映画「スナッチ」は、ジェイソン・ステイサム主演、ガイ・リッチー監督の2000年のイギリス映画です。
そんな映画「スナッチ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
巨大なダイアモンドをめぐる豪華俳優陣出演のクライムムービー「スナッチ」をお楽しみください。
2001年のエンパイア賞で、ガイ・リッチーが監督賞を受賞、ヴィニー・ジョーンズが男優賞を受賞しています。
ブラピも活躍しますよ。
■ スタッフ
監督: ガイ・リッチー
製作: マシュー・ヴォーン
製作総指揮:ステファン・マークス、ピーター・モートン、アンガッド・ポール、トルーディ・スタイラー、スティーヴ・ティッシュ
脚本: ガイ・リッチー
撮影: ティム・モーリス=ジョーンズ
音楽: ジョン・マーフィ■ 主要キャスト
ターキッシュ:ジェイソン・ステイサム
トミー:スティーヴン・グレアム
ミッキー・オニール:ブラッド・ピット
フランキー・“フォー・フィンガー”:ベニチオ・デル・トロ
ソル:レニー・ジェームズ
ヴィニー:ロビー・ギー
タイロン:エイド
“ブレット・トゥース”・トニー:ヴィニー・ジョーンズ
ボリス・”ザ・ブレイド”:ラデ・シェルベッジア
ダグ・”ザ・ヘッド”:マイク・リード
アビー:デニス・ファリーナ
ブリックトップ:アラン・フォード
「スナッチ」あらすじ
ベルギーで86カラットのダイヤと小粒の宝石を手に入れた強盗フランキー・“フォー・フィンガー”(ベニチオ・デル・トロ)。
NYのボス、アビー(デニス・ファリーナ)にダイヤを渡す前に、小粒の宝石をロンドンで売りさばくことにしました。
しかし、仲間のロシア人、ボリス(ラデ・シェルベッジア)に裏切られ、宝石はロンドンのギャング、ソル(レニー・ジェームズ)、ヴィニー(ロビー・ギー)、タイロン(エイド)に狙われてしまいます。
危険を察知したアビー(デニス・ファリーナ)は、ロンドンに飛び、凄腕のトニー(ヴィニー・ジョーンズ)を雇い、ダイヤを追います。
一方、非合法ボクシングのプロモーター、ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)と相棒トミー(スティーヴン・グレアム)は、成り上がるべく、裏ボクシングの元締めブリック・トップ(アラン・フォード)に接近し、八百長試合を仕込むことになります。
用意していたボクサーは、ひょんな事から使い物にならなくなり、変わりのボクサーとして白羽の矢が立ったのが、素手ボクシングのチャンピオン、ミッキー・オニール(ブラッド・ピット)でした。
この異なるふたつのたくらみは、いつしかひとつになり・・・
はたして86カラットのダイヤは誰の手に?
ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)らは、成り上がれるのか?
「スナッチ」ネタバレ
主要な登場人物がたくさんいますが、ネタバレ的に整理します。
最初にダイヤを盗んだフランキー・“フォー・フィンガー”(ベニチオ・デル・トロ)は、ボリス(ラデ・シェルベッジア)の手下、黒人ギャング達に捕らえられ、ボリスにやられてしまいます。
ここでダイヤはボリス(ラデ・シェルベッジア)の手に。
黒人ギャング達は、フランキー(ベニチオ・デル・トロ)を捕まえる際に飛び込んだギャンブル場に強盗に入り、そのオーナーであるブリック・トップ(アラン・フォード)の逆鱗に触れます。
ブリック・トップに捕まった黒人ギャング達は、助かりたいが為にダイヤの事を話します。
ブリック・トップはそのダイヤを48時間以内に持って来いと・・・
フランキー・“フォー・フィンガー”のボス、アビー(デニス・ファリーナ)は、宝石商のダグ(マイク・リード)から、ダイヤの危険を察知してロンドンヘやってきます。
そして、フランキーを探すために凄腕のトニー(ヴィニー・ジョーンズ)を雇います。
トニーはなんなく、黒人ギャング達を見つけ、ダイヤを取ったボリス(ラデ・シェルベッジア)を突き止めます。
そしてボリスを確保。
ボリスの家に隠してあったダイヤを手に入れます。
そこへダイヤを奪いに黒人ギャング達が現れ、トニー(ヴィニー・ジョーンズ)とアビー(デニス・ファリーナ)、ギャングと逃げたボリス(ラデ・シェルベッジア)との銃撃戦になります。
ココでボリス死亡。
ダイヤは再び黒人ギャングの手に・・・
しかし、ダイヤは黒人ギャングの飼っていた犬(元はミッキーの犬)が飲み込んでしまい逃亡してしまいます。
激怒のアビーが犬に向けてメチャクチャに発砲。
その弾がトニーに当たり、まさかのトニー死亡・・・
ガックリきたアビーはNYへ帰ってしまいます。
一方、八百長ボクシングに出る事になったミッキー(ブラッド・ピット)は、八百長で負けるハズが勝ってしまいます。
ブリック・トップ(アラン・フォード)は、もう一度だけターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)に八百長ボクシングのチャンスをやります。
そして見せしめにトミー(スティーヴン・グレアム)の店を壊し、ミッキー(ブラッド・ピット)のトレーラーハウスを母親ごと焼いてしまうのです。
悲しみに暮れるミッキー(ブラッド・ピット)・・・
「スナッチ」最後のラスト結末は?
当日の八百長ボクシングでは、再びミッキー(ブラッド・ピット)が勝ってしまいます。
呆然とするターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)とトミー(スティーヴン・グレアム)は、命の危険を感じ早々にミッキー(ブラッド・ピット)とともに逃げ出します。
そこに待ち構えるブリック・トップ(アラン・フォード)。
車の中の手下に銃をかせと言います。
万事休すかと思われたその時、車の中にいたのは、ミッキー(ブラッド・ピット)の仲間でした。
ブリック・トップ(アラン・フォード)は反対にやられてしまいます。
実は、コレはすべてミッキー(ブラッド・ピット)が復讐のために仕組んだ事でした。
ミッキーは自分にお金を賭けていました。
そしてボクシングに勝ち大金を儲けたミッキーは、仲間とともにそのまま消えてしまいます。
しかし、戻って来たダイヤを飲み込んだ犬は、ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)の手に・・・
ダイヤの事を全く知らなかったターキッシュとトミーが最終的に獣医で見つかったダイヤを手にします。
このダイヤを宝石商のダグ(マイク・リード)に売りに行ってTHE ENDです。
「スナッチ」見所ポイント!
登場人物が複雑でなのですが、それぞれがひとくせもふたくせもあって楽しめます。
特にボリスとトニーは圧倒的な存在感で活躍するのですが、意外にもこのふたりの最後は実にあっけないのです(笑)
反面、この物語を引っ掻き回した黒人ギャング達は無傷で、警察に捕まるという結末でした。
主演はターキッシュ役のジェイソン・ステイサムなのですが、いまいち目立てませんでしたね。
その点、ミッキー役のブラッド・ピットはかっこよかった・・・
ボクシングシーンは、あの映画「ファイトクラブ」を彷彿させます。
なかなかのドキドキのシーンでした。
犯罪アクションものではあるのですが、ところどころに笑えるポイントが散りばめてあってコメディとしても楽しめます。
凶悪な人物なはずなのですが、どこかユーモアがあって憎めない・・・
監督ガイ・リッチーの手腕のなせるワザでしょうか?
映画「スナッチ」のラストでは、ターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)とトミー(スティーヴン・グレアム)が、宝石商のダグ(マイク・リード)の所へ行き「買い手はいるか?」と聞きます。
するとダグ(マイク・リード)は、アビー(デニス・ファリーナ)に電話をかけて、飛行機が飛ぶシーンで終わっています。
つまり、結局ダイヤはアビーへ行く事になったのかが、いまいち明確ではない終わり方でした。
まあ、あまり深く考えずとも、楽しめる娯楽映画になっています。
おすすめです。
野性的なブラピならこちらの作品もおすすめです。