映画「48時間PART2 帰って来たふたり」は、エディ・マーフィ主演、ウォルター・ヒル監督の1990年の映画です。
この映画「48時間PART2 帰って来たふたり」のネタバレ、あらすじや犯人、最後のラスト結末、見どころを紹介します。
囚人と刑事の凸凹コンビが復活!「48時間PART2 帰って来たふたり」をお楽しみください。
これで「48時間PART2 帰って来たふたり」のすべてがわかります。
「48時間PART2 帰って来たふたり」あらすじ
前作から7年後。
麻薬売買の大物ボス「アイスマン」を追う、刑事ジャック(ニック・ノルティ)。
その配下と応戦したのを機に、かつて48時間だけ仮釈放させてコンビを組んだ囚人レジーが事件に関与しているのを知る。
一方のレジー(エディ・マーフィ)は刑期を終えて出所しますが、移送バスを謎のバイカー軍団に襲撃されます。
そして、ふたりは再びコンビを組むことになるのですが・・・
「48時間PART2 帰って来たふたり」ネタバレ
サンフランシスコ警察の刑事ジャック・ケイツ(ニック・ノルティ)と囚人のレジー・ハモンド(エディ・マーフィ)の二人が脱獄犯であるギャンズを捕まえてから7年。
ギャンズの弟リチャード・チェリー・ギャンズ(アンドリュー・ディヴォフ)はある男からレジーの暗殺を依頼されます。
兄を売ったレジーに恨みを持っていたチェリーはその依頼を承諾し仲間のウィリアム・ウィリー・ヒコック(デヴィッド・アンソニ・マーシャル)と共にレジーの暗殺へと向かいます。
その頃、ジャックは麻薬の密売組織のトップ、アイスマンを追っていましたが、取引現場を抑えようとして大きな失敗をしてしまいます。
レース場で取引していた人物を取り押さえようとして、銃の弾がガソリンのタンクを貫き取引していた内の1人がその炎に飲まれてしまったのです
もう1人は混乱に紛れて逃走してしまったため、何も掴めず謹慎処分をうけてしまうのでした。
拳銃や警官バッジを取り上げられたジャックは、何がなんでも自分の処分が下る48時間後までに事件を解決するため奔走します。
実は、現場に残されたバッグからレジーの顔写真が見つかっていたため、翌日に出所を控えているレジーを訪ねたジャック。
ジャックは事件の捜査を協力してくれないかとレジーに頼みますが、7年前の事にうんざりしているレジーは、預けた金を返せと繰り返すだけで聞く耳をもちません。
「金を返すのは俺の手伝いをしてからだ。」と言うジャックに腹を立てたレジーはジャックを殴ってしまいます。
出所まで独房に入れられてしまったレジーでしたが、翌日無事出所します。
ジャックはもう一度レジーに会いに行き、今追っている犯人がレジーの写真を持っていたと伝えますが、やはり聞き入れてもらうことは出来ませんでした。
やっと刑務所から出られたジャックはお気に入りの音楽を聴きながらサンフランシスコへバスで向かいますが、その幸せな時間をチェリーによって壊されてしまうのです。
レジーを乗せたバスはチェリーとウィリーに襲撃されレジーは殺されそうになりますが、トドメをさされる直前にパトカーがやって来たことで難を逃れます。
一方、レジーに会いに来ていたジャックもチェリーたちに後をつけられ銃撃されてしまいます。
しかし、防弾チョッキを着用していたため骨にヒビが入った程度で済んでいました。
ジャックと同じく病院に運ばれたレジーは、喧嘩をしながらもジャックに預けてあった自分の車を受け取るためジャックの家に向かいます。
ようやくお気に入りの高級車を返してもらえると思った矢先、その車が目の前で爆発してしまうのです。
警察に戻って麻薬の取引現場で見た逃走中の男スローン・バローズ(ブレント・ジェニングス)のモンタージュを作成するジャック。
レジーは手当たり次第にかつての仲間に連絡し金を借りようとしますが、誰もレジーの力になってくれる友はいませんでした。
どうにもならなくなったレジーは渋々ジャックの手伝いをする事に。
チェリーと逃走犯のモンタージュを同僚刑事のベン・キーホー(ブライオン・ジェームズ)に調べてもらうことにしたジャックは、偽の警察バッジを忍ばせてレジーとともに捜査へ向かいます。
まずは、チェリーらが立ち寄って暴れた事で通報があった酒場へと向かった二人。
ジャックは店のママから、チェリーが以前この店で働いていたエンジェルという女性を探していたという事と、現場で取り逃がした男もその場にいた事を聞きます。
その時、以前ジャックに逮捕されたことを恨んでいた客がジャックに難癖をつけ乱闘騒ぎになってしまいます。
見かねたレジーは店のママが護身用に持っていた銃を撃ちその場を静かにさせるのです。
店を出てからまた喧嘩をするジャックとレジー。
言い合いは収まらず喧嘩別れをしてしまうのでした。
警察では、ジャックが騒いだ事が既に問題になっていましたが、キーホーからチェリーの情報を得たジャックは、まずエンジェルがいると思われるホテルへと急ぎます。
すると、そこにはレジーが先に着いていました。
また喧嘩になりそうだった二人でしたが一時休戦してエンジェルを探すことに。
エンジェルの部屋に着いた二人は部屋の様子を伺います。
ジャックが待機し、レジーが部屋を訪ねるとエンジェルの部屋にいたウィリーが発砲してきたのです。
そこへやって来たチェリーも銃の音を聞きつけて応戦します。
殺したと思っていたジャックが生きていたことに腹を立てたチェリーは銃を撃ちまくり銃撃戦が始まってしまうのです。
アパートの大家が警察に通報したためチェリーたちはその場から立ち去ってしまいます。
ジャックとレジーは、エンジェルからチェリーたちと繋がっているのがマルコム・プライス(デッド・マークランド)という人物だと聞き出すことに成功するのです。
更に情報を得るため、刑務所に服役中のカークランド・スミス(バーニー・ケイシー)を訪ねることにした二人。
カークランドからプライスの住所を聞き出します。
しかし、ジャックらがプライスを訪ねる前にプライスは殺されていました。
レジーは先手を打たれている事を不審に思います。
実は、アイスマンがレジーを狙っているのはレジーがアイスマンの金を盗んだからではなく、アイスマンの顔を見ていたからだったのです。
それを聞いたジャックは、何かにつけて自分の邪魔をしてくるブレイク・ウィルソン(ケヴィン・タイ)が怪しいと目星をつけ、査問会へ行ってレジーにウィルソンの顔を確認させることに。
しかし、レジーが確認するとウィルソンはアイスマンではありませんでした。
その上、査問会ではジャックを起訴することが決定してしまったのです。
「48時間PART2 帰って来たふたり」ラスト最後の結末
その頃、ジャックが追っていたバローズもチェリーたちの手によって闇に葬られてしまいます。
成す術が無くなったジャックは、レジーから預かったお金をレジーに渡し、今までの感謝を伝えます。
そして「この金を持って早く消えたほうがいい。」と伝えるのです。
レジーはカークランドと約束した通り、カークランドの娘エイミー(テイシャ・キャンベル)を訪ね、7万500ドルを渡してその場から立ち去ろうとします。
しかし、そこに現れたチェリーたちに捕えられてしまうのです。
その頃、警察署で自分の荷物を整理していたジャックは同僚刑事のフランク・クルーズ(エド・オロス)がバローズの情報を操作していたことに気付きます。
クルーズはチェリーたちと繋がっていたのです。
ジャックはクルーズの後をつけてあるクラブに向かいます。
そこには拉致されたレジーとエイミー、そしてチェリーたちがいたのです。
しかし、クルーズはアイスマンではありませんでした。
アイスマンはキーホー刑事だったのです。
激しい銃撃戦の末、ずっと裏切っていたキーホーに対して「恥を知れ。お前は俺たち警官の恥だ。」と言って人質になっていたレジーごと銃を撃つジャック。
キーホーを射殺することに成功したジャックでしたが、レジーは怪我を負って病院へ搬送されることに。
「まさか本当に俺を撃つなんて。」というレジーにジャックは「だから防弾チョッキ着ろって言っただろ。お前は俺のパートナーだ。アイスマンからぶん取った50万ドルがここにある。あとは病院で相談しよう。」と言って救急車に乗ったレジーを見送るのです。
ひと仕事終えて煙草を吸おうとするジャックはライターが無いことに気付き…。
ライターはレジーがくすねていたのでした。
THE END
「48時間PART2 帰って来たふたり」見どころ
前作から7年後の設定のストーリーですが、この作品単体でも楽しめます。
刑事ものなので激しい銃撃戦やカーチェイスなど、アクションシーンも満載で今の時代になっても見応えのある映像が楽しめます。
この作品の見どころは、やっぱりエディ・マーフィ演じるレジーとニック・ノルティ演じるジャックのコミカルなやり取りですね。
特にエディが演じるレジーはセリフも面白く、エディがかなりコミカルに演じているので、シリアスな表情とのギャップも楽しめます。
ジャックの野蛮な感じもニックが上手く演じていて、ジャックもエディもハマリ役でした!
シリアスなニック・ノルディが見たい方は「ケープ・フィアー」がおすすめです。
そして、前作から続いているというのも注目するポイント。
前作からキーホーが黒幕だったという事になるのです。
その謎解きも面白いので、前作から続けて視聴するのもおすすめです!
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