「タイピスト!」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「タイピスト!」ネタバレ あらすじ
ラブストーリー

映画「タイピスト! 」は、デボラ・フランソワ主演、レジス・ロワンサル監督の2012年のフランス映画です。

この「タイピスト!」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末と見どころを紹介します。

タイプライター早打ち大会に挑む新米秘書の姿を描くサクセスストーリー「タイピスト!」をお楽しみください。

 

「タイピスト! 」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: レジス・ロワンサル
制作: アラン・アタル
音楽: ロブ他
脚本: レジス・ロワンサル他
撮影:ギョーム・シフマン

■ 主要キャスト
ルイ・エシャール:ロマン・デュリス
ローズ・パンフィル:デボラ・フランソワ
マリー・テイラー:ベレニス・ベジョ
ボブ・テイラー:ショーン・ベンソン
アニー・ルプランス=ランゲ:メラニー・ベルニエ
ジルベール・ジャピー:ニコラ・ブドス
マドレーヌ・エシャール:ミュウ=ミュウ
ジョルジュ・エシャール:エディ・ミッチェル
ジャン・パンフィル:フレデリック・ピエロ
アンドレ・ジャピー:フェオドール・アトキン
ルシアン・エシャール:マリウス・コルッチ

 

「タイピスト! 」あらすじ

1950年代のフランス。

父親から地元の縁談を持ちかけられていたローズ(デボラ・フランソワ)は田舎を離れようと、ルイ・エシャール(ロマン・デュリス)が経営する保険代理店の秘書の面接を受けます。

そして彼女のタイピングの才能を見抜いたルイは、世界大会で優勝するという野望を抱きます。

タイプライターの早打ち以外取り柄のないローズに対し、ルイは「仕事を続けたいのならタイプライター早打ち大会に出場せよ」と命じ、世界大会への出場を目指した2人の特訓が始まります。

これはタイプライターのスポ根恋愛物語です。

 

「タイピスト! 」ネタバレ

父の営む雑貨店で働くローズ(デボラ・フランソワ)は田舎町を出るため、街に仕事を探しにいき、ルイ(ロマン・デュリス)が経営する保険代理店に秘書の面接を受けます。

ローズはタイピングの速さと他の面接者に比べ派手な花柄のワンピースが目を引き採用され、1週間の雇用期間が与えられました。

雇用期間が終わり、タイピングの速さ以外仕事のできなかったローズは、仕事を続けるためにはタイピング大会で優勝することが条件だと言われてしまいます。

 
そしてローズは、タイピング大会に出場しますが、あと2文字のところで落選してしまいます。

勝てなかったローズは帰ろうとしますが、ルイはローズのタイピングの才能に惚れ込み、家に住まわせタイプライターの特訓を始めたのでした。

 
ルイの幼馴染で、今は元米兵ボブ(ショーン・ベンソン)の妻となったマリー(ベレニス・ベジョ)に、ローズにピアノを教えさせたり走らせたり厳しいトレーニングを行います。

ですが、料理を作ってあげたりごはんを食べさせてあげたりする優しい一面も。

そんな鍛錬を積み、ついに大会が始まります。

全ての予選を1位で通過するローズ。

そして、ついに1位になります。

次は全仏大会へ。

 
この予選優勝を機に、ルイはローズに花束を渡そうとします・・・が先に、保険代理店の受付にやってきた男に花束を渡されてしまいました。

ルイは後日、ローズの誕生日をサプライズでお祝いしてあげます。

ケーキを出したところまでは良かったのですが・・・贈り物をあけたローズは激怒してしまいます。

それは、タイプライターの文字盤を隠せるお手製のカバーだったからです。

ルイは何時間もかけて作ったのですが、ローズの女心をわかってないために、怒らせてしまいます。

 
ある日、ルイはローズに休暇するよう告げます。

クリスマスは親戚が来るから、と。

ローズはお手伝いと紹介されても良いから、と言いますが聞く耳を持ってくれません。

住まわせていたローズを実家に帰らせてしまいます。

 
大会に優勝したことで、地方新聞の一面を飾り、町の有名人になったローズは、家族ともルイとも溝ができてしまいます。

実家によったあと、帰る場所を失ったローズはマリーを頼ることにしました。

下宿に帰る手段がない、と伝えるとマリーが、車で送ってくれます。

しかし、ついたのは親族が集まっているルイの家でした。

 
マリーはローズのことを、ルイの婚約者と嘘の紹介をし、ローズは親族に迎え入れられます。

ルイは最初抵抗しますが、しかたなくテーブルへ・・・

そしてルイの父がルイを出来損ないだと言うと・・・ローズが猛反論しました。

「ルイは良い人よ!」

家族が誰も言えないことをズバリ言ったローズに、ルイの家族は驚いた顔をしました。

そしてローズはルイの父を含め、ルイの家族に認められたのです。

 
全仏大会の前夜、赤いドレスで着飾ったローズ。

ルイは、試合のためを思って1度身を引きますが、反発し合いながらも二人は結ばれます。

そして全仏大会。

フランスの絶対王者アニーの存在に怯みますが、ローズはなんとか決勝まで残ります。

決勝では同点のため、5分の延長戦。

ローズはここまで来れてもう満足だと言いいます。

しかしルイはあきらめていません。

消えかかっていたローズの闘志にルイが火をつけ、ついに優勝します。

 
この優勝により、ルイは世界に行け、とローズを突き放します。

ローズはもうここに居てはいけない存在だと思ったからです。

ローズが愛してると伝えても、ルイはそれに応えることはなく、二人は会わなくなってしまいました。

スポンサー契約を交わしたローズは、テレビや映画の広告に出て一躍有名人に。

ルイは、また新たに秘書を雇い、遊んで、元の生活に戻ってしまうのでした。

 

「タイピスト! 」ラスト最後の結末

ローズはついに、世界大会へ。

10年で5度優勝しているアメリカが強敵です。

決勝に残ったのは、アメリカ代表スーザンとフランス代表のローズ。

5分間の勝負を3回行い、優勝を決めます。

1回戦目はローズが先取。
2回戦目はスーザンが勝ちます。

しかし、最終3回戦の前に舞台裏に戻るローズ。

父から送られてきた一番最初にタイプしたタイプライター”Triumph”を取りに戻ったのです。

そこに現れたルイ。

ここでルイは、ローズに愛してると伝えます。

 
父の送ってくれた、一番最初にタイプしたタイプライター”Triumph”を使った最終3回戦目・・・ローズは絶好調でした。

途中、故障が起きますが冷静に対処し打ち進めていきます。

完全に”Triumph”と一体化するローズ・・・

決勝終了後、
感極まったルイは結果が出る前に舞台に上がり、ローズとキスをします。

結果は・・・
世界新記録でローズが優勝しました。

ついに世界一になったのです!

 
舞台の下では、アメリカ人がボブに「なぜフランス人のアイディアをアメリカ人に売るのか?」と聞かれます。

舞台の上の幸せそうな二人を見ながら、ボブはこう答えます。

「アメリカ人はビジネスを、フランス人には恋を。」

舞台の上のローズとルイは観衆から喝さいを浴びています。

そしてそのままTHE ENDです。

 

「タイピスト! 」見どころ

50年代のファッションとローズ役のデボラ・フランソワがとにかく可愛い作品です。

衣装も世界観もとても可愛く、50年代ファッションの魅力が存分に味わえます。

この世界観に女の子はハマる事間違いなしです。

 
そしてスポコンの世界。

まるで別のスポーツの大会を見ているような試合(タイピング)に、ハラハラドキドキします。

ましてやタイプライターでの戦いという斬新な視点。

男性もハマる事間違いなしです。

そして最後は愛のチカラで勝つ・・・

 
フランス映画に興味のない方も一度は見ていただきたいスポ根ラブストーリー映画です!

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