「ザ・メキシカン」ネタバレ!あらすじやキャストとラスト最後の結末は?

映画「ザ・メキシカン」ネタバレ あらすじ
コメディ

映画「ザ・メキシカン」は、ブラッド・ピット主演、ゴア・ヴァービンスキー監督の2001年のアメリカ映画です。

この「ザ・メキシカン」ネタバレ、キャスト、あらすじ、最後ラストの結末を紹介します。

伝説の拳銃“メキシカン”をめぐる争奪戦「ザ・メキシカン」をお楽しみください。

「ザ・メキシカン」では、ブラッド・ピットとジュリア・ロバーツの共演が話題になりました。

 

「ザ・メキシカン」のキャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: ゴア・ヴァービンスキー
製作: ローレンス・ベンダー他
製作総指揮:ウィリアム・タイガー他
脚本: J・H・ワイマン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:アラン・シルヴェストリ

■ 主要キャスト
ジェリー・ウェルバック:ブラッド・ピット
サマンサ・バーゼル:ジュリア・ロバーツ
ウィンストン・バルドリー(リロイ):ジェームズ・ガンドルフィーニ
テッド・スローカム:J・K・シモンズ
バーニー・ネイマン:ボブ・バラバン
ベック:デヴィッド・クラムホルツ
ボビー・ヴィクトリー:ジェレミー・ロバーツ
アーノルド・マルゴリース:ジーン・ハックマン

 

「ザ・メキシカン」あらすじ

ジェリー(ブラッド・ピット)はうだつの上がらないチンピラです。

恋人のサマンサ(ジュリア・ロバーツ)は、こんな暮らしから早く逃げたいと思っていますが、煮え切らないジェリーとケンカ別れをしてしまいます。

そんな頃、ジェリーに仕事の依頼がきます。

伝説の銃「メキシカン」を取って来いと・・・

その銃はいわくつきで、その銃の争奪戦が始まるのでした。

別れたはずのサマンサも絡んできて・・・

 

「ザ・メキシカン」ネタバレ

ジェリー(ブラッド・ピット)は運び屋として数年前からマルゴリース社で仕事をしていました。

ある日ブツを運んでいる際に恋人とケンカをしたせいで時間通りに任務を遂行できず、上司のネイマン(ボブ・バラバン)に命を奪われそうな事態に…

しかし、「メキシコのサン・ミゲルに行って銃を1丁持って来い」と、マルゴリース(ジーン・ハックマン)から直々の命令を受けて命は助かります。

ジュリーはメキシコに行くことになりました。

その事を知らされた恋人のサマンサ(ジュリア・ロバーツ)は激怒し、ラスベガスに行く予定も破棄され「結婚したくないんでしょう!?」と責め立てるのでした。

 
ジェリーはメキシコでセニョール・ベック(デヴィッド・クラムホルツ)に会って伝説の拳銃「メキシカン」について言い伝えを聞きます。

2人が外に出ると空に向かって銃を撃って騒いでいる輩が・・・

するとその流れ弾のせいでベックが死亡。

驚いたジェリーはネイマンに電話しますが、なんとベックはマルゴリースの孫だったのです。

ネイマンは後始末をするからその町を出るな。といいます。

災難はさらに・・・そんな会話をしている間に、ジュリーの車が死体と銃ごと盗まれてしまいました。

 
一方、ジェリーがメキシコに行ったのと同じくして、サマンサはラスベガスに向かって車を走らせていました。

途中、店で銃を持った黒人の男に襲われ、それを助けてくれたのがリロイ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)だったのです。

彼はジェリーが銃を持ってくるよう、保険として恋人のサマンサを迎えに来たとのこと…

銃で脅されて選択の余地は無く、サマンサは彼と同行することになります。

 
ジェリーはヒッチハイクなどを経てどうにか盗人を見つけて銃を奪取。

あとは届けるだけのハズでしたが警官から事情聴取を受け、銃が見つかってしまいそのまま牢へ…

警官は銃の言い伝えを得意げに補足して語りつつ、銃は取り上げられジェリーは釈放されるのでした。

 
サマンサは途中、レストランで彼が他の客に色目を使っていたのに気付いてリロイをゲイだと言い当ます。

そしてその男フランクと良い関係になって3人はホテルに泊まりました。

 
翌朝、リロイとサマンサは朝食へ出かけます。

殺し屋である彼はフランクとの関係を今後どうするか悩んでいましたが、「過去は関係ない、大事なのは未来だ」とフランクが言ってくれたことを喜んでいました。

そんな会話を経て2人はホテルへ戻るとフランクが黒人の殺し屋に窓から落とされ死亡…。

リロイは目に涙を浮かべつつ、潜んでいた男に気付いて身体に銃弾を数発撃ち込み、カタキを討つのでした―。

 
一方、ホテル・デル・プラザで仕事仲間のテッド(J・K・シモンズ)と合流したジェリーは「リロイが直接マルゴリースに届ける」と言われ、銃は警察が質屋に持って行った件を伝えます。

テッドはネイマンに状況を電話で話すと、密かにジェリーを殺す命令が…

ジェリーもそれを盗み聞きし、質屋に銃を奪いに行った際にテッドを拘束して逃げます。

 
ジェリーがそのまま飛行機に乗って帰ろうとすると、パスポートがテッドのと入れ替わってしまっていたため慌ててホテルへ。

しかし、パスポートは見つからず…

フロントで途方に暮れるジェリーの元に電話がかかってきたため出ると、なんとサマンサだったのです。

 
サマンサはジェリーを電話越しに怒鳴り散らし、殺し屋に狙われていたことで心配していた彼も思わず怒り返します。

二人の様子を見かねたリロイは、トルーカ空港に銃を持って来いと言って電話を切るのでした。

 
その後、合流を果たした三人はひとまず車で移動を始めますが、車内は険悪なムード…

リロイが間に入ろうと話を振っても、売り言葉に買い言葉を繰り返す二人。

最終的に「次、喋ったら車をぶつけるからな!」とジェリーが言って、サマンサが暴言を吐いたことで車をスリップさせ、柱にぶつかってしまうのです。

サマンサは激怒し車を降りて歩き始め、ジェリーは外れたタイヤを直しに…

リロイは彼女が去ったスキにジェリーを殺そうかと考えましたが、タイヤを直す手伝いを始めました。

 
すると、スキをついてジェリーが彼を射殺。

実はリロイは黒人だったと知っていたため、この男はネイマンに雇われたウィストンだと判断したのでした。

リロイのフリをして銃を受け取り、自分を殺すことを知っていたのです。

サマンサは銃声を聞いて戻り、悲しみを覚えつつもジェリーと家に帰る決断をしました。

 
ホテルでパスポートが届くのを待つことにした二人。

しかし、ジェリーが車を見に行くと何者かに襲われ、連れていかれた先にはマルゴリースが…。

出所したばかりの彼は、5年前にジェリーが車に追突し、その際に殺そうとしていた男を乗せていたためそのまま刑務所に送りになっていたのです。

刑務所で実の息子のように思える青年と出会い、銃の「メキシカン」の話について真実を聞きました。

 

「ザ・メキシカン」ラスト最後の結末

その昔、職人が数ヶ月かけて作った銃は、娘が貴族と結婚する際の祝い物として贈られるハズでした。

しかし、娘を好きだった職人の弟子が銃に細工をしたため、貴族が試し撃ちをすると空砲…

侮辱されたと思った貴族は娘を見ると、その弟子を愛している事を感じ取り激怒して彼を撃ち殺します。

娘はとっさに拾った「メキシカン」で自害…

その銃には彼女の魂が雇っていると言い伝えられたのです。

 
青年の祖父がその銃を作った人で、その銃を見つけ父に渡すと言っていました。

しかし収容中に死んでしまったため、マルゴリースがその青年の遺志を継いで銃を探し始めていたのです。

そして、部下であるネイマンが裏切り、密かに銃の買い手を探していることを知って直接動いたのです。

 
ジェリーは納得し、サマンサに預けた銃を取りに戻りますが、なんとネイマンが彼女を人質にして車に閉じ込めていました。

 
ジェリーが到着し、油断していたネイマンにサマンサは腿にくくり付けてあった銃で狙いを付けます。

その銃が撃てるかはわからないため慌てるジェリー…

しかし、彼女は引き金を引いてネイマンを撃ち、弾は彼の喉を貫通。

ジェリーは彼女を抱きしめて無事を喜び、銃はトロピーヨの家にまつられて物語は幕を閉じます。

THE END

 

「ザ・メキシカン」見どころ

ブラピとジュリア・ロバーツの共演ということで美しいラブストーリーを期待すると裏切られます。

自己主張の強い者どうしのラブストーリー。

もちろん根底にはしっかりと愛情があるのですが、必ずどこかで衝突してしまうカップルです。

 
ストーリーに深い味わいを付けているのが、偽リロイ役のジェームズ・ガンドルフィーニです。

殺し屋の彼が見せる様々な表情、考え方は見ているうちにきっと好意を持ってしまうはず。

下手をすれば主役を食ってしまうくらいの役どころでした。

それだけに彼の最後はとても残念です・・・

ちなみに「サブウェイ123 激突」ではクセのない市長を演じています。

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結局はマルゴリース(ジーン・ハックマン)の手の上でみんな泳がされていた。というオチでした。

ポンコツだけどしぶといブラピと、やかましく騒ぐジュリア・ロバーツのカップルを楽しんでください。

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