「スコーピオン・キング」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「スコーピオン・キング」ネタバレ あらすじ
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映画「スコーピオン・キング」はザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)主演、チャック・ラッセル監督の2002年公開の映画です。

この映画「スコーピオン・キング」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

「ハムナプトラ」スピンオフ作品「スコーピオン・キング」をお楽しみください。

 

「スコーピオン・キング」あらすじ

舞台は古代エジプト。

預言者カサンドラ(ケリー・フー)の力によってあらゆる部族を支配し王者として君臨するメムノーン(スティーヴン・ブランド)に対抗するため、残された数少ない部族が集まり会議を開きます。

彼らが生き残るために、まずカサンドラを殺さなければということになりました。

そこで、彼らが用意したのが暗殺部族であるアッカド人のマサイアス(ザ・ロック)とその兄。

報酬としてルビーを20個貰いメムノーンのいるアジトへと向かいます。

 
その日の深夜、暗がりの中メムノーンのアジトへと足を踏み入れたマサイアスたちは次々に見張りを倒し敷地内へと侵入しますが、そこには馬泥棒を企てた男アーピッド(グラント・ヘスロヴ)が捕まっていました。

助けを乞うアーピッドを無視してどうにかカサンドラのいる部屋に侵入することができたマサイアスでしたが、多くの兵士とメムノーンに捕らえられてしまうのです。

そして、そこには信じられないことに、自分にカサンドラの暗殺を依頼した男の息子がいました。

父親と部族の仲間を裏切りメムノーンと手を組んでいたのです。

 
拘束されたマサイアスの目の前には、同じくメムノーンの兵士に捕らえられた兄が連れられてきます。

そして兄はそのままメムノーンに殺されてしまうのでした。

マサイアスもメムノーンに殺されそうになりますが、それを止めたカサンドラ。

今夜マサイアスを殺せば不吉な事が起きるだろうと予言したため、その場では殺されることがありませんでした。

 
翌朝。
マサイアスは首だけ出された状態で砂漠の中に埋められていました。

その隣にはアーピッドも埋められていましたが、何故か余裕のある表情を浮かべながら、「あいつらがああやって火をつけるとあの穴からフシアリが炙り出されてくる。俺たちはアリの餌になるってわけだ。」そう言います。

そして、昨晩アーピッドが助けてくれと言っても無視したマサイアスを放って自分だけ逃げようとするのです。

マサイアスが目を離した隙にどうやってか、砂の中から脱出したアーピッドは見張りの兵士を気絶させ、マサイアスを見下ろします。

マサイアスはアーピッドに助けを乞い、アーピッドを殺さず旅に同行させることを条件に助けてもらうのです。

そして・・・

 

「スコーピオン・キング」ネタバレ

フシアリの攻撃から逃れることが出来たマサイアスとアーピッドは、先ずメムノーンの住むモゴラ宮殿へと向かうことに。

しかし、アーピッドは今までの犯罪歴からお尋ね者になっていました。

マサイアスは街に入る前にアーピッドを気絶させ、懸賞金のかかった犯罪者を連れてきたふりをして上手く侵入します。

マサイアスは、目覚めたアーピッドを酒場に置いて一人宮殿を目指しますが、その途中で道案内をしてやるという子供たちに出会います。

宮殿の奥まで案内できるかと尋ねると、そんなことをしたらメムノーンに掴まってしまうと断られてしまい、挙句の果てに腰に下げていたルビーの入った袋を盗まれてしまうのです。

 
どうにかそのうちの一人を見つけたマサイアスは、その子にルビーをあげるから宮殿の中を案内してくれと頼み宮殿内へと侵入することに。

そして、そこでその子のおじいさんで発明家のフィロス(バーナード・ヒル)と出会います。

フィロスはメムノーンが闘いで使う物を発明していました。

フィロスからメムノーンが稽古場にいると教えてもらいそこに向かいます。

 
案内をしてもらった謝礼のルビーを子供に渡し、屋根を伝って稽古場にいるメムノーンを弓矢で狙うマサイアス。

メムノーンを殺すには絶好のチャンスです。

そこへ先ほどの子供が連れてこられルビーを盗んだ罪だと言って腕を切られそうになってしまいます。

マサイアスは、メムノーンの暗殺を一旦諦めその子供を助けるため斧を振り下ろそうとする者に矢を放つのです。

子供は助かりましたが、その騒ぎでメムノーンに見つかってしまったマサイアスは、フィロスの部屋に戻りフィロスの発明品を勝手に使ってそこから逃げ出します。

 
逃げ込んだ先はメムノーンの囲う女性たちが暮らすハレムでした。

その女性たちはこの城で初めて見るマサイアスに色目を使い誘惑をしながら油断させ、武器を奪うと侵入者がいることを知らせるドラを鳴らし兵士たちを呼びます。

兵士たちと戦おうにも、女性たち武器を奪われ成す術のないマサイアスは、その部屋の窓から飛び降り逃走することに。

落ちた先はハレムの浴場で、そこには風呂に入るカサンドラがいました。

カサンドラを人質に取ったマサイアスは、風呂場の排水溝から逃亡します。

 
酒場にいたアーピッドは、街が騒がしくなったことに気付きいち早くモゴラから逃げ出し、マサイアスのラクダを自分のものにしようとしますが、そこへ現れたマサイアス。

三人は死の谷に向かいます。

一方、カサンドラが連れ去られたことを知ったメムノーンは、兵士らにマサイアスを殺して必ずカサンドラを連れ帰るよう命じるのです。

死の谷は、マサイアスらの部族アッカド人らが暮らしていた故郷でした。

深夜、カサンドラはマサイアスらの目を盗んで逃げ出そうとしますが、カサンドラの足にはマサイアスと繋がれたロープが縛り付けられてしたのです。

あんな奴の所に帰りたいのかと問うマサイアスに、自分は幼いころから囚われの身だったと話し、メムノーンの所に帰りたいのではなく、ここから逃げて自由になりたいだけだと話すカサンドラ。

マサイアスは何故出会ったときに自分を助けたのかとカサンドラに聞くと、マサイアスがカサンドラを助けてくれると知っていたからだと答えます。

マサイアスは拘束していたロープを切りカサンドラを自由にしますが、外は自分といるよりももっと危険だと警告するのです。

 
マサイアスについていくことを決めたカサンドラでしたが、翌日メムノーンの兵士らはすぐそこまでやって来ていました。

マサイアスは目を覆うマスクを被り、アーピッドにカサンドラを任せ兵士に立ち向かいます。

すると、マサイアスの背後から砂嵐が襲い兵士たちを飲み込んでいくのです。

マサイアスはこの砂嵐が来ることが分かっていました。

マスクをしているマサイアスは優勢で、視界を奪われた兵士たちを次々と倒していくのです。

マサイアスが逃げ込んだ洞穴に気付いた兵士はそこへ足を踏み入れますが、それはマサイアスの考えた罠でした。

その洞穴は足を踏み入れると砂に埋まるようにできていいて、残りの兵士たちはどんどん飲み込まれていきます。

 
最後に残った兵士と戦った際、サソリの毒が仕込まれた矢を刺されたマサイアス。

どうにかアーピッド、カサンドラと合流しますが少しずつ毒に蝕まれていきます。

苦しむマサイアスを助けたのはカサンドラでした。

魔力のようなものを使ってマサイアスの体からサソリの毒を吸い出します。

翌朝目を覚ましたマサイアスは、カサンドラに何故自分の命をかけて俺を救ったのかと問うと、カサンドラは「あなたは民を救う人物だから」と答えるのでした。

 
メムノーンはカサンドラ抜きで会議を行い、明日の晩勝利の宴を開くと兵士らに宣言しますが、カサンドラが居ないことを疑問に思った兵士にそのことを問われると「ただ体調が悪いだけだ。気にすることはない。」そう言って誤魔化します。

 
一方、砂漠を歩いていたマサイアスらは爆発実験をしていたフィロスと遭遇し、再会を喜び、喉を潤すため皆でオアシスへと向かうことに。

ひと時の休息に癒されていたマサイアス一行でしたが、そこにはある部族が隠れていました。

 
捕らえられてしまったマサイアスたちは部族の住処へと連れて行かれます。

その部族は、以前マサイアスに暗殺を依頼した会議に出席していたヌビア族で、城の案内をしてくれた子供もいました。

ヌビアを率いるバルザバール(マイケル・クラーク・ダンカン)は、「ここは秘密の場所だ。知られたからには生きて返すことは出来ない。」と言い、カサンドラを連れてくるよう民に命令します。

しかし、マサイアスはそれを許しませんでした。

マサイアスはバルザバールと戦いますが、力は互角。

それでもどうにか勝利を収めたマサイアス。

ヌビア族皆に向けて、「このままではメムノーンに皆殺しにされてしまう。例え自分一人だけだとしてもアイツを止める!」そう宣言します。

 
マサイアスの言葉を聞いた民たちは、マサイアスらを歓迎し宴を開くのです。

しかし、そこでこれから起こる事を予知してしまったカサンドラは、これからメムノーンたちがやって来て仲間たちが殺されてしまうとマサイアスに報告します。

話しながらマサイアスに触れると、マサイアスの背中が矢で撃たれる未来も予知してしまうのです。

そのことを聞いたマサイアスは、「運命は自分で切り開いていく。」と言いカサンドラに口づけをし、一夜を共にします。

深夜、目を覚ましたカサンドラは皆に気付かれないようそこから抜け出し一人メムノーンの元へと向かうのです。

それに気づいたマサイアスは後を追おうとしますが、バルザバールは「お前を一人で行かせたら俺の栄光に傷がついてしまう。」と言って皆でメムノーンのいる宮殿に向かうことに。

 
勝利の宴を開くメムノーン。

しかし、カサンドラがいない事が不安に思う兵士は、自分の命をかけて戦う兵士たちの為にカサンドラからの言葉が欲しいとメムノーンに詰め寄ります。

そこへタイミングよく表れたカサンドラ。

その兵士たちに「大きな勝利が見えます。やがて敵は陛下の前にやってくるでしょう。」そう伝えるのです。

その頃、マサイアスたちはモゴラに到着し城へと侵入しようとしていました。

ヌビア族の女性とバルザバールが踊り子に扮して門番を油断させている間に、次々と見張りを倒すマサイアス。

バルザバールらと合流してもう一度計画を確認します。

メムノーンはマサイアスらの侵入を感じ取り門を閉めるよう命令しますが、既にマサイアスらはモゴラへと入った後でした。

 
メムノーンはカサンドラの力が失われていないか疑います。

力を確認するためいくつかの壺を用意し、そこにコブラを入れどれが安全な壺なのかを当てさせることに。

 
マサイアスらは計画通りの配置につき城を侵略していきます。

フィロスとアーピッドは火薬を地下に運び、マサイアスは城壁を上りメムノーンがいる場所へと向かうのです。

そしてマサイアスはメムノーンの居場所を突き止めます。

 

「スコーピオン・キング」最後のラストの結末は?

そこにはコブラを手に巻き付けメムノーンに向けるカサンドラがいました。

預言者は体を交えるとその力を失うため、メムノーンはカサンドラの力が無くなっていると気づきますが、カサンドラは堂々とした態度で居ます。

何故ならメムノーンの背後にはマサイアスがいるからです。

 
メムノーンとの一騎打ちに手こずるマサイアスの元に、バルザバールと兵士たちもやって来て乱闘が始まります。

メムノーンは兵士にカサンドラも殺すよう命令しますが、中々殺すことが出来ません。

見かねたメムノーンはカサンドラを拘束して外へと出ます。

マサイアスはそれを追って外へ。

またメムノーンとの一騎打ちが始まります。

 
メムノーン有利に戦いが進み、カサンドラが予知した場面がやって来てしまうのです。

マサイアスに向け矢が放たれましたが、それを庇おうと飛び出すカサンドラ。

しかし、寸でのところでマサイアスがカサンドラを庇い背中に矢が刺さってしまうのです。

倒れたマサイアスは、近くに弓が落ちているのを見つけ背中に刺さった矢を抜いてメムノーンへと放ちます。

その矢は見事メムノーンに命中するのです。

その瞬間、フィロスとアーピッドが火をつけた火薬が爆発し、城は炎に包まれるのです。

 
メムノーンの死を見届けた兵士らは、マサイアスを見上げ跪くと「王様万歳!」と新しい王お誕生を祝います。

スコーピオン・キングとなったマサイアスはバルザバールにモゴラに残ってくれないかと言いますが、バルザバールは自分の部族の民を放っておけないと言い帰っていくのです。

カサンドラは「平和と繁栄の時代が訪れるでしょう。しかし、何事にも永遠はないのです。」そう伝えます。

マサイアスはそんなカサンドラに「運命はこれから二人で切り開いていこう。」そう言ってキスをするのでした。

THE END

 

「スコーピオン・キング」見どころ

人気映画「ハムナプトラ2」に登場するキャラクターが主人公になるスピンオフ映画ですが、「ハムナプトラ」を知らなくても十分楽しめる作品です。

古代エジプトが舞台になっているため、衣装やセットなども煌びやかでストーリーと合わせて楽しめるところでもありました。

 
主人公が以外にも無敵でない感じも親近感がもてましたね。

暗殺部族だからめちゃくちゃ強いのかと思っていたら、割と最初の方で簡単に捕まってしまったり、隙があったりと、ハラハラさせられます。

しかし、やっぱりアクションシーンはカッコいいです!

元プロレスラーであるザ・ロック(ドウェイン・ダグラス・ジョンソン)の鍛えられた肉体と激しいアクションは見応えたっぷりでした!

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そして、出番は少ないですが最後美味しい所を持って行ったのがマイケル・クラーク・ダンカン演じるバルザバール。

最初はマサイアスと敵対するようなキャラクターでしたが、友情に熱いバルザバールの言葉や行動はカッコいい!

部族を裏切った男を成敗するシーンはスッキリしますよ。

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