「スウィート・ノベンバー」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「スウィート・ノベンバー」ネタバレ あらすじ
ラブストーリー

映画「スウィート・ノベンバー」は、キアヌ・リーヴス主演、パット・オコナー監督の2001年の映画です。

この映画「スウィート・ノベンバー」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころについて紹介します。

キアヌ・リーヴスとシャーリーズ・セロンの1カ月限りの切ないラブストーリー「スウィート・ノベンバー」をご堪能ください。

 

「スウィート・ノベンバー」あらすじ

ネルソン・モス(キアヌ・リーブス)は、仕事が生きがいのエリート広告マン。

朝から今取り組んでいるホットドッグのことが頭から離れず、ずっとキャッチコピーのことばかり考えています。

恋人、アンジェリカ( ローレン・グレアム)の両親に会ってほしいと言う願いも全く取り合いません。

そして会社ではプレゼンに向けて準備に没頭するネルソン、そんなとき今日の13時に運転免許を更新しなければ失効することを告げられます。

自動車免許更新の為に訪れた運転試験場でネルソンは、大荷物でやってきてばらまいてしまった女性に出会います。

始まった試験、答えがわからずあの女性に試験の答えを聞くネルソン。

堂々と話しかけるネルソンに女性が返事をし、女性が失格となってしましました。

 
30日後に再試験を受けることになった女性、駐車場でネルソンを待ち構えていました。

女性は移動販売で生計をたてているらしく、免許更新当できなかったことを謝るも誠意のないネルソン。

その夜彼女は家まで押しかけ、車を出すようにネルソンに頼みます。

断ると守衛や住人の前でわめきだし、仕方なくネルソンは車を出すことに。

 
女性はサラ・ディーヴァ(シャーリーズ・セロン)と名乗り、車で乗り付けた施設から動物実験に使われる動物を助け出します。

サラはネルソンにあれこれと話しかけ続け、無理やり家に招き入れました。

そしてサラはネルソンに「問題のある男性の力になる」と言います。

ネルソンのことを不幸な男の典型と言い、解決のために1か月ここで暮らそうと提案しました。

そして提案の条件として「期間中は一緒に住むこと」「期間中は一切仕事をしてはいけないこと」と言います。

サラの勝手な提案にあきれるネルソン。

10月が終わる、夜中から始めてもいいと言うさらに今度アパートに来たら警察を呼ぶと言って立ち去りました。

実はサラにはある秘密があって・・・

 

「スウィート・ノベンバー」ネタバレ

そしてホットドッグのプレゼンを始めたネルソン。

なかなか刺激的なストーリーを展開し、プレゼンを見たクライアントは見るなりほかで契約すると言います。

それを聞いて激怒したネルソンはそのままクライアントともめてしまい、それがきっかけでクビになってしまいました。

家に帰ったネルソン、会いたかったとアンジェリカに声を掛けます。

しかし荷造りをおえていたアンジェリカ、そのままネルソンのもとを去ってしまいました。

そこに守衛がサラからの荷物を預かったとやってきました。

必ず直接渡すようにと言われたその荷物は、犬と鍵でした。

 
11月1日の夜にサラの家に行ったネルソンは一晩だけ、と言ってそのまま泊ることに。

しかしネルソンはサラを抱こうとするものの、あれこれと言うに呆れて部屋を出ていきます。

雨の中追ってきて行かないでと言うサラ、その粘り強さに折れたネルソンはサラの部屋に戻ります。

「私の11月になってくれる?」とネルソンに尋ねたサラ、先ほどとは打って変わった優しい雰囲気でふたりは一夜を共にします。

 
翌朝、ネルソンは同僚で親友のビンズに電話します。

そしてエドガー・プライス( フランク・ランジェラ)と会えるようセッティングを頼みます。

そちらの会社に移ろうというのです。

すぐにでも仕事をしたいネルソンと、そんなことお構いなく朝食の準備をするサラ。

ネルソンの服を勝手に人にあげたと言います。

そこにやってきた男性チャズ、サラとキスを交わします。

「よう11月」とネルソンにそういったチャズ。

怒って外に出るとみんなから11月と言われます。

サラから「今はあなただけ」と言われるものの、当然ネルソンは納得できません。

「力になるって男と寝るための口実ではないのか?」と言ってサラを傷つけ、1日だけならと一緒に過ごします。

 
犬と散歩したり、部屋の中で子供のように遊んで一日を過ごしたふたり。

その夜、夕食をしながらこれまで過ごした男性の話を聞きます。

10月も別の男性と過ごし、自信をつけるように過ごした結果1か月かからなかったようです。

9月は誰とも過ごさなかったそうです。

サラは男性を変えられてきれいに別れられる程よい長さとして、1か月と決めているようです。

家に帰るはずだったネルソンでしたが、サラともう少し一緒にいたくなりそしてそのまま同居生活を始めることになりました。

仕事はしない約束のネルソンでしたが、ふたりでいるときに11月17日にエドガー・プライスとの約束が取れた連絡が入ります。

 
近所に住むアブナーの付き添いで参加したラジコンのヨット大会。

周囲の子供にからかわれるアブナーをなんとか勝たせたいとネルソンはそこにいた男性を買収し、ラジコンの潜水艦で他の子の邪魔をさせます。

優勝を喜ぶアブナー、サラはネルソンに優しいけどためにならないと言います。

 
昔家族で住んでいた家にふたりで行ったり、散歩をしたり、一緒にお風呂に入ったりして過ごすふたり。

まるで普通の恋人同士です。

そしてふたりはチャズの家にお呼ばれしました。

チャズは女性の格好をしてチェリーと名乗ります。

他にも女性の格好をした男性がいます。

見慣れない光景に戸惑うネルソン、暇を持て余して見たテレビで自分のCMが流れます。

その話からチェリーは同じく広告業界の、しかもライバル企業の人物だったことがわかります。

とそこでチェリー宛に電話がかかってきてサラがとります。

強い剣幕で話し、いつから連絡を取っていたのかとチェリーに怒りをぶつけるサラ。

部屋に戻ってしまいました。

それはサラの姉からの電話でした。

話を聞こうとするネルソンをはぐらかすサラ、自分の家族とうまくいっていないサラをネルソンは心配します。

 
11月の途中でしたが、エドガー・プライスと会いに行くネルソン、イライラしているサラを置いて出かけます。

24時間働ける男が欲しいと言うエドガー・プライスから高額なオファーを受けたネルソンでしたが、レストランのウェイトレス相手にきつい言葉を吐くプライスに、オファーを断ると言います。

一緒に引き抜き予定だったのにダメになって激怒するビンス。

サラのもとに戻ってきたネルソン、断ってきたことを伝えます。

喜ぶサラ。

ここでかかる主題歌、「Only Time」が素敵です。

 
ネルソンに養子になってもいい、と言うアブナー。

ネルソンは、養子にするのは無理だが父親参観にはいくと言います。

アブナーと別れたネルソンはふとサラの部屋を見上げてあることを思いつきます。

その頃、部屋では具合が悪そうに薬を飲むサラの姿が。

 
サラにプロポーズしたネルソン。

その時携帯が鳴りましたが、携帯も時計も捨ててネルソンはサラにプロポーズを繰り返します。

しかしなぜか泣きながら断るサラ、バスルームに逃げます。

サラのおかしな様子から鍵のかかった棚を見たネルソン、大量の薬を見つけます。

サラは癌に侵されていたのでした。

 
そのままサラは病院に運ばれます。

治療を辞めて痛み止めを飲む暮らしを選んだサラ。

病気の前では無力でも、人を救えるとサラの考えを理解できない家族と離れて暮らしていたのです。

家に戻ったサラ、こんな姿を見せたくないと帰るように言います。

チャド達に追い出されたネルソンのもとにアブナーがやってきました。

今日は参観日でした。

とても参観日に行ける気分ではありませんでしたが、落ち込んだアブナーのために参観日に行ったネルソン。

アブナーにサラとのことを見抜かれ、ネルソンはどこかへ出かけます。

ここでも「Only Time」が。

ふたりの思い出の場所を訪れ、次々思い出すネルソン。

 

「スウィート・ノベンバー」最後ラストの結末は?

感謝祭の準備をするサラ。

しかし体調が悪く思うように行きません。

近所の友人たちとパーティーを楽しむサラのもとに、サンタに扮したネルソンがやってきました。

気を利かせて皆が出ていきます。

さらに次々とプレゼントを渡すネルソンに笑みがこぼれるサラ。

「ネルソンやりすぎ」というサラに渡す最後のプレゼント、それは歌でした。

そして戻ってきた部屋には何十枚もの11月のカレンダーが。

「毎日君を愛してる、ふたりの月に終わりはない」と言うネルソン。

 
翌朝。

まだ暗いうちに起きたサラとネルソン。

サラは外に出ようとしてました。

その間に荷物をまとめて、と言うサラ。

ネルソンはサラを追いかけサラはここまで愛したのは初めてであり、あなたの中で永遠になりたいと言います。

実家に戻ると言い、美しい人生を全うしてほしいと言うサラ。

分かったと言うネルソンに愛してると最後のキスをするサラ、ずっと忘れないでと言う言葉を残して立ち去りました。

THE END

 

「スウィート・ノベンバー」見どころ

1968年のアメリカ映画『今宵かぎりの恋』をリメイクした作品で、エンヤの「Only Time」が主題歌となっています。

序盤のコメディタッチから一転、後半は切ないラブストーリーに・・・

 
短い時間でも本当に愛せる相手に出会うことのできたネルソンとサラ。

一緒にいて看病をしたいと言うネルソン。

限られた命を自分らしく生きる事を選んだサラ。

きれいなまま記憶に残りたいというのは女性として自然な感情です。

残されたネルソンはつらいし、見てる側もこのラストは賛否両論あるかもしれません。

 
自由奔放に過ごし笑いのチャーミングなサラにこちらまで笑顔にさせてもらい、最後はサラの健気さにほろりとする作品です。

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