映画「ボディガード」は、ミック・ジャクソン監督の1992年のアメリカ映画です。
この映画「ボディガード」のネタバレ、あらすじや犯人、最後ラストの結末について紹介します。
ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーの共演が話題になりました。
「ボディガード」キャスト・スタッフ
■ スタッフ
監督: ミック・ジャクソン
製作: ローレンス・カスダン他
脚本: ローレンス・カスダン
撮影: アンドリュー・ダン
音楽: アラン・シルヴェストリ■ 主要キャスト
フランク・ファーマー:ケビン・コスナー
レイチェル・マロン:ホイットニー・ヒューストン
サイ・スペクター:ゲイリー・ケンプ
ビル・デヴァニー:ビル・コッブス
グレッグ・ポートマン:トーマス・アラナ
ハーブ・ファーマー:ラルフ・ウェイト
ニッキー・マロン:ミシェル・ラマー・リチャーズ
トニー・シペリ:マイク・スター
「ボディガード」あらすじ
元シークレットサービスのフランク(ケビン・コスナー)は、殺害を予告する脅迫状を受け取った歌手・レイチェル(ホイットニー・ヒューストン)のボディガードを引き受けます。
最初は彼を邪険に扱うレイチェルだったが、次第に心惹かれていくように。
そんななか、彼女の甥が乗るボートが爆破され、姉も惨殺されてしまう。
次第にエスカレートしていく犯人。
フランクはレイチェルを守れるのか?
果たして犯人は誰なのか?
「ボディガード」ネタバレ
元シークレットサービスのフランクは今はボディガードを務めており、3000ドルで歌姫のレイチェル・マロンの護衛を依頼されました。
しかし、会いに行くと彼女のワガママや警備体制の甘さから「理解し合えない」と言って出ていきます。
依頼者のビル(ビル・コッブス)は見て欲しいものがあると伝えて、狂気じみたファンレターを見せ、その手紙は館内の一室にあったことから危険性があると判断。
レイチェルに「危機感の無い人間は守れない」と伝えてボディーガードを請け負うことにしたのです。
専属の運転手には「どんなに無能でも、バカな運転手だけは殺せる」と仲良くなってドライブテクニックを伝授、警備体制の甘い門やエクステリアを改装を始めました。
しかし、レイチェルから工事の音がうるさく静けさが欲しいとか、ブランチに行きたいとか…
そんな要望が多く出る中、仕方なく買い物へ。
そこで「私は嫌われ者で有名よ」と話し、フランクの仕事についても聞きますが彼は素っ気なく業務的に答えるのでした。
夜になりナイトクラブへ行くレイチェルに送信機付きのブローチを渡して車へ。
ファンが大勢押し寄せており、そこで彼女は脅迫状が届いていたことを知ることに…
前にも同じことがあったと知って怯えるレイチェルは、フランクの勧めもあってショーを中止にしようとします。
しかし、彼女は「ステージに背を向けない」と言って歌い始め、順調に盛り上がりを見せていましたが、次第にファンにもみくちゃにされてしまって叫ぶレイチェル。
フランクは急いで彼女を助けて雨の降る中、車に乗って帰宅するのでした。
その際に専任のボディーガードだったトニー(マイク・スター)を置いていってしまい、ずぶ濡れになって帰って来てフランクに殴りかかります。
それを軽くかわして倒すと包丁を取り出し、持っていた果物ナイフを投げて彼の顔のすぐ横に…
トニーは実力差が分かり、怯えて座り込むのでした。
ある日、レイチェルはフランクにお礼と今後は協力的になると話しをしますが、「デートに行きたい」と言って彼と共に映画を見に行きます。
その後、フランクは家に招き「シークレットサービスを辞めたのはお金のためだ」と言うと、レイチェルに「ぜいたくが趣味だから?」と簡素な内装に対して冗談を返されました。
そのまま2人は夜を共にしますが、朝になってフランクは我に返り、仕事に徹すべきだと判断。
彼女には「俺が悪い」と反省して、そのまま出ていってしまいます。
その後、レイチェルに冷たくされつつもイベントでの護衛を続けていると、前職の仕事仲間であるポートマン(トーマス・アラナ)に会います。
「知事の護衛のために下見に来た」と彼は言い、レイチェルに誘われるまま部屋へ…
それはフランクに対する当てつけでしたが失敗。
ポートマンを見送るようトニーに指示しました。
しかし、その当てつけは効果があったようで気が立っていたフランクは料理場で喫煙していた一人の男を注意。
反抗されたため殴ってしまい、その男の妻が止めることでやっと自分のしたことに気付くのです。
その後、「ロスまでは責任を持つが辞める」とビルに言うと、ちょうど犯人からイタズラ電話がかかってきたと報告が…
そのためレイチェルは「私と息子を守って欲しい」と懇願し、今度こそフランクの忠告通りにすると言うと彼は「今度逆らったらオレの手で殺す」と強く言うのでした。
コンサートを中止させてフランクの山奥の実家へ来たレイチェルと姉のニッキー(ミシェル・ラマー・リチャーズ)、息子のフレッチャーたち。
フランクの母は亡くなっており、父と共にみんなで楽しいひと時を過ごしました。
しかし、他の者がいる気配を感じてフレッチャーが1人でボートに乗っていたのを止めに行きます。
跳び乗って彼を助けるとボートは爆発…
皆が怯え始めたその夜、ニッキーはフランクに下町のバーで会った男に金を払ってレイチェルの殺害を頼んだと告白します。
全てを持っていた彼女が憎かったと話す途中で、物音に気付きフランクは急いでレイチェルの部屋へ。
無事を確認して一階に戻るとニッキーが撃たれているのを発見し、犯人を追って外まで追いかけますが逃げられてしまうのでした。
「ボディガード」犯人とラスト最後の結末
ニッキー・マロンの死が報道されてレイチェルは受賞式への参加が危ぶまれていましたが、彼女はフランクに「ちっとも怖くない、あなたがいるから」と言ってキスをして式に参加します。
レイチェルはクレイブ・ヒーリーと共にステージに出るのですが、その間に狙われるのではないかとフランクは予期…
レイチェルは狙われているのではないかというストレスで、脅迫状の幻覚を見てしまいます。
そのため舞台を走り去ってしまい、フランクに対して「世界中が見ている前で恥をかかせて!」と怒りを露わにしますがひとまず客席へ。
フランクはポートマンが会場に来ていたことに気付き全てに合点がいきます。
彼が犯人だと分かって探すとカメラマンのフリをしてレイチェルを銃で狙っていました。
間一髪でフランクは彼女をかばって撃たれ、ポートマンを銃を撃って守ったのです。
後日、ケガで済んだフランクは、飛行機に乗るレイチェルを見送りに…
フランクは新たに白髪の老人をボディーガードに雇わせ、悲しい表情を浮かべつつもレイチェルを送り出します・・・
が飛行機を突然止めるレイチェル。
再びフランクのもとに駆け寄り、キスをするのでした。
最後は、どこかでフランクが警備をしている様子が映し出され、物語が終わります。
THE END
「ボディガード」見どころ
今作はアクションものというより、もはやラブストーリーです。
最初はわがままなレイチェル(ホイットニー・ヒューストン)に、まったく好意を持っていなかったフランク(ケビン・コスナー)が、スターの仮面を外した素顔のレイチェルに惹かれていきます。
アクションものが苦手な女性にもすんなり受け入れらるストーリーです。
紆余曲折あって相思相愛になったふたりでしたが、映画の最後では別々に・・・
あれはまだ付き合っているのでしょうか?
それとも気持ちを押さえながらも離れた?
あなたはどう思うでしょう。
ケビン・コスナーが今作とは真逆の悪党を演じている「クリミナル」もおすすめです。
今作「ボディガード」は公開当時、大ヒット。
ホイットニーの主題歌も大ヒット。
この映画のシーンをパクルお笑い番組なども増えて、主演のふたりは一躍時の人になりました。
大ヒット作品をお楽しみください。