映画「ミッドナイト・ラン」はロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・ブレスト監督の1988年公開の作品です。
この映画「ミッドナイト・ラン」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末と見どころについて紹介します。
賞金稼ぎと横領犯が大陸横断するロードムービー「ミッドナイト・ラン」をお楽しみください。
「ミッドナイト・ラン」あらすじ
【マスコーニ保釈金融】のケチな経営者、エディ(ジョー・パントリアーノ)は焦っていました。
※事業内容は保釈保証業者→逮捕や勾留された奴の“保釈金を肩代わり”して、手数料やらで利益を得ています。
保釈後「エディ、世話になった」って、律儀に裁判所に出頭する奴は素晴らしい。
※そいつが裁判を受ければ、保釈金は返還され【マスコーニ保釈金融】は安泰。
その一方で、出頭無視してトンズラこいちゃう奴もいるんです。
今回、ソレをやったのは、会計士ジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディン)。
肩代わりした保釈金45万ドルが、まさに裁判所に没収されそう!
そんな時に大活躍するのが、“逃亡者を捕まえるバウンティハンター”。
その一人、ジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)の夢は「喫茶店をやりたい」。
逃亡するような奴は、追えば追うほど発砲してくる!
こんな命がけの仕事は、早くやめたいと心底思っていました。
会計士マデューカス(チャールズ・グローディン)の確保、その報酬は10万ドル。
夢にグッと近づくからヤルしかないけど、重要なのは早急かつ“生きたまま”確保です。
裁判までは5日ほど、それ以上にシビアなのは、マフィアが会計士を狙っていました。
図らずもマフィアを顧客に持ってしまった、マデューカス(チャールズ・グローディン)。
大胆不敵な彼は、“マフィアの親分”から1500万ドルもの大金を横領しました。
決して闇落ちした訳じゃなく、奪ったお金は慈善事業に寄付!悪を許せません!!
とにかく、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)が会計士を確保できれば、みんなハッピー♪
早速、旧知の仲の“刑事”のツテで捜索するとニューヨークに居ると判明、トントン拍子で確保!
ところが、命を狙うマフィアの他に、マフィアを一掃したいFBIまで絡んで来た!?
争奪戦を勝ち抜いて、人気者!?の会計士を【マスコーニ保釈金融】に連れて帰れるのか?
「ミッドナイト・ラン」ネタバレ
ジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)、前職はシカゴ警察の刑事。
辞職に追い込んだのは、マフィアの親分ジミー・セラノ(デニス・ファリーナ)でした。
因縁の相手よりも先に、会計士ジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディン)確保。
早速【マスコーニ保釈金融】のエディ(ジョー・パントリアーノ)に、帰るコール!
ここニューヨーク・ケネディ空港→ロサンゼルスまで、飛行機で楽勝の“とんぼ返り”。
・・・のハズが、マデューカス(チャールズ・グローディン)は、飛行機恐怖症!
離陸直前に大暴れ!機長から「他の交通手段を…」って言われて、もう降りるしかない!
そうとは知らず、空港で待ち構えているFBIとマフィアは出鼻をくじかれます。
ちなみに、以下の二組がジャック(ロバート・デ・ニーロ)に接触済み。
※マデューカス(チャールズ・グローディン)の引き渡しを、絶賛希望中です!
FBI捜査官アロンゾ・モーズリ(ヤフェット・コットー)&FBIサングラス軍団。
※マフィアの裏帳簿を知る、重要証人として欲しい。
【マスコーニ保釈金融】の電話を盗聴して追跡!
元シカゴ警察の刑事ジャック(ロバート・デ・ニーロ)を、下に見ているモーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)。
だけど、呆気なく身分証を盗られちゃって“偽モーズリ=ジャック”が、FBIバッジを利用し放題!?
マフィアからは、殺し屋トニー&ジョーイ。
※親分セラノ(デニス・ファリーナ)の命令で、裏帳簿を知る面倒な会計士を仕留める。
ジャック(ロバート・デ・ニーロ)に、高額報酬を提示して会計士の引き渡しを迫ります。
だけど、親分から「おめぇらを殺すぞ!」宣告を受けちゃう、しくじり系の殺し屋。
地道に頑張る、トニー&ジョーイの内通者は【マスコーニ保釈金融】の人物だった!?
図らずも、FBIとマフィアの裏をかく事になった、強運のジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
会計士マデューカス(チャールズ・グローディン)と、長~い鉄道の旅が始まりました!
シカゴ警察の元刑事ジャック(ロバート・デ・ニーロ)は“買収”が大っ嫌いで、健康なんか気にしない。
横領したお金を慈善事業に寄付したマデューカス(チャールズ・グローディン)は、生真面目な健康オタク。
食堂車でもブツブツうるさい健康オタクに、タバコ&油物OKの男は苛々しっぱなし!
憎む相手は一致しているけど、喋れば喋るほど喧嘩になるから静かに就寝。
ところが、マデューカス(チャールズ・グローディン)を狙う、面倒な奴が列車に乗り込んでいます。
バウンティハンターのマービン・ドフラー(ジョン・アシュトン)。
※同業者のジャック(ロバート・デ・ニーロ)とは「俺が!」と、仕事を奪い合う犬猿の仲。
その関係を利用する【マスコーニ保釈金融】の、エディ(ジョー・パントリアーノ)。
「ジャックがヘマした……。アイツにやるはずだった報酬2万5千ドルで!」
※飛行機→列車への急変に保身第一のエディは、バウンティハンター増員。
※おまけに、ガメツイから報酬10万ドル→2万5千ドルに値下げ。
対抗心に燃えるマービン(ジョン・アシュトン)は、抜かりなく仕事を進めて列車へ。
だけど、ムクッと起きたジャック(ロバート・デ・ニーロ)に捕まると、あえなく気絶!
「FBIのアロンゾ・モーズリだ!警官を呼んどけ!!」ってバッチを見せて、一件落着します。
【マスコーニ保釈金融】に掛かって来た電話で、次の移動先はシカゴのバスターミナルだと知ったFBIとマフィア。
一方、なけなしのお金でシカゴ行きのバスに乗った、生真面目でお節介な会計士に良いアイディアが浮かびます。
「別れた奥さんと子供に会える、絶好のチャンスだ!会いに行きなさい!!」
食堂車で、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)が、ポロッと言った事を覚えていました。
口の悪い男だけど、本心では妻子とまた一緒に暮らしたいと思っているのです。
二人を乗せたバスは、シカゴのバスターミナルに到着しました。
すると、意気揚々と身分証ドロボーを追い詰めた、“本物”のモーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)。
そこに、マフィアが割り込み銃撃戦が勃発しちゃいました!
結果、またしてもジャック(ロバート・デ・ニーロ)と、マデューカス(チャールズ・グローディン)に逃げられます。
一文無しになったジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、元妻の家へ。
再婚相手を罵り喧嘩腰になってしまう彼の、本質を知っている元妻は車とお金を工面。
娘も久しぶりに再会した父を想ってくれる、良い子に育っていました。
食堂車で「愛されてるさ、別れた女房と娘だ…」
そう言ったのは、的外れではないようです。
【マスコーニ保釈金融】の電話は、FBIとマフィアに盗聴されていると見破ったジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
エディ(ジョー・パントリアーノ)を近くの店まで走らせて、次の移動方法を報告します。
保釈金45万ドルが返還されるか否か、残された時間は2日と半分。
喚き散らすエディ(ジョー・パントリアーノ)に、お金の送金を頼み「連れて帰る」と、約束!
送金先は、テキサス州アマリロの郵便局。
ニューヨークから始まった思いがけない長旅は、どうにか半分まで来ました。
夜通し、車を運転するジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
隣に座る会計士マデューカス(チャールズ・グローディン)は、相変わらずノンキ。
そして、シカゴ警察の刑事をやめた理由を知りたがります。
「警察署全体が腐ってたのさ。……俺は賄賂を受け取らなかった」
そう言って、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、潜入捜査官だった頃の話を聞かせます。
翌日、朝食を終えた二人は外へ。
そこに出現したのはマフィアの手下、殺し屋トニー&ジョーイ!?
エディ(ジョー・パントリアーノ)が再度送り込んだ、マービン(ジョン・アシュトン)まで!
ここでの勝負は、血の気が多いバウンティハンターが圧勝。
会計士、そして大嫌いなジャック(ロバート・デ・ニーロ)を拉致ると、恒例の大喧嘩。
ところが、殺し屋トニー&ジョーイより、優秀な手下がヘリコプターで参戦すると銃撃戦開始!
どうにか生き延びますが、大事な会計士マデューカス(チャールズ・グローディン)が川に転落します。
「10万ドルが落ちちまった!」
「10万ドルだって?俺は2万5千…あの(エディの)野郎~!」
ヘリを撃墜した、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
大嫌いなマービン(ジョン・アシュトン)を、また気絶させると川へダイブします!
危機を脱したジャック(ロバート・デ・ニーロ)と、マデューカス(チャールズ・グローディン)。
砂漠地帯を歩いていると、幸運にもヒッチハイク成功!
だけど、彼らが向かったのは小さな小さな集落で、栄える町までは50kmはありました。
ゆったりと暮らす人々は町に行く気もなく、困り果てるジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
すると、マデューカス(チャールズ・グローディン)は、こっそり“小型プロペラ機を悠々と操縦”。
結局、怒り狂うジャック(ロバート・デ・ニーロ)のパンチを食らい、逃亡は失敗します。
「そっちが先に、嘘を吐いた!」って始まった口喧嘩。
※川に落ちた時もひと悶着あり!
物々交換でもらった小さな車で、50km先の町を目指す似た者同士。
FBIとマフィアもまだ諦めていないから、もう一波乱ありそうです・・・
ジャック(ロバート・デ・ニーロ)とマデューカス(チャールズ・グローディン)が、次の乗り込んだのは貨物列車。
心が打ち解け話し込んでいるとアリゾナ州に入り、ロサンゼルスまではあと少しです。
過去に同僚刑事をマフィアの親分セラノ(デニス・ファリーナ)に買収され、ハメられたジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
因縁の相手に、命を狙われているマデューカス(チャールズ・グローディン)。
シャバだろうがムショだろうが、殺されると怯えていました。
思い巡らす、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
突然、マデューカス(チャールズ・グローディン)を掴むと、走行中の列車から飛び降ります。
一方その頃、貨物列車の到着を駅で待つ、モーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)。
※FBIの偽モーズリと男が立ち寄った、店の主人から貨物列車に乗ったと通報が。
またしても待ち伏せ失敗で苛々していると、盗難車で走行する二人を追跡中だと連絡が入りました。
急行するパトカーのあとを付けるのは、諦めの悪いバウンティハンターのマービン(ジョン・アシュトン)!
ジャック(ロバート・デ・ニーロ)の運も尽きたのか、大っ嫌いな奴にマデューカス(チャールズ・グローディン)を奪われます。
そして、モーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)に、とうとう連行されるのでした。
【マスコーニ保釈金融】は、生き延びるか?それとも破産するのか!報酬10万ドルは!?
FBIを口撃で蹴散らしたジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、エディ(ジョー・パントリアーノ)に電話。
すると「マデューカス(チャールズ・グローディン)は、ドコだ!」って、激ギレです。
大大大っ嫌いなマービン(ジョン・アシュトン)が、マフィア側に寝返った!
そう気づいたジャック(ロバート・デ・ニーロ)は作戦を思いつくと、殺し屋トニー&ジョーイに取引を持ち掛けます。
「…アイツの持ち物がここにあるんだよ!“フロッピーディスク”だ!!」
※そんなもの無い。
数々の裏取引が記録されている、ソレをFBIに渡しちゃうか?
それとも、マデューカス(チャールズ・グローディン)と、ソレを交換して終わりにするか?
交渉の末、憎っくきセラノ(デニス・ファリーナ)を、ラスベガスのマッカラン空港に呼び出すことに成功!
同様に、モーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)にも取引を持ち掛けました。
それは、彼らが最も欲しい、マフィアの親分セラノ(デニス・ファリーナ)逮捕です。
FBIと手を組んだ、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
とにかく、マデューカス(チャールズ・グローディン)の命を守ることが第一でした。
同じ頃、マフィア側に寝返ったマービン(ジョン・アシュトン)は、報酬の値上げを要求。
そして、殺し屋トニー&ジョーイに気絶させられます。
「ミッドナイト・ラン」最後のラストの結末は?
会計士マデューカス(チャールズ・グローディン)を連れ帰った、殺し屋トニー&ジョーイ。
初めて親分に「おめぇら殺すぞ!」って、言われない仕事をやってみせました。
隠しマイクを付け、マッカラン空港に降り立ったジャック(ロバート・デ・ニーロ)。
遠くから監視するFBI軍団、モーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)にも緊張が走ります。
接触したジャック(ロバート・デ・ニーロ)と、マフィアの親分セラノ(デニス・ファリーナ)。
マデューカス(チャールズ・グローディン)も、やって来ました。
ところが、モーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)もウンザリする、マービン(ジョン・アシュトン)が、またシャシャリ出ます。
「あの野郎!何でここへ!!」
計画はぶち壊し!空港ロビーはFBIとマフィアが入り乱れ騒然とします。
それでも、FBIは念願だったマフィアの親分セラノ(デニス・ファリーナ)を逮捕。
※ついでにマービンも!
ジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、マデューカス(チャールズ・グローディン)を取り戻しました。
ロサンゼルス行きの飛行機に乗ると、向かったのは【マスコーニ保釈金融】ではありません。
「…こいつを、逃がしてやるところなんだ!」
ジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、そう電話でエディ(ジョー・パントリアーノ)に言い放ちます。
喫茶店の夢はおあずけになったけど、後悔はしていません。
更に、長いこと身に付けていた大切な腕時計を、マデューカス(チャールズ・グローディン)に贈ります。
すると、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)へのお返しは、逃走資金にと隠し持っていた大金でした。
「賄賂じゃないぞ、プレゼントだ!」
喧嘩しながら、互いを分かり合った二人。
最後は、あったかい気持ちになって別れ、それぞれの道へ・・・
THE END
「ミッドナイト・ラン」見どころ
これぞ、エンターテイメントの真骨頂!
古き良き1980年代の空気をまとった傑作映画は、観るたびに面白さが増して行きます。
個人的には、冒頭の配給会社クレジットがドーン!から、すでにワクワク!
ちなみに、ジャック(ロバート・デ・ニーロ)の、ライバル的存在マービン(ジョン・アシュトン)。
本編開始2分ほどで一回目の気絶があって、もう頭から飛ばしてますよ!
自然と体が揺れちゃう軽快な音楽、おっさんたちのワーワー騒ぐ声が何とも心地良い。
皆が皆、やることは無茶苦茶だけど、悪党ですら可愛げがあってクスクスさせられっぱなしです。
言わずと知れた、名優ロバート・デ・ニーロ。
本作では、狂気的でもなけりゃ悪の親玉でもない、人間味あるバウンティハンターです。
はっちゃけぶりは痛快で、やはりその豊かな表情に魅了されるでしょう。
スパスパとタバコを吸って、反抗する奴を“パンチ恐怖症”にする事もいとわない腕っぷしの強さ。
だけど、家族を想って切なそうにしている姿はグッと来ます。
ジャックが長年愛用していた腕時計は、ある人物からの愛がこもった贈り物でした。
劇中、何度も秒針の音を確認するジャック。
おふざけナシの腕時計に秘めた想いを語るシーンは、じっくりとご覧ください。
そんなジャックの大切な腕時計を、譲り受けたのは会計士マデューカス。
最初は「パンチ恐怖症にしてやる」なんて言われていたのに、分かり合えるなんて。
口調こそ丁寧だけど理詰めで押し通すし、やる時はやっちゃう無鉄砲な性格はジャックを翻弄します。
演じたチャールズ・グローディンの表情も魅力的で、“したり顔”や“ビビリ顔”は味わい深いですよ。
実は飛行機恐怖症じゃなくて、小型プロペラ機を操縦しちゃうマデューカス。
大慌てのジャックを見て“ホクホク顔”だけど、パンチされて気絶の流れも何だかマデューカスらしい。
個人的にはジャックに捕まって、貨物列車から強制的に下車させられるシーンが好きです。
食べてたバナナを握りしめて「やだよ~!」って抵抗するマデューカスが、妙にカワイイ!
だけど、一番の推しはFBIのモーズリ捜査官(ヤフェット・コットー)の“ムスッと顔”かも!?
「モーズリって言う名前は、FBIに多いな」
「(ジャック・)“ウォルシュ”じゃなくて、本名はモーズリだよ」
なんて、身分証ドロボーのジャックが居たであろう、行く先々で言われちゃいます。
ちなみに、“マデューカス”がモーズリに成りすます場面もあるので、お楽しみに!
ジャックと犬猿の仲、そしてFBIのモーズリ捜査官ともバチバチのマービン(ジョン・アシュトン)も、至るところで大暴れ!
ジョン・アシュトンと言えば、人気シリーズ『ビバリーヒルズ・コップ』の、規律を守る頑固者タガート刑事。
本作では底意地の悪さが炸裂し過ぎのクセ強キャラだけど、やっぱり嫌いにはなれません。
マフィアの親分セラノ(デニス・ファリーナ)と、殺し屋トニー&ジョーイ。
バイオレンスとはかけ離れた彼らの掛け合いは、その能天気さに何故かほっこり!?
【マスコーニ保釈金融】の経営者、エディ(ジョー・パントリアーノ)の結末は気にしちゃダメですよ。
きっと、あのガメツさなら、45万ドルを失っても這い上がって来るハズです。(笑)
あとは、電話がある度ちょこちょこ外に出て行く、ジェリーって男にも注目して下さいね。
面白味、人間味のあるキャラクターが勢揃い。
実力派俳優の競演が、本作をより魅力的にしています!
そして、ロバート・デ・ニーロVS犬。
更には、ロバート・デ・ニーロVSバスチケット売り場のおばちゃん。
実は、おばちゃんが誰よりも最強なんじゃないかと、私は思っています!
大嫌いなマービンが、抜かりなく仕事した結果が招くジャックの悲劇は、是非本編でご確認下さい。
嘘と本音が混じった、ジャックとマデューカスの掛け合い。
ずっと聞いていたいほど愉快で、憎まれ口を叩きながら友情で結ばれて行くのが胸熱です。
同じく証人を守りながら裁判所まで連れて行くブルース・ウィリス主演の「16ブロック」も胸アツです。
今作の最後、ベタベタなんて出来ない二人の別れ方は、ちょっぴり寂しいけど清々しい余韻を残します。
ジャックとマデューカスが交わす約束に、多くの人が心を掴まれた『ミッドナイト・ラン』。
どうぞ、最後までお楽しみ下さい!
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