実写版映画「シンデレラ」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「シンデレラ」ネタバレ あらすじ
ラブストーリー

映画「シンデレラ」は、リリー・ジェームズ主演、ケネス・ブラナー監督の2015年のアメリカ映画です。

この映画「シンデレラ」のネタバレ、あらすじやラスト最後の結末と見どころを紹介します。

ディズニーの名作の実写映画版です。

 

実写版「シンデレラ」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: ケネス・ブラナー
制作: サイモン・キンバーグ 他
音楽: パトリック・ドイル
脚本: クリス・ワイツ
撮影: ハリス・ザンバーラウコス

■ 主要キャスト
エラ/シンデレラ:リリー・ジェームズ
トレメイン夫人:ケイト・ブランシェット
キット王子:リチャード・マッデン
フェアリー・ゴッドマザー:ヘレナ・ボナム=カーター
大佐:ノンソー・アノジー
大公:ステラン・スカルスガルド
ドリゼラ・トレメイン:ソフィー・マクシェラ
アナスタシア・トレメイン:ホリデイ・グレインジャー
トカゲの従者:トム・エデン
エラの父:ベン・チャップリン

 

実写版「シンデレラ」あらすじ

優しい父と美しい母、そんな2人の宝物として慈しみ育てられたエラ(リリー・ジェイムズ)。

幸せな毎日を送っていたエラですが、しかし早くに母を亡くしてしまったことでその人生に暗い影が・・・。

果たして彼女の運命やいかに―――?

誰もが知るディズニーの名作の実写版です。

 

実写版「シンデレラ」ネタバレ

妻を亡くした父(ベン・チャップリン)は、娘のために新しい母親が必要だろう、と再婚を決意します。

そして迎えた新しい母・トレメイン夫人(ケイト・ブランシェット)には娘が二人いました。

双子のドリゼラ(ソフィー・マクシェラ)とアナスタシア(ホリデイ・グレンジャー)です。

新しい母と二人の姉・・・急に家族が増えても、しばらくは平穏な日々が続いていました。

パーティー好きの義母(ケイト・ブランシェット)や、我が儘な二人の姉はイマイチ馴染めないながらも、今までと同じくすべての生き物に優しく接するエラ(リリー・ジェイムズ)は明るく楽しく毎日を過ごしています。

 
そんなある日、父が仕事先で亡くなってしまいました。

嘆き悲しむのはエラ(リリー・ジェイムズ)だけ。

そんな彼女を義母と二人の姉たちは徐々に召使化していきます。

大黒柱を失ったことを理由に召使をすべて解雇し、その仕事を全てエラに預けたのです。

環境が一変したエラは屋根裏部屋へ押し込まれ、毎日義母達から押し付けられる仕事にてんてこ舞い。

しかしそんな状況下でも彼女は優しく清らかな心を失いません。

いつかは夢が叶う、という亡き母の教えを胸に、希望を失うことはなかったのです。

家ねずみに話しかけ、共に食事を楽しむ―――

そんな風にして、前向きに毎日を過ごしていたエラは、冬の寒さに凍えながら、暖炉の残り日で体を温めながら眠りにつくのでした。

 
ところがそんなある日、暖炉の灰で薄汚れた彼女は義母たちに大笑いされてしまいます。

シンデレラ(灰かぶりのエラ)と嘲笑され、そればかりか同じテーブルについて食事を摂ることすら禁じられ、耐え切れなくなった彼女は泣きながら家を飛び出していったのでした。

 
そんな彼女に、森で声をかけてきた若者がいました。

キット(リチャード・マッデン)と名乗る城見習いの彼と話すうち、お互いに惹かれあっていく二人。

しかしこの青年、実は王子様だったのです。

城に帰ってからもエラのことが忘れられないキットですが、彼は彼女のことを何も知りません。

そこで彼は、国中の若い娘を城に呼んでの舞踏会を開くことにしました。

 
これに色めき立ったのが義母たち。

彼女は娘を王子に嫁がせる為着飾らせることで頭がいっぱいのようです。

一方、キットが王子だとは知らないエラは、城で見習いをしているといった彼に会えるかも、と舞踏会に心躍らせていました。

しかし、内心エラの美しさに嫉妬している義母は彼女を行かせたくありません。

大量の用事を言いつけた上、舞踏会に来ていくドレスを自分で用意できたら行ってもいい。

こんな条件を出されたエラは頑張ります。

家ネズミたちと協力し合って、亡き母の形見のドレスを仕立て直したのです。

しかしそんな彼女の努力は全て無駄にされてしまいます。

せっかくのドレスは義姉たちにボロボロにされてしまったのです。

 
母が残してくれた人を思いやる気持ちすらも消えそうな程の悲しみにくれていると、そこへ一人の老婆が声をかけてきました。

水が欲しい、というのです。

こんな時でも快く水を汲んでくるエラ。

するとどうでしょう。
老婆は光に包まれたかと思うと本当の姿を現しました。

彼女は妖精(ヘレナ・ボナム=カーター)だったのです。

 
アッという間にきらびやかな姿に変身した妖精は、エラにも魔法をかけてくれました。

カボチャを馬車に、トカゲは侍従、ネズミを馬にして・・・

あっという間にエラはお姫様です。

最後の仕上げに妖精が準備してくれたのは、キラキラ輝くガラスの靴でした。

夜中の十二時には魔法が消えてしまうからね。

そう言った妖精の注意を胸に、エラはお城へ向かうことが出来たのでした。

 
その頃お城には年頃の娘がたくさん集まっていました。

中には大国の姫君もいます。

小さな国が生き残るには、大国との縁を結ぶのが大切だと考える大公(ステラン・スカルスガルド)は、勝手に王子の結婚を画策していますが、キット自身はエラの姿を探していました。

 
少し遅れたエラが城内に入ってきたとき、全ての人の目が一斉に彼女に注がれました。

それほどまでに彼女は美しかったのです。

吸い寄せられるように手を取る二人。

お互いの姿しか目に入っていない様子でダンスを踊ります。

その姿に義母は、どこかで見たことがあるような・・・とは思いつつも、目の前の美しく輝きを放つ娘がエラだとは気付きません。

 
エラはというと、キットが王子だということに驚きながらも、彼に惹かれる気持ちを抑える事ができません。

キットもまた同じ・・・

そこで彼がプロポーズをしようとした時でした。

妖精に言われた十二時が迫っていることに気付いたエラは急いでお城を後にします。

残されたのは彼女が落としてしまったガラスの靴が片方だけ・・・。

 

実写版「シンデレラ」ラスト最後の結末

なんとか帰り着いたエラが夢のような時間を振り返っていたのに対し、キットはガラスの靴を頼りに彼女を探し始めました。

曰く、この靴がぴったり履けたものを妻にする、というのです。

そのお触れに胸を躍らせたエラが屋根裏部屋に駆け上がった時でした。

部屋には義母が立っていたのです―――
残された片方のガラスの靴を持って―――。

どうしてもエラを幸せにしたくない彼女は、あろうことかガラスの靴を割ってしまったのでした。

 
嘆き悲しむエラを置いて義母が向かったのは大公のところでした。

大国の姫との結婚をどうしても推し進めたい彼と結託して、エラの事を隠し通そうとしたのです。

そしてガラスの靴が国中を巡る日がやってきました。

当然エラの家にもやってきます。

しかし彼女は義母によって屋根裏に閉じ込められたまま・・・。

義母の娘たちは二人共ガラスの靴が履けるわけではありません。

しかし彼女は大公と結託することで、娘たちの嫁ぎ先を融通してもらおうと計画していたのです。

 
この家にも該当する娘はいなかった、として大公が立ち去ろうとした時、どこからか美しい歌声が聴こえてきました。

その声を聴いたキットは確信を得ます。
彼女こそがガラスの靴の持ち主だ、と。

彼は兵士に紛れる形でこの捜索に参加していたのです。

こうして二人は、末永く幸せに暮らしましたとさ。

THE END

 

実写版「シンデレラ」見どころポイント

シンプルなシンデレラストーリーです。

ケイト・ブランシェットが継母役を演じるというので、何かしらの演出がなされているのかと思っていましたが、今回はおとぎ話に忠実な物語でした。

それだけに新しい発見であるとか、解釈の面白さ、みたいなものには欠けますが、しかし実写化の良さはきちんと描かれていたように思います。

その一番はシンデレラの青いドレス、そして物語のキーとなるガラスの靴でしょう。

キラキラと光り輝いて、本当に美しかったです。

 
グロかったり残酷な描写が一切ないので、お子さんと一緒に楽しまれてもいいかもしれませんね。

シンプルにディズニーアニメのシンデレラが実写になるとどう表現され描かれるか?

そこに注目して鑑賞するのもいいでしょう。

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