「愛は静けさの中に」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末

「愛は静けさの中に」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末
ラブストーリー

映画「愛は静けさの中に」はウィリアム・ハート主演、ランダ・ヘインズ監督の1996年公開の作品です。

この映画「愛は静けさの中に」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

ろうあ学校の教師と、ろうあ者の女性の恋を描いたラブストーリー「愛は静けさの中に」をお楽しみください。

 

「愛は静けさの中に」あらすじ

片田舎のろうあ学校に赴任してきたジェームズ・リーズ(ウィリアム・ハート)。

ある日、学校で用務員として働くサラ・ノーマン(マーリー・マトリン)に出会います。

彼女は何か職場でもめていました。

校長にサラの事を尋ねるジェームス。

校長はみんなの鼻つまみ者だと言います。

5歳からこの学校にいるサラはとても優秀でしたが、今はこの学校で働いているとのことでした。

 
ジェームスは独自の方法で生徒たちに教え、苦戦しながらも生徒たちの信頼を得ていきます。

しかしサラとはなかなか打ち解けられません。

なぜ頭のいいサラがここで働いているのかジェームスは理解できませんでした。

ようやくサラに話し方を教えることになったジェームス。

しかし頑なに反抗するサラに手を焼くのでした。

 
ジェームスはサラを食事に誘います。

食事をしてダンスをする二人。

ジェームスはなんとかサラの力になりたいと思うのでした。

 
ジェームスはサラの母親の元を訪ねます。

サラが話さなくなった原因は、姉の友達でした。

懸命に話そうと練習するサラをひどく笑ったのです。

それからサラは話すことを諦めたのでした。

その後も姉の仕打ちは酷く、男友達の相手をさせられていました。

サラの心は固く閉ざしてしまったのでした。

さてこれからふたりはどうなるのでしょう・・・


 

「愛は静けさの中に」ネタバレ

すべてを知ったジェームスは心からサラを救いたいと思うようになりました。

そしてその感情が愛情へと変わっていったのです。

ジェームスはプールでサラに告白します。

ふたりはプールの中で抱き合いました。

2人は両想いになったのです。

しかしそれを校長に知られてしまいました。

こんな関係は続かない。と言われてしまいます。

が、ついにジェームスはサラと暮らすようになるのでした。

 
ある夜、ジェームスはサラを愛するあまり「僕の名前を呼んでほしい」と言ってしまいます。

酷く傷つくサラ・・・

話せる者と話せない者。

うまく伝わる事と伝わらない事。

哀れんでほしくないサラと、なんとか力になりたいジェームス。

いくつかの行き違いも何度かありました。

 
この気持ちの行き違いを決定づけたのは、数学の天才の女ろうあ者のマリアン・レッサー(リンダ・ボブ)でした。

彼女を見たサラは自分の無力さを痛感します。

イラつくサラとケンカをしてしまうジェームス。

ついにサラは家を出て行ってしまうのでした・・・

 

「愛は静けさの中に」ラスト最後の結末は?

サラは母親の家に行きました。

離れ離れになってしまったふたり。

ジェームスはサラに会いたいのですが、サラは会わないと言います。

サラは大学へ行くために働いてお金を貯めていました。

懇願するジェームスに母親が折れて、サラの職場を教えたのでした。

しかし美容院で働くサラの姿を見たジェームスでしたが、何も言わずに立ち去るのでした。

 
サラはどこか寂しそうでした。

ジェームスが来たことをサラに告げる母。

サラもどうしたらいいかわかりません。

 
学校ではパーティーが開かれていました。

だんだん話せるようになり、楽しく踊る生徒達。

そこに白いドレスを着たサラがあらわれます。

しばらく見つめあうふたりでしたが、ジェームスは背を向けてパーティー会場から出ていきます。

追いかけるサラ。

気持ちに正直に語り合うふたり。

最後に固く抱き合うのでした・・・

THE END


 

「愛は静けさの中に」見どころ

普通の恋愛ものとは違い、話せる者と話せない者の微妙な感情の差が生んでしまう歪のようなものがとても難しいと感じました。

守ってあげたい者、哀れんでほしくない者。

なかなか難しいズレですよね。

なので終盤の急展開には面食らってしまう人も多いかもしれません。

なんで急に?って。

そこにはしばらくの間、わだかまりがあったサラと母親との関係の修復も大きく影響しているのでしょう。

影の功労者はサラの母親かもしれません。

そういえばトラウマを産み付けたサラの姉が一度も登場しないのも、ちょっともったいなかったかなと思いました。

姉が登場すればもうひと悶着あったはず。

ストーリー展開がシンプルといえば聞こえはよいですが・・・

 
この作品でサラ役のマーリー・マトリンがデビュー作でアカデミー主演女優賞をとっています。

ウィリアム・ハートは「バンテージ・ポイント」での大統領役がカッコよかったです。

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マーリー・マトリンは21歳での史上最年少でなおかつ、役柄同様にろうあ者であったことから、当時はかなり話題になりました。

その後は映画よりもドラマなどで活躍しています。

彼女の演技にも注目してこの作品を楽しんでください。

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