「ポーラー・エクスプレス」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「ポーラー・エクスプレス」ネタバレ あらすじ
アニメ

映画「ポーラー・エクスプレス」はトム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督の2004年のアニメ映画です。

この映画「ポーラー・エクスプレス」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

サンタクロースを信じられなくなった少年の冒険を描く「ポーラー・エクスプレス」をご堪能ください。

 

「ポーラー・エクスプレス」あらすじ

クリスマスイブの夜──

「サンタは必ず来てくれるよ おやすみ」

そう言って妹を寝かせる両親を、少年はコッソリ見ていました。

今度は両親がこっちへ来ると、ベッドで寝たふり。

「前は一晩中サンタを待ってたのに」と、ママは寂しそう。

パパは「そろそろ子供時代が終わるんだ 魔法の終わりだ」と。

少年のほっぺにキスをして、両親は部屋を出ました。

まだ幼い妹よりも、少しずつ色んな事を覚えてきた少年。

“サンタはいないかも”と、思い始めてはいるけど・・・

 
22時20分、魔法の終わりが何だか寂しい気もする少年は目を閉じました。

23時55分、物音で少年が目を覚ますと、ガタガタと振動が起きます。

部屋の物は床に転がり落ち、シュッシュッと勢い良く白い蒸気を出すオイルヒーター。

ボォー!と大きな音がして明るくなった家の前に、ソレはスピードを緩めて止まりそう!?

少年は掛けてあるガウンをつかみ取って、外へと駆け出しました。

あまりに夢中だから、破れたガウンのポケットからビー玉が転がっても気づきません。

 
はらはらと雪が舞い屋根も道路も真っ白、ソレが来たせいで雪煙もあがります。

目を凝らせばソレの煙突から煙も吹き出て、丸い光が前方を照らしていました。

真っ白な中から見えて来た全貌、少年の家の前に停まったソレは大きな蒸気機関車です。

「ご乗車くださ~い!」そう呼び掛ける車掌。

「どこへ?」と少年が聞けば、車掌は「北極点さ!」と、当たり前のように答えました。

少年は、そこがどんなところか本で読んだから知っています。

【北極…荒れ果てて、生き物はいない】

 
名簿を見た車掌は、目の前にいるのは心に迷いが生まれている少年だと気づきました。

「乗ったほうがイイぞ」と、顔を近づける車掌から離れて行く少年。

懐中時計を覗き込む車掌は、次の場所へ行く時間が迫り「お好きに」と、車内へ。

再び大きな音と煙をあげるソレは、少年を残してゆっくりと動き出しました。

窓明かりに照らされる少年は、少し迷いながらも行ってしまいそうなソレに乗ります。

咳払いをする車掌は、少年を暖かい車内へと招き入れました。

冒険の始まりです・・・

 

「ポーラー・エクスプレス」ネタバレ

蒸気機関車“ポーラー・エクスプレス”。

車内には、少年と同じようなパジャマ姿の子供たちが乗っていました。

みんな、クリスマスイブをとても楽しんでいるけど、少年だけは浮かない顔。

そこに「乗車券を拝見!」と、改札鋏(かいさつばさみ)を持ったあの車掌がやって来ます。

ガウンの右ポケットに手を入れて乗車券を探す少年は、破れているのに気づきました。

穴から指を覗かせる少年に、“やれやれ”といった表情の車掌は「反対側の」と、伝えます。

少年が、左のポケットを探ると“往復乗車券”がありました。

鋏をパチパチ♪慣れた手付きで穴を開け、乗車券に描かれたアルファベットは“B  E”。

 
「次はエドブルック11344番地」車内アナウンスが流れ停車したのは寂し気な家の前。

そこには、まるで少し前の少年と同じように、車掌から後ずさりする男の子がいました。

パジャマ姿で立ち尽くす、自分より幼い男の子。

窓から眺める少年がそっと手を振ると、男の子は加速する蒸気機関車を追い掛け始めます。

方法が分からなくても、放って置けない少年は「列車を止めよう!」

そう車内の子供たちに、呼び掛けました。

「停止レバーを!」と、指さす方を見た少年がソレを引くと、火花を上げて急停車します。

 
ズカズカと子供たちのところにやって来た車掌は、運行ダイヤを乱す少年にピリピリ!

すると、黒人の少女が事情を話して、少年をかばい車掌の怒りを抑えてくれました。

元気過ぎる子供たちに、大人しく座っていて欲しい車掌。

年に1度のクリスマスイブの今夜は、絶対に遅れる訳に行かないのです。

あの男の子は最後尾の車両に乗ったまま、みんなの所には来ようとしませんでした。

この先、乗車する子供はおらず、ポーラー・エクスプレスは目的地までひた走ります。

 
少年がお喋りをするようになったのは、同じ年頃の2人でした。

1人は隣の席に座る、さっき少年をかばってくれた正義感が強くて優しい黒人の少女。

そして、もう1人は「停止レバーを」と教えてくれた、メガネを掛けた少年です。

親切な子かと思えば、急停止で激怒する車掌に「(レバーを引いたのは)あの子です」と薄情!?

「車掌はカッコつけ過ぎ」と言ったり、幼い男の子の住む家を「わびしい」と言ったり。

色んなことを得意気に良く喋る、メガネの少年は通称:知ったかぶりっ子。

だけど、乗車券に描かれた、アルファベット“L E”の意味は分かりません。

 
怒りを収めた車掌の粋な計らいで、美味しいホットココアを飲んだ子供たちは大満足。

1人でいる幼い男の子が気になっている少女は、ココアを届けようと席を立ちます。

知ったかぶりっ子に「安全規則違反だ」と言われた、少女の返事は「大丈夫よ」

「本当に?」そう少年に聞かれて、足がすくむ少女に車掌が近づいて来ました。

怒られる!そう思ったけど車掌は「じゃ持って行こう」と、少女の優しさを褒めます。

 
男の子のところへ行く2人を、もどかしそうに見ている少年は乗車券を見つけました。

少女が座る席に置いてある真っ新なソレを、ギュッと握りしめて2人のあとを追います。

だけど、ドアを開けたそこは、子供だけで渡るのは危険な連結部分でした。

向こう側には車掌と少女、ホットココアを貰った男の子が見えている少年。

雪まじりの冷たい強風に邪魔されて進めないでいると、少女の乗車券が舞い上がりました。

見えないところに、飛んで行ってしまった乗車券──

子供たちが“魔法の列車”と呼ぶ、ポーラー・エクスプレスは奇跡を起こします。

 
最後尾の車両から戻った少女に乗車券を無くしたと言えず、離れた席に座る少年。

改札鋏をパチパチさせ「お嬢ちゃん…無くしたのか?」と、車掌の怖い声が聞こえます。

正直に打ち明けると決めた少年は、渡そうと思った事や風で飛ばされた事を伝えました。

車掌は、少年のやった事に溜息を吐いたかと思えば「ンがぁ!」と、大きな声を上げます。

その理由は、少年が自分の乗車券を少女に譲ろうとしたからでした。

だけど、ポーラー・エクスプレスの乗車券は、本人限定で他の人は使用不可。

乗車券を持たない少女は、車掌に連れられて行きます。

 
「見てろよ!あの子は最後尾から放り出されるんだ」と言い出す、知ったかぶりっ子。

少女を助けようと必死な少年は、ふと見上げた先にヒラヒラ揺れる乗車券を見つけました。

コレさえあれば!そう信じる少年は危険な連結部分も飛び越えて、最後尾の車両の中へ。

「あの2人は?どこ?」1人で座っている幼い男の子に聞くと、ふっと窓を見上げます。

雪風が吹きすさぶ外の真っ暗な景色に、ランタンの灯りと車掌と少女の影が見えました。

蒸気機関車の屋根を歩いている2人を追って、少年も屋根の上へ。

ランタンの灯りが消えると“魔法の列車”は、少年に不思議な体験をさせます──

 
少年の目にぼんやりと見えてきた灯りは、焚き火でした。

こんな場所にいる男は歌い大声で笑い、大切な乗車券は靴の底に仕舞っとけと教えます。

“コイツに乗りたい時は飛び乗りゃいい”、更には“俺は北極点の王様だ!”と叫ぶこの男。

振る舞うのは熱くて苦いコーヒーで、少年の口には合いません。

「それじゃサンタは? “北極点の王”はサンタじゃないの?」

少年に聞かれた男は「お前は“サンタがいる”って信じてるのか?」と、聞き返しました。

「“いる”って信じたい でも…」

すると、少年の気持ちを代弁するように「騙されたくない?」と、言い出す男。

じろりと少年を見る男は、“百聞は一見に如かず”という言葉を教えました。

 
このまま、蒸気機関車が進んだ先にあるのはトンネル。

スキー板を履いた男は少年を肩車すると、屋根の上でスリリングな大滑走を始めます。

トンネルが迫ると両手を広げた少年は、男の合図で石炭の山に飛び込みました。

ようやく機関室にいた少女や車掌に再会できたけど、あの男はドコかに消えたようです。

一方、先頭では機関士のスモーキー&スチーマーが、トラブルを解決中なのですが・・・

 
激しかった雪風もやみ“時間通りに北極点へ”と思ったら、ここから次々トラブルが発生!

少年と少女、機関士の2人と車掌、そしてあの男も力を合わせて危機を乗り越えます。

そう言えば、ふと現れたと思ったら助けてくれる男は、少年にこんな事も聞いていました。

「ユーレイを信じるか?」

 
鋏をパチパチ♪車掌が少女の乗車券に描いたアルファベットは“L E”。

あの知ったかぶりっ子と同じだけど、どんな意味?

きっとサンタはいると信じていても、“僕の家には来てくれない”と寂しがる幼い男の子。

楽しいクリスマスは誰にでも来る!サンタを待っていようと寄り添う少女。

素直に信じることが出来なくなった少年も、男の子を思って“サンタはいる”と頷きます。

そんな3人の前には美しいオーロラが現れ、目的地の“北極点”が見えて来ました。

そして、時間は23時55分──「無事到着!それも5分前にね やった!」

業務をやり遂げて歓喜の声を上げる車掌は、緊張が解けたのか涙を流します。

 
大きなクリスマスツリーが輝く町の広場には、サンタの格好をした“エルフ”小さな妖精が大集合。

サンタから手渡される最初のクリスマスプレゼントは、ここにいる子供たちから1人選ばれます。

ワクワクしながら、ポーラー・エクスプレスを降りる子供たち。

ところが「僕には関係ない」と、寂しそうに俯く男の子は降りようとはしません。

キラキラと華やぐクリスマスイブに、独りぼっちでいるなんて・・・

最後尾の車両へ乗り込んで男の子を呼ぶ少女と少年、すると突然ガタンと揺れ動きます。

連結部分が外れた車両は、3人を乗せたまま下り坂で加速!

ブレーキは見つかりません。

 
こんな時でも「熱いコーヒーでも飲みな」と、のんきに現れたのはあの男。

ところが、トンネルに激突して消えてしまい、3人を乗せた車両は暗闇を急降下します。

やっと止まって辿り着いたのは、たくさんのトンネルがある場所でした。

「聞こえる?鈴よ! トンネルの中よ!!」

少女に聞こえるその音は次第に男の子にも聞こえますが、少年には聞こえません。

鈴の音をたどって行く3人は、働くエルフたちを見つけました。

 
そこは、クリスマスプレゼントや、世界の子供たちの様子を管理する場所。

悪い子警報が鳴り響けば「どうします?サンタに報告して」と、困った顔をするエルフ。

“プレゼント無し”とは思うけど「クリスマスだ 大目に見てやろう」と、今年はギリOK!

「よし!今年はこれで仕事納めだ」と、エルフはカプセルに乗ってみんなが集まる広場へ。

3人も超高速のソレに乗って、みんなの所へ帰ろうとするのですが、大冒険は続きます。

 
エルフの姿はどこにも見当たらず、広場まではまだ遠そう。

鈴の音も聞こえなくなってしまい、3人は足元にある矢印を頼りに進みました。

突然ブザーが鳴り出すと、大きな箱のプレゼントが流れて来ます。

“エドブルック11344番地 ビリー”それは、幼い男の子へ贈られるクリスマスプレゼント。

すると、嬉しくなるビリーは、プレゼントに飛びつき一緒に流れて行きました。

2人もあとを追うと先には長い長い滑り台が待っていて、身を任せる3人は穴の中へ。

滑り台も終わり、ビリーはプレゼントを開けようとしますが“クリスマスまで開けない事”と、ルールが記されています。

残念そうにしていると、また移動開始。

いま3人が乗っているのは、たくさんの子供たちへのクリスマスプレゼントの上でした。

 
そして現れたのは、プレゼントがスッポリと入ってしまう赤い大きな袋です。

飛行船で運ばれるソレと3人・・・と、プレゼントに埋もれていた知ったかぶりっ子!?

「“君らと同じさ” プレゼントをチェックしてたんだ」

そう言って悪びれる事もなく、期待したプレゼントでは無かったとガッカリ。

暖かい光で輝く町をすすむ飛行船は、大きな袋を下げて大きなクリスマスツリーがある広場へ。

ところが、クリスマスイブのトラブルは、まだまだ続いてしまいます。

 
着陸するためエルフたちが飛行船の空気を抜くけど、どうやらタイミングがズレている?

その様子を見上げる車掌は、クリスマスツリーに衝突させないためにエルフに伝えます。

「私は車掌だから詳しくない、だが素人ながら言わせてもらえば高度を上げた方がイイ!」

すると、エルフたちは見事なチームワークで衝突を回避・・・とは行きませんでした。

テッペンにある大きな星と大きな袋がわずかに接触すると、星は落下してしまいピンチ!

最後まで諦めないエルフたちの活躍でケガ人を出す事なく、星はテッペンに戻されます。

 
プレゼントと一緒に袋の中に入り込んだ3人や、生意気な知ったかぶりっ子を怒るエルフ。

だけど「クリスマスだから」と、許してくれました。

次々と袋から出て広場に降り立つけど、プレゼントを離したくないビリー。

エルフに「俺を信用しなって」と言われたビリーは、プレゼントを渡して広場に降ります。

ビリーや子供たちのクリスマスプレゼントが入った、赤い大きな袋の口が閉じられました。

ソリの前には何頭ものトナカイがやって来て、たくさんの鈴を振って音を鳴らすエルフ。

「本当にキレイな鈴の音」と、少女は嬉しそうで、ここにいるみんなには聞こえています。

ただ1人、鈴の音が聞こえない少年は、とても寂しそうでした。

 
「……サンタクロースが町にやって来る~♪」たくさんのエルフや子供たちの大合唱!

扉が開くと姿を見せたサンタにみんなが大喜びして、車掌は脱帽して挨拶。

トナカイも嬉しそうに飛び跳ねて、鈴の音は鳴っているはず。

だけど、少年にはサンタが見えず音も聞こえませんでした。

その時、取り残される少年のところに外れた鈴が1つ、カランと乾いた音を立てて転がって来ます。

拾い上げて耳元で何度も鈴を振るけど、聞こえるのは「お前は疑ってる!」と言う声だけ。

少年はギュッと目をつぶり握った鈴に「ぼく信じるよ 信じます」と、約束をします。

すると、心からの思いが届いたのか少年にもキレイな鈴の音が聞こえ、サンタが来てくれました。

 
「いま、何と言った?」

「信じます この鈴…サンタさんのでしょ?」

外れ落ちた鈴は、少年の手から白い手袋をつけたサンタの大きな手に返されます。

少年を見つめ「ありがとう」と伝えたサンタが、次に向かったのは騒がしい知ったかぶりっ子のところ。

“我慢と謙虚な気持ちが大切”と、サンタに言われた彼は「はい」と、珍しく素直です。

そして、少女の勇気を称え、ビリーには「友情こそ最高の贈り物」と、伝えました。

 
サンタから手渡される、最初のクリスマスプレゼント。

選ばれたのは“信じる”と約束した少年に決まり、広場にいるみんなが祝福します。

「君はクリスマスに何が欲しい?」と、尋ねられた少年はサンタの耳元に顔を寄せました。

そっと囁く少年を見守るみんなは、サンタが伝えた最初のプレゼントに大歓声を上げます。

少年がクリスマスプレゼントに選んだのは、音を聞くことが出来たあの鈴でした。

再び鈴を手にした少年は、無くさないようガウンのポケットに仕舞います。

深夜0時──

トナカイが力一杯引っ張るソリは、サンタと子供たちのプレゼントを乗せて大空へ。

ポーラー・エクスプレスで北極点にやって来た子供たちは、最高の時間を過ごしました。

 

「ポーラー・エクスプレス」最後ラストの結末は?

「乗車券を拝見します」車掌は業務に戻り、あっと言う間に子供たちが家へ帰る時間です。

鋏をパチパチ♪素直に「ごめんなさい」を言えるようになった、知ったかぶりっ子の乗車券には“LEARN(学ぶ)”。

“ON”と描かれていた幼い男の子の乗車券は、3つの言葉が浮かび上がる特別な物に。

それは“DEPEND ON(信頼する)” “RELY ON(頼る)” “COUNT ON(任せる)”

俯いてばかりだった男の子は今夜、心から笑顔になれる友達が出来ました。

少女には“LEAD(指揮)”、車掌は「“導く力” 君の才能だ」と、教えます。

そして、少年の乗車券には“BELIEVE(信じる)”と・・・

 
ポーラー・エクスプレスの車内は、サンタから贈られた鈴を見せてと子供たちが大はしゃぎ!

ガウンの右ポケットを探る少年は「ない!サンタの鈴を落とした」と、破れた穴から指を覗かせます。

悲しむ少年や子供たちを乗せた帰りの車内は、とても静かでした。

「次はエドブルック11344番地」友達とお別れするビリーに奇跡が待っていました。

寂し気だった家には、クリスマスリースとツリーが飾られて暖かい光が灯っています。

「サンタが来た!」ビリーは、あの大きなプレゼントを抱えてとても嬉しそうでした。

 
ポーラー・エクスプレスが、次に停車するのは少年の家の前。

素敵な人々とクリスマスを過ごした少年は「またね ありがとう」と、笑顔で家の中へ。

だけど、サンタは来ていないようで、寂しさが残ります。

 
翌朝「サンタが来た!」と、まだ眠る少年を妹が起こしに来ました。

少年が見渡した窓の外は、雪は積もっているけど見慣れた道路で線路なんかある訳が無い。

下へ行こうとガウンを引っ張ると、ポケットが破れビー玉が転がります。

素敵なクリスマスプレゼントが届いた妹は喜ぶけど、少年はドコか浮かない顔。

すると「あれ?もう1つある お兄ちゃんによ」

リボンを解いて小さな箱を開けると、あの鈴が入っていました。

“ソリの座席にあった……”と、サンタからのメッセージカード付き。

昨日の夜に北極点で聞いたのと同じ、鈴のキレイな音に少年は幸せな気持ちになります。

 
──このお話は、僕が少年だった頃の出来事。

あの時、パパやママには鈴の音は聞こえず、時が流れると妹や友達も聞こえなくなった。

だけど、大人になった僕には今も聞こえる、心から信じていれば聞こえるんだ──

THE END

 

「ポーラー・エクスプレス」見どころ

冬が近づいてくると『ポーラー・エクスプレス』が観たくなる!

そんな方も、多いのではないでしょうか?

監督ロバート・ゼメキス×俳優トム・ハンクスが、本作で伝えるのは“信じる心”。

3DCGアニメーションで映し出されるのは、原作となる同名絵本の世界観そのもので監督曰く「動く油絵」。

公開当時2004年には、最新技術だったパフォーマンス・キャプチャー(俳優の演技、表情をCGキャラに反映)を導入した画期的な作品です。

※キャラクターの表情などは賛否ありますが、私はすぐに慣れました。

ちなみに、車掌の顔は完全にトム・ハンクス!
(パフォーマンス・キャプチャーも、5役分に挑戦)

家に帰れば、子供たちの父親である彼にとっても、思い入れのある絵本だと言います。

 
降り積もる雪は寒そうだけど、オレンジの優しい灯りが暖かい。

子供たちやエルフの歌声に、クリスマス気分が高まりワクワク!そして癒されます。

本作、一発目にかましてくれる音楽は、本編開始15分過ぎの“ホットココア”♪
※日本語字幕や吹き替えはココアになっていますが、英語版は“ホットチョコレート”。

ウェイター&コックが魅せるのは、華麗なステップに雑技団ばりの大技も!

身のこなしが軽やかな車掌は歌唱力も抜群で、あなたもココアが飲みたくなるかも!?

 
続いては、18分過ぎに起きてしまう不運“少女の乗車券が森を舞い飛ぶ~”。

2分程度のわずかなシーンですがとても幻想的で、アイツも登場するので必見ですよ。

そんなアイツが、本格的に姿を現すのが24分過ぎ。

蒸気機関車の屋根で猛吹雪のなか焚き火するアイツの正体は、明確には公表されません。

強面だけど少年を助けてくれたり、車掌も世話になったようで悪い奴じゃなさそうです。

屋根の上で繰り広げるスキーは疾走感があるので、雪風を感じてブルッと寒くなる。

すると今度は、個性的なキャラの機関士スモーキー&スチーマーが登場!本編31分過ぎ。

大絶叫と大興奮の連発で、なんと映画を観ながらにして“ジェットコースター”を体感できちゃうんです。

更に、口に入るくらいの小さなピン一本がもたらすのは、予想を超えて来る氷上決戦!?

“氷の谷”から脱出を目指す車掌たちの大奮闘は、年齢問わずに楽しめる名場面です。

 
本編44分過ぎ、幼い男の子ビリーと少女が歌う『When Christmas Comes to Town』。

2人の澄んだ歌声は個人的にウルッとしてしまい、何度も心を洗ってもらっているんです。

本作は冬にピッタリの名曲揃い!あなたにもきっとお気に入りの歌が見つかる事でしょう。

後半はいよいよ北極点に到着して、小さくてユーモラスなエルフたちが登場します。

年に一度のクリスマスのため、レスキュー隊ばりの大活躍を魅せる彼らもお見逃しなく!

 
物語も残すところ30分ほどになると、胸を熱くさせるのは大人のほうかもしれません。

もちろん現実を見つめるのも大事ですが、少年に鈴をプレゼントする時にサンタが伝えるメッセージも心に留めておきたい!

車掌も(あの知ったかぶりっ子まで!)、大人にこそ突き刺さる言葉を贈ってくれるんです。

クリスマスの定番になり得る『ポーラー・エクスプレス』。

小さなお子さんから鈴の音が聞こえなくなった大人まで、多くの方に観てもらいたい映画です。

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