「シックス・デイ」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「シックス・デイ」ネタバレ あらすじ
SF/ファンタジー

映画「シックス・デイ」は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演、ロジャー・スポティスウッド監督の2000年のアメリカ映画です。

この映画「シックス・デイ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

自分のクローンと戦いを繰り広げるSFアクション「シックス・デイ」をお楽しみください。

 

「シックス・デイ」スタッフ・キャスト

■ スタッフ
監督: ロジャー・スポティスウッド
脚本: コーマック・ウィバリー他
製作: コーマック・ウィバリー他
製作総指揮:デヴィッド・コーツワース他
撮影: ピエール・ミニョー
音楽: トレヴァー・ラビン

■ 主要キャスト
アダム・ギブソン: アーノルド・シュワルツェネッガー
マイケル・ドラッカー: トニー・ゴールドウィン
グリフィン・ウィアー博士: ロバート・デュヴァル
ハンク・モーガン: マイケル・ラパポート
マーシャル: マイケル・ルーカー
タリア: サラ・ウィンター
ナタリー・ギブソン: ウェンディ・クルーソン
ビンセント: テリー・クルーズ
ホログラムガール: ジェニファー・ガレイス

 

「シックス・デイ」あらすじ

2010年のアメリカ。

クローン技術が進歩していろいろな動物がクローンで生み出される時代。

ある日、ヘリコプターパイロットのアダム(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、自宅にいるもう一人の自分を目撃します。

そこへ見知らぬ二人組が現れ、家にいるのが自分のクローンだと言うのです。

しかし法律で人間のクローンを作ることは禁じられているはず・・・

いったい誰が何の目的で自分のクローンを作ったのか?

自分の家庭と生活を取り戻すため、アダムは謎解きに挑戦するのでした。

 

「シックス・デイ」ネタバレ

物語の舞台はクローン技術が発達したアメリカ。

ヘリのパイロットを務めるアダム・ギブソン(アーノルド・シュワルツェネッガー)は妻のナタリー(ウェンディ・クルーソン)と娘のクララ、そしてペットのオリヴァーと幸せな生活を送っていました。

アダムが誕生日の日、オリヴァーが感染病にかかり法律によって処分されてしまいます。

高いクローン技術によって、ペットとして飼われる動物たちは、その命を終えると“リペット”というクローン動物へと変わり、また飼い主の元へと戻るというのが人気になっていて、ナタリーもオリヴァーのクローンを望みます。

しかし、アダムはクローンを嫌い、オリヴァーをクローンとして蘇らせることに強く反対したのです。

 
その日、アダムが経営する運航会社にマイケル・ドラッカー(トニー・ゴールドウィン)というV.I.Pからチャーター便の依頼が入ります。

ドラッカーの会社から、搭乗前に検査をしてから運転して欲しいと言われ、簡単な視力検査や血液検査などを受けるアダム。

しかし、その日はアダムの誕生日だったため、気をきかした同僚のハンク・モーガン(マイケル・ラパポート)がパイロットを務めることに。

アダムは、ナタリーに言われた通りクローンペットを買いにショッピングモールへと立ち寄りますが、やはりクローンペットを飼う気にはならず、クララが欲しいと言っていたシムドールを買うことにします。

 
家に戻る前にハンクとバーで待ち合わせして家に向かう事になっていましたが、いつになってもハンクが現れないため一人で帰宅します。

すると、処分されてしまったはずのオリヴァーがいて、アダムはナタリーが勝手にリペットを買ったのだと腹を立てます。

そんな時、家の奥から賑わう声が聞こえ不審に思うアダム。

家では既に誕生日パーティが開かれ、自分と瓜二つの人間が自分に成り変わって家族と友人に誕生日を祝われている現場を目撃してしまうのです。

 
アダムが家の前で困惑していると、見知らぬ怪しげな男女がアダムの前に現れ、「問題がおきたから一緒に来てほしい。」と告げます。

アダムは自分そっくりの奴が自分のフリをして家族と一緒にいるこんな事態の時にどこにも行けないと拒否しますが、「6d法が破られたの。あれはあなたのクローン人間よ。」と驚愕の事実を知らされるのです。

動物のクローンは作られていますが、6d法という法律で人間のクローンを作ることは禁止されていました。

 
アダムはこの二人に気絶させられ連れ去られそうになりますが、気絶したフリをしたアダムは女を人質に取りその場から逃げ出します。

女から銃を奪い本当の事を聞き出すと、アダムの暗殺を依頼されてやってきたと聞かされるのです。

アダムを捕えようとする組織と激しいカーチェイスの末、崖から川へ転落してしまったアダム。

どうにか川から這い上がり、警察へと向かいます。

しかし、どんなにアダムが真剣に話しても取りあってもらえません。

 
アダムを暗殺しようとした組織によって、アダムの個人データに精神病を患っていることと、見つけたら拘留すること、という嘘のデータが付け足されてしまい、アダムは自分でも知らないうちに拘留されてしまうのです。

クローン人間は臓器移植研究所で作られ、アダムが始末した暗殺者二人もクローンで、ここで再生の作業が行われています。

この研究所にはクローン人体が保管され、個人のシンコードを読み取らせることで複製が可能になっているのです。

 
監禁されたことに気付いたアダムは警察から逃げ出し、ハンクの家に向かいます。

アダムは何故バーに来なかったとハンクを責めますが、ハンクはフライトの後からの記憶がないのだと話します。

アダムはハンクに事情を話し、再び自分の家に向かうとやはりそこには自分とそっくりな人間がいたのです。

自分の居場所を奪ったクローンを始末しようとしたアダムでしたが、そこへ暗殺グループがやってきます。

一旦ハンクの家に逃げ込む二人でしたが、その時ハンクが何者かによって撃たれてしまいます。

それはアダムとハンクが昼間フライトを担当した客の一人でした。

 
銃撃戦の後、その男は逃げ出しますが、怪我を負っていたためアダムに捕まり「ハンクはクローンなんだ」とアダムに告げます。

その男がドラッカーを殺害するためにハンクは巻き添えになってしまったのです。

アダムは「ドラッカーは生きてる。テレビにも出演していた。」と話しますが、そのドラッカーもクローンだったのです。

その男は臓器移植研究所のウィアー博士(ロバート・デヴァル)がクローンを作っていて、アダム、ハンク、ドラッカー全てその研究所で作られたクローンなのだと話します。

そこへまた暗殺グループが現れます。

その男は「俺の頭を撃ってくれ。博士の研究所に俺の仲間がいるんだ。俺の脳が調べられたらそいつらも殺されちまう。」とアダムに告げ自分を早く撃ってくれと頼みますが、アダムが躊躇していると自らを銃で撃ち命を絶ってしまうのでした。

 
アダムは暗殺グループのクローンたちを倒し、そのクローンの指を銃で撃ち指の指紋を使って研究所に忍び込むことに成功します。

しかし、また復活を遂げた暗殺グループが、研究所にアダムが侵入していることに気付きアダムが使っているパスを停止させ警報をならすよう指示するのです。

パスが使えず捕まりそうになったアダムは警備員を脅しウィアー博士の部屋まで案内させ、ようやくウィアー博士と対面し銃を向け「俺のシンコードをよこせ!俺の人生を取り戻す。」と告げます。

ウィアー博士は、フライトの検査の時にアダムのシンコードを取得していたのです。

ドラッカーと共に死んだのがアダムだと勘違いし作られてしまったアダムのクローン。

博士はドラッカーのシンコードを取り出し、死ぬ直前のドラッカーの記憶をアダムに見せます。

するとそこにはハンクがドラッカーと話している様子が映され、ヘリが到着した雪山にハンクを殺害した男が現れ突然銃を発砲する姿が残されていたのです。

 
ドラッカーは三年前に殺害され、クローンとして復活していました。

しかし、アダムが自分のクローンを目撃してしまった事で、自分の立場が危うくなると感じたドラッカーが今回のアダム暗殺の首謀者だったのです。

アダムはドラッカーのシンコードを持ち出し、ウィアー博士とともに研究所から逃げ出します。

 
その頃、ナタリーとクララを人質に取るため、アダムを追っていた暗殺グループの二人がアダムの家に侵入します。

その日はクララの発表会で家には誰もいないと分かると学校へと向かうのです。

アダムはウィアー博士から、「君を捕まえられなければ、もう一人の君を狙う。そしたら一緒にいる家族も危険な目に遭うかもしれない。」と聞かされ、クララの学校へと急ぎます。

しかし、ナタリーとクララは既に人質に取られてしまった後だったのです。

中々帰ってこないナタリーとクララを心配したクローンのアダムはクララの悲鳴を聞きつけ救助に向かいます。

そこへ現れた本物のアダム。

遂にクローンとアダムが対面したのです。

 
アダムの元にドラッカーからナタリーとクララを人質に取ったと連絡が入ります。

アダムはドラッカーのシンコードと引き換えにナタリーとクララを返すよう交渉し、会う約束を取りつけるのです。

そして、クローンのアダムと共にナタリーとクララを助ける準備を始めます。

ウィアー博士は、ドラッカーに「何故妻のDNAに傷をつけた?そのせいで妻は亡くなった!」と詰め寄ります。

ウィアー博士の妻もクローンだったのです。

ドラッカーは「私に逆らう者は死なすのだ。だが、仲間ならまたクローンを作る。奥さんもまたクローンにすればいいだろう。」と残酷な事を告げます。

しかし、博士は妻に「もう私のクローンは作らないで」と最後に言われたため、その約束を守りすべてのクローンを作ることを拒否したのです。

ドラッカーは使用価値の無くなったウィアー博士に「君のシンコードはここにある。奥さんのは五年前のものを使おう。そうすれば君たちの約束もここでの会話も記憶に残らないだろう。」と告げウィアー博士を射殺するのでした。

 
取引の場所に暗殺者たちがやってきて、アダムたちはヘリコプターに乗りそこから家族を引き渡すよう話しかけます。

しかし暗殺者たちはヘリに向かって発砲するのです。

撃ち落としたヘリにはアダムたちは乗っておらず、リモコンで操作された無人のヘリでした。

 
アダムはドラッカーの元へ向かい、依頼を受けた時の誓約書を見せオフィスへと侵入します。

しかし、暗殺者に捕まりドラッカーの元へと連行されてしまうのです。

アダムは別行動を取っていたクローンのアダムにドラッカーのシンコードを渡していました。

ナタリーとクララに何かあった時に、悪事の証拠が全て裁判所に行くよう手配していたのです。

しかしドラッカーは冷静にアダムにこう告げます。

「クローンは君だよ。」と。

クローンには下瞼の裏に何度目のクローンかという印があり、本物だと思っていたアダムの下瞼にもクローンの印があったのです。

 

「シックス・デイ」ラスト最後の結末

自分がクローンだったという事に衝撃を受けるアダムでしたが、ドラッカーの「家族を失いたくないだろう?シンコードを取戻し奴を消せ。」という言葉を拒否します。

ドラッカーはクローンのアダムを気絶させシンコードから記憶を取り出し、自分のシンコードの在りかを探ります。

すると、別行動していたはずの本物のアダムも同じヘリに乗っていることが分かります。

クローンのアダムは囮で、わざとカメラを壊して捕まり、本物のアダムはビルの中でナタリーとクララを探していたのです。

 
アダムはビルの機能を停止させ、爆弾を取り付けます。

その隙にクローンのアダムがドラッカーを攻撃しようとすると暗殺者たちが発砲しますが、ドラッカーを盾にし逃げ出します。

無事にナタリーとクララを救出したアダムは屋上のヘリポートへと急ぎます。

三人はヘリで脱出に成功しますが、クローンのアダムは逃げ遅れ地下のクローンの養殖施設の水の中に逃げ込みます。

水の中でもがきながら逃げていたクローンのアダムは、息が続かなくなり水面へと飛び出し、暗殺者を水の中に引きずり込もうと足を掴むと、そのせいでクローンを繋ぐ管が外れ施設が壊れていくのです。

 
ドラッカーは腹を撃たれていましたが、自分の命が尽きる前にシンコードを最新のものにアップデートしクローンを生成していました。

私設が壊れ始めたことで、生成したクローンは未成熟のまま目を覚ますのです。

クローンのアダムはすべてのシンコードを銃で抹消し、クローンのドラッカーを倒し爆弾に火を付けます。

一方本物のアダムは、ナタリーとクララを安全なところまで連れて行き、クローンのアダムを助けるため、またビルへと引き返すのです。

 
屋上へと逃げるクローンのアダムでしたがヘリへと乗り込むところを、意識を取り戻したクローンのドラッカーに攻撃されてしまいます。

しかし、コントローラーで操縦したヘリでクローンのドラッカーを狙い始末するのです。

それからすぐに爆弾で炎上したビルからヘリで脱出した二人のアダムは強い絆で結ばれます。

クローンのアダムは家族に別れを告げハンクの飼っていた猫と共に旅へと出かけるのでした。

THE END

 

「シックス・デイ」見どころ

アーノルド・シュワルツェネッガーが主演と言えば、派手なアクションが見どころですよね。

この作品も、手に汗握るアクションシーンが満載です!

近未来の銃を使ったガンアクションやカーチェイス、そしてヘリを使った空中でのアクションと見応えたっぷりのアクションシーンの数々。

ノンストップでハラハラドキドキが楽しめます!

 
2000年に公開された映画ですが、今の時代を予測していたような自動運転の自動車が出てきたり、AIの人形が人気になっていたり、そういった近未来を思わせるシーンも楽しく見ることが出来ます。

本物だと思っていたアダムが本当はクローンだったという衝撃のラストの大どんでん返しも面白く、最後まで飽きずに見られるアクション映画です。

テキストのコピーはできません。