「コラテラル・ダメージ」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末は?

映画「コラテラル・ダメージ」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「コラテラル・ダメージ」は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演、アンドリュー・デイヴィス監督の2002年のアメリカ映画です。

「コラテラル・ダメージ」のネタバレ、キャスト、あらすじ、最後ラストの結末を紹介します。

テロで妻子を亡くした男が、国際テロ集団と闘う「コラテラル・ダメージ」をお楽しみください。

 

コラテラル・ダメージのキャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: アンドリュー・デイヴィス
製作: デイヴィッド・フォスター他
製作総指揮:ホーク・コッチ他
脚本: デイヴィッド・グリフィス他
撮影:アダム・グリーンベルグ
音楽:グレーム・レヴェール

■ 主要キャスト
ゴーディー・ブルーアー:アーノルド・シュワルツェネッガー
ピーター・ブラント:イライアス・コティーズ
セリーナ・ペッリーニ:フランチェスカ・ネリ
ウルフ:クリフ・カーティス
フェリックス・ラミレス:ジョン・レグイザモ
ショーン・アームストロング:ジョン・タトゥーロ
フィップス捜査官:ミゲル・サンドバル
ドレイ:ハリー・J・レニックス
アン・ブルーアー:リンゼイ・フロスト

 

「コラテラル・ダメージ」あらすじ

消防士ゴーディー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、コロンビアのゲリラ組織「コロンビア解放軍」のテロのために妻子を失います。

しかしゲリラとの和平交渉を優先するアメリカ政府の捜査は一向に進みません。

業を煮やしたゴーディーは仇を討つために単身コロンビアに乗り込みます。

はたしてゲリラ組織を壊滅できるのか・・・

 

「コラテラル・ダメージ」ネタバレ

消防士であるゴーディー(アーノルド・シュワルツェネッガー)には妻と子供がおり、家庭では平和なひと時を過ごしています。

ある日、息子が喉の痛みを訴えて妻が医師の元へ。

コロンビア総領事館にて彼女たちはゴーディーと待ち合わせし、彼は白バイクに乗っていた警察官に「車を止めていいですか?」と尋ねて建物まで到着。

中へ向かおうとすると、突如、爆発が起きたのです。

 
ゴーディーが会った警察官は偽物で、領事館の長官たちを狙ったテロ犯でした。

爆発に巻き込まれて亡くなった9人の中にはゴーディの妻と子供も…

彼も負傷したため病院で手当てを受けていると、ニュースでバイクが爆発したと聞いて警察の元へ。

爆破事件の専門だったゴーディーは「液体爆弾を使ったのでは?」と言い、白バイの警察官と話したことを報告します。

犯人は通称ウルフ(クリフ・カーティス)と呼ばれ、コロンビアの人民に代わり、テロを続けると声明を出していました。

アメリカは国として和平を考えているようです・・・

 
そんな折、「仕方のない犠牲(コラテラル・ダメージ)だった」と報道され、その会社にゴーディーは押し入ります。

彼は「これも仕方のない犠牲だな!」と怒りをあらわに周囲のものを壊し始めますが、そこにFBIがやって来てテーザー銃で彼を止めました。

そして、捕まった際に「ウルフはコロンビアに戻っている」と聞きます。

さらにアメリカは捜査でなく国益を優先させた。と聞いてゴーディーはコロンビアに渡ることを決意します。

 
コロンビアにはパナマのジャングルから向かうため、まずは現地のバスに乗って進みますがそこには検問が…

乗っている者たちも何が疑われて殺されるかもしれないのでバスを脱出し始めます。

しかし、途中で見つかってしまい、ゴーディーは追われながらも何とか街へ逃げるのでした。

 
そんな折、彼が向かっていることがウルフの耳に入り、白人を人質にすれば大金が得られると目論んだため生け捕りを命じます。

ウルフの部下たちはゴーディーを発見します。

ちょうどゴーディーがセリーナ(フランチェスカ・ネリ)と息子のマウロがチンピラに絡まれていたのを助けているところでした。

しかし、そこに警察が現れて不法入国の疑いでゴーディーはウルフの部下と共に檻に収容されてしまうのでした。

 
収容所でショーン(ジョン・タトゥーロ)という男がゴーディーに声をかけて来ます。

ゴーディーは彼がゲリラに詳しかったことから通行証を持っていると確信します。

ところがそこに捕らえられていた仲間を助けるためにゲリラが襲ってきます。

その中にはウルフもいるのを見つけたゴーディー、復讐の炎がその目に宿ります。

ゴーディーは檻から手を伸ばし、敵を捕まえて鍵を開けるための電気ノコギリを奪うのに成功。

ショーンに「助けてやるから通行証をよこせ」と交渉し、仕方なく承諾した彼は外へ一緒に逃げてゲリラのいる場所を教えるのでした。

 
ゴーディーは川を渡ってゲリラの居場所へ行って通行証を見せ、「ショーンはスケベな罪で捕まってその代わりに来た」と伝えると納得されます。

サンパブロを通ってコカイン工場へ連れて行かれると、ショーンの代わりに発電機を直せと言われました。

武装した見張りが周りにいる中、手りゅう弾を盗んで各所に爆弾を仕掛けるゴーディー。

すると、彼の目撃情報を耳にしたウルフの手下がやって来たため、ゴーディーは仕掛けの爆発に乗じて彼らの車に潜みます。

 
そのまま車は敵のアジトに戻り、ウルフを発見したゴーディーは近くの可燃性ガスへ。

そこに時間が経つと爆破する手りゅう弾を設置し、外へ出るとそこにセリーナたちが…

思わず「こっちに来るな!」と叫んでしまい、その声で見つかってしまいました。

爆発で建物が火に包まれる中、ウルフはゴーディーを捕えました。

その場でゴーディーを撃とうとするウルフ。

それをセリーナが止めたのでした。

 
閉じ込められたゴーディーの元にやって来たセリーナ。

実は彼女はウルフの妻だったと明かします。

また、彼との間に娘がいたのですが「ゲリラとの交戦に巻き込まれて子供を亡くし、同じく両親を失った男の子のマウロを育てている」そう語るのでした。

彼女は復讐心に駆られるウルフには、もう付いていけないと言ってゴーディーを解放し、共に逃げようとします。

 
時を同じくしてCIAはウルフのアジトを探しており、爆発があった際に衛星写真でそれを確認。

また、人物像からゴーディーが捕らわれていると判断し、「負傷したアメリカ人を助けるため」と大義名分を掲げてアジトへ複数のヘリコプターで強襲をかけました。

ゴーディーはセリーナとマウロと共に逃げましたが、CIAのグラントが追いついて彼らを保護…

しかし、肝心のウルフはワシントンにテロを仕掛けに行ったのでした。

 
セリーナはCIAに協力を申し出て本部に行き、ウルフがユニオン駅を調べていたという話からCIAは監視カメラを調べます。

すると、鞄を持ったウルフがゴミ箱の後ろに鞄を置き去った記録が…

すぐさま隊が現場に急行しますが、その鞄は空っぽだったのです。

 

「コラテラル・ダメージ」ラスト最後の結末

本部ではセリーナが暗躍し始め、トイレに行くふりをして職員からカードを奪って地下へ。

ゴーディーは彼女がマウロに対して不審な行動を示したことから怪訝に思い、映像で声明を出していたのは彼女だと推理。

協力するフリをしていたと気づいて、マウロのために持ってきた恐竜の人形が爆弾だと判断し、窓を割って外へ投げます。

 
セリーナはエレベーター内で爆弾を起爆させますが、国務長官たちやマウロは難を逃れました。

そして、グラントが彼女を追いかけるものの、銃で返り討ちに遭い、その間にゴーディーはエレベーターのワイヤーにベルトをかけて減速しつつセリーナの元へ。

地下へ逃げた彼女を待っていたのはウルフであり、バイクに乗って作業員通路を走り去ろうとします。

しかし、ゴーディーは管理室からシャッターを下ろして足止めに成功。

戻ってくる彼らの迎撃の準備を整えます。

 
管理室にあった手斧でガス管を破壊し、向かって来たウルフとセリーナが銃を撃ったことでガスに引火。

爆発が起きる中ゴーディは辛うじて難を逃れ、彼らの生死を確かめに行くとなんと2人は生きていました。

そしてゴーディーに襲い掛かり、彼は背中に飛び乗ってきたセリーナを監視室のモニターへ投げ飛ばして感電死させ、ウルフと戦います。

一度は倒されるゴーディーでしたが、勝利を確信して油断したウルフに落ちていた手斧を投げて倒します。

 
復讐を遂げたウルフはマウロを迎えに行きます。

ゴーディの胸に飛び込むマウロ。

二人は現場を後にして物語は幕を閉じます。

THE END

 

「コラテラル・ダメージ」見どころ

冒頭の数分間で、幸せそうなゴーディーの家族の姿と、無残にもそれが失われる様が描かれます。

天国と地獄・・・

悲壮なシュワちゃんの姿で一気に作品にのめり込めます。

 
舞台はコロンビアと移りますが、ここではゲリラ戦の緊迫感が描かれます。

しかしもうそこには悲壮なシュワちゃんはいません。

ヒーローの完全復活です。

こうなるとシュワちゃんのアクションは健在で手に汗にぎる展開が続きます。

 
最後に意外などんでん返しが待っていましたが、セリーナとマウロを無くした妻子と重ね合わせていたゴーディには辛い結末でした。

印象的だったのがウルフがゴーディーに言うセリフ。

「ロスで見たお前の顔は救う側の顔だった。だが今はどうだ?まったく違う顔をしている。家族が見たら悲しむぞ」

「共に殺しの大義があるようだ。ではお前と俺の違いは何だ?」

ウルフやセリーナも圧倒的な悪ではなく悲しい過去がありました。

結局、根底には戦争の悲劇があるのです・・・

エンターテイメントとしてとても楽しめる秀作です。


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