映画「ビバリーヒルズ・コップ3」は、エディ・マーフィ主演、ジョン・ランディス監督の1994年の映画です。
そんな映画「ビバリーヒルズ・コップ3」のネタバレやあらすじ、犯人や最後ラストの結末、見どころについて紹介します。
今度の敵はニセ札偽造団!「ビバリーヒルズ・コップ3」をお楽しみください。
「ビバリーヒルズ・コップ3」あらすじ
自動車窃盗組織のアジトに突入するも、そのボスであるデヴォルド(ティモシー・カーハート)に上司を殺された刑事アクセル(エディ・マーフィ)。
彼がビバリーヒルズにあるテーマパーク“ワンダーワールド”の保安課長という別の顔も持っているのを掴み、さらに同パークで紙幣が偽造されていることを知ります。
ワンダーワールドに乗り込むアクセルを待つものは?・・・
テーマパークに隠された陰謀を、アクセルが暴き出す人気シリーズ第3弾です。
「ビバリーヒルズ・コップ3」ネタバレ
デトロイト市警刑事のアクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)。
ある日の捜査で、アクセルは盗難車の解体屋のアジトに仲間と踏み込もうとしていました。
上司のダグラス・トッド警部(ギルバート・R・ヒル)は、アジトに乗り込む前に特殊攻撃隊に連絡して一緒に乗り込むことをアクセルにアドバイスしますが、アクセルは犯人たちが武器を所持していないからとそのアドバイスを聞き入れません。
しかし、いざアジトへと踏み込むと犯人からの銃撃を受けてしまうのです。
アクセルらに銃を向けたのは、解体屋と取引していた別の犯罪グループでした。
解体屋は一人の残らずその犯人らに射殺されていたのです。
その犯人のうちの一人にトッド警部が撃たれ殉職してしまいます。
アクセルは激しい銃撃戦の後、カーチェイスを繰り広げその犯人らを追いかけますが、途中でFBIのスティーヴ・フルブライト(スティーヴン・マクハティ)に邪魔をされてしまいます。
アクセルが先ほどまで追っていた犯人は、FBIが前から追っていた犯人で、このまま逮捕せずに泳がせないと今までの捜査が水の泡になると言うフルブライト。
アクセルは渋々犯人の追跡を諦めますが、トッドの葬儀後、現場の遺留品からビバリーヒルズにある“ワンダーワールド”という遊園地のタオルが見つかった事が分かり、トッドの仇を討つためビバリーヒルズへと向かうのです。
ビバリーヒルズに着いたアクセルは、昔からの友人である刑事ビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)を訪ねます。

出世したビリーと、ジョン・フリント刑事(ヘクター・エリゾンド)に協力をしてもらいワンダーワールドへ向かうことに。
パークの受付で、警備主任のエリス・デウォルド(ティモシー・カーハート)に面会したいと話すアクセルでしたが、アポの予約がないから入園料を払って入るよう言われます。
乗り物に乗りたいわけじゃないのに35ドルも払うなんてと文句を言いながらも、話が通じないことに呆れたアクセルはお金を支払いパーク内へと入るのです。
パーク内で見かけた警備員がある通路に入っていくのを見かけ後をつけるアクセル。
そのまま管理事務所の中へと潜入するのです。
“エイリアンの襲撃”というドアを見つけ興味本位で部屋の中に入ったアクセルは、そこのコントロールルームで働くジャニス(テレサ・ランドル)と出会います。
どんなアトラクションかを見せてもらったあと、再び管理事務所の通路に出たアクセルは警備員に見つかって銃撃されてしまうのです。
どうにか攻撃をかわしパーク内へと逃げ込んだアクセルでしたが、観覧車でパーク内を見渡そうと乗りこんだところを警備員に見つかってしまいます。
警備員はアクセルが乗った観覧車をはやく降ろそうと、操作員の制止を聞かず機械を勝手に操作し壊してしまうのです。
その衝撃で観覧車から子ども二人が振り落とされそうになってしまいます。
それを発見したアクセルは、自分が乗っている観覧車から他の観覧車に飛び移りながら子供の救出に向かうのです。
間一髪子供の命を救ったアクセル。
それを目撃した客から拍手喝采を浴びたアクセルでしたが、すぐに警備員に取り押さえられてしまいます。
警備部長であるオーリン・サンダーソン(ジョン・サクソン)の部屋へ連れて行かれたアクセルは、先に警備員が発砲してきたと訴えますが、防犯カメラの映像はその部分が途切れ、まるでアクセルから発砲したように映っていました。
サンダーソンの部屋にデウォルドがやってきますが、その顔を見てデウォルドに飛び掛かるアクセル。
トッドが殺された時の犯人だとすぐに分かったのです。
しかし、すぐに警備員に取り押さえられ、アクセルが騒ぎを起こしたと慌ててパークへやってきたビリーとフトントに引き渡されるアクセル。
ビリーとフリントはデウォルドが、アクセルが追っている犯人だというのは勘違いではないかと主張します。
なぜなら、デウォルドはビバリーヒルズ一の警備保障会社のボスで、全国警備保証協会で表彰もされる優秀な男だったのです。
納得のいかないアクセルは、デウォルドが表彰を受ける表彰式に潜入することを決意します。
一旦宿泊先のモーテルへと戻ったアクセルは、自分の部屋の鍵が開いていることに気付き銃を構えて部屋へと入ると、そこにはワンダーワールドの経営者アンクル・デイブ(アラン・ヤング)とジャニスがアクセルを待っていたのです。
デイブは、自分のパークで何かが起きていると感じていました。
デイブはパークを設計した親友が姿を消したと訴え、その親友が残したというメモをアクセルに渡すのです。
そのメモには「これは非常に重要だ。生死にかかわる。 ロジャー」と綴られていました。
表彰式に向かったアクセルとビリー。
そこで昔馴染みのサージ(ブロンソン・ピンチョット)と再会します。
サージはその会場で武器や護身用の装備を売るお店を出していました。
アクセルとビリーは、サージから身を守るために開発されたキーリングをプレゼントされるのです。
他にもサージが開発した、とっておきのサバイバル商品を紹介されるアクセルとビリーでしたが、拍手の音が聞こえ会場に足を向けます。
ビリーはアクセルが何かしでかすのではないかとハラハラしますが、そんなビリーは気にも留めず会場を見渡すアクセル。
アクセルはビリーが止めるのも聞かず、スピーチが終わったデウォルドへと歩みよりデウォルドを褒め称えます。
アクセルが何か余計な事を言い出す前にデウォルドは先手を打ち、「お前のボスを撃ったことを恨んでいるのか?」と呟きます。
その言葉を聞いたアクセルは壇上でデウォルドに殴りかかってしまうのです。
止めに入ったビリーも一緒に警察へと連行されてしまったアクセル。
アクセルはフリントに迎えに来てくれるよう電話をします。
するとフリントから、アクセルが追っていたトラックがサンタモニカで見つかったという情報を得るのです。
留置所から出られたアクセルはそのままFBIのフルブライトの元へ連れて行かれます。
フルブライトは「まだデウォルドを泳がせないといけない。」と忠告し、デトロイト行きのチケットをアクセルに渡すのでした。
必ず飛行機に乗るとフルブライトと約束したアクセルでしたが、そのままトラックが発見されたサンタモニカへビリーとフリントと向かいます。
しかし、そのトラックには何も積まれていませんでした。
アクセルは、トラックから押収した砂利に混ざっていた偽札の切れ端を発見するのです。
アクセルは着ぐるみの中に入り再びワンダーワールドへと潜入します。
ジャニスに協力してもらい、管理事務所内の地図を手に入れるのです。
着ぐるみを脱いだアクセルは、ダクトを通り、今は使われていないというエリアへと足を踏み入れます。
すると、その先には偽札を作っている場所があったのです。
部屋の上から様子を伺っていたアクセルでしたが、部屋の鏡にアクセルが写っているのを発見し、部下にアクセルを捕えるよう指示するデウォルド。
警備員たちの元からどうにか逃げ出しパーク内に出たアクセルは、公衆電話からフルブライトに連絡をします。
偽札のことを報告しようとした時、警備員に見つかり銃で攻撃されてしまうのです。
防犯カメラでアクセルの様子を見ていたジャニスはすぐに警察へ通報します。
通報を予想していたフリントはワンダーワールドへと急行するのです。
アクセルは人込みに紛れながら逃げますが、取り囲まれてしまいます。
そこには多くの客がいるため、危険な目に遭わせないようアクセルはわざと空砲を撃って降参するのです。
捕らえられたアクセルはデウォルドに「お前のしっぽを掴んだ!」と詰め寄りますが、そこへフルブライトが現れます。
フルブライトに「こいつらはワンダーワールドで偽札を作ってる。」と報告をするアクセル。
閉鎖中のアトラクションの下にある部屋で偽札がつくられていると主張するアクセルの言葉を聞いて、フルブライトはその場所へと向かいます。
しかし、その場所は既にデウォルドやサンダーソンによって隠ぺい工作がされていて、偽札ではなくワンダーワールド内で使える紙幣の印刷に変わっていました。
フルブライトは「あと少しだったのに。一年もかけた山が台無しだ。」と言ってアクセルを激しく責め立てるのです。
フリントに連れられ空港へ向かっていたアクセルでしたが、途中で逃げだしデイブの元へと向かいます。
ロジャーが他に何か言ってなかったかとデイブに尋ねるアクセルでしたが、デイブからは有力な証言は得られませんでした。
しかし、ロジャーが残したメモが偽札に使われていた紙の感触と似ていることに気付きます。
車のライトでそのメモを照らすと、偽札に写されている番号が浮き上がったのです。
ロジャーは偽札のサンプルを手に入れ、そのことがバレたら誰かに殺されると思いデイブにメモを残したのだと推測するアクセル。
「デウォルドとサンダーソンは刑務所行きだ。」と話すアクセルの後ろから「それはどうかな?」と言うデウォルドの声が。
デウォルドはアクセルからメモを奪いデイブを撃ちます。
アクセルはデウォルドたちの隙を見てデイブを乗せた車を走らせるのです。
デイブを病院に運んだあと、ジャニスに連絡するアクセル。
しかし、ジャニスはデウォルドたちに捕らえられ拳銃を向けられていました。
ジャニスを人質に取られたアクセルは一人でワンダーワールドへと来るようにと指示されます。
街では、デイブがアクセルに撃たれたとニュースになり指名手配されているアクセル。
ワンダーワールドへ向かう途中、サージの店で武器を手に入れたアクセルはビリーにワンダーワールドへ向かうことを報告するのです。
一旦武器をパーク内に隠したアクセルはデウォルドの元へと向かいます。
ジャニスと引き換えにメモをよこせと言われ、ジャニスを先に開放してくれたら渡すと主張するアクセル。
しかし、応じてもらえなかったため「メモは渡せないと。」言うと、「どうせ車の中にあるんだろ。二人とも死んでしまえばあんなのはただの紙だ。車のキーをよこせ。」と言われ、アクセルは車のキーを渡すふりをしてサージに貰った護身用のキーリングを光らせます。
犯人たちの目をくらました隙に銃をデウォルドに向けたアクセル。
その時ビリーが部屋に入ってきたため、気を取られたアクセルはデウォルドに殴られてしまいます。
殴り合いの末、ビリーとジャニスはひょんなことから冷却装置が働く部屋に隔離されてしまうのです。
ビリーは隔離された部屋のコンピューターを使ってフリントのポケベルを呼び出すことを思いつきます。
その頃、デウォルドたちと銃撃戦を行っていたアクセルはどうにかパーク内に逃げ出し、隠した武器を用意していました。
アトラクションに上手く紛れながら銃撃戦を繰り返すアクセル。
次々に敵を倒していきます。
火事の現場に来ていたフリントは、何度もなっているポケベルを逆探知します。
連絡先がワンダーワールドだと言う事、そしてデイブが殺され、その犯人がアクセルかもしれないと言う噂話を耳にするのです。
「ビバリーヒルズ・コップ3」最後ラストの結末
その頃、部屋の窓を割って外に出ることが出来たビリーとジャニス。
ビリーはアクセルを探し、ジャニスは警察に通報をします。
印刷室に戻ってきたサンダーソンはアクセルの顔が印刷された紙幣がつくられているのを見て怒りで叫び出しますが、その後何者かによって射殺されてしまうのです。
アクセルの後を追ったビリーや火事の現場からかけつけたフリントもデウォルドの部下たちとの銃撃に応戦します。
その頃、アクセルはデウォルトとの銃撃戦を繰り広げ勝利するのです。
そこへやってきたブルフライト。
「サンダーソンも奴らの一味だった。」とアクセルに告げますが、アクセルは「それともう一人悪い奴をみつけたんだよな。」と言ってフルブライトを睨みます。
フルブライトはそんなアクセルに向かって銃を向けるのです。
実は、フルブライトも偽札造りの仲間で、サンダーソンを撃ったのもフルブライトでした。
銃を向けられたアクセルはすぐにフルブライトの銃を持つ手を掴みそのままフルブライトに銃を発射するのでした。
そこへ駆けつけたフリントは、フルブライトの体を撃った流れ弾に当たって腕をけがしてしまいます。
フリントは「なんで俺が撃たれるんだ?事の次第を説明してくれないか…」と呆れるのでした。
そしてビリーも負傷しながらそこへ駆けつけます。
三人ともケガを負ってしまいましたが、安堵の笑みを浮かべるのでした。
それからしばらくして、デイブの復帰を祝った催しが開かれます。
そこへ招待されたアクセル、ビリー、フリント。
デイブは今回の復帰を祝って作られたキャラクターにアクセルの名前を取って“アクセル・フォックス”と名付けて集まった客に紹介するのです。
車いすにギプスと痛々しい姿の三人でしたが、パークで盛り上がる客と同じように満面の笑みを浮かべ一緒にデイブの復帰を喜ぶのでした。
そしてアクセルはジャニスとのデートの約束を取り付けるのです。
THE END
「ビバリーヒルズ・コップ3」見どころ
1作目が1984年に公開されて以降、シリーズ3作目までが公開されている人気作品。
やはり、エディ・マーフィのコミカルな演技は何度見ても面白いです!
演技やセリフの間合いが絶妙なのと、悪戯をした後の憎めない笑顔が素敵!
ストーリーは、FBIのトップが実は犯人の一味だったという王道のストーリーですが、最後まで飽きずに視聴することができます。
ハラハラドキドキのアクションシーンも満載で、アクション好きの人にもおすすめの作品です。
コミカルなシーンが多いのでコメディ作品が好きな人も満足できる作品になっています。
ジョージ・ルーカスやレイ・ハリーハウゼンら、ハリウッドの巨匠らがゲスト出演しているので、彼らを探すのも楽しいですよ。
前作となる「ビバリーヒルズ・コップ2」はこちらです。

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