「僕が星になるまえに」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「僕が星になるまえに」ヒューマン

映画「僕が星になるまえに」は、 ベネディクト・カンバーバッチ主演、ハッティー・ダルトン監督の2010年の映画です。

この映画「僕が星になるまえに」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころを紹介します。

これで「僕が星になるまえに」のすべてがわかります。

 

「僕が星になるまえに」あらすじ

末期ガンのため死が近づく青年ジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、3人の親友に「世界で一番好きな場所」に連れて行ってほしいと頼みます。

親友たちは、体の自由が利かなくなってしまったジェームズをカートに乗せて旅立ち、男だけの4人の旅が始まります。

道中、ジェームズの体調は悪くなっていきます。

実はこの旅にはジェームズがデイヴィー(トム・バーク)たちに隠していた目的があったのです・・・

 

「僕が星になるまえに」ネタバレ

末期がんの宣告を受けたジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)。

29歳の誕生日を家族に祝われますが、彼には30歳まで生きられる時間がありません。

ジェームズの家族は気丈に振る舞い、明るくジェームズに接しますが、彼はその気遣いが息苦しく感じていました。

ジェームズはそんな生活から抜け出すため、そして最後に自分の願いを叶えるため、親友を誘って大好きなウェールズのバラファンドル湾へ旅に出かける計画を立てます。

 
ジェームズが末期がんと分かってから、ジェームズの身の回りの世話をしてくれていたデイヴィー(トム・バーク)、テレビの仕事をしているビル、久しぶりに会うマイルズ。

彼らはジェームズが病気になっても変わらず接してくれる親友たち。

ジェームズは体の自由が利かなくなっていましたが、誕生日のパーティを終えた後、彼らと旅に出るのです。

車にそれぞれの荷物とジェームズを乗せるためのカート、そして旅先で植えるためビルが育てた木の苗を詰め込みます。

家族に見守られながらジェームズたちは気ままな旅に出発するのでした。

 
車の中は気心の知れた者同士、気兼ねなくはしゃぎ、その様子をビデオカメラに録画します。

そしてバラファンドル湾へと向かうため、キャンプをしながら進む彼ら。

車から降りたジェームズたちはキャンプができる場所まで林道を進みます。

その道中、カートに荷物を乗せすぎてカートの車輪が壊れてしまい、初っ端からアクシデントに見舞われますが、それも楽しむジェームズたち。

初日のキャンプはジェームズの病気のことも忘れ、皆で酒を飲みかわし盛り上がります。

 
ビルがカートを修理したおかげで、ジェームズはまたカートに乗せられ旅ができることに。

旅の道中、知らず知らずにそれぞれの仕事のことを語りあるジェームズたち。

作家志望だったマイルズにまた作家を目指したらどうだ言ってみたり、ビルの制作したテレビ番組を評価してみたり。
いつもと変わらない会話をしているとホワイト・ブルを発見します。

そこへ寄ってはしゃぐ4人。
酒を飲み大いに盛り上がります。

すると、他の客が酒に酔って殴り合いの喧嘩が始まってしまうのです。

喧嘩を止めようとしたビル。

しかし、跳ね飛ばされた拍子に側にいた女性の顔を殴ってしまいます。

ビルに悪気があったわけではありませんが、ビルは殴ってしまった女性の連れに殴り返されてしまうのです。

 
喧嘩は飛び火し、ちょっとした乱闘騒ぎになってしまいます。

ジェームズ、デイヴィー、マイルズは傍観していましたが、面白そうだと喧嘩に混ざることに。

ジェームズは体が自由に動かせないためカートに乗ったまま喧嘩の山に突っ込むのでした。

そして一通り楽しんだジェームズたちは隙を見てその場から逃げることに成功するのです。

 
その日の夜、荷物を減らすためビルがみんなの服を捨ててしまい避難を浴びます。

マイルズに追い掛け回されながらも楽しそうにするビル。

そんな様子をジェームズが笑顔でビデオカメラにおさめるのでした。

 
翌朝、キャンプした丘からカートに乗って滑ろうとするジェームズ、ビル、マイルズ。

デイヴィーはカートが壊れたら困ると反対しますが、結局4人でカートに乗って丘から滑ることに。

4人は童心に返ったようにはしゃぐのでした。

それからフェリー乗り場までやってきた4人。
いよいよバラファンドル湾へと近づいていきます。

フェリーでは寝ているビルの顔に歯磨き粉で落書きするマイルズとデイヴィー。

そんな彼らとは離れて1人の時間を過ごすジェームズ。

フェリーを降りるとジェームズの体調が悪化してしまいます。

そんなジェームズに気づいたデイヴィーは薬を用意し介抱します。

ジェームズは心配かけたくないからと、体調が悪いことをビルとマイルズに内緒にして欲しいとデイヴィーに頼むのでした。

 
その夜、自由な旅を楽しむデイヴィーは思わず「天国だ。」と呟きます。

その言葉を聞いたジェームズは「これが天国なら僕としては大満足だね。」と答えるのです。

そんなジェームズに、マイルズは「お前がもうすぐ死ぬことを忘れてた。」と話します。

ジェームズは最近死後の世界に興味が湧いてきたと言い「人間の存在って何だろう。僕はきっと光の中を舞うチリになって無数の原子の1つになる。」そんな哲学的な事を口にしてデイヴィーから訳が分からないと非難されるのでした。

 
翌朝、痛みでイライラとするジェームズは、おいしく出来たという紅茶をお湯で割って飲んでいるビルを急に批判し始めます。

「お前ってやつは、アマゾンで環境保護の番組を作るって言ってたのにくだらない番組ばかり作ってる。ローンと女のために生きて…今のお前は水で薄めた紅茶と同じだ。理解できない。」そう言うのです。

ビルはそんなジェームズに「確かに俺は何でも中途半端だ。でも説教するなんて大したもんだよ。」と言いジェームズへの嫌悪感を露わにします。

マイルズも「そういうお前は何か成し遂げたのか?」そう言ってジェームズを責めるのです。

たばこのせいで咽て呼吸困難になったジェームズはその質問には答えられず倒れてしまいます。

その後体調を戻したジェームズ。

4人はさっきまでの気まずさが嘘のようにまたはしゃぎ出すのでした。

 
地図に沿って近道を進む4人。
しかしその先には急な崖が。

ロープを体にくくってゆっくりと崖を降りる4人。

ジェームズはビルと一緒にロープでくくられて降りることに。

途中ロープが切れそうになるアクシデントを乗り越えどうにか近道を進むことができるのでした。

 
旅を進めるにつれモルヒネの量が増えていくジェームズ。

デイヴィーはそんなジェームズを気にかけ心配します。

そんな中、多すぎる荷物が旅の邪魔をしていると主張するデイヴィーが、花火を持ってきていることをうっかり口にしています。

ビルがバラファンドル湾に着いたときに打ち上げようと持ってきていたのでした。

そんなものは邪魔だと、その夜花火を上げることにした4人。

しかし、その花火の火がテントの1つに落ち、焼け焦げてしまいます。

必死に火を消そうとする3人を眺めながら爆笑するジェームズ。

1つのテントで男4人ぎゅうぎゅうで寝ることになってしまいました。

その夜嫌な夢を見てしまったジェームズは、自分の死に対して恐怖を抱きます。

そんなジェームズは皆に隠れて涙を流すのです。

 
テントが焼けても呑気にしている3人に文句を言うデイヴィー。

「お前らが呑気にしてるから俺が苦労するんだ。」そういうデイヴィーに感謝を伝えるジェームズ。

しかし「誰かに必要とされないとダメか?感謝しているけど僕が死んだあとはどうするんだ?心配だ。自分だけの何かを探せよ。人生ってのは配られたカードで勝負していかなければならないんだ。僕は死にたくない。もっと時間が欲しいしもっと生きたい。なのにお前らは平気で時間を犠牲にしてる。」そう言って自分の気持ちをぶつけます。

マイルズはそんなジェームズに腹を立て「ガンだからって何言っても許されると思うなよ。お前は病気になるまで何もしなかっただろ。」と責め立てるのです。

ジェームズは何も言い返せないでいましたが、それをきっかけに言い合いを始めるマイルズとデイヴィー。

その口喧嘩を止めたのはジェームズの「お前の書いた本読んだんだ。」という告白でした。

 
ジェームズは何年も前にマイルズが書いた原稿をこっそり読んでいたのです。

そのことを謝るジェームズ。

マイルズは「謝るなら電話で済んだんじゃないのか?そしたらお前の病気に向き合わなくても済んだのに。」そうジェームズに怒鳴ります。

マイルズはジェームズの病気にまだ上手く向き合えていなかったのです。

それでも、心を許しあった親友はジェームズの冗談ひとつでまた笑顔になるのでした。

 
それから先へと歩みを進めた4人でしたが、持ってきてないはずの携帯が鳴ります。

マイルズが緊急用にと隠し持ってきた携帯でした。

荷物から携帯を出していると、まだいくつか荷物を積んだカートが丘を滑り出してしまいます。

とっさに追いかけたデイヴィーとビル。

しかし、無残にも荷物を乗せたカートは崖から海へと落ちてしまうのです。

 
内緒で携帯を持ってきたマイルズに腹を立てたビルが、その携帯も海に放り投げてしまいます。

デイヴィーもジェームズの両親と連絡をするように携帯を持ってきていましたが、その携帯は海に落ちた荷物の中。

成す術がなくなった4人は残ったわずかな荷物とひとつのテント、そして順番でジェームズを背負いながら先を進みます。

 
翌日、ビルは彼女が妊娠したとみんなに報告します。

ビルは彼女とのことを心配され「どうせ俺の人生は水で薄めた紅茶みたいだよ。夢がかなわなくてもこれが俺の人生なんだ。どうすることも出来ないんだよ。」と言って大切に持ってきた木の苗を海に捨ててしまうのです。

明るく振る舞うビルも他のみんなと同じく悩みを抱えていたのでした。

 
そしてやっとのことでたどり着いたバラファンドル湾。

疲れも忘れて海ではしゃぎまくる4人。

ジェームズは、3人に「みんなの人生にケチをつけるようなことを言ってすまなかった。」そう謝罪します。

するとマイルズから衝撃の告白が。

ジェームズの姉と付き合っているというのです。

ジェームズはその告白が衝撃的過ぎて1人その場を離れてしまいます。

 
マイルズはずっとジェームズの姉のことが好きだったのです。

ジェームズの姉が結婚して子供が生まれても諦められなかったマイルズは、ジェームズの姉、そしてその子供と一緒に暮らそうと決心していました。

ジェームズは「うまくいくことを祈ってる」とマイルズに告げます。

そして「あと9ヶ月生きられたらビルの子供も見られるし、姉貴がどんな決断をするのかも見届けられるかもしれない。僕は死んでも皆の人生はまだある。そのことが一番怖かったけど、今はホッとしてるんだ。」とマイルズに本音を話すのでした。

 

「僕が星になるまえに」ラスト最後の結末

「僕が星になるまえに」ラスト最後の結末

その夜、ジェームズは3人にあるお願いをします。

ジェームズは大好きなバラファンドル湾で命を終えたいと考えていました。

皆はそんなこと出来ないと反対しますが「この先は痛みと、その痛みを抑える薬漬けの日々を送るだけ。その副作用もある。今は気力で生きているだけ。これからはそうはいかない。」そう訴えます。

それでもそんなことは出来ないし、まずジェームズの両親になんて言ったらいいかと言うデイヴィーに「目覚めたら僕の姿がなく、海になにか浮かんでいた。助けようとしたけど手遅れだった。そういうことにしてくれればいい。」と提案するジェームズ。

そして「こんなに生きてるって実感があったことは無い。だからこそ今終わらせたい。何かひとつでもやり遂げたいんだ。自ら海に飛び込んで死ぬという僕の選択なんだ。最後がどんなに苦しくても最後まで闘って立ち向かいたい。」と胸に抱えた思いを打ち明けるのでした。

それでも、ジェームズをこんなところで失いたくないデイヴィーたちはジェームズの頼みを聞き入れることはありませんでした。

 
その夜痛みに苦しむジェームズ。

デイヴィーが薬を探しますが、リュックに穴が開いていて、ここまで来る途中で落としてきてしまったことに気づきます。

マイルズとビルが必死にモルヒネを探しますが中々見つかりません。

ジェームズはもがき苦しみます。

その後、やっとモルヒネを見つけジェームズに飲ませ落ち着かせることが出来ました。

苦しむジェームズを目の当たりにした3人は辛く苦しい痛みからジェームズを開放してやろうと考えます。

 
3人が見守る中海に入るジェームズ。

居たたまれなくなった3人はジェームズの後を追って海に入ります。

泳げないデイヴィーをビルが岸まで連れ戻しているとき、ジェームズは2人に向かって小さく「ごめんよ。」と謝罪を口にします。

そして残ったマイルズは「ジェームズやっぱりこんなことやめて家に帰ろう。」と引き止めますがジェームズは「ごめん。逝かせてくれ。見届けて欲しいんだ。頼むマイルズ。」そう懇願するのです。

力尽きて海に沈むジェームズを見たマイルズは、一緒に海に潜りジェームズの最後を看取ります。

そして冷たくなったジェームズを岸まで連れ帰り、3人は茫然としながら星となったジェームズを取り囲むのでした。

 

「僕が星になるまえに」見どころ

ラストがとても衝撃的で何だか後を引く作品でした。

死を覚悟した主人公ジェームズと、これからの未来があるデイヴィー、ビル、マイルズ。

この4人の葛藤なども描かれていて、死と直面する者の苦しみも、それを覚悟して残される者の苦しみも上手く描かれていました。

 
末期がんなのにこんな無茶ができるのかと少しご都合主義な所もありましたが、ロードムービーの良さとヒューマンドラマの良さが合わさったストーリーは心穏やかに鑑賞できます。

そして、多くの賞レースにノミネートされる有名俳優となったベネディクト・カンバーバッチの初主演作というのも見どころのひとつです。

表情の作り方や、動きなど、繊細な演技が印象的でした。

ラストのシーンも迫真の演技で泣かせます!

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