映画「ジョニー・イングリッシュ」は、ローワン・アトキンソン主演、ピーター・ハウイット監督の2003年のアメリカ映画です。
この「ジョニー・イングリッシュ」のネタバレ、キャスト、あらすじや最後ラストの結末を紹介します。
失態だらけのエージェントが引き起こすドタバタスパイコメディ「ジョニー・イングリッシュ」をお楽しみください。
007のようなスパイ映画をパロディにして続編も制作されています。
「ジョニー・イングリッシュ」キャスト・スタッフ
■ スタッフ
監督: ピーター・ハウイット
製作: ティム・ビーヴァン他
脚本: ニール・パーヴィス他
撮影: レミ・アデファラシン
音楽: エドワード・シェアマー■ 主要キャスト
ジョニー・イングリッシュ:ローワン・アトキンソン
ローナ・キャンベル:ナタリー・インブルーリア
ボフ:ベン・ミラー
パスカル・ソヴァージュ:ジョン・マルコヴィッチ
ペガサス:ティム・ピゴット=スミス
エージェント1号:グレッグ・ワイズ
カンタベリー大主教:オリヴァー・フォード・デイヴィス
「ジョニー・イングリッシュ」あらすじ
英国が誇る諜報機関MI-7のエージェンント達が次々に死亡してしまう事件が勃発。
唯一残ったのは内勤の男ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)
憧れのスパイになれたジョニー・イングリッシュでしたが、実力はまったくなくて・・・
陰謀をとめることができるのだろうか?
「ジョニー・イングリッシュ」ネタバレ
MI-7(エムアイセブン)のジョニー・イングリッシュはドジが多い諜報員の上官。
自らも現場に出ることに憧れを持つ中、敏腕のエージェント1号(グレッグ・ワイズ)に指令書を渡します。
そして、彼に行先を聞いてみますが「それを言ってしまったら君らを殺さなければならない」と言われて、そのクールさに惚れ惚れしていました。
しかし、1号は任務中に殉職…葬式に全ての諜報員が集う中、なんと敵から爆弾を仕掛けられて全員死亡。
エージェント1号が掴んでいた情報を調査するため、たった一人生き残ったジョニー・イングリッシュが任務に赴くことになります。
イギリスにてロンドン塔で行われる王冠の展示の警護を任されたイングリッシュ。
警備の大佐にスナイパーの配置等を聞き、客に混ざりつつも美しさに誘われてローナ(ナタリー・インブルーリア)という女性に声をかけました。
そこにスポンサーである富豪のソヴァージュ(ジョン・マルコヴィッチ)がやって来ますが、給仕係と勘違いしたイングリッシュは無礼な扱いをしてしまうのです。
彼はそれを流しつつも展示会の挨拶のため前へ。
すると、突如停電に見舞われ、イングリッシュは怪しい人影を見かけて犯人かと思い、大佐を気絶させてしまいます。
ドジを踏んだことを隠しつつも王冠見やると姿形も無く…
彼はバフ(ベン・ミラー)と共に調査を始めました。
王冠の展示場所の真下に穴が開いており、イングリッシュたちはその先に進んでいくと怪しい人物たちが!
逃げていく彼らを急いで追うと、車に乗り込んだためイングリッシュはバフと共にトレーラーで追跡。
イングリッシュは後ろに積んであった車に乗って後を追い、着いた先は墓地…
敵は葬儀を行っているフリををしていると思い込んで式を荒らしてしまうのでした。
後から追いついたバフが機転を利かせてイングリッシュとその場を去ります。
犯人たちは邪魔になったイングリッシュを駐車場で襲い、バフが彼らを追い詰めようとしますが失敗。
その後、イングリッシュは移動中に見覚えのある赤いバイクを発見し、回転寿司の店でローナを発見しました。
彼は「君のデータが存在しないが何者だ?」と問いかけますが、慣れない寿司に苦戦している間にローナは隙を付いて逃げます。
イングリッシュは犯人の尻尾を掴むことができず、ドジを踏んでばかりだったこともあって捜査から外されてしまうのでした。
しかし、彼は諦めずにソヴァージュが怪しいと踏んで彼のオフィスビルに忍び込むことを決意。
バフと共に夜間に飛行機から高層ビルの屋上に降下し、バフは順調に警報を解除していって建物内へ。
イングリッシュも中へ潜入しますが、そこは同じ形状の隣の医療ビルだったのです。
それに気づかずソヴァージュが秘密裏に研究をしていると思い込んで医師を銃で脅すと、向かいのビルに「ソヴァージュ」という看板が…
間違いに気付いて急いでバフと合流するのでした。
今度こそ潜入に成功したイングリッシュはソヴァージュば王冠を奪っていたことを知り、戴冠式のためにカンタベリー大司教(オリヴァー・フォード・デイヴィス)のマスクを作っていたことを突き止めます。
なぜ王になりたいのかも知るべく調べようとしますが、手下に見つかりそうになったため筋肉弛緩剤をまちがって自身に使用。
囲まれてピンチになる中、ローナが助けに来たのでした。
彼女の正体はインターポールであり、同じく捜査をしていたのです。
ソヴァージュはイングリッシュが妨害してくることに気付き、彼の上官に「イングリッシュが従業員に暴行を働いた」と報告。
ソヴァージュの犯行の裏付けができないまま、3か月の停職処分を言い渡されます。
その間にソヴァージュは作戦を変更して現女王の元に「女王の権利」を放棄させることに。
書類にサインをさせるため飼い犬を殺そうと脅して退位させ、正当な王位継承者のソヴァージュは木曜日に戴冠式が行われることになりました。
彼はそのために王冠をこっそりと戻しておいたため準備は万全…
イングリッシュは何もできないまま過ごしていました。
すると、ローナが現れて「ソヴァージュがフランスで13人の極悪な犯罪者と会合を開く」と知らせます。
彼女はイングリッシュを部下にして共に捜査をしようと申し出て、彼を叱咤激励しつつ共にフランスへ。
ソヴァージュのアジトに潜入すると、彼は王になる目的を話しているのを目撃。
そのプレゼンの内容は、各国で犯罪者たちがあふれており刑務所が不足…
そこで20万人の受刑者を33万平方キロメートルもあるイギリスに集めて「人間ゴミ捨て場」にすると言うのです。
イングリッシュはプレゼン用に使用されていたDVDを奪う作戦を練りましたが、監視カメラで筒抜けだったため見張りに囲まれてしまいます。
しかし、何とかDVDはポケットに忍ばせ、ローナと共に捕まり幽閉されてしまいました。
イングリッシュは閉じ込められたまま鍵を開けようと奮闘していると、バフが助けに来たのです。
逃げ出すことに成功した彼らは戴冠式を妨害することにしました。
「ジョニー・イングリッシュ」最後ラストの結末
戴冠式当日、ソヴァージュは厳かな衣装に身を包み、玉座に座ってスコットランド、ウェールズ、イングランドの代表司教から誓いの言葉を待っていました。
そこにイングランドの代表に成り代わっていたイングリッシュが!
彼はカンタベリー大司教がニセモノだと指摘しますが、ソヴァージュは「それは止めておいた方が良い」と声をかけます。
カンタベリー大司教は本物にも関わらず、マスクを脱がそうとするイングリッシュ…
やっと本物であると理解して次なる作戦、証拠のDVDを再生しました。
しかし、それはイングリッシュの自宅の隠し撮りしたものだったため、取り違えていたことに気付いた彼はその場を退散。
戴冠式が進み、ソヴァージュに王冠が被せられる瞬間、頭上から彼を押しのけて自らに被せるのでした。
イングリッシュは「ソヴァージュを捕らえよ」と命令をし、彼をようやく確保。
脅されて任を降りていた女王が再び戻り、自身を守ってくれたイングリッシュに騎士の称号を授けました。
ローナとドライブに出かけて良い雰囲気になったイングリッシュですが、やはりミスをしてやらかしつつも物語は幕を閉じます。
THE END
この「ジョニー・イングリッシュ」の続編がこちらです。