20年に及ぶ投獄生活から脱した彼は、宿敵ドン・ラファエル(スチュアート・ウィルソン)を倒すため再び立ち上がります。

だがそんなディエゴが目にしたのは、ラファエルの傍らに佇む美しく成長した愛娘・エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の姿でした。

そしてディエゴはゾロの後継者としてアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)を選ぶのですが・・・

製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。

 

「マスク・オブ・ゾロ」ネタバレ

物語の舞台はメキシコがスペインからの植民地支配を終えようとしていた1821年。

アルタ・カリフォルニア総督ラファエル・モンテロ(スチュアート・ウィルソン)は宿敵であるゾロ(アンソニー・ホプィンス)をおびき出して倒そうと計画します。

その計画は残忍なもので、農民から適当に選び民衆の前で処刑するというものでした。

 
農民が激しい抗議を繰り広げている中にゾロの登場を待ちわびている幼い兄弟ホアキン・ムリエッタ(ディエゴ・シエレス)とアレハンドロ・ムリエッタ(ホセ・マリア・デ・タヴィラ)がいました。

子どもは立ち去るようにと注意されますがゾロを一目見たいホアキンとアレハンドロはこっそり居残ります。

そしてついに処刑が始まろうとしたその時、ゾロが現れるのです。

農民たちはゾロの登場に歓喜します。

兵士たちと激しい戦いを繰り広げるゾロを見たムリエッタ兄弟は、銃撃兵がいるのを見つけその邪魔をします。

ムリエッタ兄弟の助けもあり、見事ゾロの勝利で幕を閉じます。

ゾロは手助けしてくれたムリエッタ兄弟に自分の首に下げていたメダルをプレゼントするのです。

 
ゾロのマスクの下の顔は貴族ディエゴ・デ・ラ・ベガでした。

妻エスペランサ(フリエタ・ローゼン)との間には娘エレナが生まれたばかりです。

ラファエルとの戦いを終えたディエゴはこれでゾロを引退すると決意していました。

しかし、ゾロの正体を見抜いていたラファエルは、妻と娘との幸せな生活を引き裂いたのです。

ラファエルはディエゴの妻エスペランサに想いを寄せていました。

そのため、ゾロであるディエゴへの憎しみも深かったのです。

 
ディエゴの屋敷にやってきたラファエル。

ディエゴとラファエルの剣の戦いが始まりますが、兵士が銃を撃ちます。

その時、エスペランサがディエゴを庇って撃たれ亡くなってしまいます。

ラファエルはエレナを奪い、ディエゴはそのまま投獄されてしまうのです。

 
それから20年の時が経ち、ムリエッタ兄弟は盗みを繰り返し追われる身になっていました。

ある日、アメリカ軍人のハリソン・ラブに見つかり兄のホアキンはハリソンに撃たれて死んでしまいます。

一方、ラファエルがカルフォルニアに帰ってきたという噂を聞いたディエゴは収容施設から脱獄し復讐の機会を伺います。

その時、ラファエルに育てられ成長した娘エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の姿を見たディエゴ。

ラファエルへの復讐を一度踏みとどまるのです。

 
そんな時ディエゴはある青年と出会います。

それは20年前にメダルをあげたアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)でした。

悲しみに暮れていたアレハンドロは酒に溺れ、ゾロから貰ったメダルを売って金に換えようとしていました。

そんな時にゾロと再び出会い、ゾロの元で訓練をして兄への復讐を誓うのです。

 
ディエゴもまたアレハンドロを自分の後継者にしようと考えていました。

ディエゴの厳しい訓練のおかげで立派な剣士になったアレハンドロ。

ゾロのマスクを着け、町で見かけた暴れ馬を盗み出す計画を立てます。

その時偶然エレナに出会うことに。

ほんの少し言葉を交わしたアレハンドロとエレナでしたが、互いに強く惹かれ合います。

 
馬を盗もうとしたアレハンドロでしたが、馬が暴れ出し騒動に。

酒場の男たちと乱闘になり、アレハンドロは近くの教会へ逃げ込みます。

その教会の神父はアレハンドロの姿を見てゾロが復活したのだと喜び彼を匿うことに。

そこへやって来たエレナは告解室にいるのがアレハンドロとは知らずに告白を始めるのです。

それはマスクをしたアレハンドロに恋をしたという告白でした。

アレハンドロもエレナに想いを告げようとしますがそこへアレハンドロを追ったハリソンがやって来ます。

上手く逃げたアレハンドロでしたが、ディエゴは軽率な行動をしたアレハンドロを叱りつけるのでした。

 
ディエゴはアレハンドロをスペイン貴族に変装させ、自分はその執事としてラファエルの主催するパーティーに潜入します。

上手くラファエルを騙したアレハンドロはエレナとダンスを踊り激しく心を揺さぶられるのです。

その後、上手くラファエルに取り入ったアレハンドロは、ラファエルが再びカリフォルニアを統治しようと計画していることを知ります。

金を採掘しているラファエルはその金を使い、国を買い取ろうとしていたのです。

ラファエルは貴族とアレハンドロをその採掘場へと案内しますが、そこでは老人から子供までが奴隷のように働かされていたのです。

 
アレハンドロに疑いを抱いていたハリソンは、自室にアレハンドロを呼び出しホアキンの首や手がホルマリン漬けにされている瓶を見せて反応を伺います。

しかしアレハンドロはどうにか平常心を保ったまま部屋を後にするのです。

一方、エレナと出会ったディエゴは少しの間、最愛の娘との会話を楽しみます。

エレナはディエゴの声を聞き酷く懐かしい気持ちを抱くのでした。

 
ディエゴは、金鉱の場所を探る為、ラファエルにゾロが復活したとわざと知らせます。

焦るラファエルを尻目に、屋敷に忍び込んだアレハンドロは金鉱への地図を入手するのです。

ハリソンやラファエルに見つかってしまい、剣を振るいどうにか屋敷を抜け出したアレハンドロでしたが、エレナに見つかり剣を交えることに。

エレナは持ち前の剣術でアレハンドロと戦いますが、腕はアレハンドロの方が上でした。

ドレスを剣で破られ動けなくなってしまうエレナでしたが、互いの気持ちを確認し合い熱いキスを交わすのです。

 
ラファエルは金鉱の存在を隠すため鉱山を爆破する計画をたてていました。

それを知ったアレハンドロは鉱山へと馬を走らせます。

その頃、ディエゴはラファエルに剣を向けていました。

止めに入ったエレナに自分が本当の父親だと打ち明けるディエゴ。

エレナは以前、エレナの乳母をしていたという女性と街で出会っていました。

その時に聞いた「デラ・ベガ」という名をラファエルがディエゴに向けて話すのを聞いて、エレナはディエゴの言葉を信じるのです。

 

「マスク・オブ・ゾロ」最後ラストの結末は?

ディエゴはエレナに説得されたため剣を捨て捕らえられてしまいます。

そんなディエゴを助けたのはエレナでした。

二人はアレハンドロが向かった鉱山に急ぎます。

 
鉱山が爆破される準備が着々と進む中、アレハンドロは作業場の中に潜入していました。

ハリソンらが奴隷たちを牢屋に閉じ込め爆弾に火をつけその場から立ち去ろうとしたその時、アレハンドロがラファエルたちの前にゾロのマスクをつけて現れます。

ディエゴとエレナも鉱山に到着し、アレハンドロとハリソン、ディエゴとラファエルの一騎打ちが始まるのです。

 
ラファエルを追い詰めたディエゴ。

しかし、エレナはディエゴにラファエルを助けてもらえるよう訴えます。

ラファエルはエレナの気持ちを踏みにじり彼女に銃を向けディエゴを脅すのです。

隙をつかれてラファエルに銃で撃たれてしまったディエゴでしたが、懸命に戦いを続けます。

 
アレハンドロもハリソンとの死闘を繰り広げどうにかハリソンを追い詰めることに成功するのです。

ディエゴもラファエルの隙をついて、金塊が乗ったトラックの紐をラファエルの足に絡ませることに成功し、ラファエルは金塊と共にクレーンの下へと落下し、アレハンドロの剣に倒れたハリソンもトラックに巻き込まれて落下するのでした。

 
牢屋に入れられた奴隷たちはエレナの機転によって無事脱出することができます。

逃げた直後、鉱山はものすごい勢いで爆破するのです。

皆が無事に帰還する中、ラファエルの銃に撃たれたディエゴは、アレハンドロにゾロとしてこれからも戦うよう告げ、エレナと親子としての最後の会話を交わした後息を引き取るのでした。

 
その後、アレハンドロとエレナは結婚し子供も授かります。

ゾロとして生きるアレハンドロはゾロの偉業を話して聞かせるのでした。

THE END

 

「マスク・オブ・ゾロ」見どころ

剣や銃を使った華麗なアクションシーンが見どころです!!

物語の冒頭からジェットコースターのアクションの連続です。

後で知りましたが、製作総指揮がスティーブン・スピルバーグ!どおりでね・・・

 
アンソニー・ホプキンスやアントニオ・バンデラスなどはもちろん、エレナ役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズの剣さばきも素敵でした。

ことのほか「動けるアンソニー・ホプキンス」が見れる映画はなかなか無いかと思いますよ。

最初はうさん臭かったアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)がだんだんイケメンになっていくのもグッドですし、なかなか二枚目になり切れないのも好印象です。

 
そしてアレハンドロとエレナの恋にも注目です。

パーティーで二人が躍るシーンや剣を交えるシーンなど、二人の恋が描かれるシーンにはドキドキとしてしまいます。

師弟愛、家族愛などジーンとさせられるシーンも多く見ごたえのある作品でした。

スピルバーグ総指揮のアクション映画をお楽しみください。

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