映画「沈黙の激突」は、スティーヴン・セガール主演、ミヒャエル・ケウシュ監督の2006年のアメリカ映画です。
この映画「沈黙の激突」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末について紹介します。
■ スタッフ
監督: ミヒャエル・ケウシュ
製作: スティーヴン・セガール
製作総指揮: フィリップ・ビー・ゴールドファイン
脚本: スティーヴン・セガール他
撮影: ソニア・ロム
音楽: バリー・テイラー■ 主要キャスト
マーシャル・ローソン:スティーヴン・セガール
ティア:リサ・ラヴブランド
デュエイン:デヴィッド・ケネディ
アルン:アダム・クローズデール
ワナ:ダニー・ウェッブ
ロビンソン:アンドリュー・ビックネル
モガン海軍大将:マイケル・カーター
「沈黙の激突」あらすじ
今回の敵は、軍の極秘研究による新薬CTXで作られた人の数倍もの身体能力を持つ殺人マシーン。
この殺人マシーンによって部下を失ったローソン司令官(スティーヴン・セガール)は、麻薬組織撲滅のために立ち上がります。
敵はこの新薬CTXをばらまき、テロを企てていたのです。
ローソンは、肉体が進化した超人となった敵を倒し、テロを阻止することができるのか……。
「沈黙の激突」ネタバレ
マーシャル・ローソン中佐(スティーヴン・セガール)は逃走する敵のトランクから制御装置を奪還。
任務を遂行して順調かと思われますが、上官からこれ以上その「マジェスティック薬物研究計画」に関わるなと念押しされます。
その後、マーシャルは若者3人の訓練を任されたため、最高のチームにしようと酒を飲み交わして挨拶を終え、内心では「近いうちに軍の厳しさを思い知るだろう」と思っていました。
訓練後、彼らはストリップバーに行きたいとマーシャルに言うと、承諾されたためそのまま店へ。
魅惑のダンスを踊る美女を見て楽しみつつ、リーナという一人の女性を泊まっている部屋へ誘うのでした。
男たちはそのまま彼女といい雰囲気になり、お互いに興奮していきますが…
突如、リーナは暴力的になって彼らを殺害。
そのまま姿を消したのです。
その頃、マーシャルはティア(リサ・ラヴブランド)とキスを交わしつつ、なぜここにいたかを問いかけてました。
「あなたと同じ、命令を受けている」と話す彼女を見送り、部下の部屋の前を通ると血の跡に気付きます。
そして、扉を開けると死んでいた3人を発見。
その通報を受けたランベール刑事が現場検証を始め、マーシャルはストリップバーへ行き手掛かりを探しました。
そして、次に死体安置所へ行き、医師に話を聞くと彼らから強烈なドラッグが検出されたことを知るのです。
精鋭の3人をむごたらしく殺した犯人像は、復讐を目論んでいるのかと考えつつ、薬の関連を調べるためマジェスティック本部へ情報を集めに行きました。
しかし、軍の指揮官でも入れない言われたことで、先日会ったばかりのティアに電話をかけます。
彼女は本部で働いており、情報を持っていたためカフェで二十分後に待ち合わせを提言。
マーシャルはそこでマジェスティックと新種のドラッグとの関連を聞きますが、責任者のアルーン(アダム・クローズデール)の行方が分からなっていることと、研究が凍結されていることを知ります。
マーシャルはホテルの部屋残されていたドラッグのCTXが、ストリップバーの店にもあったことを踏まえ捜査を開始。
すると、アルーンを発見したため尋問が始まりました。
彼は兵だと知らずに3人を殺してしまったことや、極秘の研究のリーダーとしてティアをスケープゴートにするつもりだと言うことを悠々と語り、軍にいた時には兵士を使ってテストを重ねていたと言います。
逃走してからは一般市民に目を向け、ストリップバーでCTXを客にばらいていたことも話し出しますが…
そのドラッグの効果は快楽だけでなく、摂取量が不足し始めるたり、リーナのように殺人衝動も出るという恐ろしいモノでした。
アドレナリンが高くなって興奮状態になると攻撃的になってしまうことから、「人間性を無くし、死ぬまで戦い続ける兵士」を作り上げていたことを告げます。
実は、一部の機関で極秘に開発を進めていたアルーンは、開発のために大金をかけて支援していたロシアの女の指示を受けていました。
彼女は水道水にCTXを流し、六十キロ圏内にいる人々を中毒者にしようと企んでいたのです。
軍は関係者捕まえようとしていましたが、潜入捜査をしていた者も殺されており…
そして、マジェスティック研究所からCTXが流されることがわかり、このままだと12時間で一万五千人が中毒になるだろうと判明します。
アルーンは取り調べ中にCTXを摂取し、そのパワーによって監視を倒し逃げおおせて、ティアの元に行き「仲間にならないか?」と勧誘をしますが断られてしまいます。
彼女はCTXの研究を続けたいと考えていましたが、マーシャルの味方になって武器の用意をし整ていました。
そして、彼を家に呼んで武器を渡そうとすると、リーナが乗り込んできたため応戦。
なんとか捕らえることができ、マーシャルは受け取った格闘技用の小型ナイフを託され、リーナにそれを突きつけます。
「アジトの場所を吐かなければ殺す」と脅すと、彼女は観念したかのようにアジトはバスティアだと言いますが手錠を外してマーシャルを強襲。
しかし、彼はナイフを振って彼女の息の根を止めました。
「沈黙の激突」ラスト最後の結末
マーシャルは多くの軍と共にバスティアの捜索を開始。
車に乗り込んだ捜索隊が家々を回り、マーシャルの隊は古い教会を探すことになります。
数十人の兵が中へ入っていく中、普通にご飯を食べたり、寝ようとしていたりする人々…
しかし、マーシャルは食事をしていた男女の目を見ると、中毒者の症状だと気付いて瞬時に射殺。
軍も民間人を見かけては目を確かめ、異常が無ければその場を後にしたのですが…
急に一斉に襲いかかってきたため、犠牲者が多数出てしまいます。
そんな中、ティアはアルーンの研究室を発見し、起動されていたパソコンから上水道の情報を見ると160kmまで拡大していたことに悪態をつきました。
彼女はその部屋を爆破しますが、アルーンに見つかり戦闘虚しく殺されてしまいます。
マーシャルは悲しんでいる暇は無いと行動で示すかの如く、その後も味方は殺され続ける中で奮闘。
アルーンと対峙して互いに一歩も譲らぬ中、マーシャルの機転により彼を刺殺して仲間の一人と肩を組みつつその場を後にしました。
THE END