映画「ゲットバック 人質奪還」は、 スコット・アドキンス主演、ジェームズ・ナン監督の2016年アメリカ映画です。
この映画「ゲットバック 人質奪還」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末について紹介します。
身を隠していたFBI捜査官が娘を救うべく立ち上がる「ゲットバック 人質奪還」をお楽しみください。
アメリカのプロレス団体WWEの系列会社が製作しただけあって、派手な肉弾アクションが満載です。
「ゲットバック 人質奪還」スタッフ・キャスト
■ スタッフ
監督: ジェームズ・ナン
製作: ジェームズ・ハリス他
脚本: ネイサン・ブルックス
撮影: ルーク・ブライアント
音楽: クロード・フォイジー■ 主要キャスト
トーマス・マッケンジー(マーティン・パーカー):スコット・アドキンス
ビショップ:ウェイド・バレット
レイ:ダニエル・カルタジローン
クーパー:ジェームズ・コスモ
カーリー:リリー・アン・スタッブス
「ゲットバック 人質奪還」あらすじ
パーカー(スコット・アドキンス)は娘のカーリーと2人暮らし。
ある日、カーリー(リリー・アン・スタッブス)を寝かしつけてキッチンに戻ると3人の覆面をつけた強盗が押し入ってきます。
バッドを振り回して家具を壊しながら襲ってくる強盗に、パーカーは頭を強打されて意識を失います。
強盗は寝室にいたカーリーを人質にし、パーカーを起こしてコカインはどこかと聞くのでした。
身に覚えがないパーカー・・・
いったいどうなってしまうのでしょうか?
「ゲットバック 人質奪還」ネタバレ
パーカーが、心当たりが無いことを伝えると、強盗は子供に覆面を被らせ、さらに殺すと脅してきます。
パーカーが強盗にコカインの在りかの住所を聞くと間違えていると分かり、近くにあった請求書の住所を確認するよう促します。
強盗は、間違ったことに動揺して一人が覆面を外して素顔を見せてしまいます。
パーカーは通報しないから助けてくれるよう頼みますが、顔を見られた強盗は証拠隠滅のため銃を向けました。
パーカーは身の危険を察して強盗から銃を奪って瞬時に胸を撃ち抜きます。
そして他の強盗達も撃ち殺して娘を救い、警察へ電話をかけますがそこで力尽きてしまいます。
10時間の昏睡状態から目覚めたパーカーは病院にいました。
彼の元に警部が現れて過剰防衛による殺人の容疑をかけられてしまいます。
強盗の件を訴えて正当防衛を主張しますが、そのまま片手をベッドに手錠でつながれてしまうのでした。
テレビではパーカーのニュースが流れ、警察がパーカーの過去を調べても不明であることも報道されます。
そして写真も公開されたことでパーカーは悪態をつくのでした。
同じ頃、武器商人のクーパー(ジェームズ・コスモ)の元に、探している「トーマス」という男が見つかったと連絡があり、彼を狙うため電話を掛けるのでした…
どうやらトーマスとはパーカーのことのようです。
場面は変わり、武器やドラッグを秘密裏に扱うバーにビショップ(ウェイド・バレット)という男が来店します。
彼は銃を発砲し、応戦しようと構えた店内の人間を次々に撃ち殺し、店の奥のボスらしき男を射殺したところで一本の電話が入りました。
相手はクーパーであり、ニュースで報道しているパーカーを殺す依頼をします。
実はパーカーは元FBI捜査官。
昔はトーマスと言う名だったことや、情報をビショップに伝えるのでした。
パーカーの元に昔の仲間だったレイ(ダニエル・カルタジローン)という男から電話が入ります。
パーカーを助けるために病院に向かっていると言いました。
パーカーは時間がかかることを懸念し、電話を持ってきた看護師の書類からクリップを盗んで手錠を外します。
そして警備員を3人倒してカーリーを迎えに児童保護施設へ向かいます。
しかし、パーカーが逃亡したことでカーリーは別の場所に移されることになってしまうのでした。
施設についたパーカーは追手のビショップに見つかり銃で追われます。
何とか出し抜いてパソコンから「オールド・オーク・ファーム」にカーリーが移されたと知り、急ぎタクシーで向かうのでした。
ビショップは運転手の無線にかけて、警察を装って乗客は危険人物であることと、この内容を秘密にするよう伝えます。
運転手は時間を稼ぐためガソリンスタンドに立ち寄りました。
ガソリンが十分にも関わらず立ち寄ったことを不審に思ったパーカーは、隣のトラックに飛び乗って移動します。
ビショップはさらにそれを追いかけ、パーカーは危機を察してトラックから降りて移動用のロープウェイに乗りこみます。
そこにビショップは他の乗客に「そいつを落とせば1万ポンドを払う!」と言い放つのでした。
パーカーは、乗客の2人に襲われますが返り討ちにし、そこでレイに電話で居場所を伝えて合流を計るのでした。
合流場所でビショップに追いつかれてパーカーは腹部を負傷。
何とかレイの車に乗って隠れ家へ行って傷の治療をします。
2人は昔話を始めます。
パーカーの妻は、クーパーの娘だったのです。
彼女を死なせてしまったことや、彼女に人生を変えてもらったことなどを話します。
クーパーは娘の死をパーカーのせいだと恨んでいたのです・・・
その間にビショップは追跡装置を使ってレイの車を突き止め隠れ家へ。
パーカーたちが廊下に出た時にビショップが追いついて銃を乱射します。
鉄の扉の部屋に避難したパーカーとレイに向かってビショップはクーパーの孫であるカーリーを連れて帰ると言い、別の壁を爆弾で破壊して2人に襲い掛かります。
銃撃戦の中でレイは撃たれ、車まで逃げ切りますが走行中に死亡。
パーカーは車が追跡されていることが分かったためビショップを待つのでした。
追いついたビショップが車内で死んでいるレイを見つけた所で、パーカーは背後から銃を突きつけます。
そして車を走らせて埠頭へ行き、ビショップを縄で縛り付けてクーパーにウソの報告をするよう脅すのでした。
「ゲットバック 人質奪還」最後のラスト結末
ビショップは忍ばせていた刃物で縄を切って2人は肉弾戦に。
威力の重い技にパーカーは劣勢となり波止場にあった鎖で首を絞められますが、隙をついてビショップに強烈な蹴りをくらわせて海に落とすのでした。
ビショップが集めた情報により、クーパーはカーリーの居場所を突き止め、そこに向かっているはず・・・
パーカーは、迫っている危険を感じて急ぎ車を走らせます。
同時刻、カーリーのいる一軒家にクーパーが到着し、カーリーに自分は祖父であると伝えて一緒にここを出ようと誘っていました。
パーカーは家の前に到着し、周囲を守っていた男たちを撃ち殺します。
そこにビショップが追いついたことで事態は急変。
「戦いがいのある相手」とお互い認め合った上で更なる激闘を繰り広げますが、最後にはパーカーが勝利するのでした。
パーカーはカーリーの元に向かいますがクーパーに銃を向けられます。
銃を手放すよう言われたパーカーは指示通りにし、隠し持っていたナイフを投げてクーパーを殺すのでした。
カーリーに「もう大丈夫」と伝えて物語は終わります。
THE END
「ゲットバック 人質奪還」見どころ
平穏に暮らしていたどんくさい男は、実は元FBI捜査官で家族を守るために本来の能力を発揮して・・・
という必殺のパターンのストーリー。
ジャッキー・チェンの「フォリナー 復讐者」を思い出しちゃいました。
敵のボス、クーパー(ジェームズ・コスモ)は主人公パーカー(スコット・アドキンス)の亡くなった妻の父親。
つまりパーカーの娘のカーリーは孫になるわけです。
そう孫取り合戦!
家族ケンカで収まらない所が悲しいです。
そもそも武器商人の娘となんでFBI捜査官が結婚できたのか?
まあ、細かい事は抜きにしスリリングな映像を楽しんでください。