「キッズ・オールライト」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「キッズ・オールライト」ネタバレ あらすじ
ヒューマン

映画「キッズ・オールライト」はアネット・ベニング主演、リサ・チョロデンコ監督の2010年の映画です。

この映画「キッズ・オールライト」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

女性同士のカップルとふたりの子供、そしてその父親が織り成す感動ドラマ「キッズ・オールライト」をご堪能ください。

 

「キッズ・オールライト」あらすじ

18歳になったジョニ(ミア・ワシコウスカ)は、もうすぐ大学生になる女の子。

頭も良くシッカリ者、家族とは離れちゃうけど、学生寮での新生活に期待を膨らませます。

弟のレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、思春期真っ盛りの15歳。

悪い遊びを覚えたり、家族に言えない秘密や感情を抱え悶々としているみたい。

母親のニック(アネット・ベニング)は、子供たちを育てながら医師としても大忙し。

どんな事もテキパキと完璧にこなしてみせる、ショートヘアが似合うカッコイイ女性です。

もう1人の母親ジュールス(ジュリアン・ムーア)は、現在は無職で主婦業がメイン。

学生の頃は建築を専攻、今も彼女なりにやりたい事はあるけど軌道に乗れずにいました。

 
南カリフォルニアで暮らす4人の家族構成は、以下のようになっています。

同性婚カップル→ニック(アネット・ベニング)&ジュールス(ジュリアン・ムーア)。

ニック(アネット・ベニング)が産んだ娘→ジョニ(ミア・ワシコウスカ)。

ジュールス(ジュリアン・ムーア)が産んだ息子→レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)。

2人の女性は、精子バンクに提供された男性の精子で、可愛らしい子供を授かりました。

子供たちにとって母親は2人、この家族4人の暮らしは当たり前の事です。

 
皆を引っ張って来た自負があるニック(アネット・ベニング)は、言うなれば父親的存在。

ジュールス(ジュリアン・ムーア)も、母として子供たちを叱る事もありますが、チョット抜けている部分も。

ズバズバと論理的なニック(アネット・ベニング)が、ワインを飲み過ぎればジュールス(ジュリアン・ムーア)が止める。

あるいは、ジュールス(ジュリアン・ムーア)が不機嫌になると、言い過ぎたニック(アネット・ベニング)は口にチャック。

どこの夫婦もやっている些細な言い合いをしながら、2人は最高の家族を築いて来ました。

 
そんな2人が最近気になる事と言えば、息子レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)のゲイ疑惑!

息子のコソコソと怪しい様子にそうとしか思えない母親2人は、緊張するけどもちろん批判する気なんてありません。

詰め寄った結果は、見当違い!

実はジョニ(ミア・ワシコウスカ)とレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は精子提供者=父親に会っていました。

そして・・・

 

「キッズ・オールライト」ネタバレ

初めて子供を授かってから18年、そして2人の子供の母親になったレズビアンのカップル。

4人で暮らせる幸せに、これまで考えもしなかった子供たちの実父という存在。

幸せが壊れそうで、会いたくないと嫌がるニック(アネット・ベニング)。

ところが、ジョニ(ミア・ワシコウスカ)が家を出る前に、皆が揃う最後のチャンスだと言うジュールス(ジュリアン・ムーア)。

子供たちが会った男(実父)は、一体どんな人物なのか?

2人は一度きりの会食を穏便に済ませ、それで終わらせようと約束して会う事に決めました。

だけど、この出会いがバランスの取れた四角形を、思いも寄らない形に変えてしまいます。

 
自分の父親に会ってみたいと思っていた、レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)。

そして、18歳になった姉ジョニ(ミア・ワシコウスカ)が精子バンクに問い合わせ、親子の初対面が実現しました。

父親の名前は、ポール(マーク・ラファロ)。

無農薬有機栽培の野菜が売りの、お洒落レストランを経営。

もうすぐ50歳を迎える男ですが、結婚歴は無く年下のガールフレンドと自由な恋愛を楽しんでいました。

 
子供たちの母親がレズビアンと知っても、全く気にならないポール(マーク・ラファロ)。

19歳で精子提供をした彼は、この年になって自分の娘と息子に会える不安と喜びが湧き上がります。

会いたがっていたレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、髭を生やし第二ボタンまで開いたシャツ姿のワイルド系な父親に委縮!?

気が合い会話が弾んだのは、付き添い程度だったジョニ(ミア・ワシコウスカ)の方です。

ジョニ(ミア・ワシコウスカ)→「ポールは、クールで楽しい人」

レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)→「まあまあ…自分の事だけが大事って感じの人だよ」

 
そして、いざ親子5人が対面すると、母親2人もポール(マーク・ラファロ)に対して意見が分かれたようです。

4人が暮らす家に、バイクに乗ってやって来たポール(マーク・ラファロ)。

バイク禁止令が出ているこの家に、あまりに不向きな登場の仕方でした。

最悪の第一印象に「気分最高」と、顔を引きつらせるニック(アネット・ベニング)は、ワインが進みます。

どうにか立て直そうにも、話せば話すほどポール(マーク・ラファロ)の生き方にイライラ!

 
医師を志し、キッチリ勉強に励んで実現させたニック(アネット・ベニング)。

片や、その都度思いついたまま行動して大学も中退、将来の夢も変化しながら現在に辿り着いたポール(マーク・ラファロ)。

たった一度の会食、この場をやり過ごしてすべては終わるハズでした。

だけど、ジュールス(ジュリアン・ムーア)が空間デザインの仕事にチャレンジすると言う、何気ない会話が5人を複雑に絡ませてしまいます。

ポール(マーク・ラファロ)に家の庭造りを頼まれ、嫌とは言えなくなってしまったジュールス(ジュリアン・ムーア)。

握手する2人に、ニック(アネット・ベニング)の心中は穏やかでは居られません。

 
冗談も言うしノリが悪い訳じゃないニック(アネット・ベニング)ですが、他の3人と比べればやっぱり堅物!?

家長として強い責任感があるが故に、3人にも厳しく言ってしまう場面もありました。

医師の仕事が、充実しているニック(アネット・ベニング)。

そんな彼女より、一歩下がらざるを得なかったジュールス(ジュリアン・ムーア)。

どこか満たされていない彼女は、ニック(アネット・ベニング)とは違うポール(マーク・ラファロ)に。

表情や仕草が、子供たちに似ている彼に、不思議な感情が芽生えます。

少しずつポール(マーク・ラファロ)と距離を縮めて行く、ジョニ(ミア・ワシコウスカ)とレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)。

家族の中で、唯一彼を受け入れられないニック(アネット・ベニング)が、浮いてしまいます。

 
ある日、レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、ポール(マーク・ラファロ)にこんな質問をしました。

「どうして精子提供したの?」

「…献血より面白いと思って」との答えに、笑えないレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)。

すると「人の役に立ちたいと思ったんだ、子供が出来ない人のために」

そう付け加えたポール(マーク・ラファロ)ですが、お金を貰えるという事実も伝えます。

若い頃、ソレだけで貰えるお金は僅かでも嬉しい。

もちろん、子供たちに出会えて「やって良かった」と、本心も。

思春期真っ盛りのレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)と良い関係を育むポール(マーク・ラファロ)は、次第に隣に並んでいる姿が自然になって行きました。

 
ポール(マーク・ラファロ)の家に通い、庭造りに精が出るジュールス(ジュリアン・ムーア)。

実は、嫌な空気を察したニック(アネット・ベニング)が歩み寄り良いムードだったのに、また喧嘩してしまいました。

「…ニックは完璧主義者だから、人を批判しがちなの」

溜まった鬱憤を吐き出すと、ポール(マーク・ラファロ)の反応は「君は才能あるのに」

その優しい言葉に、込み上げる衝動を制御できないジュールス(ジュリアン・ムーア)は、彼にキスします。

すると、ポール(マーク・ラファロ)もその気のようですが、我に返ったジュールス(ジュリアン・ムーア)が離れ帰って行きました。

 
ある日、ポール(マーク・ラファロ)と畑仕事をするジョニ(ミア・ワシコウスカ)は、いつまでも子ども扱いする母ニック(アネット・ベニング)の愚痴をこぼします。

穏やかに娘を諭す、父親のような顔になるポール(マーク・ラファロ)。

彼にとって、この家族との交流が人生を見つめ直すキッカケになっていました。

バイクの後ろにジョニ(ミア・ワシコウスカ)を乗せて家に送り届けると、待っていたのは怒っているニック(アネット・ベニング)。

医師としてバイク事故で痛ましい姿になる人々を見て来た彼女ですが、その思いはジョニ(ミア・ワシコウスカ)にはウザいだけ。

ポール(マーク・ラファロ)に窘められるニック(アネット・ベニング)は「18年間、子育てしてから言いなさい」と、反論。

自由で優しい彼に、大事な子供たちを奪われそうで怖くなるニック(アネット・ベニング)。

そして、愛するジュールス(ジュリアン・ムーア)が、彼女を裏切る行為をしてしまいます。

一度外れたタガは、男女を燃え上がらせポール(マーク・ラファロ)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は何度も体を重ねるのでした。

 
会話が無くなった食卓に、ニック(アネット・ベニング)は心を入れ替える決心をします。

「ポールの家で食事しましょう。彼をもっと知りたい」

もちろん子供たちに、異論はありません。

一方、家族に知られたくない、秘密を抱えたジュールス(ジュリアン・ムーア)。

言わば、修羅場になり得そうなシチュエーションに、動揺を隠せません。

 
更には、ポール(マーク・ラファロ)から、遊びじゃなく今回は本気の恋だと言われ混乱するばかりです。

年下のガールフレンドともスッパリ縁を切り、50歳でやっと家族というものに向き合う気持ちを持てたポール(マーク・ラファロ)。

そして、彼の家で始まった5人の食事会。

実は、好きな音楽が同じだったポール(マーク・ラファロ)とニック(アネット・ベニング)は打ち解け、子供たちも安心します。

だけど、ブラシや排水口に残る、ジュールス(ジュリアン・ムーア)の髪の毛。

それを見たニック(アネット・ベニング)は、気が遠くなる程のショックを受けます。

 
帰宅しジュールス(ジュリアン・ムーア)に、真実を問いただすと涙目になる2人。

母親たちの会話を、聞いてしまった子供たち。

ジョニ(ミア・ワシコウスカ)は、ジュールス(ジュリアン・ムーア)とポール(マーク・ラファロ)を軽蔑。

レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)も、無視はしないものの、言いたい事もないと素っ気ない態度を取ります。

落ち込むジュールス(ジュリアン・ムーア)に、電話を掛けたポール(マーク・ラファロ)。

「……こうなる運命だったんだ。子供たちも一緒に…本気だ頼む」

その言葉に、ジュールス(ジュリアン・ムーア)は電話を切りました。

もうすぐジョニ(ミア・ワシコウスカ)が家を出てしまうのに、家族の心はバラバラです。

 
大学の学生寮に持って行く、荷物をまとめるジョニ(ミア・ワシコウスカ)。

誰も会いに来る事はなく、1人きりになったポール(マーク・ラファロ)は後悔し、4人が暮らす家を訪ねます。

「私や弟との時間は、どうでもいい事なわけ?」

玄関先で彼と静かに話すジョニ(ミア・ワシコウスカ)は、今にも泣き出しそうでした。

 

「キッズ・オールライト」最後ラストの結末は?

様子を見に来たニック(アネット・ベニング)は「私の家族よ!」と、ポール(マーク・ラファロ)の侵入を許しません。

ジュールス(ジュリアン・ムーア)と出会い、家族を作ろうと精子バンクを頼ったのは事実。

でも18年間、子供たちの成長を見つめ守りつづけたのは母親の2人です。

子供たちも実父への思いはありますが、強固に結ばれた四角形を壊すなんて考えられませんでした。

「家族が欲しいなら、自分で作りなさい」と、毅然と言い放つニック(アネット・ベニング)。

遊びの恋ばかりで、自由気ままに生きて来たポール(マーク・ラファロ)は、現実を思い知ります。

 
「……なぜ、一番愛する人を傷つけたのか…どうか許して欲しい」

ジュールス(ジュリアン・ムーア)は、過ちを犯した後悔とニック(アネット・ベニング)や子供たちへの愛を伝えました。

大粒の涙を流す、ニック(アネット・ベニング)。

ジョニ(ミア・ワシコウスカ)とレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)も、一晩眠り気持ちを整理します。

 
4人は車に乗り、ジョニ(ミア・ワシコウスカ)の学生寮に荷物を運びました。

車中でこそ会話はなかったものの、寮に入れば「良い部屋ね」と、安心する母親2人。

重い荷物を運んだレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)が、次々と部屋を片づけそうな雰囲気に「自分でやる」と、怒るジョニ(ミア・ワシコウスカ)。

何とか3人を部屋から追い出し1人になると、静か過ぎて無性に寂しさが込み上げます。

 
外に探しに行くと「車を移動した」と言って、ケロッとしている3人が居ました。

「帰ったかと思った」そう言って、寂し気な顔をするジョニ(ミア・ワシコウスカ)。

すると「黙って帰らないわ」と、微笑む母親2人。

長い長いハグをしてお別れ、可愛い娘の新たな人生を遠くで見守ります。

 
家族を思い、綺麗な涙を流す娘ジョニ(ミア・ワシコウスカ)。

「別れちゃダメだよ…もう年なんだから」と、母親2人に伝える息子レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)。

素敵な子供たちに愛されるニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は、ギュッと手を繋ぎます。

THE END

 

「キッズ・オールライト」見どころ

その夏、4人家族に起きた出来事は、ギュッと胸を締めつける痛みと温かい愛情を届けてくれます。

アネット・ベニング、ジュリアン・ムーアそして、マーク・ラファロといった演技派俳優。

透明感が半端ないミア・ワシコウスカに、思春期男子がハマってるジョシュ・ハッチャーソン。

出演者を見ただけで惹かれるし、個人的には好きな作品ですが苦手だという方も多いかもしれません。

 
アメリカ映画ド定番のサラッと軽いノリで(非合法の)おクスリや、性に関心のある若者。

中年の緩んだ体でガッツリぶつかり合うのも官能的とは程遠いですが、平気でスルーできる方や面白がれるタイプじゃないと厳しい場面も。

それでも、多数ある“家族”を描いた映画の中で、一度は観て頂きたい良作だと思うのです。

 
偶然か必然か、精子バンクに提供された同じ男性の精子によって、愛し合う2人のママの元に生まれた子供たち。

ニック(アネット・ベニング)が産んだとか、ジュールス(ジュリアン・ムーア)の子供だからとか関係なし!

2人を「ママ」と呼び、ママたちも2人の子供に分け隔てなく愛情を注いでいます。

観始めてスグに、この家族はニックがパパ役で、ジュールスの方がママって感じなのは分かって頂けると思いますよ。

 
本作の監督・脚本を手掛けたのは、リサ・チョロデンコ。

彼女自身がニックたちのような経験をしていて、共同脚本を務めたスチュアート・ブルムバーグも精子提供者の経験があるとか。

2004年以降も、同性婚を巡って論争が起こるアメリカ。

そこから数年後となる2010年に、本作は公開され大きな反響を呼びました。

日本でも公開されて、当時私が勤めていた小さな映画館でも上映しました。

生物学的な男性(パパ)が居なくても、2人のママと娘&息子が築いた家族の幸せ。

小難しい考察なんか出来ないですけど、この家族を観て涙が溢れて温かい気持ちになった事は忘れられません。

 
もちろん、ポール(マーク・ラファロ)をシャットアウトするなんて厳し過ぎる!

とも思わなくは無いですが、守るべきは4人の暮らしかな…まあ奴はチャラいしな。

年下のガールフレンド・タニア(ヤヤ・ダコスタ)との別れ方が、正直引くわ~。

子供視点だと、ずっと見て来た愛し合うママたちの笑顔が消える方が辛いな。(個人の感想です)

彼女を愛してるけど仕事が忙しいニックと、仕事をしたくても主婦業に落ち着いてしまったジュールス。

たまたまニックが女性として生まれただけで、2人はその辺に居そうな夫婦なんです。

図らずも“妻を家に閉じ込める”形になってしまったけど、そんな気なんて無いニックはジュールスの不満に気づきません。

そこに、ニックと真逆な男ポールが現れたら…ねぇ。

男である事が長かったからか、子供たちを思える親に成り切れなかったのが残念です。

 
思春期の繊細な表情が堪らないのが、ジョニ(ミア・ワシコウスカ)とレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)。

18歳という、大人でもないし子供でもないジョニが抱える悩み。

レイザーもモヤッとする胸の内を、ズバズバと2人のママに言う事はありません。

でも、このレイザーのキャラ、放つ言葉が個人的には好きで、ちゃんとママたちへの愛を感じる!

もちろんミアちゃんも大好きな女優ですけど、本作はジョシュ・ハッチャーソン推しで。

友達の家に行って来ると言う彼に「ハグして」と、両手を広げる2人のママ。(可愛いです)

「2人でしてろよ」と、素っ気ない態度をされたママたちは、息子のゲイ疑惑が確信へと…。

 
本編開始20分過ぎには、レイザーと悪い友達(ゲイ疑惑の相手・クレイ)が、ママたちの所有物ゲイポルノを発見!そこにママ遭遇です。

このシーンはレイザーのある問いに対して、生真面目な反応をするママたちを是非楽しんで欲しいです。

そして、ドーンと飛んでラスト12分。(もちろん、中盤だって必見ですよ!)

ソファーに並んで座っているジョニ、ニック、レイザーに、過ちを謝罪するジュールス。

彼女の言葉に涙が込み上げるニックが、ギュッとレイザーの手を握ります。

15歳のレイザーが凄く頼もしくて、個人的に胸がじわっと熱くなる大好きなシーンです。

 
本当に、すべてのキャストが自然体で、言葉はもちろんですが表情一つで感情が伝わってくるんです。

アネット・ベニングとジュリアン・ムーアの素晴らしさは、今更言うまでもないでしょう。

ジョニが大学進学のために家を出て、2人のママを任されたレイザー。

涙のお別れをして、4人だったのが3人になった帰りの車。

名言を言っちゃうレイザーが、最後に魅せる良い顔がまた堪らないです!

愛に溢れた素敵な家族の物語を、どうぞご堪能下さい。

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