映画「フェイク シティ ある男のルール」はキアヌ・リーヴス主演、デヴィッド・エアー監督の2008年公開の映画です。
この映画「フェイク シティ ある男のルール」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
ロス市警を舞台に孤高の刑事が警察内部の闇に気づき・・・「フェイク シティ ある男のルール」をお楽しみください。
「フェイク シティ ある男のルール」あらすじ
ロス市警のラドロー（キアヌ・リーヴス）刑事は逮捕のためならどんな強引な手でも使う熱血刑事。
今日もわざと武器を車ごと盗ませ、GPSで追跡。
アジトに乗り込んで銃撃戦を繰り広げます。
全員を倒した後に、正当防衛になるように細工・・・
監禁されていた女の子2人を救出します。
まわりの刑事からはやり過ぎだと非難されますが、ワンダー警部（フォレスト・ウィテカー）はラドローの親友で彼を唯一認めているのです。
病院で手当てを受けていたラドローは病室でビッグス警部（ヒュー・ローリー）に会います。
ビッグス警部は「やりすぎるな。何かあれば俺に相談しろ」と言います。
ビッグスは刑事を取り締まる内部調査部の刑事です。
そしてラドローにワンダー警部（フォレスト・ウィテカー）は信用するなと言うのでした。
ワンダー警部（フォレスト・ウィテカー）は今回の件で警視に昇進しました。
ワンダーが警視になったことでラドロー達刑事は仕事がやりやすくなります。
そしてビッグス警部（ヒュー・ローリー）が最近お前を嗅ぎまわっていると・・・
チクったのはワシントン巡査（テリー・クルーズ）だから気を付けろと言うのでした。
そうです市警の汚れ仕事を引き受けているのはラドロー（キアヌ・リーヴス）なのです。
しかしワシントンはラドローの元相棒でした。
ラドロー（キアヌ・リーヴス）は複雑な心境ながらワシントン巡査（テリー・クルーズ）をマークし始めました。
ワシントンがコンビニに入っていき、ラドローも尾行します。
すると店内に二人組の強盗が現れてワシントンを射殺。
完全に強盗の目的はワシントンでした。
ラドローは呆然と立ち尽くすだけでした・・・
現場で監視ビデオを見たワンダー（フォレスト・ウィテカー）と仲間の刑事たちは、このビデオを見られたらお前が疑われる。
強盗と仲間だと思われる。と言います。
ワンダーは無かったことにしようと・・・
指示されたラドローは防犯カメラのディスクを抜き取るのでした・・・
「フェイク シティ ある男のルール」ネタバレ
ラドロー（キアヌ・リーヴス）は罪には問われませんでしたが、苦情相談係に配属されてしまいます。
そこではありとあらゆる警官に対する苦情が寄せられていました。
その職場にビッグス警部（ヒュー・ローリー）がやってきます。
真相を話せと・・・
ワシントンの検視の結果、なぜか3丁の弾丸が・・・
犯人は二人組だったはず・・・
しかし二人組を捕まえると自分も危ういラドロー。
ラドローは独自に調べ始めるのでした。
現場でのDNA鑑定の結果、二人組の名前が判明しました。
フリーモントとコーツです。
2人はある事件で逮捕されましたが不当逮捕で釈放されていました。
内部告発したのが殺されたワシントンでした。
釈放してやったワシントンをなぜ？・・・
ラドローは復讐させてくれとワンダー（フォレスト・ウィテカー）に頼みます。
それは絶対にダメだと拒絶されるのでした。
ある日、ラドローはこの事件を担当しているディスカント巡査（クリス・エヴァンス）からこう告げられます。
ワシントンは汚職警官だった。
警察署の保管庫にあった薬を横流しして儲けていたと・・・
ラドロー（キアヌ・リーヴス）はディスカント（クリス・エヴァンス）と組んで真相を暴くことにします。
フリーモントとコーツを知る男グリル（ セドリック・”ジ・エンターテイナー”・カイルズ）を見つけたふたり。
フリーモントとコーツがいたという家に向かいます。
すでにふたりは殺されていました。
死体はかなり前のもの、強盗の二人組とは違う事がわかりました。
だとすれば誰がこのふたりのDNAを残したのか？・・・
フリーモントとコーツを装いワシントンを殺した真犯人は？
フリーモントとコーツになりすました真犯人の居場所がついにわかります。
ラドロー（キアヌ・リーヴス）はディスカント（クリス・エヴァンス）は現場へ。
部屋で銃撃戦になりディスカントは撃たれてしまいます。
なんとかラドローが全員倒しますが、ディスカントは死んでしまいます。
「フェイク シティ ある男のルール」ラスト最後の結末
家に帰ったラドローはテレビのニュースを見て驚きます。
自分が覆面捜査官二人を殺害した容疑で指名手配になっていたのです。
覆面捜査官？・・・
その時、突然刑事たちが家に踏み込んできます。
ラドローのチームの刑事たちです。
ラドローは拘束され連行されました。
しかし、道が警察署へ行く道ではありません。
車の中でついに黒幕が明かされます。
それはワンダー警視（フォレスト・ウィテカー）でした。
チーム丸ごと汚職警官だったのです。
アジトで殺されそうになりますが、間一髪助かります。
そしてラドローは最後の決戦へ・・・
そこはワンダー警視（フォレスト・ウィテカー）の家でした。
汚い本性を現したワンダー。
格闘の末、ラドローが勝ちます。
ワンダーの家の内壁には大量の現金が隠してありました。
ワンダーはその金を使いラドローを泣き落としにかかります。
ラドローは「親友だと思ってた」と言い、引き金を引くのでした。
現場にビッグス警部（ヒュー・ローリー）がやってきます。
ビッグスはラドローを逮捕しませんでした。
ビッグスはすべてを知っていて、あえてラドローを泳がせていたのでした。
君のような刑事が必要だ。
ビッグスは帰っていきました。
夕日を見つめるラドロー（キアヌ・リーヴス）
THE END
「フェイク シティ ある男のルール」見どころ
キアヌ・リーヴス主演のマトリックス3部作後の作品で、脱マトリックスが難しい中でのアクション作品でした。
謎解きが中盤で薄々わかってしまうのはご愛敬ですが、キアヌの終始思いつめた演技に好感が持てます。
見どころのひとつが、まだブレイク前のクリス・エヴァンスが見れることです。
初々しさが新鮮ですし、この先のキャプテン・アメリカを感じさせるアクションシーンもありましたね。
悪役処の汚職警官達がいまひとつキャラを描き切れていなくて、そこがもったいないなと感じました。
ラスボスのフォレスト・ウィテカーは安定の悪役ぶりを見せてくれます。
まあ、キアヌとクリスのファンには見どころの多い映画だと思います。
個人的にはキアヌは恋愛ものが一番持ち味を生かせると思っていますが・・・
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