「クリミナル 2人の記憶を持つ男」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「クリミナル 2人の記憶を持つ男」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「クリミナル 2人の記憶を持つ男」は、ケヴィン・コスナー主演、アリエル・ヴロメン監督の2016年の映画です。

この映画「クリミナル 2人の記憶を持つ男」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころを紹介します。

記憶を移植された男のスパイアクション「クリミナル 2人の記憶を持つ男」をお楽しみください。

 

「クリミナル 2人の記憶を持つ男」あらすじ

CIAのエージェント・ビル(ライアン・レイノルズ)が、極秘任務の最中に死亡してしまいます。

ビルは米軍の兵器を操る恐るべきプログラムを持つハッカー・ダッチマン(マイケル・ピット)の居場所を知る唯一の人物でした。

ビルの記憶が欲しいCIAは、脳手術によってビルの記憶を他人に移植することにします。

移植に選ばれたのは死刑囚のジェリコ(ケヴィン・コスナー)でした。

2人の記憶を持つことになってしまったジェリコはテロリストとの戦いに巻き込まれていくのですが・・・

 

「クリミナル 2人の記憶を持つ男」ネタバレ

CIAのエージェント、ビル・ポープ(ライアン・レイノルズ)が任務中にテロ組織のボス、ハビエル・ハイムダール(ジョルディ・モリャ)らによって酷い拷問を受け死亡してしまいます。

ビルは、核ミサイルを遠隔操作できるシステムを作り出した人物ダッチマン(マイケル・ピット)を匿い要求された金を受け渡しに行く途中だったのです。

ダッチマンはハイムダールと繋がっていましたが、ビルが安全な場所に匿っていました。

しかし、そのビルが亡くなってしまったため、ダッチマンの居場所が分からずCIAは焦ります。

 
CIA上官のクウェイカー・ウェルズ(ゲイリー・オールドマン)はビルの死体を保管し、記憶を移植する技術を持つフランクス博士(トミー・リー・ジョーンズ)にビルの記憶を移植するよう頼みに行くのです。

記憶の移植をするため、手術で何かがあっても大丈夫な人物を選ぶCIA。

前頭葉に記憶を移植する必要があるので、幼いころのケガで前頭葉の発達が止まっている死刑囚のジェリコ・スチュワート(ケヴィン・コスナー)が選ばれます。

移植手術から目を覚ましたジェリコにクウェイカーは「お前はビル・ポープだ。CIAの諜報員。お前に取引を持ち掛けたダッチマンをどこに匿った?」そう言われ、自分が知るはずない記憶が少しずつ蘇ります。

しかしジェリコは頭痛のせいで頭が混乱しているのだと思い、「思い出すわけないだろ。俺を誰かと勘違いしているんだろ。」と言い返します。

手術が成功しなかったと勘違いしたクウェイカーはフランクス博士に暴言を吐き、ジェリコを始末するよう部下に指示したのでした。

その頃ダッチマンはビルがやって来ないためビルの家に電話すると、ビルの妻ジル(ガル・ガドット)からビルが死んだことを聞かされます。

 
一方、クウェイカーの部下に車に乗せられたジェリコはその部下たちを襲って逃げ出すことに成功します。

それからはやりたい放題に犯罪を重ねるジェリコ。

しかし、少しずつビルの記憶が蘇るようになります。

そして記憶にあったビルの家へと向かうのです。

 
ビルの家のキーロックを外し侵入したジェリコは眠っているジルを拘束します。

その時、涙を流すジルを見てジルや娘のエマ(ララ・デカロ)との幸せな記憶が強く蘇ってくるのです。

同時にビルがダッチマンに渡すはずだったバックに入れた大金の記憶も蘇り、その金はどこにあるのかとジルに問いただすジェリコ。

知らないと答えるジルを痛めつけようとしますが、ビルの記憶がそれを拒否します。

金目の物を奪って姿を消そうとするジェリコでしたが、ジルが通報のスイッチを押しCIAロンドン支部からビルの家に電話がかかってくるのです。

電話に出たジェリコはセキュリティーコードを伝えロックを解除しますが、そのことでCIAはジェリコがビルの記憶を持っていることに気付き追跡を始めます。

一方、ビルが死んだことで計画が失敗してしまったダッチマンはロシア政府に交渉を持ち掛けていました。

 
手術の後遺症で頭痛に悩まされていたジェリコはフランクス博士を訪ねます。

そのことを知ったCIAはフランクス博士と別れたジェリコを確保します。

また、ハイムダールもビルの過去の情報からフランクス博士にたどり着き、ジェリコとフランクス博士が薬局でしていた会話を盗聴します。

ジェリコを捕えた捜査官たちはジェリコがビルのように話すことに困惑しますが、ダッチマンの居場所を答えないジェリコをCIAの基地まで連れて行くことに。

 
フランクス博士はクウェイカーに「人格はジェリコだが記憶や習慣はビルに影響を受けている。ジェリコはビルがダッチマンに渡すはずだったバッグの中にある金が欲しがっているからその金をやると言えばダッチマンへと導いてくれるだろう。ダッチマンが最後に目撃した場所へと連れて行けばビルの記憶のスイッチが入るはずだ。」と伝えるのです。

クウェイカーはフランクス博士に言われた通り、バックの中の金を渡すことを条件にジェリコと取引をします。

ダッチマンを匿った場所へと向かう最中、ダッチマンが見つかったというハイムダールが仕掛けた罠に騙されクウェイカーはジェリコを刑務所に送り返すよう部下に指示し、ダッチマンが目撃されたという場所に向かってしまうのです。

 
ジェリコを乗せた車はハイムダールの手下に襲われジェリコ以外全て射殺されてしまいます。

ジェリコも傷を負いますが、どうにかそこから逃げ出すことに成功します。

そして行き場を失ったジェリコは、ビルの家の地下に身を寄せます。

ジェリコは地下室で傷の手当てをしていましたが、そこへ帰宅するジルとエマ。

地下室からの物音に気付いたジルは銃を構え地下室へと向かい、ジェリコと対面するのです。

 
ジルが「ビルの同僚?」と銃を向けながらジェリコに問うと、ジェリコは「頭の中にビルを入れられた。彼の記憶や知識が俺に植え付けられたんだ。」と答えます。

信じないジルにビルでなければ知りえないことを話すジェリコ。

ジェリコは困惑するジルに、自分はすぐ出ていくしもう二度と現れないとジルに言い、エマの食事を作りに行くよう話すのです。

地下室からジルが居なくなった後、庭で遊ぶエマの姿を目にしたジェリコは思わず庭へと足を踏み入れます。

二人が一緒にいる姿を見たジルはすぐにジェリコを追い出そうとしますが、「パパのお友達だって。夕食を食べて行ってもらったら?」と言われ一緒に食事をすることに。

エマがジェリコに懐く姿を見てジルは複雑な気持ちになります。

ジェリコもまたビルの記憶が蘇ることで今までに感じたことのなかった感情を知るのです。

 
その頃、ダッチマンはロシア政府に予告した通り、アメリカ軍のミサイルを発射させ、すぐに自爆させていました。

ミサイルが発射されたことは大きなニュースとなるのです。

翌朝、ダッチマンに渡す金を隠した場所がジルの務める図書館だと思い出したジェリコは、ジルに車と図書館のカギを借りてそこへ向かいます。

しかし、そのすぐ後ハイムダールの手下がジルを銃で脅しジェリコの行き先を聞き出し図書館へと先回りするのです。

 
ハイムダールに捕まったジェリコは、ジルとエマを人質に取られていることを知り、ダッチマンの居場所へと案内します。

その時、ロシアの動きを追っていたCIAはダッチマンの居場所を捕えるためロシアの諜報員たちと銃撃戦を繰り広げるのです。

それを見たハイムダールは「妻と子供は終わりだな。」ジェリコに告げますが、「まだダッチマンは捕まっていない。」と訴えるジェリコ。

ハイムダールの手下を引き連れ偽の部屋へと向かいます。

手下らを連れ込んだ部屋に置かれた薬品を使い部屋ごと爆破させたジェリコはダッチマンの元へと急ぎます。

 
ダッチマンに金と偽のパスポートを渡したジェリコはダッチマンのハッキングシステムを手にすることに。

しかし、爆破の中まだ生きていた手下が現れジェリコは撃たれてしまいます。

ダッチマンも頭を撃たれ死亡。

なんとか隙を見て相手を倒したジェリコは無事ハッキングシステムを持ちハイムダールの元へ向かうのです。

 

「クリミナル 2人の記憶を持つ男」最後ラストの結末は?

そのことを知ったクウェイカーはジェリコを止めようとしますが、ジルとエマを見殺しにできないとクウェイカーの忠告を無視します。

ハイムダールの元へ着いたジェリコはハイムダールの手下たちを射殺し、エマと引き換えにハッキングシステムをハイムダールに渡します。

ジルとエマの無事を確認したジェリコでしたが、ハイムダールに撃たれてしまうのです。

 
飛行機で逃亡したハイムダールは、ハッキングシステムを使ってジェリコたちがいる飛行場に向けてミサイルを発射させます。

しかし、そのミサイルはハイムダールの乗った飛行機めがけて発射され飛行機は爆破してしまいました。

ジェリコはダッチマンにシステムを書き換えさせていたのです。

最初に発射されるミサイルは、ターゲットがどこであろうとそれを指示した者に向かうように・・・

 
重傷を負い救急搬送されたジェリコはやがてビルの記憶を定着させます。

そんなジェリコに会いに来たジルとエマ。

ジェリコはビルがよくやっていた鼻を触る癖を見せ二人に「愛してる。」と表現して見せるのでした。

THE END

 

「クリミナル 2人の記憶を持つ男」見どころ

ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズと、主要キャストがかなり豪華です!

演技派の俳優さんばかりなのでストーリー没頭することができます。

それだけでも見ごたえありですが、ケヴィン・コスナー演じるジェリコが、ビルの記憶を持ったことで、今まで感じたことなかった愛情などを知ってい行く過程はホロリとさせられます。

乱暴で凶悪だったジェリコがだんだん優しく家族愛を知るようになります。

どこか同じケビン・コスナー主演の「パーフェクト・ワールド」に近いものがありますね。

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アクションシーンや派手な爆破シーンなどもあってスリルも感じられるし、最後のどんでん返しもかなり面白いです!

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