「スラムドッグ$ミリオネア」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「スラムドッグ$ミリオネア」ネタバレ あらすじ
ヒューマン

映画「スラムドッグ$ミリオネア」は、デーヴ・パテール主演、ダニー・ボイル監督の2008年のイギリス映画です。

この映画「スラムドッグ$ミリオネア」のネタバレ、あらすじやラスト最後の結末、見どころを紹介します。

スラム育ちの少年が、一獲千金クイズに挑戦する「スラムドッグ$ミリオネア」をお楽しみください。

 

「スラムドッグ$ミリオネア」あらすじ

ムンバイのスラム街で育った少年ジャマール(デーヴ・パテール)は、人気番組「クイズ$ミリオネア」で快進撃を見せ、最後の1問まで到達します。

しかし、無学ゆえに不正の疑いをかけられ警察で尋問されるハメに・・・

そこでジャマールは無実を晴らすべく、さまざまな知恵を培った自分の生い立ちを語り始めるのでした。

はしてイカサマなのか?

違うなら、なぜ彼は無学なのに正解を導き出せたのでしょう?

 

「スラムドッグ$ミリオネア」ネタバレ

インドで人気のテレビのクイズ番組『クイズ$ミリオネア』に出演していた主人公である青年ジャマール・マリク(デーヴ パテール)は、番組MCのプレーム・クマール(アニル カプール)が出題する数々の問題を正解していき、ついに史上最高額の賞金2千万ルピー、日本円にして3000万円が与えられる最終の1問にまで到達します。

その最後の1問は次の日に収録される・・・

しかし、オフィスでお茶汲みの仕事をしているスラム育ちのジャマールが、淡々とクイズに勝ち進んでいったことに「予め答えを知っていたのでは」という疑いを持ったクマールは、収録後に警察に連絡しました。

ジャマールは警察に連行されます。

警部から激しい拷問を受けた彼は、「僕は答えを知っていたんだ」と主張し、その答えを知る要因となった今までの人生を警察に語りだすのでした。

 
ジャマール マリクはインド最大のスラム街であるムンバイで生まれました。

イスラム教徒を敵視する暴徒によって母親は殺され、兄のサリーム マリク(マドゥル ミッタル)と共に逃げていた時、少女ラティカ(フリーダ ピントー)と出会い三人で行動するようになりました。

ごみ処理場にいたとき、三人はある男に連れられ、孤児の保護施設に入れられます。

そこには、多くの子供達がいて、子供達に歌を歌わせ、上手に歌えればプロになれると教えられていました。

 
ある日サリームは、ある男の子が歌を歌うよう呼ばれたので隠れてついていくと、大人たちによって薬品で眠らせ、目を潰すという行為を目撃します。

それを見たサリームは、ジャマールとラティカを連れて逃げ出しました。

走る列車に乗り込むことのできたジャマールとサリームですが、ラティカは乗り込むことができずに、離れ離れになってしまいます。

 
ラティカのことを思いつつ、売り子をしたり、観光客から物を盗んだりして生活し、資金を集めたジャマールはサリームと共にラティカを探しに出ます。

色々と周り、故郷のムンバイへたどり着いたとき、施設にいた盲目のアルヴィドに、ラティカの居場所を教えてもらいました。

そうして、ラティカと再会することができましたが、そこに施設を運営していた男たちが現れます。

しかしサリームが銃で撃ち殺してしまうのでした。

 
その後、サリームはムンバイを支配するギャングのボスであるジャヴェド・カーン(アヘシュ マジュカール)に会い、彼の手下となります。

そして、サリームはラティカを奪うため、ジャマールに銃を向けます。

ラティカは諦め、サリームのもとへいきます。

こうして、ジャマールは1人になってしまいました。

 
その後、ジャマールはコールセンターの茶くみとして働きました。

ある時、兄と同姓同名の人物を見つけます。

電話をかけてみると、兄のサリームでした。

そして再会します。

ジャマールは兄を尾行してラティカを見つけ出しますが、彼女はギャングのボス、ジャヴェドに怯えていました。

ジャマールはラティカを救おうとしますが、ラティカは兄と他の手下に捕まってしまいます。

 

「スラムドッグ$ミリオネア」ラスト最後の結末

ジャマールは再びラティカを見つけるため、彼女が昔よく見ていた「クイズ$ミリオネア」に出場することにしたのです。

クイズではこれまで生きてきた人生の「経験」の中から正解を導き出し、残り一問まで順調に正解していきます。

そして、冒頭にあったように警察に連れられ、拷問されますが、疑いが晴れて翌日再び最後の一問に挑戦するため番組に出るのです。

 
ジャマールが最後の一問に挑戦しようとしているとき、兄のサリームはラティカに今までのことを謝り、携帯電話を渡しアジトから逃がしている所でした。

ジャマールは最終問題で、テレフォンを使います。

テレフォンの相手は兄のサリームの携帯電話でした。

 
ラティカは急いで携帯電話に出ます。

ジャマールは彼女の声を聞いて満足し、最後は勘で答えると・・・

それはなんと正解で、2000ルピーの賞金を得ることができました。

スラム育ちのジャマールがミリオネアになったことで、国中の視聴者が歓喜の渦に・・・

 
一方で、兄のサリームはアジトでジャヴェドを撃ち殺し、最後は自分も手下に殺されてしまいました。

駅でラティカを待つジャマール。

ホームでラティカを見つけます。

最後に、ジャマールとラティカは再会し、結ばれるのでした。

エンドロールではインド映画特有の大ダンスシーンで終わります。

THE END

 

「スラムドッグ$ミリオネア」見どころ

スラム街での貧しい暮らしがとても良く映されていると思います。

かなりリアルな生活描写がされていて信じられない人もいるかもしれません。

今では、この映画の撮影地を廻るツアーなんかも行われているそうです。

 
この映画はクイズのドキドキ感を期待すると裏切られます。

それよりも、インドのリアルな背景と、人生の「運命」というある意味壮大なテーマで成り立っています。

けっこう細かな伏線がありますので、そういった所も注意してみると良いでしょう。

 
サリームの最期のシーンはかっこいいですね。

今まで、犯してきた罪を受け入れて、その償いとしてラティカとジャマールの邪魔となるジャヴェドを殺してから死ぬという粋な最後は心震えました。

ジャマールはラティカと結ばれることになったのでよかったですね(^^)

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