映画「ラビリンス 魔王の迷宮」は、ジェニファー・コネリー、デヴィッド・ボウイ主演、1986年のアメリカ映画です。
そんな、映画「ラビリンス 魔王の迷宮」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。
主演の二人以外の出演者は、ほぼマペットだけという珍しい映画です。
■ スタッフ
監督: ジム・ヘンソン
製作: エリック・ラトリー
製作総指揮: ジョージ・ルーカス
脚本: テリー・ジョーンズ
撮影: アレックス・トムソン
音楽: トレヴァー・ジョーンズ■ 主要キャスト
サラ(ジェニファー・コネリー)
魔王ジャレス(デヴィッド・ボウイ)
トビー(トビー・フロウド):サラの弟
「ラビリンス 魔王の迷宮」あらすじ
おとぎ話が大好きな少女サラ(ジェニファー・コネリー)は、女優を夢見る15歳の少女です。
両親が外出し、彼女はまだ赤ん坊の弟トビー(トビー・フロウド)の世話を頼まれますが、ぐずって泣き止まないトビーに愛読書“ラビリンス”に出てくる呪文を唱えてしまいます。
「こんな弟なんかいらない」と・・・
すると迷宮の魔王ジャレス(デヴィッド・ボウイ)が現れ、トビーを連れ去ってしまいます。
ジャレスは「13時間以内に迷路を抜けて城まで来なければ、弟はゴブリンになってしまう」と告げます。
慌てたサラは、弟を取り戻す為に後を追って数々の罠が待ち受ける迷宮へと向かいます。
そこにはたくさんのゴブリン達がいて・・・
はたして、サラは弟トビーを連れ戻す事ができるのか?
「ラビリンス 魔王の迷宮」ネタバレ、最後のラスト結末は?
魔王の迷宮なのですが、マジに恐ろしい怪物は出てきません(笑)
みんなどこか憎めないゴブリンばかりです。
ココがファンタジー映画ですね。
しかもだんだんサラ(ジェニファー・コネリー)の仲間になっていきます(笑)
魔王ジャレス(デヴィッド・ボウイ)の命令は絶対のハズなのに・・・
芋虫は、なぜか迷路を抜けるアドバイスをくれた。
ホグルというゴブリンはサラと仲良くなっちゃって、魔王ジャレスとの間で板挟み。
ルド(毛むくじゃらの怪物)はサラに助けられて仲間入り。
サー・ディディモス(犬の騎士)は、レディを守るのは騎士の役目だと言ってお供に。
アンブローシャス(サー・ディディモスの愛犬)も、もちろん一緒。
ワイズマン(ゴブリンの老人)は、寸志と引き換えに仲間に。
仲間達の協力でサラ(ジェニファー・コネリー)は、数々の障害を乗り越えついに魔王ジャレス(デヴィッド・ボウイ)にたどり着きます。
魔王ジャレスは「すべて君の為にやった。君の願いを叶えた。私に従ってくれ、欲しいものは何でも与えるから。私を敬い愛してくれ。その代り私は君のしもべになろう」と言います。
しかし、サラは「あなたは無力です」と答えます。
その答えを聞いた魔王ジャレスは、とても悲しそうな顔をして、フクロウになってしまうのです。魔法?が崩れる瞬間です。
そして、サラは現実の世界(自分の家)に戻っていました。
もちろん、トビーも・・・
ひとり、自分の部屋に戻るサラ。
あの不思議な体験は夢だったのだろうか・・・
ふと、気が付くとゴブリンがいました。
「また私達が必要になったら呼んでくれ」とゴブリンが言います。
サラは「今もこれからも必要よ」と答えると、部屋いっぱいにゴブリン達が現れて、サラと抱き合ってTHE ENDです。
ちなみに窓の外には、魔王ジャレスであろうフクロウもいました・・・
結局、魔王ジャレスはトビーではなく、サラが欲しかったのですね。
フラレちゃいましたけど・・・
「ラビリンス 魔王の迷宮」見所
この「ラビリンス 魔王の迷宮」は、マッペット版「不思議の国のアリス」という感じです。
今ならCGなのでしょうが、マペットも実に新鮮です。
動きも見事です。
が、私は断然デヴィッド・ボウイ!!
デヴィッド・ボウイが見たいがために、この「ラビリンス 魔王の迷宮」を見ました。
やはり彼は何をやってもカッコイイです。
劇中歌もデヴィッド・ボウイの曲が多く満足でした。
サントラもあるはずですよ。
しかしこの映画、ミュージカルかオペラかってくらいでしたね。
だから出演したのかも・・・
結局のところ、デヴィッド・ボウイ演じる魔王ジャレスは、実は孤独で哀れな男。
それでも光るデヴィッド・ボウイはやっぱりさすがです。
ちなみに、かの有名なデヴィッド・ボウイ出演の「戦場のメリークリスマス」は1983年ですから「ラビリンス 魔王の迷宮」よりも約3年前ですね。
ファンタスジックなデヴィッド・ボウイを堪能してください。