「10日間で男を上手にフル方法」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「10日間で男を上手にフル方法」ネタバレ あらすじ
ラブストーリー

映画「10日間で男を上手にフル方法」は、ケイト・ハドソン主演、ドナルド・ペトリ監督の2003年の映画です。

この映画「10日間で男を上手にフル方法」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、無料動画や見どころについて紹介します。

「振られたい女」と「付き合いたい男」のチグハグな攻防戦「10日間で男を上手にフル方法」をご堪能ください。

 

「10日間で男を上手にフル方法」あらすじ

アンディ(ケイト・ハドソン)と、ベンジャミン(マシュー・マコノヒー) 愛称 ベン。

他人だった二人は、出会ってスグに恋に落ちました!

雑誌記者のアンディは、人気女性誌『コンポージャー』で“女性のためのhow to記事”を担当。

でも、彼女が本当に書きたいのは、政治経済や貧困問題といった『コンポージャー』らしくない記事。

「how toで成功すれば、好きな記事を」と、いつも上司・ラナに受け流されてばかり。

 
一方、ウォーレン広告代理店で働くベンは、世界屈指のジュエリー商社・デラウェア・ダイヤの広告担当を狙っていました。

ところが、同僚のクールビューティー・スピアーズとグリーンに、その仕事を取られそうなんです。

ある条件をクリアできれば“アンディは社会派の記事”そして“ベンはダイヤ担当”をゲット出来る!

絶対に掴み取りたい仕事のため、頑張るアンディとベンは恋も一生懸命。

なんて素敵なカップル♪と思ったのに、この二人なんか変なんです。

一体、上司から出された条件とは?すべての始まりは、こんな事でした・・・

 
コンポージャー社、女子力高めの同僚に囲まれるアンディは魅力的な女性。

大好きなNBA観戦チケットを貰って幸せだったのに、無神経な上司に朝からイライラ!

その理由は、同僚で友達・ミシェル(キャスリン・ハーン)の、失恋体験を記事にするなんて言い出したから。

すると、アンディは「恋が長続きせず悩んでいる女性も多いハズです!その答えを知るために」と、こんな企画を発案します。

“男が別れを告げる理由、女の言動で我慢できない事は何か?”
※ちなみに、ミシェルの場合は“愛情が重い女”で、彼氏は一週間で逃げました。

アンディは、どんな事をしてでも“振られなければならない”体験レポートに挑戦!

何も知らない実験対象者の男性にとっては、ただ嫌な事をされる怖い企画です。

見方によっては“女が、どうしても別れたい男にやれば絶対に破局!”

「“10日間”で男を上手にフル方法ね~♪」と、面白いアイディアに上司・ラナもニンマリ。

入稿期限までたった11日、アンディは実験対象者を探しに一軒のクラブへ向かいます・・・

 

「10日間で男を上手にフル方法」ネタバレ

夜、一軒のクラブでは、ウォーレン広告代理店の面々がミーティング。

デラウェア・ダイヤの広告担当になるのはベン?それともクールビューティーのスピアーズとグリーン?

すると、スピアーズは何かに気づいたようで、ベンに勝負を持ち掛けます。

「10日後にデラウェアのために開催するパーティー、そこに恋人を連れて来て」

この店内で選んだ女性に、本当に愛されてパーティーに来ればベンの勝ち。

モテ男だと自負しているベンは余裕!スピアーズがすすめる一人の女性を気に入ります。

それは『コンポージャー』の記者・アンディでした。

 
彼女の上司から「男が10日以内に逃げ出すよう、嫌がる事をするの(笑)」と、昼間アンディを紹介されていたスピアーズ。

“男が嫌がる女”を演じるアンディと付き合うベンは、我慢できず10日持たないハズ!

そうなれば、デラウェア・ダイヤの仕事はスピアーズとグリーンのものです。

実験対象者を探しているアンディに、意気揚々と声を掛けるベン。

「僕と、どう?」「いいわよ」二人が思う事はおなじ“獲物ゲット!”

アンディの本音→顔はイケてるけど愛車がバイクなんて・・・マイナススタート↓

ベンの本音→顔も可愛くてノリも合う・・・好スタート!

 
手っ取り早く夢中になってもらう為に、初日はキスまではOKしたアンディ。

「どうだ、もう僕にメロメロだ!」「地獄が待ってるとも知らないで、かわいそうな男」

ベンの家にバッグを忘れて帰った彼女・・・2日目に備えて、エサを仕掛けたようです。

別れなければいけない女VS別れるわけにいかない男

恋愛上級者のアンディとベン、果たして真逆の恋の攻防戦を制すのはどっち!?

 
翌日、アンディが“わざと忘れたバッグ”の中から、観戦チケットを見つけたベン。

偶然にも、彼もNBA ニューヨーク・ニックスのファンで、今夜のデートが決まります。

審判に文句を言ったり、劣勢のニックスを心配したり自然に試合を楽しむベンとアンディ。

ハーフタイムにキス・カム(kiss cam)に選ばれた二人は、誰が見ても仲良しカップル!

熱烈なキスをして、ベンの心をガッチリ掴んだアンディ・・・ここから変わります。

 
早く恋(実験)を終わらせたいアンディは、ベンを振り回す“ワガママ”を発動。

彼女に尽くすベンは、ニックスが逆転勝利したのにやるせない思いで帰路につきました。

3日目の映画デートでは、誰得にもならない“上映中ず~っと喋る女”を演じ、周りに構わずベンに愛情を伝えるアンディ。

そんな彼女を庇ったベンは、大男に殴られます!

でも、単純な彼は心地よいアンディの胸で介抱され、溜まっていた嫌な気持ちが全部吹き飛びました。

 
ベンとアンディが出会って4日目の今夜は、自宅でNBA観戦デート!

「料理男子はモテる!」と、得意の料理でアンディの心を鷲掴みするつもりのベン。

しかし、彼女が仕掛ける怒涛の攻撃が、今度こそ恋(実験)の終わりを予感させます。

ピンク色のベッドカバーやトイレマット、ぬいぐるみにアンディの自撮り写真。

次々ベンの部屋に“マーキング”する彼女は、よく分からないシダの苗もプレゼント。

更に、彼の得意なラム料理に「メ~リさんのヒツジ~♪かわいそう」と、嘘泣き!

外食に変更すると、彼女の迫真の演技でDV男にされたベンはノックアウト寸前。

あまりの“情緒不安定”ぶりに、ヘトヘトになるベンの最後の望みは、深夜のスポーツニュースしかありません。

 
無事にニックス戦の結果を見て回復した彼は、今夜の出来事に疑問が浮かびます。

怒られるのを回避するアンディは、この日最大のダメージをベンに与えました。

彼のアソコを指さして「プリンセス・ソフィアと遊ばせて!」と、しょーもない命名。

屈辱を受けたベンはプリンセス~から、男らしい名前・百戦の獅子王クルールに改名!

元気を失いながらも「明日も会える?」と、踏ん張るクルールでした。

 
そう、このベン・・・仕事のためなら頑張れる、しぶとい男。

だからと言って、初日はあんなに素敵だったアンディの変貌ぶりに苦悩します。

翌日、何の前触れも無く、彼の職場に飼い始めた犬・クルールを連れて来たアンディ。

同僚も苦笑いする訪問でしかなかったけど、今日の彼女は幸運の女神でした。

アンディの一言で、ベンはデラウェア・ダイヤ担当に一歩前進!

たまにある幸せを噛みしめる“おめでたい男・ベン”は、この後“サイコ女・アンディ”にやっぱり苦悩します。

 
「私たちのファミリーアルバム!」と、二人の間に生まれる子供の写真を見せるアンディ。

結婚なんて考えていないベンは、勝手に母親と仲良くなっている彼女の行動力にドン引きして冷たい反応。

すかさず、泣き出したアンディは「チケットがあるの」と、NBA ニックス戦を匂わせベンを釣ります。

終了後、会場を出たアンディは“セリーヌ・ディオン コンサート”に大感動♪

一体、何が起きたのか・・・呆然とするベンは静かに帰宅しました。

 
そもそも“いい女”のアンディは、そろそろ“嫌われる女”のネタが限界です。

粘り強いベンに降参寸前でしたが、今夜は同僚を優先するからデートは無しで一安心。

でも、彼女を置き去りにした約束なんて許しちゃダメと、悪魔のささやきが・・・

「合鍵は管理人さんが」と、言って“男の集まりを邪魔する”アンディの登場に、固まる男たち。

不味いサンドイッチの差し入れ、葉巻の煙で異常にむせる彼女に同僚も恐怖を感じます。

更にベンが、あのシダの苗を枯らせた事でアンディのサイコぶりは最高潮!

すると、耐え切れ無くなったベンも、これまで溜め込んだ怒りをぶちまけます。

「私たちは終わりなの?」「仕方ない!」と、ベンはやっと別れを告げました。

 
この展開に、恋が終われば仕事が奪われると説得する、同僚で友達のトニー(アダム・ゴールドバーグ)。

グッと気持ちを押し殺すベンは、結局アンディに謝り倒し嫌々ながら元サヤに。

そして、同僚のすすめで彼女とカップルセラピーを受ける約束を交わします。

彼との別れに少しだけ寂しさ!?を感じたアンディですが、イカれた女扱いにイライラ!

一方、彼女への溢れ出す怒りに、ベンは地団駄を踏むのでした。

 
二人が出会って7日目、悩めるカップルの関係を根掘り葉掘り聞き出すのは、セラピスト役を演じるアンディの友達・ミシェル。

相変わらず、嫌な女のアンディと言い争うベン。

勢いに任せて「じゃあ、スタテン島の実家に来いよ!」と、口走ります。

すると、ミシェルは何故かその意見に賛同し、ベンのバイクで二人はフェリー乗り場へ。

電話で話した事があるベンの母は気さくで、彼の父や親戚もアンディを温かく迎えてくれました。

家族は、トランプゲーム(日本でいう「ダウト」)を楽しみ「Bull Shit!(ブゥ~シット!)」“馬鹿こけ!”と、声が飛び交います。

ドヤ顔のベンは嘘を見破るのが得意で、家族も“人間ウソ発見器”と認めるチャンピオン。

「心が純粋なの」と、嘘がバレて負けてしまう母に皆が笑い、伯父さんは居眠り。

気取った人間は一人もいない心地よい空間に、アンディは“嫌われる女”を演じるのも忘れ、いつも通りの素敵な女性に。

 
ベンがガールフレンドを連れて来たのは、アンディが初めてだと教えてくれた家族。

母から抱きしめられ、幸せで胸がいっぱいになるアンディ。

自然体で向き合うベンとアンディは、笑顔が絶えない楽しい時間を過ごします。

彼の家族からたくさんの愛情を感じたアンディは、ベンと純粋なキスを交わし初めて結ばれました。

彼に近づいたのはhow to記事の実験対象者として、偽装恋愛だったのに・・・

 
スタテン島から、いつもの生活に戻ったベンとアンディ。

二人が出会って、9日目が過ぎようとしていました。

「明日、デラウェア・ダイヤのパーティーがある、一緒に行こう僕の恋人として」

ベンに対する自分の想いに気づいたアンディは、戸惑いながら受け入れます。

彼との日々は記事に出来ないと言う彼女に、甘い事は言うなと上司・ラナは一刀両断。

次回の『コンポージャー』の表紙は既に完成、アンディの原稿を待つだけです。

 
10日目、心から惹かれ合ったベンとアンディは揃ってパーティーに現れました。

同僚のスピアーズたちとの賭けに勝ったベンは、社長からデラウェア・ダイヤの担当を任命されます。

仕事も恋人も手にしたベンに、面白くないクールビューティーのスピアーズとグリーン。

意地悪な彼女たちは、アンディが賭けの対象者に選ばれただけ。

ベンとの出会いは、仕事獲得のために仕組まれたニセモノだったと気づかせます。

 
一方、ベンにもアンディの上司・ラナによって、真実が伝えられようとしていました。

「10日間で、イイように操られたおバカな男がアンディを振るの~!(笑)」

ラナは、how to記事担当・アンディをベンに誇らしく紹介してしまいます。

顔色が変わっていくベンに、ラナは彼が実験対象者だと気づきますが手遅れでした。

互いに仕事のために、利用されていたと気づいたベンとアンディ。

ステージでは、酔っ払いアンディと音痴なベンの醜いデュエットがスタート!

10日間の思い出をぶちまけ合う二人に、会場はカオスと化します。

 

「10日間で男を上手にフル方法」最後ラストの結末は?

「男を10日間でフル方法?大成功だな」と、嫌味と悔しさをアンディにぶつけるベン。

強がるアンディは、ベンの前から去って行きました。

その後『10日間で男を上手にフル方法』を書き上げたアンディに、上司・ラナも満足。

しかし『コンポージャー』に社会派の記事は要らないと、再び一刀両断!

糸がプツリと切れたアンディは退社。

仕事も恋も上手く行かないニューヨークを離れ、ワシントン行きを決意します。

 
念願のデラウェア・ダイヤの担当になり、ベンは仕事に打ち込んでいました。

彼を心配する同僚で友達のトニーは、アンディの正直な気持ちが綴られた『コンポージャー』を持って来ます。

“私は彼を失った、でも どうしてなのか・・・人生最大の間違いを犯してしまった”

アンディの後悔する気持ちは本当?僕は彼女の事を・・・

 
ワシントンへ引っ越すと知ったベンは、バイクを飛ばし彼女の乗ったタクシーを追います。

強引にタクシーを止め「これは本当?」と、あの記事を見せるベンに「本当よ」と、答えるアンディ。

すると「記事はドコでも書ける、逃げているだけだ!」と、彼女の気持ちを掻き立てるベン。

「私は逃げていない!」「Bull Shit!」ベンは、アンディが嘘を吐いていると賭けます。

その読みは当たり、固かった彼女の表情は笑顔に変わりました。

見つめ合いキスをする幸せそうな二人に、強引に停車させられたタクシー運転手も降参。

アンディは、ベンのバイクの後ろに乗って家に帰ります!

THE END

 

「10日間で男を上手にフル方法」見どころ

数々の嫌われる女をやってみるアンディと、それに耐える健気なベン。

二人を支える同僚で良き友達がいて、最後にはハッピーエンド。

流れる音楽も素敵で、恋の結末は爽快感が残る大人気の王道ラブコメです!

 
アンディとベンの同僚はミシェルとトニーの他に、トーマス・レノン演じるセイヤー。

アニー・パリッセが演じたジニーは「人生はドラマね」と、この物語の始まりを伝えます。

とにかく今作は、ケイト・ハドソン演じるアンディの“したり顔”がとっても可愛い。

キラキラ眩しい笑顔は、誰もがワガママを許しちゃいそうなほど魅力的なんです。

そして、モテ男で自信しかないベンを演じた、マシュー・マコノヒーの悲哀と地団駄。

思いもしない、アンディの仕打ちに「なんでだ~?」と困惑する姿が愛くるしい!

 
“ワガママを言う女“で、2日目のバスケ観戦から始まった、振られるための演技。

第4クォーター残り1分9秒、ニックスがギリ負けていて絶対に見逃したくない場面です。

「ジュース買って来て!氷ナシで」と、ベンをパシらせるアンディ。

更に「これダイエット・コーラじゃない!」と、試合残り5秒で買い直しを要求。

ここから加速していくアンディの小悪魔ぶり、あなたは身に覚えありませんでしたか?

 
アンディとベンの写真を合成して作った、ファミリーアルバム。

リトル・アンディやベンJr.の写真に「…かわいい」と、大きく目を見開いて嘘を吐くベン。

アンディとベンの子供たち、二人の温度差は是非本編をチェックして笑って下さい。

様々な要求に必死で応え、ささやかな幸せを糧にヘコんでも頑張るポジティブなベン。

そんな彼の基盤となるニューヨーク・スタテン島で、家族と過ごす優しい時間はホロリと涙する方も多い名シーンです。

自分を偽らず素顔で向き合うベンとアンディは、とってもロマンチックで恋する素晴らしさを感じられるでしょう。

 
今作では、バイク乗りのカッコ良さを感じるかもしれませんよ~。

車じゃ得られないバイクの醍醐味を知らしめる事ができるので、世のライダーにとってデートに最適な映画かも!

※ベンのクルールを、一緒に笑ってくれるタイプなら(笑)

ベンとアンディが素敵過ぎると言うのもありますが、バイクで良い思い出がある方にとっても胸キュン間違いなしです。

愛犬・クルールや二人の愛を象徴するシダの苗も見守る、ちょっと可笑しい恋物語。

たくさんの表情を魅せてくれるケイト・ハドソンとマシュー・マコノヒーを、心ゆくまでお楽しみ下さい!

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