映画「プロジェクト・アルマナック」は、ジョニー・ウェストン主演、ディーン・イズラライト監督の2014年のアメリカ映画です。
この映画「プロジェクト・アルマナック」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
ファウンド・フッテージの手法で描いたSFサスペンスです。
製作はあのマイケル・ベイです。
■ スタッフ
監督: ディーン・イズラライト
製作: マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッドリー・フラー
脚本: ジェイソン・ハリー・ペイガン、アンドリュー・ドイチュマン
撮影: マシュー・J・ロイド■ 主要キャスト
デヴィッド・ラスキン:ジョニー・ウェストン
ジェシー・ピアース:ソフィア・ブラック=デリア
クイン・ゴールドバーグ:サム・ラーナー
アダム:アレン・エヴァンジェリスタ
クリスティーナ・ラスキン:ヴァージニア・ガードナー
キャシー・ラスキン:エイミー・ランデッカー
ベン・ラスキン:ゲイリー・ウィークス
サラ:ミシェル・デフレイテス
「プロジェクト・アルマナック」あらすじ
高校生のデヴィッド(ジョニー・ウェストン)は、MITに入学を許可されたものの学費の工面に苦心していました。
屋根裏で途方に暮れていた彼は、幼い頃の誕生会を録画したビデオを見つけます。
そこには、いるはずのない自分の姿が映り込んでいました。
そしてその真相を仲間たちと探る中で、亡父の作業場からタイムマシンの核となる部品を発見するのです。
原因はタイムマシンンだ!
マシンを完成させた彼らは仲間たちと共に過去へと戻り、ロトくじを当てたり試験をやり直したり、いじめっ子に復讐したりやりたい放題に遊び始めます。
その結果、過去が変わったために現在も変化し始めてしまうのです。
友人が消えてしまう。
事故や暴動が起こる。
予想外の事態は、彼らには手に負えなくなって・・・
彼らと人類の運命をも変えていく結末は一体?・・・
「プロジェクト・アルマナック」ネタバレ、最後のラスト結末は?
タイムマシンを完成させた彼らは、ひとつルールを決めます。
タイムマシンを使う時は必ずデヴィット(ジョニー・ウェストン)、クリス(ヴァージニア・ガードナー)、クイン(サム・ラーナー)、アダム(エヴァンジェリスタ)、ジェシー(ソフィア・ブラック=デリア)の5人が一緒にという決まりです。
最初は軽い気持ちで宝くじを当てたり、学校で落とした単位を取ったりしていましたが、次第にタイムマシンも性能が上って行きます。
そのうちデヴィット(ジョニー・ウェストン)はルールを破り、ひとりで過去へ・・・
デヴィット(ジョニー・ウェストン)の目的はジェシー(ソフィア・ブラック=デリア)と恋人になることでした。
無事恋人同士にはなれたのですが、過去を改変しすぎて未来(現在)の状況が変わってきてしまいます。
まずサラ(ミシェル・デフレイテス)の父親が、飛行機事故で亡くなってしまいます。
これはタイムトラベルが原因だとわかったデヴィット(ジョニー・ウェストン)は、それを改変するべくまた過去へ・・
すると今度はアダム(エヴァンジェリスタ)が事故に・・・
思い通りに行きません。
そうこうしているうちに、ジェシー(ソフィア・ブラック=デリア)は過去の自分に会ってしまい消えてしまいました。
過去と未来の自分が出会うと消滅してしまうのです。
ジェシーが消えたしまった為、誘拐犯として警察からも追われるハメになってしまったデヴィット(ジョニー・ウェストン)は、この危機を脱するべく、亡くなる前の10年前の自分の父親の元へ・・・
タイムマシンの発明者である父親の助言を求めます。
そして、タイムマシンの設計図を焼くことにします。
これで全てが元に戻ります。
デヴィット(ジョニー・ウェストン)達のタイムマシンの記憶も消えていました。
舞台はデヴィットが屋根裏部屋で学費の工面に悩んでいる場面に戻ります。
しかし、クリス(ヴァージニア・ガードナー)がずっと撮影していたビデオカメラは残ったまま・・・
そのビデオカメラをデヴィットが見つけて、タイムマシンが作れると確信するデヴィット。
再びタイムマシン製作にジェシー(ソフィア・ブラック=デリア)を誘ったところでTHE ENDです。
「プロジェクト・アルマナック」見所ポイント!
「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイが製作を手がけてますので、随処にらしいシーンがあります。
大作でもない映画(低予算でも)なかなかの仕上がりです。
結局、これまでの苦労・苦難の記憶はすっかり消えて、再びタイムマシンに魅せられていくというネバーエンディングでした。
個人的にはファウンド・フッテージ撮影は好きではないのですが、この映画の場合は臨場感のためというより、ストーリー的にビデオカメラの存在が必要だったために仕方ありませんね。
タイムマシンネタの王道映画と言えばマイケル・J・フォックス主演の「バックトゥザフューチャー」です。
あの映画も過去や未来を変えることでのドタバタ劇でした。
話はそれますが、「バックトゥザフューチャー」の舞台となった未来が、今の現代である事がとても感慨深いモノがあります。
この「プロジェクト・アルマナック」見所はタイムマシンのメリットとデメリットでしょうか。
結局、デヴィット(ジョニー・ウェストン)は、タイムトラベルはするべきではない。と結論付けるのですが、過去を清算し記憶が消えたデヴィットは、再びタイムマシンの魅力に取りつかれるという・・・
タイムマシンの良さも、悪さも経験してみなきゃわからない。といったところでしょうか。
しかも大きな過ちのきっかけは、好きな女の子と恋人になるため。
いつの時代も男の子は、ソレが大きなウェイトをしめているんです。
単純に楽しめたタイムトラベル映画でした。