映画「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」はダイアン・クルーガー主演、ステファヌ・リボジャ監督の2011年公開の作品です。
この映画「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
武装グループにさらわれた女性を奪還する仏軍特殊部隊の活躍を描く「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」をお楽しみください。
「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」あらすじ
アグガニスタンで取材中のジャーナリスト、エルサ(ダイアン・クルーガー)は深入りしすぎてタリバン武装組織にマークされていました。
ある日、取材対象と落ち合う約束でしたが、騙され拘束されてしまいます。
組織のボスはザイエフ(ラズ・デガン)
凶暴な男でフランス政府は極秘の救出命令を出します。
特殊部隊60名を送ることにしますが、先にコバックス(ジャイモン・フンスー)が率いる特殊部隊「スペシャル・フォース」を送りこむのでした。
スペシャル・フォースは6名。
隊長コバックス(ジャイモン・フンスー)
ティクタク(ブノワ・マジメル)
リュカ(ドゥニ・メノーシェ)
エリアス(ラファエル・ペルソナ)
ビクトール(アラン・フィグラルツ)
マリウス(アライン・アリヴォン)
はたして・・・・
「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」ネタバレ
エルサ(ダイアン・クルーガー)達が監禁されているのはパキスタンの村でした。
スペシャル・フォースはパキスタンの領空からパラシュートで落下、潜入します。
そして敵のアジト近くまでたどり着き、監視を始めます。
コバックス(ジャイモン・フンスー)は命令には絶対に従い、任務以外の行動は許しません。
任務はエルサ(ダイアン・クルーガー)の奪還のみです。
そして突入!
無事人質を見つけ奪還したのです。
激高したザイエフ(ラズ・デガン)は兵を連れて追いかけます。
まずい事に無線をアジトに置いてきてしまったため、本部との連絡はとれません。
しかも、もし無線が敵に傍受されていたら作戦は筒抜けになってしまいます。
結局、スペシャル・フォースは合流地点へは間に合わす、別の脱出の道を探ることになります。
パキスタンに入って2日目。
コバックス(ジャイモン・フンスー)は任務は救出であり、そのためにアフガニスタンに戻るという危険な作戦に出ます。
追跡するタリバンはどんどん増えていきます。
3日目、とうとう追跡されることに限界を感じたスペシャル・フォースは敵を迎え撃つ作戦に出ます。
逃げから迎撃へ。
タリバン兵は逃げていきました。
しかしザイエフ(ラズ・デガン)は戻ってきた兵を容赦なく撃ち、追跡しろと命令するのでした。
4日目、食料など尽きてきたスペシャル・フォースは、途中の村で休息をとります。
友好的な村で彼らはつかの間の休息をとるのでした。
この村には子供がいませんでした。
タリバンに連れていかれたのです。
そんな時に突然の狙撃でマリウス(アライン・アリヴォン)が死亡。
スペシャル・フォースはなんとかその場をしのぎました。
5日目、タリバンの大軍が迫ってきました。
タリバンは村を破壊しはじめます。
スペシャル・フォースは、優しくしてくれた村民を助けようと任務ではない行動にでます。
村に戻ったスペシャル・フォース。
しかし多勢に無勢です。
ビクトール(アラン・フィグラルツ)がやられ、単独で動いたエリアス(ラファエル・ペルソナ)とは離れてしまいます。
なんとか村を脱出した4人は重傷のビクトールを背負いながら、雪の降る極寒の山に入っていくのでした。
そして、ひとり逃げていたエリアスがついに敵の銃弾に倒れるのでした・・・
7日目、雪山にシェルターを掘ってなんとかしのいでいたスペシャル・フォースでしたがビクトールが死んでしまいます。
そんな中、コバックス(ジャイモン・フンスー)はリュカ(ドゥニ・メノーシェ)に「お前には子供ができた。必ず生きて帰れ」と言うのでした。
リュカは恋人からまだ知らされていなかったのです。
8日目、4人になり雪山を歩く面々・・・
9日目についに雪山から下りれたのです。
しかしそこには敵が・・・
リュカがやられ、ティクタク(ブノワ・マジメル)も負傷。
エルサ(ダイアン・クルーガー)もザイエフ(ラズ・デガン)に捕まってしまいます。
ザイエフはエルサを人質にしてスペシャル・フォースに降伏を促します。
しかしコバックス(ジャイモン・フンスー)は迷いなくザイエフだけ打ち抜くのでした。
生き残ったのはエルサ、コバックス、負傷しているティクタクの3人だけでした。
「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」ラスト最後の結末
10日目、ついに国境を越えてアフガニスタンへ。
しかし今度は落石でコバックスが足を折ってしまいます。
なかなか進めなくなる3人・・・
コバックスとティクタクは俺たちを置いて行けとエルサに言います。
西へ行け!と・・・
ひとり西へ進むエルサ。
力尽きて倒れているところを発見されます。
12日目のことでした。
救助されたエルザを政府の高官達が囲みます。
フランスへ帰れると。
しかしエルザは拒みます。
彼らを探しに行くんだと・・・
そこにスペシャル・フォースの司令官があらわれ、彼女をヘリに乗せるのでした。
ヘリは彼らを探しに飛び立ちます。
しばらくしてグッタリしたコバックスとティクタクを発見します。
ふたりはなんとか手を上げるのでした。
THE END
「スペシャル・フォース 壮絶!人質奪還作戦」見どころ
この作品は軍隊ものにしては珍しくフランス軍の映画です。
まずそこが新鮮ですね。
良く見るアメリカ軍ではないので、装備やヘリとかが見慣れないものになっています。
救出までがあっさり成功してしまうので、?でしたが、この作品はそこからが本番で逃避行がメインでした。
少数に大勢のタリバンが追跡し、迫る緊迫のストーリーは「ローン・ソルジャー」を彷彿とさせました。
特に離れ離れになって一人になったエリアス(ラファエル・ペルソナ)が2日間、大量のタリバンに追われながら逃げ、ついにやられてしまうところなんかはもう残酷でしかありませんでした。
彼女が妊娠したことを知ってすぐにやられてしまうリュカ(ドゥニ・メノーシェ)もひどい・・・
唯一の希望はいつのまにか逃避行中でデキてしまったエルサ(ダイアン・クルーガー)とティクタク(ブノワ・マジメル)ぐらいでしょうか。
戦争がらみのアクションものは悲しいものが多くて・・・
正義の上に成り立つ不幸ってどうも苦手です。
エンドロールの最後にコバックスが雪山を上っているシーンが映し出されますが、あれは後日談でリュカの墓を探しに来たのかな?
ちょっと不明でした。
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