「沈黙の戦艦」ネタバレ!あらすじや最後のラストの結末と見どころ!

映画「沈黙の戦艦」ネタバレ あらすじアクション

映画「沈黙の戦艦」は、スティーヴン・セガール主演、アンドリュー・デイヴィス監督の1992年の映画です。

この映画「沈黙の戦艦」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

人気の沈黙シリーズの第一作目となる「沈黙の戦艦」をお楽しみください。

 

「沈黙の戦艦」あらすじ

太平洋戦争時に建造されたアメリカ海軍のアイオワ級戦艦「ミズーリ」は長年、様々な戦場をくぐり抜け、遂に退役する事となりました。

ハワイで記念式典も行われ、厨房を取り仕切るケイシー・ライバック兵曹(スティーブン・セガール)も準備に大忙しでした。

式典終了後、ハワイからアメリカ本土への最後の航海が始まりました。

本土まで一週間となった時、艦長・アダムス大佐のサプライズ誕生日パーティーのために、ミュージシャンやケータリング業者、スペシャルゲストの1989年プレイボーイの“ミス7月(ジュライ)”ジョーダン・テート(エリカ・エレニアック)がヘリに乗ってやってきました。

全てを取り仕切っていたのは艦のナンバー2の地位にあるクリル中佐(ゲイリー・ビジー)でした。

ライバック達も仕事を切り上げてパーティーに参加するように命じられていましたが「艦長も俺もサプライズは嫌いだ。それに、艦内の食事は全て俺が作る」と命令を無視してブイヤベースを作っていました。

 
命令を無視されたと知って厨房にやって来たクリル中佐は、日頃から反りの合わないライバックへの不満を爆発させ、ブイヤベースの鍋に唾を吐いて挑発してきました。

頭にきたライバックはクリル中佐や取り巻きの兵士数人を殴り、冷蔵庫に監禁されてしまいました。

やがて、ミズーリ内の全員を集めてパーティーが始まり、冒頭でクリル中佐は女装して登場し、皆を驚かせました。

そして、その格好のまま「パーティーの主役を迎えに行く」と言って艦長室に向かいました。

クリル中佐を見送った暫く後、MCの“バッド・ビリー”(トミー・リー・ジョーンズ)が「会場で最も偉い将校は誰だ?」と艦内で3番目の地位にあるグリーン中佐を立たせ、いきなり射殺してしまいます。

それを契機に、ウェイターやミュージシャンたちが一斉に隠し持っていた武器を取り出しました。

この戦艦はテロリストにジャックされてしまったのです。

はたして?・・・

 

「沈黙の戦艦」ネタバレ

同じ頃、艦長室に行ったクリル中佐も艦長を射殺し、金庫を開けて艦内のシステムを動かすためのフロッピーディスクや重要書類を手に入れていました。

テロリストの素顔をあらわにした“バッド・ビリー”とその部下達は銃で脅して乗組員達を拘束し、ちょっとでも抵抗する者は容赦なく殺して、全員を船室に閉じ込めてしまいました。

そしてクリル中佐が奪ったフロッピーを使って艦内のシステムも掌握し、艦を自由に動かせるようにしてしまいました。

一方、冷蔵庫に閉じ込められたライバックは、微かに聞こえた銃声に不穏な空気を感じ取っていました。

そして、見張りのナッシュ二等兵に、ブリッジに連絡して何か異常が無いか聞くように言い続けました。

ライバックの執拗な申し出に折れ、ナッシュはブリッジに電話を掛けますが、応対したクリル中佐に「銃声なんかじゃない。シャンパンの栓を抜いた音か、クラッカーだろう」と言いくるめられてしまいます。

 
電話を横で聞いていたバッド・ビリーは、念の為に部下のケイツとジグスを厨房に向かわせました。

交代がやって来ると思って安心しきっていたナッシュは、ケイツとジグスに背後から銃を突きつけられ、ライバックが冷蔵庫にいると教えた途端に射殺されてしまいます。

刺客の二人が冷蔵庫に入ると、ライバックの姿はありませんでした。

中を探し回っていると、異常を察知して天井に隠れていたライバックに不意を突かれて倒され、冷蔵庫に閉じ込められてしまいます。

銃で扉を壊して外に出た二人は分かれてライバックを探します。

しかし、ゲイツはライバックの投げたナイフで首を刺され、ジグスも背後から首をへし折られてしまいます。

 
その頃、F18が消息を絶ったヘリを探してミズーリに近づいてきましたが、バッド・ビリーに問答無用で撃墜されてしまいます。

艦の乗っ取りを隠す必要がなくなったと判断したバッド・ビリーは軍の情報部に電話を入れます。

暫くして、軍の情報部にCIAのトム・ブレーカー(ニック・マンキューソ)が呼ばれます。

「ミズーリを乗っ取った犯人はウィリアム・ストラニクスらしい」と聞かされてトムは驚愕します。

“バッド・ビリー”ことストラニクスはCIAの工作員でしたが、精神に異常をきたしていると判断され、暗殺指令が出されていました。

しかし、ストラニクスは暗殺者を返り討ちにして姿をくらましていたのです。

 
トムやベイツ提督がストラニクスの説得を試みますが、取りつく島もなく電話は切られてしまいます。

その直後、ミズーリから発射されたミサイルが衛星通信基地を破壊してしまいます。

提督やトムはストラニクスが長年にわたる過酷な任務で蓄積されたストレスと殺されかけた恐怖で完全に狂ったと悟り、対策を協議し始めます。

一方、ストラニクスの部下達はミズーリ艦内に鉄骨を張り巡らせる工事を急ピッチで進めていました。

 
艦内を捜索していたライバックは、ロビーで大きな張りぼてのケーキを見つけます。

その直後、音楽が鳴りだし、中からトップレスのジョーダン・テートが飛び出してきました。

酔い止めを飲んだテートはケーキの中に隠れている内に眠ってしまい、騒動を知らなかったのです。

ライバックは、打ち合わせ通りに躍っていたテートを制止し、艦が乗っ取られた事を説明しました。

テートはライバックが兵士ではなくコックだと聞かされて落胆します。

そして、ロッカーに一人で隠れているように指示されますが、頑なに拒否します。

仕方なく、ライバックは彼女と行動を共にすることにしました。

 
その頃、ストラニクスは仲間の潜水艦と無線で連絡を取り合っていました。(ストラニクスは最後の任務で北朝鮮の潜水艦を破壊して沈めるよう命じられてしました。しかし実は潜水艦は乗っ取っただけで破壊しておらず、今回の計画で脱出・逃走用に利用したのです)

その時、厨房に向かった二人との連絡が取れないと知り、急いでそちらに向かいます。

そして、殺されていた二人の死体を見つけます。

更に、明かりを付けようとブレイカーを元に戻した途端に電子レンジに仕掛けられていた手製の爆弾が爆発し、部下一人を失ってしまいます。

その手際の良さからライバックが凄腕のプロではないかと疑いだしたストラニクスは、急いで彼の資料を探すように命じます。

 
公の書類とは別に、艦長の個人ファイルにライバックの資料は入れられていました。

それを読んだクリル中佐は顔色を変えます。

ライバックは元特殊部隊の精鋭で、格闘や破壊工作のエキスパートでした。

パナマ侵攻作戦の際、情報将校のミスで部下を大勢失った事に腹を立て、その将校を殴って降格処分になり、ライバックに同情した艦長にコックとして拾ってもらっていたのです。

 
作戦本部では、特殊部隊とアパッチ(攻撃ヘリ)によるミズーリ奪還作戦実行が決定されます。

ミズーリに搭載されたトマホークミサイル32発のうち、8発は核弾頭です。

ミズーリも弾頭も、絶対にテロリストの手に渡す訳にはいきません

「これが失敗したら、残された手段はミズーリの撃沈しかない・・・」

ベイツ提督は苦渋の表情を浮かべます。

 
その時、ミズーリから無線通信が入ります。

密かに衛星通信装置を手に入れたライバックが連絡してきたのです。

敵が30人ほどのプロである事、クリル中佐も仲間である事、艦内に鉄骨を張り巡らせて運搬経路を作り、トマホークをはこびだそうとしているかもしれない事を伝えましたが、作戦本部内では「彼もテロリストの一味では?」と疑う安全保障担当の補佐官 トレントンの提言で、艦の撃沈作戦については伏せられました。

 
ストラニクス達の計画は着々と進んでいました。

その時、甲板で銃撃が起こります。

ライバックを追っていたストラニクスの部下達はヘリやドアに仕掛けられた爆弾で次々に倒されてゆきました。

業を煮やしたクリル中佐は、乗組員達を閉じ込めた船室のスプリンクラーを作動させ、水攻めを開始しました。

ライバックもおびき出して始末する積りです。

「部下を痛めつけるとは、冷酷だな」

ストラニクスに言われますが「あいつ等は俺を嫌ってた。こうすれば愛されるかも」と笑っていました。

 
一方、ライバックは船室に閉じ込められていた厨房担当のラミレス、洗濯担当のタックマン、兵士のグレンジャー、フリッカー、離発着誘導係のジョンソン、退役軍人で元 ミズーリの砲手だったキャラウェイらを救出し、共に戦って欲しいと頼みます。

大学進学が目的で軍に入っていたタックマンは難色を示しますが、テートに励まされて渋々銃を取りました。

そして、ライバック達は協力して見張りを倒し、スプリンクラーの元栓を閉めます。

しかし、戦闘中にジョンソンが被弾し、手当ての甲斐もなく死んでしまいます。

 
やがて、ミズーリの近くまで艦奪還の任務を受けた特殊部隊と戦闘ヘリがやってきました。

ストラニクスの部下達は迎撃しようとしますが、ライバックの細工によって電力がダウンして兵器システムが使えなくなってしまいます。

しかし、クリル中佐に呼び出されて浮上してきた潜水艦から対空ミサイルが発射され、戦闘ヘリと特殊部隊を乗せたヘリは撃墜され、部隊は全滅してしまいます。

救援を期待できないと悟ったライバックは、船内の兵器を使って爆弾を作りました。

そして、泳いで潜水艦に接近し、爆弾で舵を壊して動けなくします。

しかし、ストラニクスの部下 ドーマーに見つかってしまい「お前が味方だったらな」と撃たれようとします。

しかし、寸での所でテートが背後からドーマーを撃ち、ライバックは救われました。

 
電源が落ちて兵器システムも使えない状況に苛立ったストラニクスは、兵器担当の部下に銃を突きつけて回復させるように迫ります。

爆弾で舵が動かなくなった潜水艦は、クリル中佐の指揮で修理が進められました。

やがて、電力が回復し、兵器システムが動き出しました。

潜水艦ももう少しで修理が終わる所まで来ます。

その時、ミズーリの12センチ砲が発射されます。

皆は突然の攻撃に慌てますが、すでに12センチ砲の弾はハワイで下ろされている事を知っていたクリル中佐は「慌てるな、ただの照明弾だ」と気にしませんでした。

 

「沈黙の戦艦」最後ラストの結末は?

しかし、その直後にミズーリの主砲が発射されます。

潜水艦を完全に撃沈する為、元砲手のキャラウェイの指揮でライバック達が撃ったのです。

砲弾は外れたものの、慌てたクリル中佐達は直ったばかりの舵を動かし急速潜航を始めます。

潜水艦内に逃げ込んだクリル中佐が「ライバックよ、さらばだ!」と高笑いした直後に砲弾が直撃し、潜水艦は爆発して跡形もなくなってしまいます。

 
数々の妨害工作にすっかり怒り狂ったストラニクスは、核弾頭搭載のトマホークミサイル2発を発射してしまいます。

目的地はホノルルで、着弾すればおよそ100万人が即死するとの予想に軍の作戦本部は騒然となります。

自爆はミズーリからしか出来ません。

すぐにパールハーバー基地から爆撃機が飛び立ちました。

「もし失敗したら、全責任はライバックに負わせましょう・・・」

CIAのトムとトレントン補佐官は秘かに口裏を合わせる事を決めます。

 
トマホークのホノルル着弾を阻止する為、指令室に向かったライバックは、待ち構えていたストラニクスに銃を突きつけられます。

しかし、一瞬のスキをついてストラニクスの銃を叩き落しナイフを使った1対1の戦闘に持ち込みます。

腕は互角で刺したり刺されたりの刃の応酬が続きましたが、何とかライバックが優位に立ち、ストラニクスは脳天からナイフを刺されて倒されました。

そして、ライバックはミサイルを操作するコードが入ったフロッピーを取り返しました。

 
一方、1発のトマホークは爆撃機により撃ち落とされましたが、もう1発はすり抜けられてホノルルを目指して飛んでいました。

すぐに作戦本部と連絡を取ったライバックは、ミサイルの爆破コードを聞き出して通信装置に撃ち込み着弾寸前でミサイルの爆破に成功します。

作戦本部からは歓声が上がりました。

そして数時間後、ライバックは助け出したミズーリの乗組員達に囲まれて、皆からの賛辞を受けながら平和な夜明けを堪能したのでした。

THE END

 

「沈黙の戦艦」見どころ

スティーブン・セガールをアクションスターとして有名にした作品です。(この作品以降、セガール主演作には「沈黙の~」が邦題として付けられることが多くなりました)

合気道7段で、日本や中国武術の経験もあるセガールのアクションは、それまでのアクション映画のものとは一味違い、流れるようで見応えがありました。

コックだと思っていたら、実は凄腕の精鋭で、最初からイヤな感じだったクリル中佐や、全てを掌握しているかのような顔をしているストラニクスの裏をかいてミサイル奪還の悪だくみを妨害してゆく姿は爽快でした。

 
また作品の終盤でストラニクスとライバックが「俺たち二人は同類だ。所詮同じ芝居の操り人形にすぎない。演出家には従わなきゃならん。たとえどんなにイカレた奴の言う事でもな」「いや、違いならある。お前には信念があるが、俺には無い」と会話するシーンがあります。

ストラニクスはCIAに精神異常を疑われて暗殺されかけ、ライバックも上層部のミスで部下を大勢失って将校を殴って軍から追放されかけた過去があります。

また、今回の件でもCIAや大統領補佐官は失敗したらライバックに全責任を負わせる積りでした。

さらに、軍を裏切ったクリル中佐も、(彼の態度が悪かったのかもしれませんが)艦長や仲間から嫌われる存在でした。

類まれなる能力を持ちながら、正当な評価を受けられなかったり、疎外され不当な扱いを受けたりしてきた者達の話だと思ってみると、少しだけ哀愁を感じる作品でもありました。

 
ちなみに、この作品の続編「暴走特急」では、大陸横断列車を乗っ取ったテロリストとケイシー・ライバックの対決が描かれています。

そちらも一級のアクション作品なので、この作品が気に入った人には是非見てもらいたいです。

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