映画「トイ・ストーリー2」は、ジョン・ラセター監督の1999年のディズニー&ピクサー作品です。
この映画「トイ・ストーリー2」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころを紹介します。
さらわれたウッディの救出作戦が繰り広げられる人気シリーズの第二弾「トイ・ストーリー2」をお楽しみください。
これで「トイ・ストーリー2」のすべてがわかります。
「トイ・ストーリー2」あらすじ
不用品バザーに出された仲間を助けようとしたウッディは、オモチャ屋の経営者に誘拐されてしまいます。
ウッディは、かつてのテレビ番組の人気キャラクターで、コレクターズアイテムとして高額の値段がついていたのです。
バズたちは誘拐されたウッディの救出に向かいますが、そこには数々の難題が・・・
「トイ・ストーリー2」ネタバレ
少年・アンディの“おもちゃ箱”には、たくさんお気に入りのおもちゃが…。
個性的なおもちゃたちは、今日も人間に見つからないよう、気ままに遊んでいました。
部屋中を、ドタバタと動き回るカウボーイ人形・ウッディ。
なくなった“カウボーイハット”を探していたのです。
これからアンディと一緒に、カウボーイ・キャンプへ行くというのに…。
出発の時間は迫っていました。
スペース・レンジャーのバズ・ライトイヤーをはじめ、仲間のおもちゃは一斉捜索に!
陶器人形のボー・ピープはアンディの妹・モリ―の部屋を。
ミスター・ポテトヘッドは、愛するミセス・ポテトヘッドのイヤリングをみつけてイチャついています。
あきれて、イラつくウッディにボーは、“ANDY”と書かれたウッディの“くつの裏”を見るよう言いました。
たとえ帽子をかぶっていなくても、アンディはあなたを連れて行ってくれると。
恐竜・レックスと陶器人形の3匹の羊がふざけていると、テレビのスイッチが入ってしまいました。
画面には、“にわとりの着ぐるみをきた男”が映るのでした。
バネの胴をもつ犬・スリンキーが良い知らせと、ウッディの帽子を持ってきました。
そして、わるい知らせ…。
アンディの愛犬・バスターが部屋に駆け込んできたのです。
あわてて、おもちゃのフリ!?をするウッディたち。
バスターはウッディに狙いをさだめて…じゃれてきました。
彼らは仲良しなのです。
安心したのも束の間、つぎはアンディが部屋に近づいてきました。
今度こそ、本気でおもちゃのフリをするウッディたちでした。
カウボーイ・キャンプ出発まで、あと5分。
アンディは、おもちゃたちと目一杯あそぶのでした。
ところが、ウッディの腕をひっかけ中綿が出てしまい、ウッディは置いていくことに。
アンディもウッディも、仲間のおもちゃも寂しそうです。
――静かなときは過ぎ、アンディが帰ってきました。
さっそく、ウッディと遊ぶアンディでしたが、腕が破れていることを思い出しました。
すると、「ウッディなんかいらない…。」と遊んでいたその手を離すのでした――
こわい夢から覚めたウッディ。
すこしホコリをかぶる部屋から、せき込む音がしました。
ペンギンのおもちゃ・ウィージーです。
もとは、音(声)が出るおもちゃで、アンディのお気に入りでした。
修理に出す事を忘れられ、壊れたまま音を出せず、助けを呼べなかったのでした。
「壊れたら、捨てられる。」と、ウィージーが指さすのは、庭先でアンディのママが準備している“ガラクタ市”でした。
おもちゃたちがあわてていると、部屋にママがやって来る足音が。
大きな箱を持ったママは、“ガラクタ市”に出すおもちゃを選ぶのでした。
輪投げ、ボードゲーム、次々と箱に入ります。
そして、小さく「じゃあね。」と言ってウィージーも行ってしまいました。
ウッディは、ウィージーを助けようと、バスターを呼び外へ出ました。
“ガラクタ市”にあつまる人のなか、無事にウィージーを発見、バスターに乗せて脱出するだけ。
ところが、ウッディが落ちてしまったから大変です!
「おれのブーツにゃ、ガラガラヘビ!」
ウッディの声に、ひとりの男が気づき、喜んでいるようです。
ママは、売り物ではないとウッディを隠すのですが、男は黙ってウッディを持ち去ってしまいました。
その様子を見ていたバズたちは大あわて!
おもちゃたちは、“ウッディ誘拐事件”の会議を開きます。
みんな、言いたい放題でうまく進みません。
すると、バズが男のくるまのナンバーと、拾った“にわとりの羽”から犯人の割り出しに成功しました。
ウッディを誘拐したのは、前に見たテレビCMの“にわとり男”だったのです。
その頃――
男が居ない隙に、脱出を試みるウッディは、段ボールから物音がするのに気づきました。
あらわれたのは、カウガール人形・ジェシーと、馬のブルズアイです。
ウッディを乗せて走り回るブルズアイ。
そして、「本物!」と言って大喜びのジェシー。
なにが何だか、わからないウッディでした。
ジェシーは、プロスペクターに会わせなきゃと、はしゃいでいます。
プロスペクターとは、真っ白なヒゲをたくわえた、金鉱掘りのおじいさん人形。
まだ、箱から出たことのない、“新品”なプロスペクターは、“ウッディのこと”を話はじめました。
じつは、ウッディ、ジェシーとプロスペクター、そしてブルズアイは、「ウッディのラウンドアップ」というテレビ番組のキャラクターだったのです。
ウッディは、自分が描かれたポスターを見て目を輝かせるのでした。
アンディの部屋では、バズたちが“にわとり男”の居場所を見つけ出すことに成功。
バズ、ミスター・ポテトヘッド、レックス、ぶたの貯金箱・ハム、そしてスリンキー。
精鋭部隊が“ウッディ救出作戦”へ出発するのでした。
ウッディは「ウッディのラウンドアップ」のビデオを見て楽しんでいました。
「つづきを見よう。」と言っても、プロスペクターから悲しいことを聞きます。
「これで終わり。ヒーローは、ふたりもいらない。」と。
打ち切るように終わった物語。
時代が変わり、子どもたちは、カウボーイ人形よりロボットで遊ぶようになったのです。
たくさんある自分のグッズに、心変わりを認められないウッディでした。
プロスペクターは、「一緒に、博物館に行こう。」と言い出しました。
日本の有名な“おもちゃ博物館”に売られることが、プロスペクターたちの夢だったのです。
でも、ウッディは、自分は“アンディのおもちゃ”だと、誘いを断りました。
突然、苦しみ出したジェシー。
理由を聞くと、プロスペクター、が語りだしました。
博物館は、全員揃ったセットでしか、買い取ってくれない。
これまで、プロスペクターたちは、暗い倉庫のしまわれ、主人公・ウッディが来ることをずっと待っていたのだと。
やっと来たチャンスでした。
腕が破れているウッディを見て、大事にしてくれる場所へ行こうというプロスペクター。
ジェシーも倉庫には、戻りたくないとケンカがはじまってしまいました。
その時、“にわとり男”・アルが帰ってきました。
仕方なくもとの場所、段ボールに戻るジェシーたち。
アルは、揃った人形をあつめて写真撮影をしようと、ウッディをガラスケースから出しました。
すると、誤ってウッディの腕から伸びる糸を引っかけ、腕が完全に取れてしまいます。
アルは、電話で誰かに助けを求め、部屋を出ていきました。
「腕が無い!」とパニックのウッディに、ジェシーは冷たいのでした。
夜、部屋のソファーでは、アルが大いびき。
ウッディは、アルの胸ポケットに入る、“腕”を奪おうと近づきます。
しかし、突然テレビがつき、アルが目を覚まし失敗。
偶然?テレビリモコンがジェシーの目の前にあったことで、ウッディとジェシーは、またケンカをしてしまうのでした。
翌朝、アルのおもちゃ屋にたどり着いた精鋭部隊。
アルの部屋には、あやしげな老爺があらわれ、ウッディを繕いはじめました。
しばらくすると、その見た目からは想像できない、老爺の見事な手つきで、ウッディは新品のようによみがえったのです。
それを見て、アルは大喜びするのでした。
アルのおもちゃ屋を捜索するバズは、大量に並ぶバズ・ライトイヤーを見つけました。
その中の一体に捕まってしまうバズ。
彼は、忠実に任務をこなしているだけ…。
バズは以前の、スペース・レンジャーと信じて疑わなかった自分を見ているようでした。
すっかり箱の中に入れられてしまったバズに、レックスたちは気づくこともなく、“ニセモノ”のバズと行ってしまいます。
きれいになったウッディは、上機嫌。
しかし、ジェシーとの仲は険悪でした。
ウッディが、アンディに大事にされているのは分かるというジェシー。
「エイミー…。」
かつてジェシーの持ち主だった女の子です。
ふたりは、いつも一緒でした。
しかし、成長したエイミーは、ジェシーから離れて行ったのでした。
そう、いつかは、別れが来ると…。
ジェシーの気持ちを知ったウッディは、心が揺れ動きます。
博物館への交渉を成立させたアルは、出発することになります。
追いかける“ニセ”バズたちは、アルのかばんに忍び込みました。
“本物”バズは、力尽くで箱から抜け出し、車に乗りこむアルを追いかけます。
店にある、おもちゃの箱を倒しながら進むバズ。
知らぬ間に、宿敵・ザーグの箱が開いてしまったことも気づかずに…。
アルは、とあるビルに到着するも、かばんを持たずに行ってしまい、レックスたちは困ってしまいます。
装備されたアイテムを使うも、うまくいかない“ニセ”バズ。
偶然さわったスイッチで、運よく車のドアを開けることが出来ました。
今度は、エレベーター問題。
どうやって23階まで行くか?
ヒミツの入り口を見つけた“ニセ”バズは、敵(アル=ザーグの手下)を追いかける使命感に満ちていました。
その頃、みんなで日本に行くことを決めたウッディ。
“ニセ”バズたちは、無事にウッディを発見。
いざ、ウッディ奪還!
と、そこへ、“本物”バズが登場して、混乱するウッディたち。
バズは、あしの裏に書かれた“ANDY”を見せるのでした。
ウッディは、バズにジェシーたちのこと、自分の“凄さ”を説明するも理解してもらえません。
バズは、「おもちゃは、子どもたちと遊び、愛されることこそ喜び。」と、以前、ウッディがバズに言った言葉を伝えました。
しかし、捨てられる恐怖を考えてしまったウッディは、“ガラスケース”に入ることは名誉と、拒んでしまいます。
おもちゃ精鋭部隊は、ウッディを残し、アンディの家に帰ることに。
せつない顔のウッディは、あしの裏に書かれた“ANDY”の文字を見て考え直しました。
ジェシー、ブルズアイに声を掛けます。
「一緒にアンディのところへ行こう。」
すると、プロスペクターは、けっして帰さないと道をふさぐのでした。
これまで、子どもに愛されたことがないプロスペクターは、コレクターズ・アイテムになることが一番よいと考えるのでした。
昨夜、勝手についたテレビも、プロスペクターの仕業だったのです。
なんとか、逃げ出したいその時、アルの足音が聞こえてきました。
箱詰めされてしまうウッディ。
さらに、ウッディを追うバズの前に、ザーグが現われてしまいます。
そして、ザーグと戦う“ニセ”バズは、衝撃の真実を知ることになるのでした。
「うそだーーー!!!」
空港へ向かうアルの車を追いかけるのは、バズが運転する“ピザ・プラネット”の車。
すでに、ウッディを入れた荷物は預けられてしまいます。
バズたちも、急いでベルトコンベアに潜入。
めざすは、緑のスーツケース!
しかし、目の前には、無数の荷物がありました。
荷物から荷物へ、走りまわるバズたちは、緑のスーツケースを次々開けていきました。
ポテトヘッドが開けたのは、高級カメラが入った違うかばん。
バズが見つけたかばんを開けると、プロスペクターがいきなり殴りかかりました。
怒ったウッディは、プロスペクターに立ち向かいますが、また腕を破かれてしまいます。
追い詰めるプロスペクターに、フラッシュがひかり、目をくらませ逆転勝利!
ポテトヘッドたちです。
さあ、ウッディがプロスペクターにした“仕返し”とは…?
「トイ・ストーリー2」ラスト最後の結末は?
プロスペクターは、女の子のリュックにいました。
「これから、いっぱい遊んでもらえよ!」と見送るウッディたち。
安心したウッディでしたが、ジェシーの救出がまだでした。
ジェシーを乗せたエアカーゴは、走り出してしまいます。
ブルズアイに乗り、追いかけるウッディとバズ。
飛行機に積まれる荷物にまぎれ、ジェシーが居る緑のスーツケースを開けました。
再会したふたりは、アンディの家に帰るのです…が、間に合わず飛行機の扉は閉じるのでした。
なんとか、外への出口をみつけたものの、落ちそうになるウッディ。
精一杯のばしジェシーと繋ぐ手は、破れた腕が取れそうなほどです。
そこへ、ブルズアイとバズが助けにやってきました。
ウッディは背中のひもを車輪のネジに掛け、ジェシーと一緒に飛び降りようとします。
「ウッディのラウンドアップ」最終回をつくろうと。
こころを決めたふたりが飛び出しました。
そして、待ちかまえたブルズアイとバズに飛び乗り、今度こそ助かったのでした。
「そんじゃ、帰ろう。」
アンディがカウボーイ・キャンプから帰ってきました。
真っ先に、ウッディの元へ急ぐアンディですが、見当たりません。
がっかりして振り返った先に、ウッディそして、あたらしい仲間・ジェシーとブルズアイがいました。
ジェシーとブルズアイを手に取り、喜ぶアンディは、さっそく遊びはじめました。
ウッディの腕もアンディが直してくれました。
あしの裏に“ANDY”と書かれしあわせそうなジェシーとブルズアイ。
テレビには、大損をしたアルが泣きながら“安売りセール”を宣伝しています。
ウッディのもとに、きれいな声が出るようになったウィージーが来ました。
ウィージーの歌声に、おもちゃたちは楽しい時間を過ごすのでした。
これから、アンディが成長したとしても、ウッディには仲間がいるから大丈夫…と。
THE END
「トイ・ストーリー2」見どころ
今作もドタバタ大騒動!!
あたらしい仲間・ジェシーとブルズアイが加わり、今後、さらにパワーアップすることになる、大切なシリーズ2作目です。
おおきく躍進したキャラクターといえば、ピザ・プラネットの“リトル・グリーン・メン”(LGM)。
みどり色で、目が3つのエイリアンです。
登場は、終盤の空港へウッディを追いかけるシーン。
バズたちが乗り込んだ、ピザ・プラネットの車内にぶら下がっています。
じつは、車を発進させるためのアドバイスをくれるんです。
勢いあまって、車外へ飛びそうになったLGMを、ミスター・ポテトヘッドが助けたことから、「いのちの恩人、感謝永遠に…。」とつきまといます。
とうとう、ミスター&ミセスポテトヘッドの養子になってしまう!強烈です。
今回、ディズニー・ヴィランズ(敵)は、プロスペクターでした。
これまで、誰にも遊んでもらえなかった“寂しいおもちゃ”が、自分の価値、居場所を見つけられたのに叶わなかったのも、かわいそうな気もします。
でも、あたらしい持ち主をウッディに見つけてもらえたから、たのしい“おもちゃ人生”を過ごしてほしいですね。
エンド・クレジットには、おもちゃたちの“映画撮影NG集”がながれます。(ジャッキー・チェンの映画のような。)
さいごまで、ウッディたちの冒険、そして友情をお楽しみください!
続編の「トイ・ストーリー3」はこちらです。
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