映画「フライトプラン」は、 2005年のジョディ・フォスター主演、ロベルト・シュヴェンケ監督のアメリカ映画です。
この映画「フライトプラン」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、犯人、見所について紹介します。
飛行中の機内で娘が消えてた!「フライトプラン」をお楽しみください。
すべての登場人物が怪しくみえる・・・
舞台はほぼ航空機内です。
アクション映画だと思って見ると少々違いますのでお気を付けを。
「フライトプラン」スタッフ・キャスト
■ スタッフ
監督: ロベルト・シュヴェンケ
製作総指揮: ロバート・ディノッツィ、チャールズ・J・D・シュリッセル
製作:ブライアン・グレイザー
脚本: ピーター・A・ダウリング、ビリー・レイ
撮影: フロリアン・バルハウス
音楽: ジェームズ・ホーナー■ 主要キャスト
カイル・プラット:ジョディ・フォスター
ジーン・カーソン:ピーター・サースガード
マーカス・リッチ機長:ショーン・ビーン
フィオナ:エリカ・クリステンセン
ステファニー:ケイト・ビーハン
オバイド:マイケル・アービー
アハメド:アサフ・コーエン
ジュリア・プラット:マーリーン・ローストン
「フライトプラン」あらすじ
カイル・プラット(ジョディ・フォスター)は航空機設計士でした。
ところが仕事先のベルリンで突然の事故で夫を亡くしてしまいます。
6歳の娘・ジュリアと亡くなった夫の棺とで失意の中、ベルリン空港から飛行機でニューヨークへ帰国することになります。
離陸して約3時間後、居眠りをしていたカイル・プラット(ジョディ・フォスター)は、隣の席にいたはずの娘、ジュリアの姿がないことに気づきます。
必死にジュリアを探すカイル・プラット(ジョディ・フォスター)ですが、驚くことに誰も目撃者がおらず、搭乗記録にさえジュリアの名前が存在しない事が判明します。
ジュリアはどこへ消えたのか?
それとも・・・
搭乗員全員があやしくさえ思えるこの状況に、カイル・プラット(ジョディ・フォスター)は一体どうするのか?・・・
「フライトプラン」ネタバレ、最後のラスト結末は?
映画の展開からして、娘ジュリアはカイル・プラット(ジョディ・フォスター)の妄想なのでは?・・・という思いが強くなってきます。
誰もジュリアを見ていないし(正確にはジュリアを見たという子供が現れるのですが、子供だから定かではないと判断されてしまいます)、搭乗記録さえありません。
結論から言うと、ジュリアはしっかりと存在していますし、カイル・プラット(ジョディ・フォスター)が夫を亡くしたショックでおかしくなったワケでもありませんでした。
犯人は捜査をしていた連邦航空保安官のジーン・カーソン(ピーター・サースガード)でした。
共犯もいます。
CAのステファニー(ケイト・ビーハン)でした。
ジュリアの搭乗記録を消したのも彼らの仕業でした。
ジュリアは圧力隔壁に縛られていました。
ジーン・カーソン(ピーター・サースガード)とステファニー(ケイト・ビーハン)の計画は、気がおかしくなったカイル(ジョディ・フォスター)が爆弾を機内に持ち込み身代金を要求している。と世間に見せかける事でした。
その交渉役としてジーン・カーソン(ピーター・サースガード)が動いているフリをして機長をダマすのです。
最後はその身代金を奪って、最後は犯人役のカイル(ジョディ・フォスター)が自爆でENDという筋書きでした。
映画終盤は完全に気がおかしくなった(と思われている)カイル(ジョディ・フォスター)対クルーや乗客全員です。
しかし、母は強かったのです。
飛行機内を知り尽くしている航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)が大活躍?します。
クルーや乗客全員が降りた航空機内でカイル(ジョディ・フォスター)とジーン・カーソン(ピーター・サースガード)の戦いです。
「フライトプラン」のラスト、最後の結末は、爆発した飛行機からカイル(ジョディ・フォスター)が娘のジュリアを抱いて出てきます。
この姿を見瞬間、すべての人がカイル(ジョディ・フォスター)が正しかったんだと悟るのです。
最後までカイル(ジョディ・フォスター)の事をおかしいと思っていた人達が、その真実を知り、現場を去っていくカイル(ジョディ・フォスター)を賛美したところでTHE ENDです。
「フライトプラン」見どころ
一番の見所は誰もが怪しく見えてくる所です。
機長もアラブ人の乗客も、子連れの家族も、もちろんカイル(ジョディ・フォスター)も怪しく思えてくるのです。
アクションというよりは、その心理戦といった所でしょうか。
どこへも行けない密室空間でのストーリー展開は、同じくジョディ・フォスター主演の「パニック・ルーム」と似ています。
唯一、怪しく思えなかった連邦航空保安官のジーン・カーソン(ピーター・サースガード)が犯人だったのは意外でした。
しかし、それからがこの犯人ジーン・カーソン(ピーター・サースガード)のだらしない所です。
犯人とカイルにバレてからが、けっこう間抜けですし、弱い(笑)
ほぼ一方的にヤラレてカイル(ジョディ・フォスター)の勝ちでした。
ちなみに共犯のCAステファニー(ケイト・ビーハン)は、思わぬカイル(ジョディ・フォスター)の反撃に、飛行機を降りて逃げ出してしまいます。
最後は捕まりますけどね。
しかし、なぜカイル(ジョディ・フォスター)が、犯人がジーン・カーソン(ピーター・サースガード)である。と気づいたのかがイマイチわかりませんでした。
あの機長との会話だけで、察知してしまうんですよね。
真犯人が誰かまで・・・
もっと言えば映画冒頭の主人を亡くして悲しみに暮れるカイル(ジョディ・フォスター)の描写が、まったくストーリーに絡んできません。
あれ意味があったのだろうか?