映画「2ガンズ」はデンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ共演、バルタザール・コルマウクル監督の2013年公開の映画です。
この映画「2ガンズ」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
麻薬捜査の潜入捜査官の運命を描く「2ガンズ」をお楽しみください。
「2ガンズ」あらすじ
ただ真摯に、仕事に取り組む二人の男がいました──
一人目は、ボビー(デンゼル・ワシントン)という麻薬取締局の捜査官。
その頭にあるのは、メキシコの麻薬王・パピ・グレコ(エドワード・ジェームズ・オルモス)の逮捕だけ。
上客を装い、潜入捜査を始めて三年。
毎度、アメリカから車で国境を越えて来てるのに、守りが堅い麻薬王は尻尾を出しません。
真摯に仕事に取り組む二人目は、スティグ(マーク・ウォールバーグ)。
ウインクを武器に女性に迫る、チャラくて口が悪い奴です。
悪賢くて、麻薬王の汚れたカネ300万ドルが、貸金庫に預けてある事まで調査済み。
わざわざ、アメリカの銀行を利用する徹底ぶりの麻薬王は、カネにシビア!
実は、二人の顔馴染みの男も、麻薬王のカネに手を付けて殺られました。
「……仇を討ちたくねぇ?300万ドル盗ろうぜ!」
“相棒”を突っつく、無鉄砲なスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
捜査官のボビー(デンゼル・ワシントン)は、馬鹿な奴の誘いには乗りません。
互いの素性を知らないし気も合わないけど、コンビ結成した訳アリの二人の男。
ノリが軽い割に“仁義”とか“仲間”を大事にする、スティグ(マーク・ウォールバーグ)。
一方「スティグが殺られても報復しない、生き延びる」と、冷たいボビー(デンゼル・ワシントン)。
でも、馬鹿な奴が持ち掛けた、銀行強盗を実行するしかない状況に追い込まれます。
上司・ジェサップ(ロバート・ジョン・バーク)が「あと二週間で潜入をハズす!」と断言。
焦るボビー(デンゼル・ワシントン)は、麻薬王の容疑を脱税に切り替え!
汚れたカネ300万ドル確保を狙います。
「2ガンズ」ネタバレ
銀行強盗の決定に喜ぶスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、秘密裏にある人物と接触。
それは、海軍情報局のクインス少佐(ジェームズ・マースデン)。
上官命令で麻薬組織の壊滅のために、潜入捜査中だったスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
ただの悪賢いチャラ男ではなく、忠誠心を持って仕事をしていました。
そして、15時──用意周到で銀行に乗り込んだプロの捜査官と軍人は、軽々と現金を強奪!
だけど二人の男は、何かが違うのに気づき胸がザワつき始めます──
貸金庫にあるのは300万ドルのはずが、あったのは総額4300万ドル以上!?
スティグ(マーク・ウォールバーグ)は、計画を指揮するクインス少佐(ジェームズ・マースデン)に疑念を抱きます。
一方、ボビー(デンゼル・ワシントン)の計画では、15時5分に捜査官が合流。
銀行を襲ったスティグ(マーク・ウォールバーグ)もついでに現行犯逮捕、これで事件解決のはずでした。
銀行強盗なんて無茶な計画は、上司・ジェサップ(ロバート・ジョン・バーク)には秘密。
ボビー(デンゼル・ワシントン)が協力を求めたのは、同僚で元恋人・デビー(ポーラ・パットン)です。
更に事件後、アール(ビル・パクストン)という、冷酷な男まで動き出しました。
「あれは我々のカネだ……カネの存在を知ってた奴を洗い出せ!」
麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)のカネは、アールのもの?
ただ真摯に仕事に取り組んだ、ボビー(デンゼル・ワシントン)とスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
どうやら大金の存在を知っている何者かに、ハメられたみたいです!
疑心暗鬼のまま、集合場所のホテルへ向かったスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
早速、本性を現したのは、クインス少佐(ジェームズ・マースデン)でした。
目の前に置かれた、予想以上の大金にも驚かず「我々(海軍)の痕跡を、一切残すな……」と。
明らかに、麻薬組織の壊滅のための任務じゃありません。
実は、ボビー(デンゼル・ワシントン)を、逃走先の砂漠に置いて来たスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
その理由は、正体を明かそうとバッジを握ったボビー(デンゼル・ワシントン)の肩に発砲。
こいつ捜査官!?
騙されたスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、感情がぐちゃぐちゃに!
今では、信じていたクインス少佐(ジェームズ・マースデン)に、命を狙われる最悪の事態。
命からがら逃走したスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、身を隠します。
一方、弾は急所を外し命拾いしたボビー(デンゼル・ワシントン)は、砂漠から辛うじて脱出。
同僚で元恋人・デビー(ポーラ・パットン)を追って、カミノ・レアルというホテルへ。
「あの日、時間通りに銀行に行った!」と言う彼女は、撃たれた肩を心配します。
そして、スティグ(マーク・ウォールバーグ)の正体を、調べる約束をしました。
別れ際、ボビー(デンゼル・ワシントン)は「…(彼氏の)ハーヴィーによろしくな」と皮肉。
元恋人の二人は、今も曖昧な関係が続いていました。
真っ暗で、誰も居ないスティグ(マーク・ウォールバーグ)の家。
真相が知りたいボビー(デンゼル・ワシントン)が侵入すると、主が向かいの屋根から軍用ライフルで狙っています。
元相棒の二人が電話で口喧嘩をしていると、スティグ(マーク・ウォールバーグ)を殺りに来た人影(海軍の男)が!
普段は喧嘩していても、いざって時は息が合う二人の男。
スティグ(マーク・ウォールバーグ)の指示で、ボビー(デンゼル・ワシントン)は家を脱出。
散り散りになった二人は、それぞれに行動を起こします。
どんなに経歴を調べても、海軍の在籍記録が一切ないスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
“一体、誰に銀行強盗を指示され、誰に命を狙われているんだ?”
埒が明かないボビー(デンゼル・ワシントン)は、上司・ジェサップ(ロバート・ジョン・バーク)を訪ねます。
しかし、既に冷酷な男・アール(ビル・パクストン)が押し入っていました。
無関係な、ジェサップ(ロバート・ジョン・バーク)は無残にも死亡。
「…あれは我々のカネだよ」と言い張る、冷酷な男が誰なのか分からないボビー(デンゼル・ワシントン)。
とにかく、カネを返せと引かない冷酷な男は、二択を出して来ました。
“銀行強盗と上司殺しの悪徳捜査官になる”、もしくは“盗んだカネを持って来る”。
「分かった」と、ボビー(デンゼル・ワシントン)。
真相を知るであろう、麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)の家に向かいます。
銃を手に「アレは誰のカネだ?」と、問い詰めているその時、暴走車が突っ込みました。
車から降りて来たスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)を人質に逃走!
その車を、ボビー(デンゼル・ワシントン)が追い掛けます。
荒野を走り抜けた二人は車を止めると、揉み合いの大喧嘩に。
それでも、ドコか楽しそうにしているスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
海軍の人間だと打ち明けると「上官にハメられた、憲兵を刺して逃げたって嘘まで…」
すると、ボビー(デンゼル・ワシントン)は「まだマシだよ、俺なんか“上司殺害”だぞ!」
対抗するように「俺は仲間に、殺されかけた!」と、スティグ(マーク・ウォールバーグ)。
負けを認めたボビー(デンゼル・ワシントン)は、目的が合致した負けず嫌いな奴と渋々協力する事に──
尋問を開始すると、不敵に笑う麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)。
「二人とも命は無いぞ!アレはCIAのカネなんだぞ!!」
複数の麻薬組織とCIAの黒い交際。
銀行にあったカネは、麻薬の密輸に飛行機を使わせてもらうための支払い金でした。
そこに帰って来た家主のデビー(ポーラ・パットン)は、変な状況に混乱します。
「ボビー?……なんでウチの車庫に麻薬王のパピが?」
しれっとした顔で「いつでも来て良いって言った」と答える、元恋人・ボビー(デンゼル・ワシントン)。
二人の曖昧な関係に興味津々のスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、追い出されました。
車庫で拘束される、麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)。
そこにやって来たスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、人影に気づきます。
どうにか、デビー(ポーラ・パットン)を入れた三人で脱出。
襲撃して来た男の中には、海軍情報局のクインス少佐(ジェームズ・マースデン)が居ます。
尾行はされていない確信がある、ボビー(デンゼル・ワシントン)。
表情を曇らせるのは、後部座席に座るデビー(ポーラ・パットン)でした。
「ボビー…」と、彼女が全てを打ち明けようとした次の瞬間!
トラックと衝突した三人が乗った車は、麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)の手下に包囲されます。
二人の男は外へ引きずり出されますが、デビー(ポーラ・パットン)は消えていました。
メキシコにある、麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)の広大な農場。
“やれやれ”という顔で、ボビー(デンゼル・ワシントン)を見るスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
「彼女のこと……怪しいって言ったろ」
「黙れ!……俺を撃っただろ!」と、またネチネチ言い出すボビー(デンゼル・ワシントン)。
拘束されても元気に喧嘩している二人の男に、強烈な拷問が開始されます。
すると、危機打開のためスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、カネは基地にあると白状しました。
CIAの冷酷な男・アール(ビル・パクストン)に、睨まれる麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)。
憎らしくても、CIAは歯向かえない相手です。
そこで、ボビー(デンゼル・ワシントン)とスティグ(マーク・ウォールバーグ)を解放。
「24時間以内に、カネを持ってこい…遅れたら女を殺す!」
消えたと思ったデビー(ポーラ・パットン)は、捕まっていました。
しかし、アメリカに戻ったボビー(デンゼル・ワシントン)は、スティグ(マーク・ウォールバーグ)の言葉に引っ掛かります。
「“カミノ・レアル”で少佐にカネを渡した時、カネは海軍基地に運べって……」
カミノ・レアルは、デビー(ポーラ・パットン)が行ったホテルの名前でした──
馴染みの武器屋から、大量の武器を調達したスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
海軍基地を正面突破!
テューウェイ少将(フレッド・ウォード)に今回の悪事を報告。
ところが、返って来た言葉は「軍の名誉を損なう事はしない…我々は何も知らない」
事なかれ主義に徹する姿に、スティグ(マーク・ウォールバーグ)は失望します。
一方、クインス少佐(ジェームズ・マースデン)と対峙するボビー(デンゼル・ワシントン)。
「……カミノ・レアルに行ったろ?“ハーヴィー” 金庫を開けろ!」
ハロルド・クインス少佐、愛称ハーヴィーとデビー(ポーラ・パットン)は共謀者でした。
CIAの裏金の情報を得た二人は、信じてくれる者を裏切りカネを手に入れたのです。
「…お前が、デビーを振るから」と、ほくそ笑むクインス少佐(ジェームズ・マースデン)。
カネは基地の金庫には、ありませんでした。
その頃、カネの在り処を知っているデビー(ポーラ・パットン)は、助からないと悟ります。
裏切られた事に気づいたボビー(デンゼル・ワシントン)は、来ないと──
麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)からの着信「ボビー、時間切れだ」
カネを見つけられなかったボビー(デンゼル・ワシントン)ですが、まだ諦めていません。
「パピに、カネは手に入れたと言うんだデビー!君は悪くない!!」
しかし「ごめんね」と言う、デビー(ポーラ・パットン)の声と銃声が響きました。
合流したスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、事態のすべてを知ると怒りが込み上げます。
「パピの農場に全員呼びつけて、ぶっ殺そう!」
愛する人を失ったのに、ボビー(デンゼル・ワシントン)はまた冷静な態度を取っていました。
すると「軍じゃなく、隣に居る仲間のために戦うんだ!」と、熱くなるスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
その夜、ボビー(デンゼル・ワシントン)は死体となったデビー(ポーラ・パットン)のそばへ。
そして、見慣れた合図に気づくと、二人で行っていたモーテルに向かいます。
部屋にあるベッド、その中にカネが隠されていました。
スティグ(マーク・ウォールバーグ)が言った「…全員呼びつけて、ぶっ殺そう!」
ボビー(デンゼル・ワシントン)は、乗っかる決意をします。
スティグ(マーク・ウォールバーグ)の呼び掛けで、勢揃いした二組の悪党。
農場の主で、麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と手下。
そして、海軍情報局のクズ野郎・クインス(ジェームズ・マースデン)と部下。
「ここをぶっ潰したら、カネをくれるんだよな」と、懲りていません。
車のトランクにカネがあると、嘘を吐いたスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
悪党同士で殺し合いをさせる魂胆のようですが、空からも(ボビーが呼んだ)悪党が出現!
部下を引き連れて来た、CIAの冷酷な男・アール(ビル・パクストン)。
事実上、最恐のワルの登場に誰も逆らえず、スティグ(マーク・ウォールバーグ)も車のトランクを開けます。
「2ガンズ」最後のラストの結末は?
そこに、クラクションを鳴らして、ボビー(デンゼル・ワシントン)がやって来ました。
「さあ!4300万ドル、欲しい人!!」と、ご機嫌なボビー(デンゼル・ワシントン)。
あっさりと、CIAのアール(ビル・パクストン)に、カネが積んである車の鍵を渡します。
仲間の登場に顔がほころんだスティグ(マーク・ウォールバーグ)でしたが、その意味が分かりません。
すると「名案が閃いた!雨降り作戦だ!!」と、起爆スイッチを押すボビー(デンゼル・ワシントン)。
車を爆破!
積んであった大量のカネは大空に吹っ飛びました。
予想外の出来事に、海軍、麻薬王、CIAの三組の悪党は一斉に戦闘開始!
銃の名手と豪語する、ボビー(デンゼル・ワシントン)とスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
敵だらけの農場で大暴れしますが、とうとう銃口が向けられます。
迫るのはCIA・アール(ビル・パクストン)と、海軍・クインス(ジェームズ・マースデン)。
一触即発の四人!
しかし、互いを信じる仲間は悪党を撃ち生き残りました。
そして、最後は麻薬王・パピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)も撃ち抜きます。
農場を去ろうとするボビー(デンゼル・ワシントン)に、よみがえる“あの痛み”。
「そうだ!…腕か?脚か?」と、スティグ(マーク・ウォールバーグ)に銃を向けます。
バンッ!──
やっと、砂漠で置き去りと肩を撃たれた恨みを晴らしました!
数日後、レストランで向かい合う二人の男。
この日のボビー(デンゼル・ワシントン)は、やけに気前が良い・・・まさか!
「いくらある?俺だって半分倒した…」と、前のめりになるスティグ(マーク・ウォールバーグ)。
そんな馬鹿で最高な奴に、ボビー(デンゼル・ワシントン)はウインクします!
THE END
「2ガンズ」見どころ
デンゼル・ワシントン×マーク・ウォールバーグ。
この初顔合わせに、どれだけ多くの映画ファンが胸を躍らせたことでしょう!
個人的には二人とも大好きな俳優なので、本編開始からニヤニヤしてた思い出があります。
コメディタッチでありながら、二人の代名詞でもある超絶アクションを堪能できる贅沢な映画!
その冒頭は“ドーナツ”も売ってるレストランで、彼らが仲良く喧嘩するシーンから。
お調子者のスティグ(マーク・ウォールバーグ)は、可愛い店員に一発目のウインクを炸裂!
なのに、ボビー(デンゼル・ワシントン)とレストランを燃やしちゃうんです・・・
分からなくも無いけど、やり過ぎだろー!おまけにボビーがちょっとセコイ!(笑)
“どうしてソレをしたのか?”と“本作の名言”は、是非本編でご確認ください。
四つ巴の戦いとなるので、それなりに登場人物も多いです。
でも、クソ野郎たちの顔を覚えてしまえば、ストーリー自体は至って単純明快!
みんなカネが欲しい。
ちなみに、CIAのアール(ビル・パクストン)と、麻薬王のパピ(エドワード・ジェームズ・オルモス)はともに口髭あり。
スティグは麻薬王のパピを“アインシュタイン似”と言ってるので、覚えといて下さいね。
デンゼル・ワシントンが演じたのは、お洒落なハットを被って“歯”も印象的なボビー。
仕事に愚直過ぎるようで、彼を見るデビー(ポーラ・パットン)はいつも悲しそうなんです。
この二人の関係も相まって事件は発展しちゃうけど、愛って難しいですね・・・
二人が交わす言葉に「おぉ!」って感銘を受ける方も多いので、是非お聞き逃しなく。
もちろん、渋めのデンゼル・ワシントンも良いですが、本作では茶目っ気ある笑顔に注目です!
マーク・ウォールバーグ演じるスティグとの“おっさんワチャワチャ”が、ヤバイくらい可愛い♪
本作をオススメする一番の理由は、“こころ和む二人のおっさん”を観て欲しいからかも!?
スリリングかつ爽快な荒野のカーチェイスからの、殴り合いでワチャワチャ!
この喧嘩の終わらせ方も、“二人らしい子供っぽい方法”です。
個人的にはサラッと描かれる、不法入国者と国境を越えるシーンもオススメです。
喧嘩もするけど、困難も一緒に乗り越えるボビーとスティグ。
結構真剣に観てると、ここでも“肩への発砲を根に持つ”ボビーがお決まりの台詞を発動。
それをスティグが楽しそうに笑うから「おっさんたち仲良し~!」って、頬が緩んじゃうんです。
お調子者だけど、真剣モード入ったらカッコ良く決めるスティグ。
まさに、役がハマり過ぎてるマーク・ウォールバーグは、本作でも安定感バッチリの緩急を魅せます。
序盤、海軍情報局クインス少佐(ジェームズ・マースデン)に命を狙われる場面。
重厚感は比にならないので強く推せませんが、本作の翌年に公開された『ローン・サバイバー』をほんのり感じられます。
スティグは大体ふざけてる印象だけど、とにかく“仲間”に対して熱いところが最高です。
でも、銃の名手のスティグがやっちゃう衝撃のアレは、顔をしかめる方も多いかも!?
最初の農場訪問は、十分ご注意下さい。
殴り合いに銃撃戦、爆破もあるし闘牛も大暴走!
地味~に痛い画鋲や、ロシアンルーレットでジワジワ追い込むアイツは悪~い顔してる。
クライマックスの悪党二人と、ボビー、スティグが銃を向け合うシーンはQT映画の名シーンを彷彿させます。
互いの命を守って、仲間から更に前進して大切な存在となったボビーとスティグ。
素直になったかと思えば、最後も仲良く喧嘩しちゃう。(もちろん、それがイイところ!)
ん~、やっぱり本作はアクション少々コメディ強めって認識で行きましょう!
カッコ良さと可愛さを併せ持つ、デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグ。
ゆる~く!そして、たまにハラハラしちゃう『2ガンズ』を、最後までお楽しみ下さい!
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